2019年5月7日火曜日

Difficulties of Extend EV's Business

今や 世間では EV化が 当たり前のように語られているが、多分 未だ問題は山積だ。
各国は高い目標値を掲げているものの、その計画は徐々に遅れをとり始めている。

独 Munich(ミュンヘン) の Berylls Strategy Advisors は、"化石燃料や石炭を動力とする工場で
SUV1台分のリチュウムイオン電池を生産するには、好燃費な現行のクルマ1台を生産するより
70%以上も余計な Co2 を排出している。" と言う調査結果を出した。
つまり ゼロ・エミッションを標榜する EV よりも、燃費の良いレシプロエンジンの方が
遥かに地球に優しいのだ。

この様な EV用バッテリー生産の現状は、今や世界一の EV大国となった中国や欧州で顕著だ。
未確認だが、Tesla のバッテリーを生産する ギガ・ファクトリーは、
これらに対してどのような振る舞いを行っているのか ?
https://electrek.co/2017/07/06/tesla-gigafactory-1-new-aerial-picture-model-3-production/


EV は未だ 様々な問題を抱えつつ 販売を行っている。
取りあえずの問題は 充電時間だったりするが、そのほかにも バッテリーの重量の問題や
充電場所等のインフラ整備、車一台に占めるバッテリーのコスト、
また 殆んど論じられていないが、使い古したバッテリーの廃棄やリサイクルの問題は
どうなっているのか、世間では知り得ないし 聞こえてもこない。
バッテリー交換も高額である。

新車購入時には かなりの額の補助金が出るが、国家が充当するこれらの金額は 取りも直さず
諸税からまかなわれ、買う時は一瞬 得をしたように感じられるが、結局はユーザーの附けになる。
恐らく、様々な問題を抱えながらも これらの現象が逆転し、EV が圧倒的な優位に立つまでには
多分 最短で5, 6年、完全解決までには 20年近くを要するのではなかろうか。

ま、いずれ EV化は間違いなく進行するだろうが、親愛なる 当ブログの読者諸氏よ、
少なくとも 私達が 元気なウチは、レシプロ・エンジンの心地よい音と加速感、
ガソリンの供給や 五感を刺激する サーキットでの 臭いと雰囲気は、充分持続するであろう。
http://britishgreenyokohama.blogspot.com/2017/09/caterham-seven-supersprint.html


人間にとって "五感" を研ぎ澄ます事は、この上なく大切な事だと気づくべきである。
自動運転なんて持ってのほかだ !!     ま、自動にしたいのなら 70歳以上の限定にしたらどうか。
(最近の 高齢者の事故は 目に余るからね。)
ちなみに 私は 70歳を超したら、再びサーキット走行を楽しみたいと思っている。
この期に及んでも、"五感" を研ぎ澄ませたいからだ。

スマホをやりながら自動運転の車に乗るなんて、自身のカラダと五感が 益々退化していくに違いない !!
楽に安全快適に移動したいのなら、(特に日本では) 鉄道の方がいい。
コストを よ~く考えれば その方が遥かに安い だろう!!

以上、いずれ 高齢者の域に達するであろう 筆者の主張でもある。
さあ、どうする ....... !?


https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-10-16/the-dirt-on-clean-electric-cars
https://hardware.slashdot.org/story/18/10/17/0323232/some-electric-car-drivers-might-spew-more-co2-than-diesel-cars-new-research-shows
https://interestingengineering.com/diesel-cars-are-cleaner-than-some-evs-new-study-suggests

https://www.topspeed.com/cars/warp-coils-seem-closer-to-reality-than-a-battery-with-energy-density-of-gasoline-ar185365.html  [PS ; another way]
https://www.autocar.co.uk/car-news/new-cars/james-dyson-why-we%E2%80%99re-building-electric-car