昨日 中国汽車工業協会(CAAM) は、1月の新車販売台数が
商用車、バス・トラックの落ち込みも かなり厳しかった様だ。
ブルームバーグでも、全体平均は18%の減少と 予測していた。
中でも、フォードの落ち込みは厳しく、42%減の30976台に留まった。
また 中国の国産車勢も、輸入車ブランドの攻勢で3~5割減に
なったところが多かった様だ。
中国 "GreatWall(万里の長城 ?)Securities Co.(証券)" は、
単に5営業日の休日の変動にもかかわらず、この数字は残念だ
とコメントしている。
但し 南京の証券アナリストは、これ等の数字に対する懸念は、
必ずしも 当っていない とも述べている。 発展途上の地方都市の
消費はまだ上昇傾向にあるからだとの理由だ。
また、昨年1月は過去最高の生産台数を記録していた為、
その反動との見方も強い。
BMW、アウディは 30%近い伸びを示しており、富裕層の高級志向は
依然 衰えていない様でもある。 カネ持ちは いつの世も強い !
そして 中国側は、"中国経済は 根本的に健全で、今回の減少は
単に今年の旧正月(毎年異なる日付。今年は1月下旬)の休暇の
影響を受けた数字であり、2月の売上高は30%上昇するだろう。"
と言明した。
さて、いつまで続く 中国の好景気。
今後 2~3ヶ月の中国国内の新車販売台数の推移は 注目に値する。
[source, Bloomberg ・日本経済新聞 ]