2014年5月28日水曜日

Not for Sale !!


Fernandes: Caterham is not for sale

昨晩、CaterhamTony Fernandes は、Caterham・Group を売却してしまうのでは
という 噂 に対して、"The Caterham Group is not for sale. We love what we build and we are always looking for further investment. This is no different to how we started AirAsia "
と、きっぱり否定する声明を発表した。

これには、同グループのもう一人の株主である Datuk Kamarudin Meranun氏も同様、
ケーターハムのブランドに専心し続けるものであると 付け加えた。

さあ、これでグループの社員達も 一安心したことだろう。
丸一日、噂に翻弄(ほんろう)されたに違いない。 まずは 目出たしか。

しかし F1を含めて、グループ全体も 問題を抱えながら走り続けているのも確かだ。
やはり、従来から続く ケーターハム・セブンを中心とする 本社の安定した経営に専心し、
グループ全体を しっかりまとめ上げていく事が、一番の "肝(キモ) " だろう。
但し、ここまで 器(うつわ)をデカくしてしまった以上、セブンだけでメシを食っていくのも
困難なハズだ。 早めに次なるビジネス・モデルを立ち上げなくてはいけない。

それもあってか、Aero Seven を発表したりしているが、あれは 少なからず賛否両論を
抱えているし、ここは一発、当初 アルピーヌとの合弁で企画した ミッドシップ・モデルを
優先して自力で立ち上げるのがよかろう。 いまのケーターハムだったら出来るハズだ。
F1は 早めに切り上げて、新車企画にコストを注ぐべきだ。

ウチも F1を走らせていた というのは、それなりに世間の評価を得たことだし、
実績として世に知らしめた事であるから、ケーターハムとしては それで充分である。
これ以上走らせ続けるのは重荷だ。 よくやったと言っていい。
元はと言えば、キット・カー屋ではないか。
勝ち負けは別として、そこまで昇り詰めたことは充分に評価していい。

そして もう一つ、ミッドシップとは別に、廉価な FR のスポーツ・モデルを企画したい。
せっかく フェルナンデスが頑張ると言っているのだから、彼の熱の冷めないうちに、
かって ケーターハムがロータスから セブンの版権を引き継いだように、
例えば、かっての Lotus Elite をほぼそのまま復活させてみてはどうか。
セブンと同じく あのデザインは永遠に使える。 セブン同様 話の流れとしても おかしくはない。
Elan は既に、MAZDAMiata のモチーフに使ってしまったし。(世間もそう想っている)

1957 Lotus Elite

チャンと走れる Elite が もう一度欲しい !  フェルナンデス、頼むョ~ !! 

Lotus Elite For Sale (1959)