2015年6月30日火曜日

Max Verstappen




最年少の 現役F1ドライバー、 Max Verstappen。 17歳。  ベルギー出身のオランダ人。

Verstappen は 今月の オーストリアGPの後、 F1界のボス Bernie Ecclestone とのインタビューで、
ドライバーがレース中に コクピットで受け取る技術的な情報の量があまりにも多過ぎる事に
ついて、苦言を呈した。

 [Verstappen]
"特に ボクみたいな若手にとって、(レースの最中に受け取る)テクニカルな情報量は、
 あまりにも過大だ。 現状では その情報を確認し、それに対処する為に 80% の気力を
 集中させなければならない。 マシンのコントロールには 20% しか裂くことしかできない感じだ。"

"そんな時、僕は どうすると思う !? "

"自分のレース・エンジニアに(無線を通じて)あんまり負担をかけないでくれ !! ...... , と 言うんだ。
 時々 ディスプレイのスイッチを切ってしまうことさえあるよ。
 自分が本音とする感覚に頼りたいんだ。 結局 そうすることが 自身を いいレース・ドライバーに
 仕立ててくれることになるんじゃないか !? "

 [これに対し Ecclestone は、]
"分かった、 ドライバーは そうなるべきだ。 その辺をはっきりさせなくちゃぁ いかん。
 そうなるに違いない。 素晴らしい !  来年のレギュレーションは、そうなる事を願っている。"

あまりにも難解になってしまった 今の F1のレース規格。
Verstappen の言う様に ドライバーに対する過酷な負担は、マシンをコントロールするというよりも、
レース中のコクピットで、まるでコンピューターのオペレーションをやっているような状況を
ドライバーに強いるようなもんだ。

更に マシンにとっても ハイブリッド化された複雑なメカニズムは、マシンの開発に多くの時間と
多額な開発費用を強いている。 その為、上位チームと下位のチームとの格差は
拡大するばかりだ。 この状況は、時に下位チームのレース参加への脱落をも生み出す。
去年、今年とも メルセデスの圧倒的な一人勝ちが続いているし、ルノーでさえ手こずっており、
レッドブルとの間に 軋轢(あつれき)が発生し、レッドブルは F1をやめてしまうのではという噂
まで飛び出す始末だ。

しかも、ハイブリッド化したために最高速は低下して、ドライバーは それに対して不満を抱き、
観客は つまらなくなった音の問題で、せっかくサーキットに足を運んでも、
レースを観て 興奮や感動を覚える事さえ出来ず、更に テレビの視聴率は低下する。
今月のオーストリアGP では、観客が40%も減ってしまう結果となった。
私も 数年前までは毎年 鈴鹿に足を運んでいたが、今は行かずじまいだ。
どうせ 行っても つまんないし。

果たして F1だけが、ハイブリッドを中心としたエコに関する技術開発を背負って立たなければ
ならないのか !?  確かに 今の F1は、航空機レベルといってもいいほど 高度な技術を駆使
してレースをやっているが、本来 エコや安全を中心とする技術開発は、
世界の大手メーカーが自身の責任で行うべきことである。

F1レースは あくまで興行であり、ショーなのだ。 
観客は それを観て楽しみ、興奮して帰路に着く。 その感動をもって 自身の明日への糧(かて)
とするのである。 なにも メーカーの技術開発の結果を確認するために、サーキットまで足を
運ぶワケではあるまい。
世界のレースを統括する FIA は そこのところを良く認識し直して、今後のレース運営に反映
させなければならない。 でないと 観客と視聴者は遠のき、F1は衰退する。

いまさら そんなことになって欲しくはない。
いくら ボスといっても Eccleston も 84歳になった。
最後のひと仕事として、F1の興隆を ちゃんと見極めてもらいたいものだ。 頑張って欲しい。

2015年6月29日月曜日

Pikes Peak International Hill Climb 2015

 source ; autoblog.com


昨日終了した Pikes Peak International Hill Climb
今年の優勝は 9分07.222 の新記録で Rhys Millen が飾った。
常連の Nobuhiro "Monster" Tajima(田嶋伸博)は、9分32.401 で2位で終了している。 [Results]

Click ↓
このところ やはりエレクトリック・カーが順調だ。 時代の流れか。
しかし、これまでは 2013年に Sebastien Roeb が出した 8分13.878 の記録が最速である。
今回の Millen がその前年 2012年に優勝した際の記録は 9分46.181 であった。

2015 Pikes Peak Hill Climb
Monster's Run

いつも数々のドラマを生む Pikes Peak。 新たな挑戦は尽きない。
www.youtube.com/watch?v=0DF9mAeRvG8     [Monster Previe this Year]
www.youtube.com/watch?v=c6wI_lBj3mc    [Monster last Year]

さあ、次は 8月の Laguna SecaRolex Monterey Motorsports Reunion) か !!

2015年6月28日日曜日

Formula E , to get London going electric !?

 www.motorsport.com/formula-e/london-mayor-laps
London Mayor laps Battersea Park track in Formula E car

London Mayor(ロンドン市長) Boris Johnson は、昨日行われた Formula E "London ePrix" で、
Battersea Park に特設された 1.81-mile のサーキットを "軽く" 周回して汗を流した。
ePrix のボス、Alejandro Agag の乗る BMW の Safety Car が先導した。  [Battersea Maps]
http://www.mirror.co.uk/mayor-boris-johnson-tries-out-5959474
www.youtube.com/watch?v=XacztSefYuY  [Video]


"Amazing, amazing, ....., quite nimble ! "   そして、"大したスピードは出さなかったが、楽しんだよ !
普段はもっと速く走ってるけどね。 このイベントは毎年続けていくつもりだ。
これは ロンドンを エコな都市に変えていくキャンペーンの一環だ。" と 市長はコメントした。
Alejandro Agag and London Mayor / racingnews.com
www.youtube.com/watch?v=8MviUdZJVfw [Alejandro Agag Intreview Video]

本戦では Sebastien Buemi が、Pole to Win の走行で チェッカーを受けた。
レースは 往年の名ドライバーの息子たち、Nelson Piquet Jr や Nicolas Plost らが活躍している。
日本からも 鈴木亜久里率いる Amlin Agri から山本左近が出場したが、14周でリタイアした。
Amlin は、英国の保険会社)

今回の会場で、仏Citroen のDS Automobiles と 英Virgin Racing は共に会見し、
来期の ePrix から シトロエンがパワートレーンを開発、ヴァージンのクルマに搭載して
"DS Virgin Rascing" の名で 参戦していく事を発表した。
DS Automobiles は、昨年 シトロエンから独立した 新プレミアム・ブランド)


さて、日本における公道レースはというと、2007年には 三宅島でのバイク・レースの開催計画や
小樽市の公道レース計画、また最近でも沖縄の豊見城(とみぐすく)市が Super GTを誘致する
計画があったが、いずれも頓挫している。 また かっては横浜の青年会議所の発案で、
みなとみらい地区で F1レースを開催するべく奔走したことがあった。

これらは 多くの場合、警察の道路使用許可が下りなかったり、民間の市民団体が懸念を示したなど、
官民両方の理解が得られなかったのが主な原因である。
日本では官民とも、公道レースについては全くと言っていいほど 知識も経験もなく、
これらに関して 両者ともに 圧倒的な 意識レベルの低さ が、海外と大きく違うところだ。

海外の公道レースを見る限り ル・マンは 1923年から、モナコは1929年、マン島TTレースに
至っては1907年から開催されており、行政の許可と指導のもとに公道でレースが開催され、
毎年10~20万人を超える観客が訪れて、その経済効果は抜群だ。

そして 日本では昨年あたりから、再度 公道レース開催に向けて大きな進展がはじまりつつある。
今月、自民党の"モータースポーツ振興議員連盟" は、"モータースポーツ推進法案" を
9月27まで延長された第189回通常国会に提出する方針を固めた。
同連盟の会長、古谷圭司 元国家公安委員長が党の合同部会で発言、
公道を使用するモータースポーツの開催をスムーズにとり行う事を主旨とし、同法案の今国会中の
成立を目指す。 道路使用に関して手続きを迅速化する様に施策を講じるという。

この動きには もちろん、国内外の観光客をはじめとする地域の振興が大きな目玉だろうが、
昨年あたりから急増する外国人観光客や、2020年開催のオリンピックが念頭にあるに違いない。
要は 日本経済活性化の為の "国策" である。
これらに関しては、海外での歴史と伝統に基づいた公道レースにおけるコンセンサスと、
日本での民意とのギャップを どう解決に導くかが 最大の焦点だろう。




この法案が実現すれば、取り敢えず フォーミュラ E の誘致ぐらいは可能かも知れないが、
F1や INDY の市街地開催は 全然 難しいと想う。 レース自体のレベルと内容が格段に違うし、
行政・民間共々 それを真に理解し、実行する為には かなりの時間と知識の吸収が必要だろう。
せめて 今回の法案が廃案にならない様に願わずにはいられない。

2015年6月27日土曜日

All New 3-Eleven in Goodwood

Lotus 3-Eleven front side

遂に Lotus 新しい "3-Eleven" を今週いっぱい開催されている Goodwood Festival of Speed
の会場で、昨日(金曜日)初公開した。
いいよ、これは !!   現物を視なくても判る。  https://twitter.com/grouplotusplc
現状で市販されるロータスとしては、最速、且つ最も高価なクルマとなる。

しかも ロータスは、今回 レース・トラック用のみならず Road Model も用意する。
各々の価格は、£ 82,000 -(Road) と £ 115,200 -(Race) 。
Race Model は、同社の Hethel Test Track で 1分22秒を記録し、
これは 今迄のどのモデルよりも速く、最高のハンドリングと強烈なスピードを兼ね備える。

主なスペックは、トヨタ・ベースの V6 450bhp / 7000rpm、332lb ft max torque / 3200rpm、
6 speed H-pattern gearbox(Road Version, with racing clutch)、Xtrac sequential 6-speed paddleshift(Race Version)で、両モデル共、Torsen-Type の Limited Slip Differentials を
装備する。 従来の 2-Eleven よりも 80%近くパワーアップしたにもかかわらず、
車重の増加は20%程度に収まっていると言う。

ロード、レース用共、ライトウェイトのコイルスプリングに 特注の Ohlins と adjustable anti-rollbar
(front)が着く。 また、鍛造アロイ(18in/ Front、19in/ Rear)に Michelin Pilot SuperSport(Road)、
Michelin Cup 2s(Race)を履く。
2-piece cross-drilled Disc Brakes & AP Racing 4-piston Callipers(both are Road & Race)
が装着される。

これまでのプロダクション・モデルより、40%も軽いグラスファイバー・パネルを纏い、
レース仕様では、240Km/h で 215Kg のダウンフォースを得ている。
コクピット内は、必要最小限で簡素な仕上がりになった。
ダッシュボードには、TFT Information Display を備える。
自社デザインのバケットシートを積み、両モデルとも クイックリリース・ステアリングと
4ポイント・ハーネスが標準で着く。
Road Model は、助手席はオプションで トノ・パネルカバーが助手席側に装着できるという。

ロータスは来春からのデリバリー開始に備え、この9月から生産ラインを増設、
今迄の週45台から70台ペースまで引き上げる。
その後2年間で この 3-eleven については、当面 311台(3-eleven だから ! )の生産を目論むが、
もしも 予想外の( ! )予約が入れば、それは嬉しい結果だろうから 増産を考えるかも。
でも、値段は決して安くないしな~、 ...... , どうだか !?

Lotus 3-Eleven rear side
Lotus 3-Eleven side
Lotus 3-Eleven rear

さあ、売り切れないうちに どうぞ早目の予約を !  ........ ,  お待ちしてます。
最速で 車検登録しますから。  ......... ,  それとも、もう売れてしまったか !?

britishgreenyokohama@gmail.com

2015年6月25日木曜日

1968 Honda CB160

 themotolady.com
saam-gabbay-stacie-london-el-mirage

自分はイギリスのクルマ屋だけれども、実はアメリカが大好きだ。
カリフォルニアの青い空の下で撮る写真は、出来上がった時の色の抜けが全然いい。
そんな光の下に身体を置いた時の気持ちよさは、日本やイギリスに居ても 味わうことは出来ない。
ましてや、そこで好きなクルマやバイクを楽しむ日常を送れるのであれば、こんないいことは無い。

今日のウェブで見つけた女性ライダー Stacie B. London も、そんな中の一人だろう。
彼女のバイク歴は まだ新しく、2009年からである。 それ以来、2輪趣味にのめり込んだ。
特に Vintage Bike の匂いと雰囲気は、彼女にとって格別だった様だ。

かって 一度 バイクで深刻なクラッシュを味わってはいるが、彼女が 自分のバイクに与えた
"Triple Nickel" のニックネームを引っさげて、時たま 近くの Salt Flats に向かう。
www.youtube.com/watch?t=314&v=WWxKglijECw   [Video]

そこでバイクに乗りながら、過去の色んな出来事に想いを馳せる。
そして、また ビンテージ・レースに臨む。  その "病みつき" は忘れられぬものとなる。

2015年6月23日火曜日

Colani's land speed record Ferrari for sale

 Photo ; Autoblog.com
1989 Ferrari Testa D'Oro Colani front 3/4

Luigi Colani(ルイジ・コラーニ)、 久しぶりに聞く名前だ。 20年ぶり位か。
あらゆる分野のデザインに精通した御仁で、当時 一世を風靡した。
一種 SFチックな雰囲気は、Syd Mead(シド・ミード)の世界にも通じる。

Testarossa をモチーフに、大幅にデザインにモディファイを施して 高速域のスピードを追求、
Bonneville Salt Flats を目指したとされる。
エンジンは ドイツ Lotec の Flat12 を用いている。 この時は、2連のターボで750馬力を得た。
(Lotec は 以前(今でも !? )、Sirius という マクラーレンみたいなクルマを造っていた。)

"Ferrari Testa D'Oro Colani" と呼ばれ、91年のボンネビルで 218mph を記録した様だ。
まあ 大した速さではないが、Salt Flats に こんなデザインのクルマは、そうそう出て来るもの
ではない。(変なクルマは いっぱい来るけれど ! )


今、このクルマが 正に "For Sale" となっている。 但し 価格は告げられていないので、
"応談" だろう。 日本の諸君、たまには こういうのも どうだ !!
コレクターの世界に仲間入りできるに違いない。 世に名を残すのに、手っ取り早い方法である。

実は私も かって、ロータスの Etna(エトナ)が売りに出てると聞いて、かなり本気で英国の某所
まで見に行った事がある。 しかし コラーニ一ほど SF なクルマではなかったし、
一見して動きそうにもなかったので、諦めて その場は引き下がった。
エトナは Giugiaro のデザインで、84年のジュネーブ・ショーに登場している。

でも、この D'Oro Colani は 動きそうだ。(但し、あんまり曲がらないかも。)
でも、そんなことは どうでもいい !  コラー二・デザインの実車は貴重だ。
www.youtube.com/watch?v=PinyMR-qcsI  [Video]

さあ、是非とも あなたのコレクションに加えて頂きたい !!   ........ , どうだ !?

2015年6月21日日曜日

Austrian Grand Prix Final

                BBC Sport
Nico Rosberg

1位から7位までのスターティング・グリッドは 昨日の予選結果と変わらない。
それ以降は ペナルティーなどにより、変動している。
マクラーレンの2人は、最後尾スタートとなった。  twitter.com/HondaRacingF1

間もなく、あと5分で決勝レースがスタートする。
そして 現地 14:03、Go Go Go !!

ところが、最初の2コーナーで、Alonso と Raikkonen が かなり激しくクラッシュ、
セフティー・カーが入る。(二人のドライバーは クルマを離れ、OKだ。)
しかし、このクラッシュは あとで審議の対象となるだろう。
www.youtube.com/watch?v=v9BbIbqFD6I   [Video]

Button がチーム・ラジオで心配する。   Alonso は膝に触ると痛む程度の疼痛がある様だ。
(その後 Alonso はメディカル・センターに向かった。) Rikkonen は まだガレージに留まっている。
彼は ここ4,5日 不機嫌だったが。 Kimi は気合いを入れ過ぎたか。 彼のスピンが原因の様だが。

https://twitter.com/McLarenF1/status/612599431062536192

BBC


WWW 1.skysport.com

Lap 3 の順位は、1)Rosberg  2) Hamilton  3) Vettel  4) Massa  5) Hulkenberg  6) Verstappen。
Lap 5 でセフティー・カーは退場。

そして Manor の Will Stevens もリタイアか。

更に アクシデント !  Button がスローダウン、リタイアだろう。
McLaren-Honda にとって 悪夢の週末か。

Button は、"スイッチボードのウチのいくつかを交換していた様だが、
いまのところ原因は判らない。"

Toro Rosso のSainz は、ピットレーンでのスピード・オーバーで 5秒ペナルティーを受ける。
Hamilton にも心配が。  ピットの出口で 白線を踏み越えたか。 彼も5秒ペナルティーだ。

レースは 周回の半分を終えて、残り35周。 コース上には14台しか残っていない。
Lotus の Grosjean もリタイアしている。

残り20周の順位。
1) Rosberg   2) Hamilton   3) Massa   4) Vettel   5) Bottas   6) Hulkenberg
7) Verstappen   8) Ricciardo   9) Maldonado 10) Perez

Vettel が 3位のMssa をジワジワと追い詰める。 1.8秒差。  あと10周 !

そして、残り5周、Vettel が遂に Massa に追いついたが。
twitter.com/ScuderiaFerrari/status/612612941947514881

さらに トップを行く Rosberg のタイアに異変が。 微振動が止まらない。
でも、残りあと2周。


........ と言いつつ、現地14:33、Rosberg が チェッカー・フラッグ !!

1) Rosberg   2) Hamilton   3) Massa   4) Vettel   5) Bottas   6) Hulkenberg
7) Maldonado   8) Velstappen   9) Perez   10) Rcciardo

twitter.com/SkySportsF1/status/612616739713642497

[Full Race Results]     テレビは この後 23:30 から BSフジで。
今現在、McLaren-Honda からの詳細なコメントは まだ無い。(23:00)


PS ;  Button のスロー・ダウンの理由は、エンジンのインテークにセットされたセンサーの
    不具合という事らしい。

Ornette Coleman died this month

 flavorwire.com
(Courtesy of Legacy Recordings)

今月11日、Ornette Coleman が亡くなった。
1930年にテキサスで生まれ、心機能不全のためニューヨークで死去。 85歳。
http://flavorwire.com/newswire/

Jazz に馴染みのない人にはあまり知られることは無かろうが、ジャズ界の重鎮、知識人である。
ピューリッツァー賞(Pulitzer Prize)を受賞している。
また、日本の高松宮殿下記念世界文化賞も受賞した。

アルト・サックスの演奏を基本とするが、トランペットやバイオリンもマスターし、
ファンキーな面もあるが ジャズから現代音楽まで幅広い知識を有し、演奏のみならず作曲や
コンポーザーとしても活躍した。  [Play of Loyal Festival Hall London / June 2009 Video]


60年代初め頃から、実験的な前衛作品を試み、フリージャズの新たな境地を開拓する。
わが国では主に この Free Jazz(ある種の前衛ジャズ)の旗手として知られている。
70年代に入ると フリー & ファンクを目指し、独自のジャズ理論を展開した。

さて 私自身の好みで、オーネットの2作品を紹介しておきたい。
一つは "Chappaqua Suite"(邦題 : チャパカ組曲、79:20)


65年にスタジオ録音として完成され、映画のサントラとして使われる予定だったが、
実際は インドのシタール奏者 Ravi Shankar の演奏によるものがサントラ盤として使われた。
それは日本でも 当時の CBS SONY から69年に発売されている。
当の映画監督 Conrad Rooks によれば、確かにコールマンに依頼したものの、
あまりに素晴らし過ぎて映画の邪魔をしてしまう との理由で却下されてしまったと言われる。

しかし オーネットによると、作曲したかなりの部分が編集により削除され、彼自身は原曲の
発売を認めてはいないと言っている。 確かにこの時期、オーネットはヨーロッパを中心に活動
していたが、何らかのカタチで編集されたモノが、"Chappaqua Suite" として仏CBS と日本で
発売されてしまった。 おそらく 当時の仏CBS のジャズ部門のチーフ・Henri Renaud の判断
だろうと言われる。 ...... , が、演奏内容は素晴らしい !!


もう一つは 72年、London Symphony Orchestra との共演で実現した、"Skies of America"。
60年代初頭から始まったベトナム戦争で荒廃したアメリカの威信と理論の崩壊を示唆
している様にも見える。 レコードのジャケットには、アメリカのシンボルである鷲が、
その国旗を喰いちぎるさまが描かれる。

www.youtube.com/watch?v=HkgQVJDhn6M (Audio / 41:27)

渡英直前のリハでは ニューヨーク・フィルの面々が協力したが、表向きは同フィルとの共演は
実現しなかった。 当時はまだ、ジャズメンがオーケストラと共演できる雰囲気ではなかったと説明
される。 しかし、その後のニュポート・ジャズ祭(In N.Y.)では、American Symphony Orchestra と共にオーネットは Charlie Haden、Dewey Redman、Ed Blackwell を従えて演奏を行っている。
どうやら、ニューヨーク・フィルとオーネットの折り合いが着かなかったのが要因かもしれない。

上記 YouTube では、LP両面分の演奏が聴けるが、パソコンの小さなスピーカーでは、
その全貌と良さは 全く表現が出来ないから、せめて HDMI で TV につなげて聴くことを薦める。
でも、スタイルは Free Jazz だから 好みは別れる。 理解するには、かなり気合いがいると思うが。

では、 ........... 。

2015年6月20日土曜日

Morgan Three-Wheeler goes to all-electric !?


morgan ev3 concept sketch

Morgan は、来週末に行われる Goodwood Festival of Speed で、
Three-Wheeler の電気版、"EV3 Prototype" をデビューさせる。
既に昨年秋頃から 噂されてたが、 "モーガンよ、遂にお前もか !! "

いくら何でも 大ヒットして大量に売れるハズもないから、大気汚染には全く関係ない !
会社の企業姿勢をアピールする為 ということだ。

(ついでに言っておくが、日本でも軽自動車の多くが アイドリングストップを備え始めたが、
 たった660cc の小さな車が、信号待ちの際にエンジンを止めても、大勢には関係なかろう。
 フェラーリが アイドリングストップしていますか !? 世界的に見ても、極く少数派のフェラーリが
 交差点でエンジンを止めても大した意味がないのは、フェラーリ自身が良く判っているからだ。

 まあ、全国的には 軽自動車の数はかなりの台数になるが、多分 再スタート時には大量に
 ガソリンを消費するから帳消しである。
 そんな事より、いつも渋滞を発生させる交差点は決まっているのだから、
 何故 その対策を講じずに いつまでも放っておくのか ?  これは行政と警察の怠慢である。
 問題個所の信号システムを 一刻も早く改善すべきじゃぁないのか !?

 少なくとも日本では、天文学的な数の信号の多さと 交差点ごとのロスタイムが、
 汚染の最大の原因なのだ。 アイドリングストップなんかで お茶を濁してはいけない ! 
 これも単に企業アピールと想いたい。 ....... 、余談でしたか !? )

さて 2012年の Geneva Show で、モーガンは Plus 8 をベースに "Plus E Concept"
展示していた。 しかし 今回の EV3 は、来年の暮れ迄には発売を開始すると言う。
細かいスペックこそ まだ明らかではないが、これまでの 1983cc / V-Twin・82hp に代わって、
101hp のモーター1台をリアに搭載して後輪を駆動する。
もちろん、従来のV-Twin 仕様も 併売することだろうが。

車重は 450Kg 以下だと言うし、馬力もアップして 最高速は 240Km/h に達するらしい。
ちょっと やり過ぎじゃぁないか !?  当然、加速も相当なものになるハズだ。
104年に及ぶ モーガンの輝かしい歴史の中で、画期的ともいえる出来事か。
3輪とはいえ、久々にライト・ウエイトを絵にかいた様なクルマである。

current Chassis / morganhistoryinfo.sharepoint.com

....... ン !?   でも V-Twin を失った後の フロントの顔つきは、どんな風になってるんだろう ?
これは もう、"Morgan Three Wheeler" とは言えないんじゃないか ?
特に 古いスリー・ホィーラーのオーナー達の間では、賛否両論だろうに。
フロント・マスクの絵を露出させていないところをみると、きっと反論さえ沸き起こるに違いない。

いずれ まあ、 あと一週間もすれば 判明しますけどネ !  待ちましょう !!

Face of  3-Wheeler that one is now,  and what is the next ? / telegraph.co.uk / photo

The Three Wheeler / ww.youtube.com/watch?v=Xg9LXWi9bZ0

Austrian GP Qualifying

           BBC Sport
hare
オーストリアの予選には ウサギも参加している。 速い !!

予選結果は まあ、相変わらずだ。 Mercedes の2人に Vettel が続く。 ポールは Hamilton。
www.bbc.com/sport/0/formula1/33211411
[Full Qualifying Results]

McLaren の2人は、エンジン、ミッションの交換や MGU-H、MGU-K の交換等で
両者とも 25グリッド降格のペナルティーが科せられる。
よって最後尾スタート、且つタイム・ペナルティーだ。
マクラーレンは 次回にペナルティーを持ち越すことなく、ここ レッドブル・リンクで
それを消化する事にした。

McLaren-Honda は 相変わらず多くのトラブルを抱えるも、彼らは オーストリアでは "学習" する
ことに徹し、諸々の機器のセッティングとチェック、データの収拾に集中する。 本戦も同様だろう。
ホンダにとっても ハイブリッドのF1エンジンは初めての経験であり、他のチームより一年以上の
遅れをもって臨まなければならない厳しい状況の中での戦いである。

しかも "ホンダならやってくれる" という、かってのマクラーレン・ホンダの栄光への期待から、
彼らにとっては、むしろ その事の方が最大のプレッシャーかもしれない。
でも、彼らは世界最高の知識と経験、意識レベルを持ち合わせるチームであることも事実だ。
だから二人のドラーバーも 現状に甘んじ、マシンの開発に集中しているのだ。

Alonso、Button も やはり世界のトップレベルにある。 チーム・ドライバー共々、最高レベルだ。
必ず結果を導き出すことを 誰もが想っている。 今は その為の時間が必要だろう。
期待していい ! 

明日の決勝は、現地14:00(日本時間21:00、時差7時間。)スタート。
テレビは、23:30から BSフジで。

2015年6月18日木曜日

Lotus teases ...... !!


Embedded image permalink
いざ 出発 ! (Front Gate of Group Lotus PLC.)
https://twitter.com/grouplotusplc

Lotus は、今月末の25日(木)~28日(日)に開催される Goodwood Festival of Speed(FOS)
デビューさせる "3-Eleven" について 衆目の話題を集めるべく、"Twitter Campaign" なる
キャンペーンを展開している。

自身のツィッターで、木箱梱包した 3-Eleven を大型トレーラーに載せてグッドウッドまで搬送する様子を逐次アップしている。 多分この様子だと現場に到着後、
ショーの開始に合わせて開梱し、センセーショナルなデビューを演出する魂胆だろう。
(Range Rover Evoque が Kensington Palace で行った披露宴の際も、白い箱の中から
 Evoque を登場させた。 Victoria Beckham も一緒だった。)
 www.youtube.com/watch?v=GszRG5zvTgk


件(くだん)の "3-Eleven" は、(現行)Exige のシャシーに Evora 400 に搭載する 3.5 Liter V6 を
420馬力にして搭載し、0-60mph は3秒以下、最高速 288Km/h に達する トラック専用のクルマ
ととしてリリースされる予定だ。 britishgreenyokohama.blogspot.jp/search/label/311

約一年前、昨年の春に就任したロータスの現社長 Jean-Marc Gales は、
決して業績の良くないロータスを立ち直らせるべく、あの手この手を考えている様だ。
今回の "Twitter Campaign" も その一環だろう。
彼の就任後は、デーラー数を増やして売り上げの増加を得る等、一定数の成果は上げている。
この3月のジュネーブ・ショーでは、Evora 400 を発表し、次なる一手が この 3-Eleven である。

3-Eleven の価格は、決して安くない £70,000 - 前後を見込むが、確かに そのポテンシャルは
今迄にないレベルに達し、ロータス始まって以来 最速の一台になるだろう。
よって そこそこの販売数は確保出来るかもしれない。

但し 私がいつも想うのは、早いとこ フラグシップとなる New Esprit を用意してもらって、
さらに マツダ・ロードスターのような FR の廉価なライトウエイトも 造るべきだと提唱したい。
Gales は、新しい SUV やセダン を計画していると言うが、そんなことより エスプリだろう。

厳しい言い方をすれば 今 Gales がやっている事は、現状の手持ちの駒をスープアップ下だけで、
まあ、カネもかからず 手っ取り早い方法ではある。 でも いつまでも それに甘んじてはいけない。
遠からず エスプリのような旗艦となる駒を用意すべきだ。 それこそが ロータス本来の姿であろう。
もちろん、新たな Right Weight も !

頑張ってくださいネ !!
Embedded image permalink
It's coming near the Shard at London Bridge Quarter   [Maps]

そして Goodwood を目指す !
Embedded image permalink


...... , and arrived Goodwood !
twitter.com/grouplotusplc/status/612312663406845952

2015年6月16日火曜日

Alpine Celebration

 www.autocar.co.uk/2016-renault-alpine-celebration-concept-revealed

......... , ん !  これは何だ !?   先週 土曜日の午後、Le Mans に現れた All New Alpine !?

24時間レースは現地時間3時に始まったが、その前の ちょうどいい時間帯に 旧A110 の先導で
コースを軽く流して 人々の目を引いた。  www.youtube.com/watch?v=KJW9rRm2KWU
www.renaultsportf1.com/The-Alpine-Celebration

確かに このクルマが登場することは予告はされていたし、待ち構えていた人は多かったろう。
でも この容姿を見て、ロータスの関係者は 一瞬 安堵したのではないか。
しかし ルノーの上手いところは、何の変哲もないタダのセダンを スーパー・スポーツに変身させて
しまうのが得意だから、侮(あなど)ってはいけない。 今は "こんな" 格好をしているけど !

さて、かっての A110 Berlinetta をモチーフにしたと想われる ボンネット中央の膨らみと、
2つのスポット・ライト。 Renaultsport の血を引き継ぐと考えられる パワー・ユニット。
必要以上に 旧アルピーヌの雰囲気を引き継ぐ このクルマ。
今回は まだ、そのエンジンについては 言及しなかった。
この前段のコンセプトと言われた "A110-50" とは だいぶ雰囲気が違うが、まあ いいか !
(値段は いくらでもいいから コレ、造ってくれないかな~ !   Ford GT の Renault Edition だ !! )


"A110-50" では、メガーヌ・トロフィーのV6 を用いたが、多分 このクルマは 直4 だろう。
当面は アルファの 4C 狙いか。 やがて 911を目指す !?
(エンジンに Subaru の水平対向 を使ってくれれば、面白いクルマに仕上がったろうに、 I hope ! )
来年後半(と想われる)発売開始に向けて、さらに磨きをかけてくるに違いない。

尚、今月末の Goodwood のイベントにも登場し、おそらく其処でも走行シーンが見られるだろう。
まもなく Alpine 設立 の60周年を迎えるに当たり、55年のA106 や 78年の A442b、
今回のル・マンや Wec を走る A450b(LMP2)等も登場する。
www.youtube.com/watch?v=bXSN2Ph4LC4
www.telegraph.co.uk/Goodwood-to-celebrate-60-years-of-Alpine
jalopnik.com/would-you-buy-this-mid-engined-sports-car

Renault's Alpine Celebration Concept Is Super Gorgeous

2015年6月14日日曜日

24 Heures du Mans 2015 / Circuit de la Sarthe




13日(土)15時(日本時間22時)にスタートした 第83回 ル・マン 24時間レース 2015。

Porshe 919 Hybrid #18 がポール・ポジションを得て、2番、3番手も同じ Porsche の#17、#19 。
ポルシェの 1-2-3 体制でスタートした。  theguardian.com/2015/le-mans


parismatch.com / president Hollande(left)
安倍さんも たまにはサーキットで息抜きが必要だろう。

スタート前、10位までのグリッドは下記の通り。

  1) Porsche 919 Hybrid / Jani・Lieb・Dumas
  2) Porsche 919 Hybrid / Webber・Hartley・Bernhard
  3) Porsche 919 Hybrid / Hulkenberg・Tandy・Bamber
  4) Audi R18 e-tron quattro / Duval・Grassi・Jarvis
  5) Audi R18 e-tron quattro / Lotterer・Fassler・Treluyer
  6) Audi R18 e-tron quattro / Albuquerque・Bonanomi・Rast
  7) Toyota TS040 Hybrid / Wurz・Conway・Sarrazin
  8) Toyota TS040 Hybrid / Davidson・Buemi・Nakajima
  9) Rebellion R-One AER / Heidfeld・Prost・Beche
10) Rebellion R-One AER / Imperatori・Abt・Kraihamer

[Starting Grid Final]

[Hour 1 Results]   [Hour 1 News]

以下、時間を追って Results と News を追加します。
http://www.24h-lemans.com/live/en/
現在の ル・マンの時間(時差7時間)

スタートから10時間、PorscheAudi が拮抗している中、それを Toyota が追っている。
13時間を過ぎても、Porsche と Audi のせめぎあいは変わらない。

6:10、中嶋の乗る Toyota は Sebastien Buemi に交代し、トップを走るポルシェから 遅れること
8周。  Toyota には、こんな一幕も ! www.youtube.com/watch?v=t9RHJXgSDAA
Strakka Racing の #42 Dome(童夢)S103-Nissan は、現在 Danny Watts のドライブで16位を
走る。(その後、残念ながらリタイア。)

Hour 10 Results     Hour 11 Results   Hour 12 Results   Hour 13 Results  Hour 14 Results
Hour 15 Results  Hour 16 Results  Hour 17 Results   Hour 18 Results  Hour 19 Results
Hour 20 Results    Hour 21 Results    Hour 22 Results   Hour 23 Results   Hour 24 Results

Hour 10 News     Hour 11 News      Hour 12 News    Hour 13 News  Hour 14 News
15 Hour News    Hour 16 News   Hour 17 News   Hour 18 News  Hour 19 News
Hour 20 News    Hour 21 News   Hour 22 News   Hour 23 News  Hour 24 News

そして今年の優勝は、アンカー N.Hulkenberg の駆る  #19 Porsche 919 Hybrid !!


2015 Porsche 919 Hybrid picture - doc544745
919 Hybrid / topspeed.com

[1-10 Results]
  1) #19 Porsche 919 Hybrid / Nico Hulkenberg(LMP1)
  2) #17 Porsche 919 Hybrid / Brendon Hartley(LMP1)
  3) #7   Audi R18 e-tron quattro / Benoit Treluyer(LMP1)
  4) #8   Audi R18 e-tron quattro / Lucas Digrassi(LMP1)
  5) #18 Porsche 919 Hybrid / Neel Jani(LMP1)
  6) #2  Toyota TS040 Hybrid / Alexander Wurz(LMP1)
  7) #9  Audi R18 e-tron quattro / Fillipe Albuquerque(LMP1)
  8) #1  Toyota TS040 Hybrid / Sebastien Wuemi(LMP1)
  9) #47 KCMG / Oreca 05-Nissan / Richard Bradley(LMP2)
10) #38 JOTA Sport /Gibson 015S-Nissan / Oliver Turvey(LMP2)

www.24h-lemans.com/en/news/porsche-scores-a-double-in-a-thrilling-race

http://www.porsche.com/livestreaming/
http://www.lemans.audi-motorsport.com/

[Past Results and News]

今回、特異なスタイルとポリシーで挑戦した Nissan GT-R LM Nismo
これからも、この様な挑戦を是非続けて欲しいものだ !  応援しよう。
(#21 の GT-R LM Nismo は、10時間を過ぎてストップ。 右フロント・タイアを失った ?)
www.youtube.com/watch?v=NSotoXG47cE

いまや 各々が独自のスタンスでレースを行う 日本の Toyota、Nissan、Honda
素晴らしいことだ !!  日本の "誇り" である。

Some Feeling ; www.24h-lemans.com/en/news/marie-luise-s-first-24-hours-of-le-mans
           www.24h-lemans.com/en/news/one-family-shares-its-2015-experience

2015 24 Hours of Le Mans entry list revealed
www.motorsport.com

2015年6月12日金曜日

Honda RC213V-S

Honda は、Moto GP参戦マシン "RC213V" の一般公道仕様バイク "RC213V-S" の商談受付を
本年7月13日(月)から開始することを発表した。

"RC213V" は、2013年、2014年の FIM Road Racing World Championship (MotoGP)
2連覇を達成したマシン。 今回はその一部の仕様を変更し、一般公道での走行を可能とした
ものだ。  (今週末は、Barcelona-Catalinya で MotoGP 第7戦が行われる。)
[circuitdebarcelonacatalunya.com/en  Maps]

このバイクの購入に関しては、専用サイトの商談エントリー・フォーム(Order Entry)により、
同日 CET(Central European Time)深夜0:00時から 9月30日 24:00(CET)まで、
世界からの商談申し込みを受け付ける予定だ。  On the Web    (English Edition)

このバイクの生産(納車 ?)は、本年末くらいから開始される予定で、
いまのところ、全世界分で 概ね 220台程の生産を予定している。
当面、青山の本社ショールームでの展示の予定は無いという。
(展示の可能性もあるかも知れないので、随時 確認してください。)




発売地域は 日本、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア。
価格は各々 2190万円(税込)、€ 188,000 -(Deutsche) 、$184,000 - 、Australia $244,000 - 。
(価格の詳細は、商談エントリー・フォームに掲載予定)
また 諸元も地域によって異なる。 アメリカ以外では、トラック専用キットも別売する。

尚、日本での電話問い合わせは、ホンダのお客様相談センター / 0120-086-819 にて応答する。
Honda News Release / www.honda.co.jp/news/2015/2150611-rc213v-s.html