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2020年11月8日日曜日

Ariel Atom V8 is the amazing

https://ariel-atom-club-germany.de/ariel-uebersicht-history/atom-v8/


Ariel Atom 500 V8。 "500" の意味するところは、"約"  500馬力という事であろう。
クルマは アリエル社のホームページの中古車欄に記載されたものがある。https://www.arielmotor.co.uk/used/

当初 予定した RS Performance のエンジンは、生産型では Hartley Enterprises 製となり、
Suzuki Hayabusa の4気筒を2基組み合わせた 非常にコンパクトな V8 だ。
3リッターにスープアップ(Soup Up) されたエンジンの馬力は 475bhp とある。

トランスミッションは 仏 SADEV6速シーケンシャルの パドルシフトで、
足には Alcon の4ポッドキャリパーと Dymag のホィールを履く。
エンジン単体は 90kg で、車輛全体の重量も 僅か 550kg しかない。

Hartley 3.0 liter V8 Engine
475bhp/10,600rpm with Sadev 6-Speed Sequential for Atom

当該のクルマは 2012年の製造で、走行距離(Mileage)は 1,750 とあるので 問題なかろう。
慣らし運転が終わったばかりと考えればよい。 
但し、それなりのチューニングが施されたエンジンだから、メンテナンスのマイレッジは
数千キロと考えるべきだが、たまのサーキット走行程度だったら、それなりの様子見でいいかも知れない。

勿論  クルマは 同社を通じて直輸入するので、さらに問題はない !!
全部で 25台しか製造されておらず、希少車となるに違いなかろう。

いずれにせよ 表示価格の £179,950(約 2400万円) は決して廉いものではないが、
0-100km/h を わずか 2.5秒で駆け抜けることが出来る "ロードカー" は、世界でも 滅多にあるものではない。
尚  現状の LHD(左ハンドル) は、多少の費用は発生するが日本向けに RHD にコンバージョンしてくれる。

欲しい人は、britishgreenyokohama@gmail.com 迄 ご連絡を。

2020年7月17日金曜日

Ariel "Nomad R"

https://www.autocar.co.uk/car-review/ariel/nomad/first-drives/ariel-nomad-r-2020-uk-review
Ariel Nomad R 2020 UK first drive review - static

多分、出て来るだろうと思っていた "Nomad R"。
タイアのハイトが このクルマの使途と性格を物語っている。

Nomad R は 一連のオフローダーとはワケが違う。 重量 670kg と超軽量で、0-100km を2.9秒で走り切る。
そこらのスポーツカーが敵う(かなう)ものではない。

ノーマルの Nomad は Honda K24 / 2.4 liter を用いるが、この "Nomad R" は Civic Type R から流用した Honda K20Z3 / 2 liter 335bhp を積み、Eaton Supercharger を備える。
勿論 インタークーラーも装備する。

ギアボックスは Sadiv 6 speed closeratio sequenti と LSD を組み合わせる。
Sadiv のトランスミッションは、かっての Atom V8 や Atom 3.5R でも用いられた信頼性の高いモノである。
足には 18 inch 235/40 Yokohama Advan AO52 を履き、ブレーキは 前後のバランスコントロールが出来る。

https://britishgreenyokohama.blogspot.com/search/label/an

英国内の価格は £77,400 (本日のレートで約1,075万円) と やや高額でも、
装備の内容と運動性能を考えれば十分に妥当な価格と言ってよい。
ユーザーに手渡せるのは 来年(2021年) 春先の予定だが、問題は 僅か5台の限定生産だと言う。
売り切れ御免だ。

PS ; この週明け、"もう売れてしまったかい !? " とAriel にメールを投げかけておいたところ、
       案の定、下記の返事が来ていた。

       "Yes there are only 5.   Unfortunately they are all sold out, Sorry !
     
       All the best,   Regards "  と返事が来ていた。   ........ 残念 !!

https://www.motor1.com/news/434004/ariel-nomad-r-revealed/
https://www.motorauthority.com/news/1128875_2021-ariel-nomad-r-rockets-in-with-supercharged-civic-si-engine
https://www.autoexpress.co.uk/ariel/nomad/352744/new-tarmac-spec-ariel-nomad-r-launched-335bhp
https://ukdaytoday.com/technology/2020-07-15/article/ariel-nomad-r-review-faster-335bhp-lightweight-tested-49381/ukdaytoday/
見よ、このフレームの太さを !!      車重に対しての強度は充分だろう。

2019年10月10日木曜日

Dyson's Automotive Project was being closed

https://www.autocar.co.uk/car-news/new-cars/dyson-axes-electric-car-project
Dyson electric car patent images - patent diagram

Dyson は自身のプライオリティーを保ちつつ、画期的な EV の開発を目指していたが、
此のたび 諸般の事情により かなりの額の投資をしたものの、EV のプロジェクトを中止する旨、
発表した。 https://www.dyson.co.uk/automotive.html
https://twitter.com/Dyson/status/1182321255246188544

創業者でもある Sir James Dyson は、多分 彼として賢明な選択をした事なのだろう。
彼は ファインアートを基礎としたプロダクトデザイナーで 英国王立美術大学の学長でもあり、
日本では 多摩美術大学の客員教授も務めている。

でも 彼は "分(ぶ) をわきまえる " 人でもあるのだろう。  良く言えば " 無茶をしない "。
世界の名だたる自動車メーカーが しのぎを削る EV の開発を 目指そうとしたものの、
自身の立ち位置をわきまえ、賢明な判断をしたのだ。

これを知って、筆者は ある人物を思い出した。
昨年の Goodwood で 進化型の "Atom 4 " を世に出した Ariel Motor Company の創業者である
Simon Saunders だ。
https://britishgreenyokohama.blogspot.com/2019/09/partial-part-of-ariel-atom-4.html

Atom 4 は 抜群の "コスパ (Cost Performance) " を有し、その人気ゆえ 納期は今や 3年近い。
ほぼ 同等の性能を誇る "BAC Mono" は 日本で入手するには 3000万円が必要だが、
"Atom 4 " は 800万円 でしかない。
でも、Simon(サイモン) は 分をわきまえている。

今年のバーミンガム・ショーで、"そんな人気なら、工場の人員を増やせばいいじゃないか ! "
と言ったら、ショーの会場にいた アリエルのスタッフから耳にしたのは、
"いや、ウチは無理はしないんだ。 今は人気だが、いずれ落ち着くだろう。
だから ウチは マイペースさ ! " と。 社長の考えは 現場のスタッフにも浸透していたのだ。
そして筆者は、この会社は 間違いない と踏んだのである。
あ、ダイソンの話から アトムの話になってしまった !!   "あしからず " ...... 。

というワケで、今後とも "Atom" を どうぞよろしく !

2019年9月18日水曜日

Partial Part of Ariel Atom 4

Click to enlarge 写真をクリック, 拡大 (Photos, British Green Yokohama) ↓

今 改めて観る Ariel Atom 4。
今年(19年)1月の Autosport International (in Birmingham) で筆者自身が撮影した。

この 30年ばかり、英国のスポーツカー(ロードカー) を注視してきたが、
ここまで完成された同類のクルマは 他に無い。

McLaren も Aston Martin も確かに素晴らしい。
しかし 別な意味で素晴らしいのが "Ariel Atom" だろう。 
3000万、5000万、一億円を超えれば それはそれで素晴らしいモノは有る。
でも、1000万円を大きく下回り、これだけの容姿と内容を持ったクルマは他に類を見ない。

"Atom 4" は昨年の Goodwood に登場し、この5月から ユーザー向けの生産が始まったばかりだ。
今や その納期は 30ヶ月を超えてしまったが、それが何よりの人気の証拠だろう。
この 20年、"Atom" は進化し続けている !    これからも !!









2019年5月18日土曜日

Rivian's Battery Pack

 https://www.carmagazine.co.uk/car-news/first-official-pictures/rivian/r1t-electric-pick-up/
Meet the new 2019 Rivian R1T: the world's first electric pick-up truck

昨年、表舞台に登場した EV Pickup Truck "Rivian"。
Ford や Amazon から多額の出資も得ることになり、......... 注目されている。

ここ数年、幾多の EV が世に出ようとしたが、その殆んどが 未だ飛び立たずにいる。
そんな中、今注目されるのが "Rivian" だ。
このブログでも あまり話題にしなかったのは、その顛末の判断に迷っていたせいもある。

でも 何か気になったクルマの一つでもあった。 その "感" が当たるかどうかは判らないが、
多分 当たるような気がするのである。

多少の自画自賛も有るが、筆者が興味を示した幾多のクルマは、世に出た後 大いにヒットしている。
Caterham Seven、Ginetta、Lotus Elise、Range Rover Evorque、Ariel Atom、BAC Mono、
Rover(BMW) Mini、Bentley Continental GT 等々だ。

ボチボチ Tesla 以外の EV も確立されなければ、EV の将来は危うい。
でも 世の中 いずれ EV が主流になるのは 想像に難くない。

EV の現状で 一番の問題は、搭載するバッテリー自体の総重量とサイズ、充電時間、航続距離だろう。
Rivian は この問題に 真摯に取り組んでいる様に見える。 いや、取り組まなければ その将来は無いだろう。

当たるも八卦、当たらぬも八卦、  さあ どうする、....... Rivian !!

https://www.topspeed.com/cars/car-news/you-won-t-believe-how-historically-large-the-rivian-r1t-s-battery-pack-will-be-ar185473.html
https://arstechnica.com/cars/2019/02/electric-truck-startup-announces-700-million-funding-round-led-by-amazon/
https://www.rivian.com/

2019年5月7日火曜日

Difficulties of Extend EV's Business

今や 世間では EV化が 当たり前のように語られているが、多分 未だ問題は山積だ。
各国は高い目標値を掲げているものの、その計画は徐々に遅れをとり始めている。

独 Munich(ミュンヘン) の Berylls Strategy Advisors は、"化石燃料や石炭を動力とする工場で
SUV1台分のリチュウムイオン電池を生産するには、好燃費な現行のクルマ1台を生産するより
70%以上も余計な Co2 を排出している。" と言う調査結果を出した。
つまり ゼロ・エミッションを標榜する EV よりも、燃費の良いレシプロエンジンの方が
遥かに地球に優しいのだ。

この様な EV用バッテリー生産の現状は、今や世界一の EV大国となった中国や欧州で顕著だ。
未確認だが、Tesla のバッテリーを生産する ギガ・ファクトリーは、
これらに対してどのような振る舞いを行っているのか ?
https://electrek.co/2017/07/06/tesla-gigafactory-1-new-aerial-picture-model-3-production/


EV は未だ 様々な問題を抱えつつ 販売を行っている。
取りあえずの問題は 充電時間だったりするが、そのほかにも バッテリーの重量の問題や
充電場所等のインフラ整備、車一台に占めるバッテリーのコスト、
また 殆んど論じられていないが、使い古したバッテリーの廃棄やリサイクルの問題は
どうなっているのか、世間では知り得ないし 聞こえてもこない。
バッテリー交換も高額である。

新車購入時には かなりの額の補助金が出るが、国家が充当するこれらの金額は 取りも直さず
諸税からまかなわれ、買う時は一瞬 得をしたように感じられるが、結局はユーザーの附けになる。
恐らく、様々な問題を抱えながらも これらの現象が逆転し、EV が圧倒的な優位に立つまでには
多分 最短で5, 6年、完全解決までには 20年近くを要するのではなかろうか。

ま、いずれ EV化は間違いなく進行するだろうが、親愛なる 当ブログの読者諸氏よ、
少なくとも 私達が 元気なウチは、レシプロ・エンジンの心地よい音と加速感、
ガソリンの供給や 五感を刺激する サーキットでの 臭いと雰囲気は、充分持続するであろう。
http://britishgreenyokohama.blogspot.com/2017/09/caterham-seven-supersprint.html


人間にとって "五感" を研ぎ澄ます事は、この上なく大切な事だと気づくべきである。
自動運転なんて持ってのほかだ !!     ま、自動にしたいのなら 70歳以上の限定にしたらどうか。
(最近の 高齢者の事故は 目に余るからね。)
ちなみに 私は 70歳を超したら、再びサーキット走行を楽しみたいと思っている。
この期に及んでも、"五感" を研ぎ澄ませたいからだ。

スマホをやりながら自動運転の車に乗るなんて、自身のカラダと五感が 益々退化していくに違いない !!
楽に安全快適に移動したいのなら、(特に日本では) 鉄道の方がいい。
コストを よ~く考えれば その方が遥かに安い だろう!!

以上、いずれ 高齢者の域に達するであろう 筆者の主張でもある。
さあ、どうする ....... !?


https://www.bloomberg.com/news/articles/2018-10-16/the-dirt-on-clean-electric-cars
https://hardware.slashdot.org/story/18/10/17/0323232/some-electric-car-drivers-might-spew-more-co2-than-diesel-cars-new-research-shows
https://interestingengineering.com/diesel-cars-are-cleaner-than-some-evs-new-study-suggests

https://www.topspeed.com/cars/warp-coils-seem-closer-to-reality-than-a-battery-with-energy-density-of-gasoline-ar185365.html  [PS ; another way]
https://www.autocar.co.uk/car-news/new-cars/james-dyson-why-we%E2%80%99re-building-electric-car

2019年5月2日木曜日

Toyota 86 Hakone Edition & Nissan GT-R Nismo

www.topspeed.com/cars/toyota/toyota-86-limited-hakone-edition-ar185343.html
TOYOTA は北米仕様の "86 Hakone Edition" を発表している。
この "箱根エディション" は、2月に発表した "ブリティッシュグリーン・リミテッド" と基本的には
同じ様だが、"ブリティッシュグリーン" の方はフロントブレーキがブレンボ製だ。
"箱根エディション" は5月末まで注文を受け付け、本年7月末に発売するとしている。
箱根ターンパイクをイメージし、ボディーカラーも "Hakone Green" と呼ばれる。

また NISSAN も 2020年モデルの "GT-R Nismo" を発表した。
カーボンルーフを採用する等で 10.5kg 軽量化、その他 レカロ・シート等を含めて
全体で約 30kg の軽量化を達成している。 ブレーキはカーボンセラミック。
"Nismo 2020" は今月中旬から先行予約を受け付ける。
www.topspeed.com/cars/nissan/2020-nissan-gt-r-nismo-ar185282.html

同じく 4月には "GT-R 50th アニバーサリー" も発表し、本年6月に発売を開始する予定だ。
"アニバーサリー" の販売は来年3月までの限定。
https://newsroom.nissan-global.com/releases/190417-01-j?lang=ja-JP

さて、この際 ついでだから "86" か "Nismo" のどちらかと、"Ariel Atom 4" を抱き合わせて2台
買ってしまったらどうか !?  人生、変わると想うよ !   Atom の 0-60mph は 2.8秒だぞ !!
但し Atom は超人気で 現在 納期は2年以上待たされるから 入手する時期もズレるし、
何とか資金繰りしてみたまえ !!  ...... さあ、どうする !?

https://jalopnik.com/the-2020-nissan-gt-r-nismo-is-getting-some-carbon-parts-1834096389
「2020 gtr nismo」の画像検索結果

2019年4月3日水曜日

Lotus Elise MK-1 with Honda Engine for Sale

  Click to enlarge(拡大)  ↓

このところ リバイバル感を醸し出して人気の Elise MK-1。
人気の理由は 車重の軽さにある。 現行のエリーゼより 200kg 以上も軽く、
その動きと走りが 非常に小気味よいからだ。
特に 日常の街中での走行感は、現行エリーゼより遥かに "気持ちいい~ !! "。

そんな中、我々にも一通のオファーが入った。
当該のクルマは英国で 1998年に登録、ワンオーナーながら 10万キロを超えたものの、
隅々に至るまでリフレッシュを施したボディーと足廻りに New(当時) Honda i-VTEC JDM K20A
1998cc・220bhp Engine を積み、軽量化されたフライホィールを組み込んでいる。
2006年にエンジン換装後、現在までに 4,764km しか走行せず 車庫保管と記されている。

"K20A" は、Civic Type R や Integra Type R, 及び Accord Euro R 向けに開発され、
2001年~2011年まで それらのクルマに搭載された。  Ariel Atom にも使用されている。

1998cc K20A型には 標準仕様 155ps と、R-Spec 225ps が有り、
標準仕様は ステップ・ワゴン(Step WGN) 等に使われたが、R-Spec は Civic Type R、Integra Type R、
Accord Euro R に使用され、84,00~8,600rpm まで廻る ハイ・スペックだ。
今回の Elise MK-1 は、当時のオリジナル車より 100馬力以上もアップグレードされ、
更に もともと軽いこのクルマである。 その走りは想像に難くない !!

その他、このクルマの 主な仕様は以下の通りである。
Close-ratio Transmission,  LSD,  Nitron Suspension kit,  Wishbone Ball Joints,
Full Geometry Alignment,  Full Set MMC Brake Discs(Aluminum Belled, drilled & grooved)
Yokohama Advan Neova AO48R Road Tyres,  Willans 4-Point Harnesses(driver & Passenger)
ACES Sureshift Sequential Shift Light and RPM Tell Tale System,  
Blink Exhaust / Silencer Unit,  
Body Shell removed from Vehicle,  Steam cleaned engine bay, front boot compartment, 
Wheel Arches and Under Body,  
Carbon Fibre Parts for Front Spoiler and Splitter,  Rear Diffuser,  Side Air Intake Scoops。

日本で納車時の価格は、予備検付 / 車検場での登録諸費用別で 625万円。
この価格は、私共が 当時販売していたノーマル仕様の新車価格に ほぼ等しい。
まさに 新車かと見間違うほどに復元された20年前のクルマに この価格だが、
その手間暇と車輌内外の内容 及び その性能を鑑みると、十分納得出来るものであろう。

ちなみに 日本のエリーゼ 第一号車は 私共が輸入している。
1996年、英国のデーラーの店頭に新発売の Elise MK-1 が並び始めてから 僅か一週間後には、
ウチのショールームにも Azure Blue の Elise MK-1 が並んでいた !!

以上、興味のある方は 当方まで 早目のご連絡を。 /  Britishgreenyokohama@gmail.com

2019年1月17日木曜日

Sadev for Caterham Seven

    Click to enlarge (拡大) ↓

毎回 Autosport International に出展している フランスの SADEV。  アメリカにも拠点を持つ。
ブースには、Caterham 620S でも使用する 6Speed Sequential / SCL82-17 も展示されていた。
展示品には エアシフターだろうか、オプション品が装着されている。

SADEV は モータースポーツ用の様々なタイプのトランスミッションをラインアップ、
信頼性の高いトランスミッションである。 仕上がりの質感も 非常に良い。
日本では SADEV の様に多品種のモデルを揃えているメーカーは皆無だ。
数年前に終了している Ariel Atom V8 にも採用されていた。

2018年7月14日土曜日

Good Morning from Goodwood




Atom は進化し続けている。
今週 Ariel Motor Company Ltd は 進化型の "Atom 4" を発表、この週末に開催されている
"Goodwood Festibal of Speed" で 早速にその姿を披露した。

www.autocar.co.uk/car-news/new-cars/all-new-320bhp-ariel-atom-4-makes-first-appearance-goodwood

1999年に登場した初代の Atom。  私共は 翌2000年、日本初の Ariel Atom を横浜に
上陸させている。以来、同社とは緊密に連携し 現在に至る。
今回の Atom 4 は その第四世代と言える。  
でも外見は大きくは変わらない。 だからいいのだ !!

最大の特徴は 新設計のシャシーに Honda Civic Type R の エンジン、Turbocharged 320bhp を
搭載している事だ。 オプションで 350bhp も。
結果 0-60mph を 2.8秒、0-100mph は 6.8秒という とてつもない速さを
実現してた。 これは BAC Mono にほぼ匹敵し、その価格に至っては Mono の半額をも
大きく下回り、現地価格は £39,975(約600万円、オプション別)。
そして Caterham Seven の最上級モデル Seven 620R の性能に匹敵し、
価格は 620R よりも 12,000ポンドも廉い !!

今回の改良は 1999年にアトムが登場して以来の最大の変更を施し、
クラッチとブレーキペダル、ヒューエルキャップ以外は 全てを見直した。
特筆すべきは、メインフレームには 従来型より大口径の鋼管を使用し、これまでの Atom 3.5 に比べて
ねじれ鋼性に於いては 15% の強度アップを果たしている。
更に インテリアとレッグルーム・スペースを拡大、また 衝突安全性についても再考され、
フロントから車室にかけてや、シートベルト及びリアのエンジンベイとのインパクト・テストの
基準もクリアして、欧米での販売をより効果的に推移させることに寄与している。

https://www.topspeed.com/cars/ariel/2019-ariel-atom-4-ar181787.html

私共は 2000年、日本初の Ariel Atom を横浜に上陸させた。
それ以前にも、生産を再開した Ginetta G4,  G12 を,  96年には Lotus Elise MKⅠ、
そして 初代 Atom 等 各々を日本初輸入し、その後も Safir GT40, Lotus Exige,
Chevron,  Ginetta G40,  Zenos E10, BAC Mono,  等々、
国内の自動車雑誌でも目にしなかった英国のレアなスポーツカーを早々に国内に紹介している。

Lotus Elise MKⅠについては、96年の発売開始時に英国デーラーの店頭で並び始めた
僅か一週間後に 私共の手許にクルマが到着していた。 
Elise MKⅠは、発売開始の3年前から情報収集を行っていたものだ。
その後の Elise MKⅡも初上陸させ、京都の街を徘徊している。

Safir GT40 は4台共空輸し、最初の一台は 筆者自身が LA の空港の貨物ヤードに運び込んでいる。
後の新車3台については、英国の工房から直輸入した。
目の付け所が一線を画している、と自負するところだ。(自負し過ぎか ..... !?)

ところで昨日、この週末に開催されている Goodwood Festival of Speed の会場から、
Ariel 社のスタッフが一通のメールを我々に届けてくれた。

"Hi, Good Morning !! 私達は今 グッドウッドに居るんだけど、
当地のオフィスでもメールと電話の問い合わせで大忙しだよ " と。
そして、"貴社には今日からでも Atom 4 のオーダーを受け付けるよ。 注文, 待ってるから !!
まだ オプションリストも出来ていないので 悪しからず ! "、だと。

私が サマーセットの同社を訪れた際には 確かに小規模で、工房には従業員が 12~3名しか
居なかった様に記憶する。 これでは 納期が2年以上かかるのは納得せざるを得ない。
でも、多分 次に訪れる時には 増員されているじゃも知れない。  会社は すこぶる順調だから。
https://britishgreenyokohama.blogspot.com/2015/01/atom.html



2016年7月12日火曜日

10 of Evora Limited Edition


Blue & Orange Evora 400 Exclusive - Front 3/4

Lotus は Facebook、Instagram、Twitter 等を通じ、ファンからの応募でクルマのイメージを募集し、
それを反映させた特別仕様の Evora 400 を10台限定でリリースする旨、週明けの昨日に発表
している。 Hethel の工場の50周年を記念しての事である。
www.lotuscars.com/node/54227

ブルーをベースに オレンジと白のストライブを配し、インテリアはブラック・レザーにオレンジの
ステッチを施す。 60年代のロータス車をイメージしたと言うが、当時 こんな配色が有ったっけ !?
いつ、どんな要領で この10台をリリースするのか定かでないが、もし この限定版が欲しかったら
直ぐにでも 声をかけておいた方がいい。 Evora は 決して悪いクルマではない。 売り方が悪い。

昔 エリーゼが発売されて間もなく、ヘーゼルの工場内を訪れた際に目撃したのは、
女性の職工さんが、革の捲きロールから部材を切り出して 手作業で座席を造っていた。
普通、座席ユニットは外注するものだが、ロータスは 今でも似た様な事をやっているのだろうか。
だから10台限定でも、問題なく対処できるのだろう。

現行のロータスの旗艦は、この Evora 400 である。 エスプリは無い。
だから ロータスは あの手この手で、既存モデルに限定版のデコレーションを施し、
一台でも多く販売することを試み、モデル全体のボリューム感を上げて、世界中にデーラーを
増やし続けている。 今の持ち駒では、これでしか 売り上げ増は望めない。
これでは 居酒屋に入って、"取りあえず ビール ! " と言ってるようなもんだ。
(英国のパブでは、圧倒的に ビールだけど。)

今や F1のシーンから ロータスの名は消えてしまった。
WEC(世界耐久)などの大きなレースでも、ロータス車を見掛けることは 殆んど無くなった。
ここ2年ばかり、バーミンガムのレーシングカー・ショーで、ロータスはブースを構えていない。
(ケーターハムも同様。 両社の財政は、決して楽ではないハズである。)
レースから立ち上がったロータスの伝統は消え失せ、常識的なクルマ販売の道を辿っている。

ここ2~3年の内に、SUV と セダンを発表すると言っているが、益々普通の会社になってしまう。
つまんない~ !!   創業者チャプマンの意志は どうなったのか。
レースとライトウェイトのコンセプトは、何処へ行ってしまったのだ !?

Blue & Orange Evora 400 Exclusive - Front high

当ブログでも 度々申している通り、ロータスは マツダのロードスター・クラスの 軽くて小さい安価な
FRの2シーターを、一刻も早く用意すべきである。 今のエリーゼは(我々的には)重すぎる。
初期のロードスターは、かってのロータス・エランの雰囲気を摸したと言われて久しいが、
ロードスターは今や、通算100万台の売り上げを達成できるまでに成長している。

そして、全く生まれ変わって レースの世界に足を踏み入れた Ginetta や、順調に販売を伸ばす
Ariel Atom や Nomad。 新生ジネッタは 会社としては、まだ従来からの クルマ以外の部門の方が
大きなウェイトを占め、クルマ造りは ここ数年始まったばかりだ。 財政的には ロータスより余裕
だろう。 Ariel だって、10~20年のスパンで考えれば、ケーターハムを追い抜くのではないかと
思うほどだ。 これらは、私自身が両社を訪問してみて、つぶさに感じた事である。

でも、ロータスには頑張って欲しい !  40年前に一度手放してしまった スーパー・セブンの版権
を取り戻したらどうか。 軽いクルマが創れないのだったら、ケーターハム社を吸収して
統合したっていいじゃないか。 今や ロータスもケーターハムも、スポンサーはマレーシア資本だ。

マレーシアのプロトンを経由して、現在 ロータスを統括する 同国のコングロマリッド・DRB-ハイコム
は、ボチボチ 次の手を考えた方がいい。 潤沢な資金は有るだろうから。  今でしょ !!
問題は、ロータスやケーターハム、及びイギリスの現状を熟知し、従来のロータス・ユーザーの
マインドを理解しながら会社を発展に導く事ができる人間を、マレーシア側が 送り込めるかどうか
だろう。   さあ、どうする ....... , Lotus !!