"Asian Honda Motor Company Ltd. " (昭和39年10月設立・本社バンコク
池 史彦 社長)は昨日、11月30日の"Thailand Internatinal Motor Expo" の
プレス・デーで、タイとインド市場向けの" Brio プロトタイプ " を発表した。
タイ政府は "エコカー・プロジェクト" を推進しており、タイ国内で年間20万台
を生産し、リッター20Km、CO2排出120g/Km 等の基準を満たすクルマ
については、免税や資金援助の特典を与え、世界の自動車生産拠点としての
地位向上を国を挙げて取り組んでいるところだ。Brio もこれに合致する。
タイの工業生産の品質は近年格段にレベルアップし、3代目トヨタ・プリウスも
この11月29日にタイ製プリウスのの1号車がラインオフし、生産を開始した。
" Brio " は全長3610・幅1680・高さ1475mmで、ホンダの海外生産四輪車
としては一番小さく、今後アジア向け都市型コミューターとして力を注ぐ。
タイでは40万バーツ(約110万円)で2011年3月から販売を開始、
インドでは2011年中の販売開始としている。