2011年8月31日水曜日

Next Exige


3.

来年 3月のジュネーブに間に合わせるべく、開発を急いでいる"New Exige"
早ければ 来月のフランクフルトで、その片鱗が見れるかも。
フロントとリアのデザインは、今月 モントレーに登場した"Evora GTE"
準ずるようである。
エンジンも エヴォラと同じ、V6・3.5リッター / 280~350馬力だが、
GTE の420馬力も引用するのだろうか ?  さて、オンロードは 2013年からか。
でも おカネに とっても余裕のある人は、もう一つの Exige、"Venom GT"
検討してみるとよい !  ご用意いたします。

Gordon Murray

[gordon murray design]
Gordon explica o T.25
Gordon Murrey は、Dany Bahar 率いる ロータスとジョイントし、
Product Strategy、Technology、Quality、Brand、Marketing
Distrbution に関して、様々な連携を駆使して ロータスの将来に
向けて寄与していくことで合意した。

Murrey は、" Colin Chapman の偉大な伝統を引き継ぐロータスと共に、
Bahar氏の新しい挑戦に対し、将来に渡って グループ・ロータスと
過ごすエキサイティングな時間は 決して安易な時ばかりでないにせよ、
私にとっても 更なる発展をもたらす事になるだろう。" とコメントしている。

[Autocar]   about Gordon Murray Design

2011年8月30日火曜日

All New Defender

[pic. urbanroadramblings]


















来月15日~25日(13~14; Press Days) に開催されるフランクフルト・ショーには、
新型Defender も登場する。

"Terrain Response System" を装備し、エンジン、サスペンション、
ギアボックスのセッティングをコントロールし、オフ・ロードの状況に対応する。

顔付きが いまひとつの様な気がしないでもないが、これも時代の流れか。

Paceman

[car & driver]

Mini は、従来より明らかにしていた、"Paceman Concept" について、
その生産と販売を決定した旨、公表した。

但し、2013 または2014年モデルとしてで、具体的な発売時期と価格
については、まだ 判らない。
でも、実際の製作段階では、オーストリアの、Magna Steyr の工場で、
生産されることに。 多分、従来の工場は手狭になってきたのだろう。
それと さらに、Paceman でない別の名が与えられるかも。

とりあえず、来年早々の デトロイトか ジュネーブに登場する様だ。
次から次と、ミニは 忙しい !!

Aston Martin on Track

[クリック ]
Aston Martin は、日頃より アストン・マーチンのオーナーとエンスージャストを
対象に、"Events & Driving Experiences" として 様々なイベントを開催し、
その運転技術の向上に寄与している。
この6月には、イタリア・モンツァのサーキットで、同様なイベントが行われた。
今年は、引き続き 次の日程で開催される。
Spa Francorchamps / Belgium / 28 September
Taupo / New Zealand / 27 October
Phillip Island / Australia / 3 November

ん、..... ところで このビデオのBGM、何処かで聞いたような。
Eminem の曲 / Lose Yourself のアレンジか。 似ている !

LG Power


先週24日、米GM と韓国のLGグループは、デトロイトのGM本社で、
今後のEV の開発について、互いに より強いパートナー・シップのもと、
それを推進して行くことで合意した。

LG はこれを受けて、新たな関連部品の工場や研究施設を立ち上げる為に
数千億ウォンの投資をしていく事になる。
バッテリーや電子部品の供給だけにとどまらず、電気自動車本体の開発に、
LGグループの総力をあげて GMと取り組んでいく体制だ。

既に、GM"Volt" や、同じGM系のOpel / Vouxhall についても
LG化学のEV用バッテリーが組み込まれている。
今後LG は これを 更に加速させ、EV の総合的な開発にも参画する。

オバマ大統領は この7月末に、乗用車と小型トラックを対象とする
17年~25年までの かなり厳しい燃費規制案を発表しているが、
引き上げ幅をやや縮小したにせよ、段階的に目標値に近ずけていく事で
主要メーカーの合意を得たとしている。

日本も うかうかしては居られない。東北の復興は当たり前のように
やり遂げねばならぬ。 震災や不景気のせいにしてはマズイ。
こんなときでも、更なる挑戦は 続けなくてはならない。
"頑張れ、ニッポン ! " とは そういう事だ。

[ソウル聡合ニュース]

2011年8月29日月曜日

Belgian GP

[pic. autoblog]

昨日の Spa-Francorchamps は、やっぱり この人で 決まり !!

Highgate


Mini は、181馬力・クーパーS をベースに、
Convertible "Highgate" モデルを 年内にリリース。
Ice Chocolate Metallic カラーに、インテリアは、白のステッチを入れた
チョコレート・カラーのレザーで仕上げて、来月のフランクフルト・ショーに
展示する。
Highgate は、広大な Hampstead Heath に隣接する ロンドンでも
ハイ・エンドなエリア。 でも、ロンドン市内。
イギリスはどこに行っても British Green !
毎度のことながら ローバー時代から、ミニのモデル・シリーズには
ロンドン市内の代表的な地区の名が冠せられる。

[motoring file]

2011年8月28日日曜日

Pebble Beach


Pebble Beach Concours dElegance 2011 49.JPG

クラッシック・カーに限らず、最新のコンセプト・モデルまで、
一堂に会する 西海岸最大のイベントは、今年も盛況のうちに幕を閉じた。
日本では 味わえない世界が、此処に在る。

そのときのビデオも到着しているので、これを観ながら 日曜日の優雅なひとときを !
居ながらにして、その雰囲気に浸ってみよう。 フル・スクリーンで。
そして、来年は是非 現地に出向いて、さらに どっぷり浸かってみると良い。
リアルな触感に勝るものは無い !!







Pebble Beach Concours dElegance 2011 09.JPG
[autoguide]

日曜日は "Top Gun"


tom cruise f1 test day

先週の頭、カリフォルニアのWillow Springs Raceway で、
Willow Springs は、LA市内から一時間足らずのところにある
アクセスのいいサーキットだ。

トムさんも、やや歳をとった様に見受けられるが、でも さすがです !


2011年8月27日土曜日

Jazz and Rocks

本日から 毎週土曜日に、新しいコーナーを設けることにします。

クルマの話からは、やや 反れますが、60年代のジャズやロックを中心に、
ポピュラーも交えながら、紹介していきます。 
もちろん、私の好きなものだけを アップしますし、ときには 最近のものも
いいなと想ったら 紹介していきます。
クルマ趣味の人は、往々にしてオーディオやカメラ、バイクや模型が
好きだったりしますので。

ご存じの様に、今は PCで 殆んどの記事や映像を見つけることが
出来ますので、その中から 選りすぐりの曲を紹介します。
但し、自分の知る限りの"音" は、ごく限られたものですし、
更に 世の中には、PC では出てこない映像や音源が 限りなくあるので、
全てを紹介することは とても不可能です。
さらに、PC の音では 実は 心もとない。別の機会に もっといいオーディオで
聞いてほしい。 受ける感動が、全然 違うから。 感動しないと、意味がない !

是非とも勘違いしないで欲しいのは、
インターネットで何でも判ると思ったら、其れは 大間違いです。
確かに、糸口としては PCは便利ですが、それを元に現場に
行ってみると、かなりの確率で 自分の想像と違ってたり、
更なる感動を得ることは 多々有るものです。
特に 若い人は、昔の事は判りずらいし、知る由もない。

だから、私自身の確信として、現場を観るに越したことはありません。
絶対と言ってもいい !!
自分が、海外のクルマ製作の現場に 出来る限り出向くのは、そういう事なのです。
音や匂い、質感は PC では 絶対に判らない !

さて、クルマの話は別として、今日のところは まず 音楽を !

人生、楽しみましょうネ !  大事なことです。

999

[zercustoms] クリック
999Motorsports Supersport

数年前に、Prodrive がスバル WRX をベースに、とんでもないクルマを造った
事があるが、発売には至らなかった。
今回は、タイ国・ベースのアメリカンなチューナー、999Motorsports が、
三菱 Evo X べ-ス(?) の"Supersport" なるミッド・エンジンのレースカーを
造っている。 でも、エンジンは選べるみたいだ。
フレーム・ワークも しっかりしている。 あとは、価格か !?

チューブラー・スペースフレームとアルミ・パネルを組み合わせたシャシーに、
300馬力、5速シーケンシャルとF/6ポッド、R/4ポッドのディスクを装備する。
Web で視る限り、そのクォリティーは レベル以上だ。
やや 重いが、それだけ しっかりした造り込みが為されていると 理解できる。

ディ・チューン して、ロードカーとしても使えそうである。 これ、何げに いいかも。
もちろん、普通の感覚ではないけれど。 だから 面白い !!
さて、これから タイにメールしてみよう !

999Motorsports Supersport

V12 Zagato


Aston Martin V12 Zagato

50年ぶりに Aston MartinZagato とコラボした、"Aston Martin V12 Zagato"。

アルミとカーボンを多用したボディーとアルミ・プラットフォームに、
Vantage S から移植した6リッターV12・510馬力エンジンを積み、ハンド・クラフトと
新しいテクノロジーで仕上げられたクルマは、来月の第64回フランクフルト・ショーに
展示される。 Nürburgring で走ったエンデューロ・レーサーも一緒だろう。

限定150台で、来年の夏に発売される際の価格は、£336000 GBP。
日本円で、約4500万円のこのクルマが、50年後のオークションで
果たして いくらの値がつくものか。 そして、その頃 ガソリンに代わる燃料が
あるのやら。 でも、買いだ !!
アストン・マーチンの老舗、アトランティック・カーズさんで !

さて、ショーには この他に、"One-77"Virage Vantage S も展示される。


2011年8月26日金曜日

SDR Subaru


よくある英国製のキット・カーで、Subaru Boxer エンジンを積む。
これらは もちろん、キットで買う事も出来るし、面倒くさいヒトは、
完成車で購入すれば良い。 キットだと、自分で仕上げるのには、
慣れない事もあって、多分 100~200時間は必要だろう。
メーカーで組んでもらうと、3000~7000ポンドくらいが必要となる。
[SDR Sportscars]

キットで買う場合、気をつけなければいけないのは、
一見、ずいぶん廉い様に感じるが、その価格は、ボディー・キットだけだったり、
せめてサスペンションとタイヤが着いて、転がるだけだったりするし、
エンジンが別なんてのは 通常の話だから内容をよくチェックしなければいけない。
更に、メーター類やヘッドライト、配線キットや ネジ類に至るまで、
全部自分で揃えなければならなかったりするので、イギリス在住だったらまだしも、
日本で組むには、相当の覚悟が必要となる。

運よく完成しても、実は 大問題が待っている。
完成したクルマ、もしくは完成車で輸入したクルマを、そのまま 日本の車検場に
持ち込んでも、絶対に ! 車検は合格しない。
日本の場合、まず、"規定の" 排ガステストを受け、日本の保安基準に
合致するように "改善" をして、一台ずつ、車検場のラインでチェックをうける。
場合によっては、矢田部に持ち込んで、ブレーキ・テストや別途、クラッシュ・テストも
必要となり、個人が、一台だけ輸入した場合には、殆んど不可能なことも有り得る。

だから、完成車だろうが、キットだろうが、現地で購入する段階から、
我々業者に相談すべきだ。 通関の方法も異なるので、絶対に個人で
輸入してしまうのは 避けるべきで、とても余計な出費をしてしまう事になる。

英国やアメリカ等の場合、この手のクルマに対しては、登録の際には、
少ロットのクルマの登録に対して、特別枠が有ったりするので、余分な費用や
手間はかからない。それでも この御時世で、排ガスチェックが厳しくなったり、
余計な手続きが必要になってきて、費用もかさむようになったらしい。
それにしても、日本より遥かに楽である。
要は、何かあったら 個人で処理する問題で、個人の趣味や楽しみ方にまで、
国や役所は、口を挿まない。 当たり前と言えば、当然のことだ。

だから、日本のユーザーは、この為に、50~100万円近い出費をしている
のをご存じだろうか。 一部の特殊なクルマの場合は、それ以上だ。
年に数日しか走らない様なクルマでも、カローラやシビックと同等の基準が
要求されてしまう。もちろん、大気汚染には これっぽッチも影響しないだろう。

そんなワケで、日本製のキット・カーは存在しない。
でも、イギリスにも、アメリカにも、各々100以上のメーカーがあり、
その出来栄えもピンからキリだが、20万,30万円~数千万円まで、
キットカー・ショーに行くと、見た事もない様なクルマ達が
百花"総覧"状態で目を楽しませてくれる。 どちらがいいかは、言うまでもない事だ。

2010 SDR Sportscars WR3 V-Storm
[supercars.net]

MIA

[autocar]
New Cars:
ドイツEssen 本拠を置く、"mia electric"
3種類のバリエーションを持つ ミニ・バス、といっても
日本の軽自動車サイズに近い シティー・コミューターか。
これも、来月の EcoVelocity に展示される。

時速110Km/h で、航続距離は130Km。5時間でフル充電する。
既に昨年のジュネーブで登場し、その後 3000台を受注している。

実際の生産は、西フランスのCerizay に在る工場で この6月から生産が開始され、
今年は 4000台、来年度は一気に 14000台まで持っていく意向で、
英国内でも販売している。
ドライバーが 真ん中に位置する 3人乗りが基本だが、4シーターもある。
また、"Box Van" は、リアシートにあたる部分に、1500リッターの荷室が有る。

車輌価格は、£22000 からだが、そのうちの£5000は補助金で賄える。
各モデル共、ロンドン市内のセントラル・エリアへ入る際のチャージは免除される。

車輌のコスト(価格)は まだ、やや高いが、それも量産の程度で、
順次コストダウンされていく事であろう。
バッテリーを含む車輌本体には、3年間の保証が付帯する。

ロンドン中心部の渋滞は、東京ほどではないにせよ、由々しき問題で、
"シティー・コミューター" としては、最適なサイズかもしれない。

このところ 当ブログも、電気自動車" づいてしまったが、マズイな !?
もっと "五感" に訴えるクルマを 積極的に(?) 載せなくては。
我々にとって、"音と匂い" は 重要な要素だから。 時代に逆行か。
でも、僅かな数だから、ゴメン !! 大気汚染は、限りなく少ない。
そして、普段の脚は この Mia Electric にすればよい。

2011年8月25日木曜日

Roof of X-Bow


KTM X-Bow Montenergy with a Roof
イタリアの "Montenergy" が、"Stratosferica" なるX-Bow用のボディー・キットを
€12000 で発売する。

"Stratos" を買い損ねた人には、いいかもしれない。

KTM X-Bow Montenergy with a Roof 01
[pic. gtspirit]

Monterey Results

[sportscar digest]
McLaren Can-Am - Monterey Motorsports Reunion 2011

先週末に終了した Rolex Monterey Motorsports Reunion は、
550台を超える参加台数が、全米27の州と世界14カ国からの参加を仰ぎ、
17のレース・カテゴリーに分かれて戦われた。

今年のテーマ・カーは、"Jaguar" だったので、なかには 一人で3台のジャガー、
XK120、C-Type、58年のLister Jaguar を持ち込み、レースを楽しむ猛者もいた。
尚、その他 レース結果は、下記の通り。 (クリック)

2011年8月24日水曜日

Battersea Next Month


File:Battersea Power Station, London-22May2010.jpg

EV の開発に於いて、日本は 絶対に遅れている。
PriusLeaf が有れば いいってもんじゃ無いだろうに。

ところで、"EcoVelocity 2011" は、来月 9月8日~11日(日)の週末にかけて、
ロンドン市内 Battersea 火力発電所跡のイベント・スペースで開催され、
EV やLow Carbon カーが 一堂に会する、かなり気合いの入ったイベントとなる。
今日 紹介した Lightning GT, Westfield Sport-E、 EV Cup Racer
Evelio 等も参加する。

日本は、"エコだ、エコだ !! " と騒いでいる割には、
特に クルマ関係では 大した内容のものが無い様に思うが、いかがなものか !?

尚、Btattersea Power Station は、Pink Floyd が1977年にリリースした
"Animals" のジャケット・デザインとして使われた事でも有名だ。

Animals.jpg

Evelio

[pic. thecarstoday]
img 1668 1024x683 e1310941637464 2012 K1 Evelio Review

英国 Andover にある Evelio
Tesla Roadster より速い 0-60mph / 3.2秒。
"K-1 Attack Roadster" がベースとなる EV Sport。
Slovakia"K-1 Engineering" が開発したロードスターは、
本来、3リッターV6 エンジンを積む ミッドシップ。

今回のEV Sport についての詳細や価格は まだ明らかでないが、
2012年中の発売を予定する。

 K-1 Attack Roadster  wallpaper image


Westfield Sport-E


assets/Uploads/vehicles/westfield/_resampled/SetWidth408-CSP8266.jpg

フロントに バッテリー、リアに108馬力のモーターを積み、
まだまだ プロトタイプの域を出ない、"Westfield Sport-E" だが、
まずは、0-60mph は7秒、最高速160Km/hを記録。
それでも サーキット走行を無難にこなし、今後の開発が期待される。

EV Cup Racer

[zercustoms]
EVCUP iRACER

シリーズ戦としての EV Cup レースは、本年11月26日の Laguna Seca
初戦が開始される様だ。 2戦目は、12月17日にAuto Club Speedway。

上記写真のWestfield EV Racer は、今年1月に バーミンガムで開催された、
レーシングカー・ショーで、そのプロトタイプを 筆者も 目撃している。

さらに仕上げの良くなったレーサーは、来月の"EcoVelocity 2011" にも登場する。


















Lightning GT


Lightning Car Company が考える All Electric GT。
数年前から、その開発はスタートしている。
400馬力のモーターを2個、リアに配し、デフを使わずに、
エレクトリック・コントロールで差動させ、併せてトラクション・コントロールも
組み込んでいる。
スタンダードで240Km、オプションのバッテリー・パックを装備すると、
360Km の航続距離となる様だ。
かなり ゆったりしたボディー・サイズだが、0-60mph は4秒台後半で走り切る。
予価は£180000 で、2013年中の発売を目指す。

モーターショーで見た限りでは、仕上げのクォリティーは 値段相応だった様に
記憶する。 この手のクルマの開発の状況は、日本はだいぶ遅れている。
大丈夫か、ニッポン !!

2011年8月23日火曜日

Gemballa



Gemballa Racing は、2012年から 2台の"McLaren MP4-12C GT3"
該当するレースに参戦する旨、事実上のオーナーであるSteffen Korbach
を通じて発表した。

McLaren は、本年から "MP4-12C" のロードカーの販売も開始し、
既に英国では London BirminghamManchester にショールームを展開、
また先週末の発表で、アジア地区でも マレーシアの投資家Peter Lim
出資で、デーラー網の整備を推進する等、積極的な展開を始めている。

また 、マクラーレン自身も、Spa24時間レースを皮切りに 準ワークス体制で、
今年の耐久レースに参戦し、情報収集に努めているところだ。

Next Monterey

[pic. autoblog]
Shelby Cobras at the Monterey Motorsports Reunion

さて、今年のLaguna Seca は終わったばかりだが、
早速、2012年のテ-マ・カーが発表され、
来年度の"Rolex Monterey Motorsport Reunion" は、
"Cobra" に決まった。

1962年、Carroll Shelby"Shelby Cobra" を世に出して以来50年、
世界中に その ファンは増え続け、我が国には オリジナルの個体数は
少ないものの、オリジナルを含め、ヨーロッパやアメリカには多数のレプリカも
存在し、その人気は 衰えを見せない。

さあ コブラ・ファンは、来年8月のラグナ・セカにむけて、
現地に向かう計画を立てておこう。
もちろん オリジナル・カーを所有している諸氏は、クルマを持ち込んで
レースにも出走することが出来るので、更なる計画を !!
楽しみですね。

Peter Lim


[peter-lim[3].jpg]
先週末、McLaren Group の発表によると、
シンガポールの投資家で ビジネス・リーダーの Peter Lim は、
McLaren Groupの日本を含むアジア地域に於ける展開に対して、
ビジネス・パートナーとなる為の出資をする事が決定した旨、公表した。
マクラーレンは、新しいMP4-12C の販売に向けて、世界中に35か所の
デーラー拠点を 今年から来年にかけて整備する方向で、積極的な
動きを見せているが、アジア太平洋地域の展開について、
Peter Lim の協力を仰ぐことで、その動きを加速させる。

2011年8月22日月曜日

Monterey、 last Week


2011 Monterey Motorsports Reunion

Monterey Motorsports Reunion / ラグナ セカ・レースウェイ は、
今年のテーマ・カーがジャガーであるのと、E-Type の50周年でもあるので、
選りすぐりのジャガー達が、一堂に会した。

もちろん、ジャガーだけに限らない。
珠玉のクラッシック・スポーツから、そんなに肩の凝らないレベルの
クラッシックまで参加出来るのが ラグナセカのいいところで、
パドックも 通常のパドックとは別に、参加者達が 想い思いのスタイルで
パドックを構えているので、誰でも目の前で それらのクルマに接し、
そのオーナーともコミュニケーションをとることが出来る。

毎年この時期の "Monterey Car Week" は、アメリカ西海岸最大の
クラッシックカー・イベントだけに、盛りだくさんの内容で
人々を楽しませてくれる。

サンフランシスコの北、Napa カリフォルニア・ワインを堪能し、
Golden Gate Bridge を渡って、Sausalito でシーフードを味わい、
Carmel を観光し、Monterey に乗り込む 一週間 (出来れば10日間)
を想定して、スケジュールを組むと良い。
チョッと キツイ言い方だが、日本が何故 戦争に負けたか、
アメリカが何故 世界に君臨しようと しているのかが、すぐ判るハズだ。

さらに時間とカネに余裕のある人は あと1ケ月延長して、9月16日~18日の
"Monterey Jazz Festival" を観て、幕ととするスケジュールを。
そして、素敵な彼女と この時間を過ごす為に、身を粉にして一年間を働きつめる
なんてのは、正しい選択である。

誰と行くかは、あなた次第で !!

Genii and Proton

Genii Business Exchange

ルクセンブルグに本拠を置く "Genii Capital "
Lotus Renault GP の メイン・スポンサーである。
Genii の具体的な実行部隊である"Genii Business Exchange" は、
Lotus Renault GP に対してのみならず、Lotus Cars(or Group Lotus ?)
の親会社である マレーシアのProton に対しても、
その世界的な展開のために積極的なサポートをしていく事に合意した旨を、
この4月に 発表している。

Genii は、独自の視点をもって F1 ビジネスに参入しており、
Genii のボス、Jerard Lopez 氏は "今回の プロトン をパートナーとして
選んだ事には満足しており、今後数カ月の間に、更なる改革を実施して
いく事になろう。この発表は、個々の改革・実行のベースとなるもので、
我々の理念の表明である。" と述べている。

それにしても Lopez さん、 ウチにも Proton の一万分の一でいいから
サポートしてくれれば、英国と日本の橋渡しを ウチなりのカタチで
実行 出来るのだけど。 ついては両国の文化とビジネスに貢献することに。
いかがな ものか。

Bristol ?

[gmotors]
Bristol EV Imagined By British Design Student
そう、これでも "Bristol" です。 
しかも、前後のアクスルに 各2個づつ計4個のモーターを持つ、
4輪駆動の EV だ。 もっとも、背景の窓のサイズからみると、
これはまだ 1/4 の模型みたいだが。
ちなみに このクルマ、最高速は350Km/hオーバーを目指す。
2013年までには、具体化したい意向だ。
ところで ブリストルは、この4月に スイスのホールディング・カンパニーの
"Kamkorp" が擁するKamkorp Aotokraft に買収されている。
Kamkorp は、同じ英国で、EV やハイブリドのリーディング・カンパニーである
Frazer-Nash も所有し、今回は 同社の主導で、ブリストル・ブランドの
ハイエンド EV Sport Car を開発することになった。 これには、Proton
一枚 咬むかもしれない。
Frazer-Nash は、2009年のジュネーブで、ジウジアーロのデザインで
"Namir" を発表している。
なお、"Bristol EV" のデザインは、グラフィック・デザイン科の学生、
Amarpreet Gill の発案による。

これで、ブリストルは、トラディショナル & アグレッシブなメーカーに
脱皮するかもしれない。

2011年8月21日日曜日

Road Atlanta

[pic. lotusforums]

Evora GTE は忙しい。 9月末から10月1日にかけて行われる プチ・ルマン、
ロータスは、ジョージア州 Braselton にある "Road Atlanta" サーキットで
開催される耐久レースに、2台のEvora GTE を投入する予定だ。
17日、Monterey公開した " ロード・カー"、Evora GTE Concept
来年中頃にも発売に こぎ着けたい意向だが、その後ろ盾として !?
今後も、各種耐久レースにEvora GTE を走らせることになる。
頑張ろう ニッポン、 頑張れ ロータスか。

日曜日は、Monster

[autoblog]
monster tajima suzuki sx4 hill climb special pikes peak run

今年の Pikes Peak。 Nobuhiro Monster Tajima の走りは凄かった。
"GoPro" のチームが、その新記録の生り業いを 克明に記録している。

ところで "プロ" というものは ある種、人間の領域を超えたところに存在する。
" 神 " を感じさせる 凄さが有るものだ。
かって シューマッハの 鈴鹿の第一コーナーへの突っ込みかたを見た際に、
素人の自分が視ても、他を圧倒する走りが判ったものだ。

話は少しそれるが、 東京 Blue NoteMilt Jacson の演奏を聞いたとき、
最初の 第一音を聞いた瞬間に、" あ、この人は 神様かもしれない ! " と想い、
目から涙が溢れてきた。 しかも、その振舞いはとても穏やかであった。
新宿・厚生年金会館で、Miles Davis を観た際も、
舞台の上を まるで黒豹が 徘い廻っている様なスゴさを感じた。

同じく、本田宗一郎が 50年前に 鈴鹿サーキットを創り、F1 に挑戦し続けた
事は、これが無かったら 今日の日本の自動車産業とモータースポーツは
有り得なかったことを鑑みるに、いまだに 目が潤むのを禁じ得ない。

神は、永遠である。 今 私たちは、その加護のもとに生きていることを
改めて認識する必要があろう。(私は キリスト教ではありません。曹洞宗です。)
自分も 全てに於いて、良い経験をさせていただいている と想う。
これからも、心して仕事に励みたいと思っている。

さて、最後に So What / Miles Davis & John Coltrane をきいて
夏の日曜日をお過ごしください。 "クール" です。

夏はこれ

[kitcar usa]
Meyers Manx Inc - Manxster 2+2.  Meyers Manxter 2+2
Meyers Manx Dune Buggy は、もともと アメリカで古くからある
VW のプラットフォームを使ったキット・カーだが、
イギリスでも売っているので掲載した。

もちろん、キットでも買えるのだが、日本では車検が面倒なので、
ファクトリー・ビルドされたものを 輸入する。
それでも、昨今の排ガス規制やらなんやらで、300万円を少し超えるが、
使い勝手の面白さを考えれば、納得できる。 でも、中古車も かなり有る
だろうから、価格的には 狙い目だろう。
組立までは 自分でできても、車検の取得は 我々に任せてもらわないと、
個人では まず無理だから、どうしてもコストが かかってしまう。
この辺が、イギリスの役所の頭の柔らかいところで、我が国とは 大違いだ。
2座席もあるが この写真の4座席のほうが、スタイリッシュだ。

Manxter Picture C
Manxter Logo

2011年8月20日土曜日

速報 !!

[pic. autoguide]
Lotus Evora GTE Road Car Concept 10.JPG

水曜日のMcCall's Motorworks Revival からPebble Beach に移動した、
昨日の Evora GTE Concept 。 420馬力。
新しい ビデオ・レポートも含めて、フォト・ギャラリーも 数点 公開され、
ロータスの次なる展開が 期待される。

詳しいコメントは無いが、発売は来年中頃に予定される様である。
でも 順調にいけば、春先かも。 微妙だ。

KIA

[pic. autocar]
Kia:
来月のフランクフルトで、韓国KIA の目玉はこれだ。
まだ、ネーミングも決まってない コンセプトだが、
KIA のフランクフルト・デザインスタジオで仕上げられた。


このところ 自動車に限らず、韓国勢の躍進は著しい。
決して 肩を持つワケではないが、侮れないものがある。
自分の "勘" みたいなものだが、いつも 当る確率は高い。

3年前に、ロンドン・ショーで、"Kia Soul" を見つけたときも、
" あ、これはイケる。" と思ったが、案の定、大ヒットだ。
先進国 !? で、韓国車を見かけないのは、日本くらいなものだ。
もっと 世界を知っておいた方が いいのではないだろうか。
老婆心か。
さて このコンセプトは、フランクフルト・ショーの会場 Hall 3.1 の
Booth A21 で視ることが出来る。

Ace Cafe


今月4日の夕刻、ロンドン・ノースサーキュラーのStonebridge にある
Ace Cafe London "Ace Cafe Mod 'n' Mini Meet" でのひとコマ。
ちなみに、North Circulor Road は、東京で云うと環状8号的なものだが、
環八のような、バカげた渋滞は無い。

Ace Cafe は、1938年にオープンし、60年代末に一度は閉店したものの、
2000年に前後して 再建され、現在でも ロッカー達が集まる名物カフェ。
毎月何度も、各種イベントが開かれ、バイクに限らずそれなりのクルマ達も
度々 やってくる。 London サブ・カルチャーの重要な拠点の一つだ。

横浜・本牧辺りに、こんな店があるといいネー。
でも、アメリカンな "Moon Cafe" は有る。 イケてるよ !!


2011年8月19日金曜日

Matte Black

[pic. aotoblog]
Lotus Exige Matte Black Final Edition

Evora GTE Concept の発表は、現地17日の夜だったが、
それに先駆けて 同日昼間、北米向け Exige 最終モデル(25台限定)も、
お披露目されていた。

これには、ブラック・アルカンタラ・シート と、エンジン・トップも
マットブラック仕上げ されてる様である。

これ、RHD で 手に入らないだろうか。
もし、明確に 購入する意思表示が出来るようだったら、
交渉してみますけど。 でも、五分五分か。

ロータスは、次の準備に 忙しい !?

Evora GTE "Concept"

[pic. autoblog]
Lotus Evora GTE Road Car Concept

米東部現地時間で、17日(水)の夜、Monterey Jet Center に於ける

エヴォラ のエンデューロ・レーサーをベースとした このGTE Concept は、
レース用エンジンからフィードバックされた スーパーチャージャー・420馬力
が、AMT シーケンシャル・ギアボックス を介し、超軽量 鍛造センター・ロック
ホィールと Pirelli P-Zero Corsa に伝達される。

尚、今のところ、発売についての可非と、価格についてのコメントは無いが、
発売に至る可能性は 高いと想う。
何故なら、特にアメリカに於いては、月をもって EliseExige の販売は
終了してしまい、此処しばらくは Evora 一本で勝負しなければならない
事情がある。 Evora の選択肢を 拡げておかなければならない。
さて、如何に ...... !?

たまには スペイン

[pic. zercustoms]
Quimera AEGT

スペイン バルセロナに本拠を置く、"Quimera" の考えている
最速のEV GT。 トータル700馬力までセットできるモーターを積み、
0-100km/h は3秒、最高速300Km/h。
アメリカ製のモーターと、韓国製の バッテリーを使用する。

スペインは その伝統として、ときに情熱的なクルマを 生み出すことがある。
イタリアも そうだが、国としての佇まいから 触発される その感覚は、捨てがたく、
先進国 !? 日本 でも マネの出来ない事を実現させる。 侮っては いけない !

このクルマが、実際に 市場に投入されるかは 定かでないが、
我が国でも、せめて この位の試みは 為すべきではないのか !?

たまには ドイツ


Endora SC 1 Chassis Revealed
ドイツのKarlshuld に在る Endora Cars は、60~70年代を彷彿させるデザインと、
オリジナル・シャシーにC6 コルベットのパワートレーンを載せた"SC-1"
発表している。 Web で観る限り、けっこう マジにやってるみたいだ。
6.2リッター・437馬力と、スーパーチャージャー・647馬力が有り、
6速・マニュアルとパドル・シフトの6速オートマが用意される。
欲しくなりそうな人は 連絡頂ければ、調べてみますけど !

Endora SC 1 Chassis Revealed
[zercustoms]

2011年8月18日木曜日

Project Range

[insideline]
Project Kahn Range Rover Sport Picture

Bradford にある スタイリング・チューナー、"Project Kahn" は、
Range Rover Sport を、個性溢れる なんとも いい感じのクルマに
仕立ててしまった。

オリジナルをベースに、フロント・スポイラーとリア・エプロンやサイド・スカートに
ボリュームを持たせ、ホィール・アーチもワイドに。
22インチ Kahn オリジナル・鍛造ホィールとステンレス・マフラーも追加。
インテリアは、キルト仕上げのレザーに。

気になる お値段は、現地価格998万円から、ターボ・バージョンは1080万円程に。
多少 !? お高いにせよ、自分自身の満足感と、ヒトに語るには自慢できるスタイルは
充分 納得できる。

"Evoque" Cosworth と共に、当店のレパートリーに加えます。


Project Kahn Range Rover Sport Picture