Caterham Racing は 本年度から、GP2 が始まった2005年以来の
実績を持つ オックスフォード州 Banbury に在る "Arden International"
とタグを組み、"Arden Caterham Motorsport" として
アーデンのオーガナイズを組入れ、"World Series Formula Renault 3.5"
を 戦っていくことになった。
フォーミュラ・ルノーは、ダラーラ・シャシーに フェアレディーZ の3.5 リッターV6
を搭載し、GP2 同様 2005年から レースが始まっている。
Caterham は、2010年9月から "Team Air Asia" の名でスタートした
GP2 シリーズへの参戦につき、昨年4月に トニー・フェルナンデスが
ケーターハム社を取得したことに基づいて、以後 "Caterham Racing"
の名のもとに GP2 シリーズ、及びGP2 アジアシリーズに参戦してきた。
同7月以降は、マシン・カラーも 従来の赤と白を基調としたものから、
F1 同様の グリーンに黄色のストライブの入ったものに改められ、
テクニカル・スタッフも F1チームと共用していた。
GP2 は、2005年に 国際F3000 から ステップアップしてきたレースで、
ヨーロッパとアジア・シリーズがある。 一部 F1 GP と日程が重なり、
レース車輌 も F1の感覚に近いものが使用され、ドライバーにとっても
F1への登竜門として みなされ、R・ハミルトンも 2006年・GP2 チャンピオン
だったし、中嶋一貴や小林可夢偉も GP2 出身である。
また、今年から Lotus F1 Team に加わることになった ロマン・グロージャン
も 昨年のチャンピオンだ。
GP2 の車輌は、ダラーラ のワンメイクで、仏 Mechachrome が組み上げる
ルノー・エンジンを使用する。
これで、Caterham は F1 を筆頭に、GP2、Formula Renault 3.5 へと
その戦歴を重ねていくことに。 フェルナンデスの "ツルの一声 " だろう !!
まったく、ケーターハムが こんな事になろうとは、誰が想像したであろうか !?