2017年5月29日月曜日

Indy 500 Takuma Sato

 sportingnews.comTakuma Sato wins the 101st Indy 500.

.......... 快挙だ !!
Andretti AutosportTakuma Sato(佐藤琢磨) が 第101回 Indy 500 で優勝した。

5 laps to go (あと5周) になる直前、グランドスタンド前 最終でトップに立った佐藤は、
Team Penske の Castroneves を相手に 渾身の走りでポジションをキープ、
Honda vs Chevrolet (シボレー) の構図を演じることに。

Tail to Nose (Eng. : Nose to Tail)、Castroneves が必死になって喰らいついて来るも、
彼は1コーナーで アウト側から佐藤を追い抜こうとしたが、佐藤はこれを交わし、
二人は、残り3周に賭けることとなった。
結果、佐藤は 最後の5周をトップで守り抜き、"2017 Indy 500" で勝利を飾った。

1) Takuma Sato   2) Helio Castroneves   3) Ed Jones   4) Max Chilton
5) Tony Kanaan 6) Juan Pablo Montoya   7) Alexander Rossi   8) Marco Andretti
9) Gabby Chaves   10) Carlos Munoz         [Full Race Results]

www.indianapolismotorspeedway.com/events/indy500/news-multimedia/news/2017/05/28/101st-running-of-the-indianapolis-500-race-results-2017

http://www.indianapolismotorspeedway.com/events/indy500/news-multimedia/news/2017/05/28/sato-adds-name-to-list-of-legends-with-spelbinding-indy-victory-2017?startrow=1

www.youtube.com/watch?v=cS9QRYEPTok&t=9s  [Starting Grid]
www.youtube.com/watch?v=z7KL-2_8l0k     [Race Digest]
www.youtube.com/watch?v=pSG7V5GRc2w  [5 laps to go]
www.youtube.com/watch?v=alpiXHNsdF8    [Japanese Commentary]
www.youtube.com/watch?v=z_kTbAs3pgs&t=58s    [4:29:59 Full in Espanol]

PS ;  www.youtube.com/watch?v=dIZKsaeBrOg [at the Victory Banquet]
    www.youtube.com/watch?v=22sUii5vvJw   [at New York]

[Sato rings the Nasdaq Opening Bell,  Voice is 2min30sec later]
[Indy 500 Victory Celebration Red Caroet Show,  3hrs09min17sec Full]

Monaco GP を休場してでも Indy に賭けた Fernando Alonso は、レース前半の半ばで
トップに立つ等、その後の入れ替わりは有ったにせよ、常に上位を保ちながらレースを進めた。
ところが、あと20周を残した時点でエンジン・ブローの為にリタイアを余儀なくされる。
でも彼は 再びインディーに戻る と語った。
Alonso は今回の経験値から、彼の頭の中に Indy 500 の勝利を描く事が出来たに違いない。
[Alonso to Indy]                  
motorsport.com
「alonso indy 500」の画像検索結果

www.nytimes.com/2017/05/28/sports/autoracing/indianapolis-500-takuma-sato.html?_r=0

www.latimes.com/business/la-sp-101st-indianapolis-500-20170528-photos-photogallery.html

www.cbsnews.com/news/takuma-sato-wins-2017-indianapolis-500/

www.theguardian.com/sport/2017/may/28/takuma-sato-indy-500-fernando-alonso-race-report-indycar

PS ;  www.youtube.com/watch?v=s69XiUdzbWg   [Alonso at the Victory Banquet]

Takuma, That's Great !! So Happy for You.
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skysports.com

2017年5月28日日曜日

Monaco Grand Prix Final

 skysports.com
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Alonso のいない Monaco 公国の Monte Carlo だが、話題は尽きない。
何といっても 久しぶりの Ferrari のフロントロー独占である。
しかも、宿敵 Hamilton は、Q3 にも進出できなかった。
この決着は 一体、どういう結末になるのか !?

一周 3.337km の市街地コースを 全78周、通常より明らかに狭いスターティング・グリッドの
エリアは、通常より混雑が目立った光景が繰り広げられている。
あと 20分で決勝がスタートすると言うのに、Button は 自分のピットの真上のベランダ(?)から、
知人と思わしき 人達と、にこやかに歓談している様が映し出される。
https://www.formula1.com/en/championship/races/2017/Monaco.html

それに、今年のマシンは  かなり進化した内容で、しかも 今年初めてコース上で操る事に
なった Button が見せた予選でのパフォーマンスは、熟練の域を超えて 見事である。
単に Alonso の代役という言葉では片づけられないオーラさえ感じさせる。
大したもんだ !!

レース開始15分前を過ぎて、国歌斉唱の前に、英マンチェスターで起きたテロの犠牲者に
黙禱が捧げられた。

ソフト、スーパーソフト、ウルトラソフトのタイヤが指定されるも、このコース状況で
3種類を使いこなす事は、まず 無かろう。 大きな長いコーナーは まず無いので、
タイヤの減りは 他のサーキットと比べてかなり少ないので、まだ路面温度のコメントは
聞かれないが、こんなに狭いコースで オーバーテイクは困難を極めるだろうから、
タイヤのマネージメントとピットに入るタイミングは、非常に重要になってくる。

あと3分程でフォーメーションが始まる。  [Starting Grid Today]

そして フォーメーションも終わって、各車スタート地点に勢ぞろいしている。
Button はピットスタートを選択した。

レーススタート !!
まずは Ferrari の2台が順調に1コーナーを通過、次に Bottas が続き更にその後に
Red Bull の2台が続く。 いつになく クリーンな 1コーナーだ。

Lap   2  Button が早速 ピットでタイアを履き替える。 Wehlein も。
Lap   3  上位6台はそのまま、Hamilton は 12番手。  Vandoorne 13番手。
Lap   5  Wehlein と Button が交錯し、ヒヤリとさせられる。
Lap   7  一周が短いので、動きを抑えるのが難しい。 3位 Bottas の次に Verstappen。
Lap   8  此処までは 各車大過なく過ごしている。 Button はスーパーソフト。
Lap   9  まだ 皆んな 1分16秒台、Hamilton は18秒台。 予選の 11~12秒台と比べると
   慎重な走りか。
Lap 11  大きな変化も事故も無い。 引き続き Ferrari の2台が先頭を行く。
Lap 12  大波乱を期待した (!?) 観客が居たとしたら、ちょっと拍子抜けだろう。
Lap 13  Wehlein がピット出口で見せた Button に対する進路妨害 !? に対して、
    5秒ペナルティーが科せられた。
Lap 15  それにしても 何も起こらない。 ま、いい事だけど。
Lap 16  と、思いきや Hulkenberg が煙をはいている。 ギアボックス・トラブルらしい。
    イエロー。 Perez も左フロントウイングを損傷、ピットで交換。 どこで損傷 ?
    Hulkenberg は、せっかくの7番手だったが リタイア。
Lap 18  1位 Raikkonen と Vettel の差は 約1.5秒。
Lap 20  イエローフラッグは解除、Hamilton は 取りあえず10番手に。
Lap 21  予選での気迫を込めた走りからすると、画面で視る限りでも 明らかに遅いペースだが、
    これはしょうがない。 このコースで無謀な動きはトラブルにつながるから。
Lap 23  ややペースが上がってきた様にも見える。
Lap 24  Hamilton はタイアをボチボチ交換したいだろうに。
    Ericsson も だいぶリアがふらついている。 ピットからは、"我慢しろ " と。
Lap 25  Vandoorne は11番手、Button は最後尾を走る。 遠からず 周回遅れか。
Lap 28  Button は Ferrari の2台にラップされる。 Bottas にも交わされ、その後に
    Verstappen も迫ってくる。
Lap 29  と、此処で Verstappen がブレーキング・ミス。 何とか順位を保つ。
Lap 32  Button,  Wehlein,  Perez 以外は、まだ 誰もピットに入らない。
Lap 33 遂に Verstappen がピット。 6番手復帰。
Lap 34  Bottas が入るか。 入った !! そして5位で復帰。
Lap 35  トップ Raikkonen がピット。 3番手で Ricciardo の後ろで戻った。
Lap 36  Vettel が飛ばしている。 
Lap 37  Vettel が15秒台に。 飛ばす !!
Lap 38  Bottas 4位、Hamilton 7位。
Lap 39  Ricciardo がピット。 2.8秒。 3番手復帰。 表彰台を狙うのか。
Lap 40  Vettel がピットへ。 そして Raikkonen の前でコースに戻った !! 1位キープ。
Lap 41  Ocon がリアタイアのパンクチャー。 Button,  Grosjean がピット。
Lap 42  Grosjean は9番手。 Vandoorne は Hamilton の後ろで7番手にいる !!
Lap 43  Mugnussen が2回目のピット。 Hamilton は16秒台を続けながら ノン・ピット。
Lap 44  Vandoorne がピット。 10位で復帰した。 いいジャン !!
Lap 45  hamilton は まだピットに入らない。 Vettel と Raikkonen の差が6秒を超えた。
Lap 46  Vettel 快走。 Ferrari の 1-2 が続く。
Lap 47  やっとのことで、Hamiltonがピットに。 Sainz の後ろ、7位で復帰した。
Lap 49  レースはあと30周。
Lap 50  Raikkonen が少し遅れている。 Vettel との差は10秒を超えてしまった。
Lap 51  Bottas 4位、Hamilton 7位。 Grosjean はパンクを起こしているか。
Lap 52  順位の大きな変化は無く、フォーミュラE の様な展開を見せるが、
    そこは ベテラン・パイロット達、狭いコースでも コース・ミスは殆んど無い。
Lap 54  ターン1の先、縁石の切れ目にあるマンホール・カバーがめくれているらしい。
    通常はボルト止め ? マシン通過の負圧で持ち上がった !?
Lap 56  2位 Raikkonen に Riccardo が近づいているが。
Lap 57  Button がラジをで、"ターン 1 の路面がだいぶ荒れているぞ " と。
Lap 58  Ricciardo がRaikkonen に追い着くか。 2.2秒差。
Lap 59  Vandoorne は 10位をキープ、入賞圏内を狙うが。
Lap 60  トンネル直前の壁に 誰か、いや、Wehlein が車体の底をみせながら張り付いている !!
    セフティーカー。
Lap 61  Button が止まっている。 マシンを降りた !? Wehrein と接触 !?
    Button は左フロントを大きく損傷、
Lap 62  Wehlein はマシンから 脱出したか。 一応、大丈夫 ? 海側の壁の外に身をいれた。
Lap 63  映像で視る限り、Wehlein の右リア・タイアに Button の左フロント・タイアが
    食い込んで、Wehlein は右リアを持ち上げられて マシンの腹を Button に見せながら、
    そのまま壁に張り付いたのだ。
    www.youtube.com/watch?v=S6Y6FLCV0do
Lap 65  Ericsson が コース上で 後ろ向きに止まっている。
    荒れた路面に足を撮られたか。 それとも セフティーカー・ペースで
    フロントタイアに熱が入らなかった ? Sauber はこれで2台共リタイア。
Lap 66  セフティーカー、アウト。 各車急加速。 そして3台が接触 !?
Lap 67  Vandooren が壁に突っ込んで止まった。 Ericsson と同じコーナー。リタイア。
    McLaren の2台も これで終わってしまった。
    ポイント・ゲット出来たかも知れないのに。
    この状況を Alonso はインディーで映像を観ているだろう。
Lap 69  あと10周。 リプレイで verstappen (?) がガードレールに接触 ?
Lap 71  上空の映像は、各車が詰まった間隔で走行している様子が視える。
Lap 72  Kvyat が止まっている。 リタイア。
    内側から Kvyat を抜こうとした Perez の左フロント・タイアで、
    Kvyat の脇腹に強烈パンチ !!
Lap 73  Perez はピット。
Lap 74  あと5周。 Vettel, Raikkonen, Ricciardo, Bottas, Verstappen, Sainz,
    Hamilton , Grosjean, Massa, Magnussen の順。  Stroll はリタイア。
Lap 75  Grosjean が何気に8番手にいる。
Lap 76  抜きずらいコースである事を考えると、このまま Ferrari の2台が逃げ切るか !?
Lap 77  Hamilton は 前を行く 6位 Sainz を追いかけるが。
    ferrari は2001年以来のモナコ勝利、2010年以来の 1-2 !?
Lap 78  最終ラップ、 
    Vettel にチェッカー !!!  Ferrari の 1-2 !!!
    Ricciardo も表彰台に上がる !!  Mercedes の居ない表彰台が待っている !!

    1)  Vettel   2)  Raikkonen   3)  Ricciardo   4)   Bottas    5)  Verstappen
    6)  Sainz    7)  Hamilton   8)  Grosjean   9)  Massa   10)  Magnussen


    相変わらず 表情を変えない Raikkonen。 "Ice Man ! "
    これから3人は、新装なった表彰台に向かうことに。
    やはり モナコには 悪魔も潜んでいた。 でも 表彰台には国王夫妻が。
    Button はWehlein との接触で3グリッド降格、2ポイントのペナルティー
    を受ける。 但し、Button は今回一回限りの出場なので、実際に この処分が
    実行される事はなさそうだ。
    そして 表情を変えない Raikkonen。 少し不満か。
    
    Vettel は ちょっとおどけたしぐさを見せながら表彰台に上がる。
    よっぽど嬉しいのだろう。 表彰台の下では 赤いフェラーリ合唱団 !

    さて、インタビューアーは ...... !?  なんと Nico Rosberg !!
    3人は 表彰台から クルマのあるパルクフェルメに降りてインタビューを受ける。
    パルクフェルメと言っても モナコは狭いのでコース上だ。
    Kimi は "(ポールからだけど2位で終わって) まあ、しょうがないよ。また頑張るさ。"
    納得いかない顔で ニコリともしない。

    Rosberg は落ち着いた表情でインタビューを続けるが、
    なんとなく 3人と間を置いた感じで。 軽く笑みを浮かべながら !?
    そして 海上には 多数のスーパーヨットが舳先(へさき) を並べる。
    船尾はコースに向けて観戦するのだ。

    う~ん、Monaco だー ........ !!!


    そして今、Indy では Alonso が !!!

    約800km に及ぶレースは このあと現地 12: 21 (日本 25:21)からスタートする。
    日本での放映は "GAORA" で、24:00 から始まり 翌朝 6:00 迄の生中継。
    佐藤琢磨が 4番手で 2列目 ピット側から、その隣 5番手の Alonso が並ぶ。

2017年5月27日土曜日

Indy 500 in this weekend

 Alonso is lost in thought at the Wall autocar.co.uk  
Fernando Alonso Indianapolis 500 2017

この金曜日(26日)、Carb Day の 11:00 からの一時間、日曜日の決勝に備えての
最後のセッティングを決めて Practice が行われた。
この日は Helio Castroneves が 227.377mph でトップ、Takuma Sato が 226.802
のタイムで2番手、Tony Kanaan が 226.757 の3番手、Fernando Alonso は 226.608 で
5番手だった。
その他 7番手・Alexander Rossi、9番手・Juan Pablo Montoya、10番手に
Ryan Hunter-Reay が入った。    [Results in Carb Day, 5/26]

http://www.indycar.com/News/2017/05/05-26-Carb-Day-Practice

ところで "Carb Day" は、Carburetion Day の略称らしく、かって エンジンがキャブレターを
使用していた時代に、決勝前の最後のキャブ調整を行う日という意味を持つ様である。
この日で エンジンを含め、最後のセッティングをする日なのだ。
そして 準備万端、明日の決勝を迎える事になる。

28日(日曜日)の 12:14 に "Drivers Start Your Engines"、
決勝戦は 12:21、日本時間 25:21 にスタートする  !!

Monaco GP Qualifying, Today is Kimi's Day

 skysports.com / all photos
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土曜日 午前中の FP3。
Ferrari に比べて Mercedes は、....... どうする !?

あと6分で終わろうとしているとき、Force India の Ocon が派手なクラッシュを起こして、
バーチャルセフティー・カーとなった。 
でも さすがモナコのマーシャル達は 手慣れたもんで、3分足らずで現場をかたずけた。

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残り3分、Vettel と Raikkonen が1-2。 Vottas 3位で Hamilton は5位。
その間に Verstappen が食い込んでいる。

Ricciardo は 終了間際、リアブレーキ・トラブルでコースを外れて止まった。 結果6番手。
マクラーレンは Vandoorne が10番手、Button が12番手だった。
Button は一昨日の FP2 で、PU の MGU-H とターボ交換で 15グリッド降格。
決勝戦で最後尾スタートが濃厚となった。
Haas の Magnussen の9番手はエライ !    [Full Practice Results]

このあと 最終予選・Qualifying は 現地 14:00(日本21:00) から始まる。

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さて、午後の最終予選。
あれだけの損傷をした Ocon のクルマは、間もなく修復が終わろうとしている。
それにしても 現場で此処までの対処が出来るのは、F1 ならではの事だろう。

現地 14:00、Q1が始まる。
最初に飛び出したのは Raikkonen。 Ferrari の気合いを感じる。
Ferrari の2台は 14秒台、13秒台と、間合いを詰める。
午前中にクラッシュを期した Ocon 以外は、全てコース上に入っている。
そして Vettei に 100分の1秒差で、Verstappen がトップタイム。
更に Ricciardo が Verstappen を上回った。

10分経過。 Versatappen,  Vettel,  Raikkonen,  Bottas,  Perez の順。
Hamilton は6番手。  その後も順位は どんどん入れ替わる。

Q1 の残り3分。 sainz が Perez を上回って6番手。
残り1分半、Vandoorne が6番手。 Button 11番手。
最後の争いは Ocon と Grosjean だが、何とかGrosjean が15番手で Q2 進出。
Q1 のトップは Verstappen で終わった。 Hamilton 10位、Button 11位。

14:25、Q2 が始まる。 Bottas が速い !
そして Raikkonen,  Hamilton が Bottas を上回った。
4分経過。 Raikkonen,  Vettel,  Versttapen の順。
6分経過。   Vandoorne が6番手、Button は9番手にいる。
さらに Hamilton にトラブル、ピットの中に納まった。   ....... どうした !?
でも 間もなく復帰。

残り5分、Raikkonen が速い。  1:1.231。
残り3分、Vettel が2番手。 Vandoorne 7番手、Button は8番手に居る。
Hamilton がおかしい !!
残り15秒、Vandoorne がクラッシュ !!  Button は10番手。
しかし Vandoorne は7番手のタイムを出していたQ3 進出だが、右フロントが大破。
Q3 は9台の戦いになるのか。 Hamilton は Q3 進出ならず !!!
Kvyat もQ3 の可能性が十分あったにも関わらず、行先をブロックされて Q3 ならず。
彼は 怒りをあらわにピットに戻った。
McLaren の2台は Q3 進出 !!  但し、Vandoorne は修復が間に合わないだろうから
Q3 は9台で行われるだろう。

14:48、Q3 が始まった。  まずは Bottas。
5分経過、Raikkonen がトップ。 Vettel は3番手。 Ricciardo が2位。
Vandoorne の実際はタイム勝負。

残り3分を切って Raikkonen トップ。 Bottas は ....... 2番手。
残り50秒、Vettel が 2番手に上がった !  Ferrari がフロント・ロー独占 !!!
スタンディングオーベション !!!
結果 Q3 は Bottas 3位、Verstappen 4位。 そして Button 9位、Vandoorne 10位 !!
Hamilton 14位の結果となった。
ポールを取った Raikkonen は 相変わらずクールな表情。 サングラスの下は笑っているのか !?
Button はグリッド・ペナルティーで最後尾スタートとなるので、Hamilton は一つ繰り上がって
13番手スタート、Vandoorne も前回スペインのペナルティーを引き摺って12番手から。

[Qualifying Results]   [Starting Grid Tomorrow]

明日の決勝は、現地 14:00(日本 21:00)、テレビは 20:30 から フジテレビNEXT(CS) で。
Raikkonen の勝利は有るのか !?  そして McLaren-Honda は ?

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2017年5月20日土曜日

Nürburgring Lap Times

  jalopnik.com


記録は 塗り替えるためにある。 世の中の進歩は止まらない。

中国ベースのグローバル・ベンチャー、"Nio"。 中国名 は "Weilai"。
未来を見詰める企業、の意味を持つらしい。 Shanghai(上海)が拠点か。
上海の他にも San Jose, Munich, London にも拠点事務所を構え、同社のキーマンである
 William Li を先頭に、その他8拠点を含めて 2000人の人員を擁する。

いわゆる 自動車メーカーではない。 将来を見据えた提案型企業とでも言おうか。
よく判らないが、中国らしからぬところが 多々ある様にみえる。
クルマも、市販することについては まだ多くを語っていない。 判らない。
いまのところ、EV のみの開発を標榜している。
Formula E でも、関連するチームが活躍する。 www.nextevformulaeteam.com/

そして 先週金曜日、同社の開発した "Nio EP9" は ニュルブルクリンクの例のコースで、
いきなり、6min:45sec.900 の コースレコードを叩き出した。
www.nio.io/news/nio-ep9-breaks-nurburgring-nordschleife-lap-record
www.youtube.com/watch?v=mcepG9Twa_8#t=1.867401
1342bhp・最高速は 313km/h で、0-200km/h は7.1秒だという。
(実は 昨年秋にも 不安定な天候の中、幾つかの満足すべき記録は残している。)

https://nurburgringlaptimes.com/lap-times-top-100/

更に先月、Nio は "EP9" を注文生産のカタチで、少数限定での販売を考えていると発表、
その価格は 1.48million USD(約1億3500万円)だとした。
まあ 妥当な金額だし、これで一(ひと)儲けというものではなかろう。



世の中のクルマは  好むと好まざるに関わらず、エコと EVを目指し、
クリーン・エネルギーである水素を含めて開発競争に明け暮れている。
地球温暖化という大命題が有るからだ。
更に輪をかけて 自動運転の技術にも腐心する。 しかし、この "自動運転" とは何の為だ !?
多分、"安全と快適" を求めるものだと説明されるのだろうけど。

しかし 実は、これらの技術は 我々が(私が)追い求めるものではなく、
むしろ私共は エンジンありきで、"快適" なんかは求めず、運転の "快感" を追求するもの
であり、それによって "人生の楽しみ"と "心のゆとり" を享受するのが我々の立ち位置だ。

そして 少なくともロードカーとしては、スポーツカーこそが 最高の安全性を兼ね備え、
運転する楽しみをもって 人生の楽しみを充足させてくれるモノだと、信じて疑わない。
真っ当な自制心を持して臨めば、これらの充足感を満たすのは 決して難しい事ではない。
何故なら、まともな スポーツカーは 手足の如く変幻自在なコントロールが可能だからだ。
それは安全への一助でもあるのだ。 "一般人" はこの事実を知らない。
何故なら、此の事は 熟成されたクルマに乗ってみて 初めて実感できる事だからである。

これは 良心的に造られた 安価なキットカーでも可能な事であるし、マクラーレンの様な
高度なカーボン・モノコックに至っては、一般人が買い求める事の出来る最高ランクの
構造物であろう。 ロータスの開発したアルミ・バスタブ構造のシャシーも これに準ずる。
まあ、一般的には "自動車趣味" などと言われるが、一種 趣味の域を超える所有物と
言っても過言ではなかろう。

また、当ブログで F1 の記事を掲載するのも、以上の様な事象を踏まえた上での提言であり、
クルマ文化の頂点を極める F1は、あらゆるファクターが凝縮した 技術と精神の塊(かたまり)
であるからだ。 その意味で、自動車の世界で これを超えるものは無い。

さて、論ずればキリがない。 今日はこの辺で ......... 。

2017年5月17日水曜日

Indy 500 with Alonso

 roadandtrack.com/motorsports/news


先の日曜日に スペインGP を走り切った Alonso。
翌15日(月) の午前中には インディーのコースに立っていた。
その日の午後一番、Rookie Orientation と2時間の走行 Session で、
Car No.29 の Alonso のクルマは 221.634mphを叩き出し, トップ・タイムを記録している。
www.autosport.com/news/report.php/id/129540
www.autosport.com/news/report.php/id/129539
www.nydailynews.com/newswires/sports/andretti-posts-fastest-speed-indianapolis-500-practice-article-1.3168449

その後 14:00 から4時間の Practice では、Refresher と Regular Driver を含めた走行で
Alonso は 223.025mph のタイムで19番手に着けた。
ちなみに 8位~19位の12人はすべて 223mph 台。
この Practice でトップに立ったのは Marco Andretti (226.338mph)。
佐藤琢磨は 223.587mph で10位、Team Penske の J.P.Montoya が 223.508mph で12位。
https://www.youtube.com/watch?v=XuS6mwx6nUc  [Practice;  15th Monday, Full ]
(16分過ぎた頃から音声が入ります。)

www.indianapolismotorspeedway.com/news-multimedia/news/2017/05/15/andretti-tops-speed-chart-on-fast-opening-day-practice-2017?startrow=3
www.youtube.com/watch?v=DKMYUw5A6yw   [Fernando & Marco Press Conference]

Alonso のピットには 御大 Mario Andrettei や Johnny Rutherford も顔を見せ、
Gil de Ferran が Alonso の Adviser として、エンジニアとの間に立ってサポートする。
Ferran は、Cart で2年連続のチャンピオン、Indy 500 でも優勝したことも有り、
また F1 では BAR-Honda の Sporting Director を務める等、豊富な経験を持つ男だ。

www.andrettiautosport.com/drivers

今週は 16(火)~ 19日(金)まで 毎日 Practice を行い、
www.indianapolismotorspeedway.com/events/indy500/event-info/schedule     [Full Schedule]
http://www.indianapolismotorspeedway.com/events/indy500/event-info/schedule/wednesday-may-17-practice  [from one day to the next]

www.youtube.com/watch?v=vEhssKUgWbg&spfreload=10 [Practice; 16th, Tuesday]
twitter.com/12WillPower/status/864642850868174848

20(土) 11:00~17:50 の走行で 翌日の予選に進出する上位9人を選出(Qualifications)
21(日) 12:00~14:00 の間に 45分の Practice を2回、
          14:45~16:45 が 前日の上位9人を除く10~33位を決める予選 Qualifying。
          17:00~17:45 が 上位9人で、ポールから 9位までを決める予選 Qualifying。
22(月) 12:30 からドライバーの写真撮影、その後 16:00 まで Practice。
23(火)~25(木) までの3日間は お休み。
26(金) の午前中に1時間の短い Practice を行い、それ以外の金・土は 終日、
          Concert や Histric Car のイベント等が開催される。

そして いよいよ 28日(日)、本番 !!
当日は 朝 6:00 から Gates Open。午前中は様々なイベントが続き、
12:14  例の "Drivers Start Your Engines ! " の掛け声。
12:19  第101回 "The Indy 500 Presented by PennGrade Motor Oil " の 200 Laps が
           スタートする !!!    ( レース終了後、早目の 17:00 には Gates Close となる。)

まあ、なんと壮大なスケジュールだ。
レースまでの ここ2週間、Indianapolice の街は 大騒ぎ (in Uproar) だろう。
まだ行ったこと無いけど ....... 。


PS ;  昨日(19日・金) 行われた "Fast Friday" のプラクティスで、
        Sebastien Bourdais が 233.226mph のトップタイムで1位、
        Takuma Sato が3番手、Fernando Alonso は4番手、
        Alexander Rossi が10番手だった。
        15位までのパワーユニットは、5位の Juan Pablo Montoya と 13位の
        Helio Castroneves の2台 Chevrolet Engine を除いて、全て Honda Engine だった。
        "Fast Friday" では、トップのドライバーに 賞金が贈られる。
www.indianapolismotorspeedway.com/events/indy500/news-multimedia/news/2017/05/19/speed-limit-climbs-as-bourdais-leads-at-233mph-on-fast-friday-2017

  [Fast Friday Results]     [Live Stream on Fast Friday,   3:59:15]

        20日(土) は 決勝レースでの上位9位のドラーバーの順位が決定、
        21日(日) の "Pole Day" で、残り全てのドライバーのグリッドが決まる。
www.indianapolismotorspeedway.com/events/indy500/event-info/schedule/sunday-may-21-indy-500-pole-day
www.indianapolismotorspeedway.com/~/media/ims/pdf/indy%20500/2017/qualifyingformat.pdf

2017年5月14日日曜日

Spanish Grand Prix Final

 skysports.com
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今季5戦目のスペイン、フロント・ローには Hamilton と Vettel が並ぶ。
ホーム・ストレートの DRS ゾーンは去年より 100m 長くなった。
Vandoorne はエンジンのコンポーネントを2基交換した事により10グリッド・ペナルティーで
最後尾スタート。   McLaren-Honda は Alonso の入賞に期待をかける。
[Starting Grid today]

" Circuit de Barcelona-Catalunya " は まあまあの天気、スタート15分前。
  [Weather in Catalinya]
今日のレースは 一周 4.655km のコースを全66周で戦われる。  気温24度、路面温度44度。
www.formula1.com/en/championship/races/2017/Spain.html   [Maps]
レースは 現地 14:00 (日本 21:00・時差7時間) に始まる。

そして 14:00、フォーメーションが始まった。
1コーナーまでの 720m、最初に突っ込むのは ?  やや風が強いか。

14:03、レース・スタート !!  Vettel が最初に1コーナーに飛び込んだ。
しかし その直後、Verstappen と Raikkonen が接触。 Massa のリアもおかしい。
Bottas の左フロントが Raikkonen の右リアに接触、更に Raikkonen は 左に居た Verstappen を
弾いてしまった様だ。  twitter.com/F1/status/863728878862430208ref

Verstappen の右フロント・サスペンションも折れている。
彼は "バカヤロー (?) " と言わんばかりに こぶしを上げながらコースオフして 止まった。
昨年のスペインは 見事優勝したのに。 今年も その気だったろう。
www.formula1.com/en/results.html/2016/races/942/spain/race-result.html

Raikkonen の左フロントタイアは完全に そっぽを向いている。
そして Alonso は 左フロントが Massa に接触したのか。
Alonso は混乱の中、コースアウトしながら11番手まで順位を落としている。

まずは、Vettel, Hamilton, bottas, ricciardo, Perez, Ocon の順で走行を続ける。
Verstappen はリタイア。 Massa もピットへ向かう。

Lap   4  Toro Rosso の Sainz が Grosjean を抜いて9位に。 地元で上位を狙う。
Lap   5  Alonso はピットへ。 同じくソフトに交換。 足回りは大丈夫そうだ。
Lap   8  Alonso は11番手のまま。 彼は前を行く Grosjean に押さえられている。
Lap 10  Vettel, Hamilton, Bottas, Ricciardo, Perez, Ocon, Hulkenberg,
    Magnussen, Sainz, Grosjean の順。
Lap 12 3位 Bottas がやや遅れている。 Bottas は審議中。
Lap 13  Alonso がピット、14番手で復帰。 Vandoorne もピット。
    Alonson の左フロントは大丈夫そうだ。
Lap 14  ピットから出てコースに向かおうとした Sainz に、急に Magnussen が
    割り込んできた。 Sainz は頭にきて(?) ピットレーン出口で大バトル !
    しかし Grosjean が先行した。
Lap 15  Vettel ピット。 3.2秒。 4位復帰。
Lap 16  Vettel は3番手に上がった。 Hamilton がトップを行く。
Lap 17  Sainz, Kvyat, Alonso の順。
Lap 18  Alonso が 13位 Kvyat に仕掛けたが 抜けない。
Lap 19  Hamilton は周回遅れの Palmer と Vandoorne を交わしてトップを走る。
    2位 Bottas,  3位 Vettel。
Lap 20  Vandoorne は Palmer に喰らい着くが。
Lap 21  Vandoorne が 1コーナーで Palmer を抜いて16番手に。  Alonso は13位。
Lap 22  Hamilton がピット。 2.2秒 !  ソフトからミディアムに。 Vettel の後ろで復帰。
Lap 23  Vettel がトップの Bottas を追うが。 Hamilton は Vettel の 7.5秒 後ろ。
Lap 24  Vettel と Bottas は Tale to Nose !!     Ferrari が Mercedes を追っている。
Lap 25   Vettel は ホームストレートで Bottas を追尾、ブロックしようとする Bottas
    に対して一瞬コースをインに替え、Bottas のインを差して1コーナーでトップに
    立った !!   Ferrari のピットは大騒ぎ !
Lap 26  Ricciardo は4番手を保っている。
Lap 27  Hamilton が2番手に上がっている。 Vettel との差は 4.5秒。
Lap 28  Alonso は13位のまま。 前には Kvyat が。
    それにしても Force India の2台は抜け目ない。 5位 Perez, 6位 Ocon。
Lap 29  Alonso は Sauber の Erricson に抜かれて順位を落とした。 
Lap 30  Vettel は順調にトップを行く。 Hamilton との差は 6秒。
Lap 31  Hamilton は タイアが やや苦しいか。 ミディアムで Vettel に追いつくのは
    難しい  !?
Lap 33  Alonso ピット、ミディアム。 17番手復帰。
Lap 35  Vandoorne が1コーナーで インから突っ込んできた Massa に接触。
    コースから弾かれて止まってしまう。 フロント・サスが折れている。
    バーチャルセフティー。 Hamilton はピットに入らずにステイ。
Lap 37  Hamilton がピットで ソフトに。 バーチャルセフティーは解除されている。
Lap 38  Vettel もピット。2.5秒、早い !! ミディアム。 そして Hamilton が後ろから
    ピット出口に近づいてきたが、...... Vettel はポジションを守った。
    二人はこれから タイヤ絡みで 争うことになるのだろう。
Lap 39  3位 Bottas が 一瞬異音を発しながらコース上でストップ、....... エンジン !?
    腰下から白煙が上がっている。
    フェラーリ、メルセデス共、一台づつリタイアし、Ricciardo が3番手に。
    表彰台圏内に入った。

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Lap 42  Hamilton が Vettel を猛追 !  路面温度が上がって43度。 Vettel 逃げる !!
Lap 43  Alonso の順位が上がらない。14位。
Lap 44  1コーナーの突っ込みで Hamilton が Vettel を交わした !!
    ピットは諸手を挙げて大喜び。 Hamilton はソフト、334km/h で追い越した。
    Vettel はミディアムだが。 Hamilton はリア・タイアをクールダウンさせたい ?
    ラジオでピットとやり取りしているが。 このままで終盤どうなる !?
Lap 46  再び Vettel が Hamilton に近づく。
    Vettel は Hamilton よりやや速く周回している。
Lap 47  7位 Wehlein に5秒ペナルティー。 ピットレーの侵入にクレーム。
Lap 49  Hamilton と Vettel の差は 1.8秒。 但し Hamilton はタイアを労わりながら
    走らなければならない。 hamilton は必死だろう。
Lap 50  Ricciardo は3番手を保っている。
Lap 51  Vettel は ピットへ向かうか。 Ricciardo とは十分離れているし。
    でも Vettel は取りあえず走行を続けている。
    ピットでは クールな Raikkonen が ファンの子供とツーショット。 エライ !
Lap 52  Hamilton は温存、Vettel は ソフトに変えたいところだが。 微妙なタイア合戦 !
Lap 54  Alonso がピットへ。 15位で復帰して Hamilton と Vettel の間に。
Lap 55  Vettel は ブルーフラッグで Alonso を交わして Hamilton を追う。
    Hamilton のソフトタイアは20周を超えた。 後方では 7位 Wehlein と Sainz
    が戦っている。 でも Wehlein は5秒ペナルティーを抱えている。
Lap 57  あと10周。 Hamilton は逃げ切るか。 Vettel との差は4秒超え。
    Vettel はこのまま最後まで行くしかない。 ピットでタイアを変えたいところだが、
    そんなことしたら 2位確定になってしまうし。
Lap 58  Force India が手堅い。 4位と5位。
Lap 60  Vettel はスパートをかける ?  でも 前を行く Massa の追い抜きで タイムロス。
   3秒まで詰めた差が4秒になってしまう。
Lap 62  Alonso は Stroll を1コーナーで交わして13番手に。
Lap 63  Hamilton が行く !! 逃げ切るか !? 彼のソフトは既に25周を超えている。
    慎重に、慎重に。
Lap 64  Bottas は平服(?) に着替えて ピットで首脳陣(?) と会話を交わす。
Lap 65  あと2周、 Hamilton,  Fastest !!  後方では Stroll が Massa に先行する。 
    Magnussen がパンク。 Kvyat に絡んだ。
Lap 66  Hamilton が逃げる。 Vettel との差は 3.5秒。  逃げ切る。
そして Hamilton 優勝 !! Pole to Win !!!

Alonso は左手に スペイン国旗をかざしながら周回する。 12位。 残念。
Ricciardo は3位表彰台だ。 そして Force India の2台が 3位、4位。
Renault も Hulkenberg が6位入賞した。

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1) Hamilton  2) Vettel  3) Ricciardo  4) Perez  5) Ocon  6) Hulkenberg
7) Werhlein  8) Sainz  9) Kvyat  10) Grosjean   [Full Race Results]

Hamlton はバックルームに戻っても さすがに疲れたか、しばしイスに座って
やっとのことでヘルメットを脱いだ。 Ricciardo も疲れを隠せない。
Vettel は窓から 外の大観衆の様子を眺めている。

インタビュアーは 久々に Pedro de la Rosa が登場。
表彰台の3人は 彼とは旧知の仲、まずは Hamilton にマイクを向ける。

表彰式を見詰めるフェラーリのスタッフの後ろでは、ピットで Raikkonen とツーショット
をしたフェラーリ少年が肩車で喜んでいる。
Vettel のインタビューを見ながら、フェラーリ少年は腕組みをしてニコニコ。
これらが国際映像で流れ、この少年・Thomas Danel 君は一躍有名人。
彼は Raikkonen がリタイアしたのを観て大泣きしていた。
www.youtube.com/watch?v=I8gXWdGAimU
www.telegraph.co.uk/formula-1/2017/05/14/young-kimi-raikkonen-fan-left-crying-finn-crashes-spain-grand/

そして、de la Rosa は手堅くインタビューをまとめて "さあ、次は モナコだ。"  と。
Hamilton の顔が いつになくすがすがしい。 雲をたたえながら スペインの青い空 !
Alonso はこのあと直ぐに インディー行きの準備で忙しいだろう。
月末のモナコは Button が代役を務める。 今シーズンは 何かと面白そうだ。
britishgreenyokohama.blogspot.jp/2017/04/alonso-to-indy-500.html

スペイン、行ってみたい !!  (行ったことが無い)   ......... ま、そのうちネ。

2017年5月13日土曜日

Spanish GP Free Practice & Qualifying

     at Birmingham International, this Jan.  Click to enlarge  ↓
     一番左、大きめに映っているのが Soft。 上段左から  Ultrasoft,  Supersoft,  Medium。
                        下段左から   Hard,    Intermediate,     Wet。

今季初めての Hard タイアで始まった金曜日のフリー走行。 カラーは薄オレンジ色。
Alonso が いきなり止まった。 白煙をあげて、原因はオイルリークだろう。
それでエンジン・ブローを起こしたらしい。大量のオイルが流れた。ただのリークではない ?

その後 Alonso は トレーナーと共にテニスコートに向かった。
FP2 に向けてコンディションを維持する為だとした。 2時間の空き時間。
そして FP2 は新品エンジンに載せ換えて走行したが、
www.telegraph.co.uk/formula-1/2017/05/12/defiant-fernando-alonso-walks-away-fresh-mclaren-ignominy-tennis/

なんと Vettel も ギアボックス・トラブルで止まった。 いや、ホィールが割れた !? 
波乱のスペイン、金曜日の FP1。
Grosjean も タイア・グリップに苦労している。 
そしてまた、彼もコース上から外れて止まってしまった。
formula1.com/en/championship/races/2016/Spain.html

そして今日、 土曜日の Q2が 間もなく終わろうとしている。 Alonso が凄い !!
Q3 進出だ。 昨日の事も有り、これは 誰も予想してなかった事だろう。
今回も ダメだと想われていた。  ........ でも、違った。 素晴らし走りを見せた !
今の McLaren-Honda の状況では、本戦での入賞に等しい。 Alonso ..... !!
スペインの観衆が歓喜している。

Q3。   Hamilton が速い。 メルセデスは このところの不調で、気合いを入れ直したか。
Raikkonen が頑張る。 カラオケ好きの彼は 歌いながら走っているのだろうか。
この調子でいけば、来季のF1 は久しぶりに 興奮を味わう事ができるかも知れない。

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skysports.com

Vettel も奮起した。 久しぶりの盛り上がりが見られた Q3。
Vettel は 一瞬のミスをしたかも。 結果、Q3 一番手は Hamilton。  明日のポールだ。
今年は Hamilton と Vettel の戦いになるのだろうか !?  僅差だ。
フェラーリの好調、そして Alonso は結果を出した。
https://twitter.com/McLarenF1/status/863379100307771392

明日のテレビは、決勝 30分前の 20:30 からフジテレビNEXT で。
レース・タートは 21:00 (現地 14:00・時差7時間 )。

   [Q3 as follows ]
1)  Hamilton   2) Vettel   3)  Bottas   4) Raikkonen   5)  Verstappen
6)  Ricciardo   7)  Alnso   8)  Perez   9)  Massa   10)  Ocon

     [Full Qualifying Results]   


 autosport.com

2017年5月9日火曜日

THE ORIGINAL REMASTERED

 automobilemag.com
2 David Brown Automotive Mini Remastered Front

時代は変わった。 Jaguar E-Type や GT40等に見られる Continuation Car。
ここ数年来、Vintage Car に対局する新しい手法で登場したクルマ達だ。
今回登場の Mini も 同様な意味で Continuation だが、ここでは "REMASTARED" と言う。
楽曲ではないから、今どきのデジタル・リマスターという訳ではない。
バーチャルではない、実際に乗って 自ら体感できる実車である。
しかも、その体感は ただモノではない。

いや、そんな説明では 一体 どんなクルマなのか 意味が判らない。
"リ・マスター" の言葉の通り、古い時代のクルマを "焼直して" 本来の持ち味を生かしつつ
当時の本物のクルマを さらに昇華させたと言うか、高度にバランスさせて、
今どき十分納得できる性能と走りを実現させているクルマのことだ。
つまり 判り易く言えば、壊れずに ちゃんと、しかも安心して速く走れるという事だろう。
例え オリジナルの Lotus Elan や Honda S800 でも、当時のままでは ちっとも速くない。

しかし、それらの古い名車の持ち味は 捨て難く、リタイアして 時間にもカネにも余裕の有る
ジジイ達は、安心して乗れる "昔タイプ" のクルマが欲しいワケでしょ。
第一、その歳になって 途中で壊れたり動かなくなったら大変なことになる。
その状況を自分で処理するには、面倒くさいし 難儀をするに違いない。

それよりも 倍以上の値段だろうが、内装も歳相応にゴージャスで人にも自慢できる内容の
クルマだったら、鼻高々である。 大した知識も無い御仁には、さも 本物に見えるし、
本人にしてみても 何よりも安心して乗れるから、十分な満足感を得ることが出来る。


そもそも、フル・レストアしたピカピカの オリジナル・Mini MarkⅠは、
本家の英国で買い求めても、最近では 500万円をくだらない。
しかも そんなに速くないし、何時 壊れてもおかしくないシロモノである。
だから !?  "REMASTARED" が必要とされるのである。  1000万円は優に超えるけど。

さらに モノは考えようだ。 確かに こんなミニ・サイズで こんな高価なクルマは
滅多にあるもんじゃないが、新たな息吹を吹き込んだ "ブランドもの" だと思えばいいのだ。
だから そのクォリティーには 満足できるに違いない。
同じ手法で デザインもサイズも全く同様に復刻する事は、今どき さほど難しくはない。
でも、それなら 多少の不具合が起こる事を我慢してでも、オリジナルをフルレストアした
クルマを買った方が遥かに価値は高いし、それが正しい選択だろう。

しかし 倍の金額を払ってでも、"REMASTARED" を買い求める価値は有るのか !?
クルマは価値で乗るものか !?  それとも実用を求めるか ........ 。
こう考えればいい、 ...... 十分な価値を付与された 十分に実用に耐えるクルマ。

第一、こんな高価なミニが 日本では そう易々と売れるもんじゃない。
だから 自分にとって 唯一無二のクルマになるし、費用対効果は十分に満足できるハズだ。
そして オリジナル・ミニに対峙して 堂々と乗るべきである。


さてと、前置きが長くなったが、簡単に内容を説明しておくことにする。
あとは David Brown の "立派な" ホームページがあるから、ご覧頂きたい。
http://www.davidbrownautomotive.com/mini-remastered/

エンジンは 1275cc・オリジナルブロックを使う。 更に 限定版だが 1300cc も用意する。
さすがに エンジンまで新設するワケにはいかないから、4速マニュアルの変速機と共に
リ・コンディションする。 ボディーは 新しいボディーパネルを使うと言っているので、
おそらく既存で手に入るホワイト・ボディーを使っているのかも知れない。
サイズも ほぼオリジナルで、全長 3055mm・全幅 1470mm・高さ 1330mm だ。

「Mini Remastered Top Marques Monaco」の画像検索結果

REMASTERED のモデル・タイプは、ベーシックな 60bhpCafe Racer と呼ぶ 75bhp
1310cc・90bhp の Montecarlo の3種類だが、Cafe Racer と Monte は限定版とする。
気になる価格は各々 £84,000、£96,000、£99,000 だから飛び切り高い。
これを高いと思うかどうかは、上記に述べたとおりである。

David Brown は、Siverstone Circuit の入口を入ってすぐ左手に在る Silverstone Park に
この5月から 社屋を構え、既に販売を続けている Speedback GT とは別に、
この REMASTERED を年間50~100台生産する予定だ。 
http://silverstone-park.com/

そして 特筆すべきは その生産工程である。
Mini Remastered の一台は、延べ 1000時間に及ぶマン・パワーを要し、それとは別に
塗装工程にも約400時間の手間をかけると言う。 とてつもない懇切丁寧な作業をやってる。
これでは 軽く1000万円を超えるのは 仕方のない事で、納得せざるを得ない。

前代未聞、価値ある一台とは 此のことだろうか !?

https://www.autocar.co.uk/car-news/new-cars/mini-remastered-david-brown-launch-london-motor-show
http://www.joshua-s.com/icon-mini-remastered/

David Brown Automotive Modernizes The Original Mini

2017年5月3日水曜日

Alonso is testing at Indy

 roadandtrack.com

Fernando Alonso は今年の Monaco GP を欠場して、今月末の "Indy 500" に出場する為に、
現地時間の本日(3日) 朝9時から夕方まで、Indianapolis の市の中心部から6~7kmの
所に在る一周 2.5マイルの Indianapolis Motor Speedway でテスト走行を行っている。 [Location Maps]
www.indianapolismotorspeedway.com/news
mclaren.com/formula1/2017/indy-500-car-launch/mclaren-honda-andretti-launch
britishgreenyokohama.blogspot.jp/2017/04/alonso-to-indy-500.html

現場では McLaren Technology Groupe の Executive Director・Zac Brown や
Andretti Auto Sport のチーム代表・Michael Andretti が見守る中、
チームのドライバー・コーチを務める Gil de Ferran らも 付き添いながら走行が始まった。

MacLaren Orange の "McLaren Honda Andretti" ・Car No.29 を
Andretti Auto Sport のレギュラー・ドライバー・Marco Andretti がシェイクダウン、
その後 Alonso が乗り込んで 10周~15周ごとに走行とピットインを繰り返しながら
徐々にスピードを上げていった。
skysports.com/f1/news/24184/10861848/fernando-alonso-completes-first-test-ahead-of-indianapolis
(ちなみに インディーカーのシャシーは、イタリアの Dallra が供給する "IR-12" のワンメイク)
racingnews.co/2017/01/12/2018-indycar-design-renderings-released/

そして ターン2の展望台、博物館の駐車場、グランドスタンドの南テラスが 朝9時から解放
されており、ファンは無料で Alonso の走行を様子を視ることが出来る。
[Track Maps]  [Full Schedule at the Speedway]

現場の様子は3日朝の 9:30 (日本時間 3日22:30PM) から You Tube 経由で(無料で)
ライブ配信されている。  [You Tube Live,  6:42.32 Full]
インディーの重鎮・Mario Andretti や 76年のウィナー・Johnny Rutherford らが、
現場のゲストルームでインタビュアーと歓談する様子も映し出された。

Live Video の冒頭は4人(左から Hulman & Co. の Mark Miles, Michael Andretti,
Fernando Alonso, Zac Brown) の記者会見で始まり、
走行シーンを挟んで ビデオの最後は Alonso 一人のインタビューで終わる。

中継は最後に Press Conference 等を行い、17:00PM (日本: 4日 6:00AM  時差13時間)頃まで
続くだろう。
(Alonso のインタビューは 日本の早朝 5時少し前から始まり 5:15 迄, 約20分で終了した。)


www.motorsport.com/indycar/news/livery-unveiled-for-alonso-s-indy-500-campaign-901393/
www.motorsport.com/indycar/news/alonso-completes-opening-phases-of-indy-rop-test-901489/

www.autosport.com/news/report.php/id/129293
foxsports.com.au/motorsport/indycar/live-fernando-alonsos-maiden-indycar-test-ahead-of-indianapolis-500/news-story/adc827853befac4c3b26d826bca09202

2017年5月1日月曜日

Preview image of Tesla lorry

 autocar.co.uk
Tesla lorry

先週金曜日(31日)、Tesla の CEO・Elon Musk は、バンクーバーで行われた TED
(Technology Entertainment Design) が開催した Conference の席上、
TED を主宰する Chris Anderson のキュレーションに呼応し、その中の一つとして
Tesla ブランドの大型トラック(多分 トレーラーヘッド) 開発のプランを示唆した。
www.youtube.com/watch?v=GPaYrhUZSYQ
www.ted.com/talks/elon_musk_the_future_we_re_building_and_boring
electrek.co/2016/07/20/elon-musk-tesla-master-plan-part-2/
time.com/money/4761226/elon-musk-ted-talk-traffic-tunnels-self-driving-cars/

Tesla は既に Model S と Model X、今年7月に発売予定の Model 3 を有し、
昨年からの噂は具体的な段階に入ったとみられ、年内には 今回話題にした大型トラックの
全貌を明らかにする予定だ。  https://electrek.co/guides/tesla-semi/
また Tesla は これ以外にも 近い将来に、小型 SUV(Model Y)、ピックアップトラック、
ミニバン、ミニバス 等の計画も有り、ベンチャー発の企業でありながら
電気自動車の分野では世界をリードする立場を確立している。

また Musk は同じ席上で、LA 市内を想定した新たな交通システムにも言及、
時速 200km/h で市内から空港まで 僅か数分で移動できるプランも語った。
www.youtube.com/watch?v=u5V_VzRrSBI
これが実現可能かどうかは別の話だろうが、相変わらずの着想ぶりは 並の発想を超えた
彼らしいもので、民間の宇宙ロケット "Space X" を成功に導く等、
およそ常人の頭脳ではなかろう。

日本にも 彼の様な "人材" の登場が切望されるところだが、
その為には、やはり アメリカという土壌が必要なのかも知れない。
話は別だが、30年前に初めて渡米した際に、
"日本人て、子供ネ ! "  と言われた言葉が  いまだに頭から離れない。
...... どうしたものか !?


さて、似た様な計画は ほぼ時期を同じくして ユタ州 Solt Lake City が拠点と言われる
Nikola Motor からも発表されている。
"Nikola One" の名で登場する予定のトラックは、恐らく Tesla とは異なったアプローチで
水素由来のハイブリッド・トラックと思われ、それなりに注目に値するモノだが ...... 。
Nicola One の価格は、30~40万ドル を予定している。
electrek.co/2016/06/13/nikola-motor-pre-orders-worth-2-billion-electric-truck/

同社は、10億ドルを投じた工場が年内に完成すると言うが、最初の5000台は
Fizgerald Glider Kits 社(Byrdstown / Tennessee) で OEM 生産するとも言われる。
www.fitzgeraldgliderkits.com/

Nicola は、2018年1月から 全米及びカナダに 水素ステーションの建設を開始する予定。
但し、トラックの発売開始は 2020年という話もあり、全貌はまだ よく判らない。
多分、これからの2~3年で 5000台ということだろう。
Fizgerald は現在、自社分として扱っている年間の台数は 3500台程度だし。

※ Fizgerald のトラックは、Kenworth, Peterblit, Freightliner や Western Star 等の
  既存のモデルをドナーとして、主に エンジンやトランスミッションを取り出し、
  それらを リペアして新品のシャシーとキャビンに組み直したものだ。
  エンジンは Cummins, Detroit, Caterpillar 等のものを扱っている。
  これらの所作こそが "Glider Kit" と言われる所以だ。

似た様な手法は ここ10年来、我々が扱うクルマの世界でも 行われつつあり、
古くなって  くたびれたクルマを蘇生させる方法として、今後は更に事例が増えるだろう。
つまり 外観は ほぼそのままの姿を保ちつつ、メカニカルな部分はリペアして、
従前の性能を保つ、または更に強化して、オーナーは安心して 趣味の世界に浸(ひた)る事が
出来るのだ。
https://britishgreenyokohama.blogspot.com/2011/03/singer-911.html

やはり30~50年も経ったクルマは、いかに名車と言えども、例え同じカテゴリーであろうが、
現行のクルマと比べたら性能の劣化はいとめないし、特に操縦の安定性は 現代のクルマ
の方は 遥かに飛躍している。  だから古い雰囲気を保ったまま、性能は現代のクルマに
劣らず 納得できる走りを実現することが求められるのだ。

今週末にも  このブログで後述しようと思っているが、この日曜日まで開催されている
ロンドン・モーターショーに展示されている  英国の David Brown Automotive が
企画する "Remastered Mini” も、そんなクルマの一つだろう。

今後は  これらを、ウチの新たなレパートリーとしても 取り扱ってみたいと考えている。
....... また、新たな世界の始まりだ !!