www.motorsport.com/formula-e/london-mayor-laps
London Mayor(ロンドン市長) Boris Johnson は、昨日行われた Formula E "London ePrix" で、
Battersea Park に特設された 1.81-mile のサーキットを "軽く" 周回して汗を流した。
ePrix のボス、Alejandro Agag の乗る BMW の Safety Car が先導した。 [Battersea Maps]
http://www.mirror.co.uk/mayor-boris-johnson-tries-out-5959474
www.youtube.com/watch?v=XacztSefYuY [Video]
"Amazing, amazing, ....., quite nimble ! " そして、"大したスピードは出さなかったが、楽しんだよ !
普段はもっと速く走ってるけどね。 このイベントは毎年続けていくつもりだ。
これは ロンドンを エコな都市に変えていくキャンペーンの一環だ。" と 市長はコメントした。
本戦では Sebastien Buemi が、Pole to Win の走行で チェッカーを受けた。
レースは 往年の名ドライバーの息子たち、Nelson Piquet Jr や Nicolas Plost らが活躍している。
日本からも 鈴木亜久里率いる Amlin Agri から山本左近が出場したが、14周でリタイアした。
(Amlin は、英国の保険会社)
今回の会場で、仏Citroen のDS Automobiles と 英Virgin Racing は共に会見し、
来期の ePrix から シトロエンがパワートレーンを開発、ヴァージンのクルマに搭載して
"DS Virgin Rascing" の名で 参戦していく事を発表した。
(DS Automobiles は、昨年 シトロエンから独立した 新プレミアム・ブランド)
さて、日本における公道レースはというと、2007年には 三宅島でのバイク・レースの開催計画や
小樽市の公道レース計画、また最近でも沖縄の豊見城(とみぐすく)市が Super GTを誘致する
計画があったが、いずれも頓挫している。 また かっては横浜の青年会議所の発案で、
みなとみらい地区で F1レースを開催するべく奔走したことがあった。
これらは 多くの場合、警察の道路使用許可が下りなかったり、民間の市民団体が懸念を示したなど、
官民両方の理解が得られなかったのが主な原因である。
日本では官民とも、公道レースについては全くと言っていいほど 知識も経験もなく、
これらに関して 両者ともに 圧倒的な 意識レベルの低さ が、海外と大きく違うところだ。
海外の公道レースを見る限り ル・マンは 1923年から、モナコは1929年、マン島TTレースに
至っては1907年から開催されており、行政の許可と指導のもとに公道でレースが開催され、
毎年10~20万人を超える観客が訪れて、その経済効果は抜群だ。
そして 日本では昨年あたりから、再度 公道レース開催に向けて大きな進展がはじまりつつある。
今月、自民党の"モータースポーツ振興議員連盟" は、"モータースポーツ推進法案" を
9月27まで延長された第189回通常国会に提出する方針を固めた。
同連盟の会長、古谷圭司 元国家公安委員長が党の合同部会で発言、
公道を使用するモータースポーツの開催をスムーズにとり行う事を主旨とし、同法案の今国会中の
成立を目指す。 道路使用に関して手続きを迅速化する様に施策を講じるという。
この動きには もちろん、国内外の観光客をはじめとする地域の振興が大きな目玉だろうが、
昨年あたりから急増する外国人観光客や、2020年開催のオリンピックが念頭にあるに違いない。
要は 日本経済活性化の為の "国策" である。
これらに関しては、海外での歴史と伝統に基づいた公道レースにおけるコンセンサスと、
日本での民意とのギャップを どう解決に導くかが 最大の焦点だろう。
この法案が実現すれば、取り敢えず フォーミュラ E の誘致ぐらいは可能かも知れないが、
F1や INDY の市街地開催は 全然 難しいと想う。 レース自体のレベルと内容が格段に違うし、
行政・民間共々 それを真に理解し、実行する為には かなりの時間と知識の吸収が必要だろう。
せめて 今回の法案が廃案にならない様に願わずにはいられない。
London Mayor(ロンドン市長) Boris Johnson は、昨日行われた Formula E "London ePrix" で、
Battersea Park に特設された 1.81-mile のサーキットを "軽く" 周回して汗を流した。
ePrix のボス、Alejandro Agag の乗る BMW の Safety Car が先導した。 [Battersea Maps]
http://www.mirror.co.uk/mayor-boris-johnson-tries-out-5959474
www.youtube.com/watch?v=XacztSefYuY [Video]
"Amazing, amazing, ....., quite nimble ! " そして、"大したスピードは出さなかったが、楽しんだよ !
普段はもっと速く走ってるけどね。 このイベントは毎年続けていくつもりだ。
これは ロンドンを エコな都市に変えていくキャンペーンの一環だ。" と 市長はコメントした。
Alejandro Agag and London Mayor / racingnews.com
www.youtube.com/watch?v=8MviUdZJVfw [Alejandro Agag Intreview Video]
www.youtube.com/watch?v=8MviUdZJVfw [Alejandro Agag Intreview Video]
本戦では Sebastien Buemi が、Pole to Win の走行で チェッカーを受けた。
レースは 往年の名ドライバーの息子たち、Nelson Piquet Jr や Nicolas Plost らが活躍している。
日本からも 鈴木亜久里率いる Amlin Agri から山本左近が出場したが、14周でリタイアした。
(Amlin は、英国の保険会社)
今回の会場で、仏Citroen のDS Automobiles と 英Virgin Racing は共に会見し、
来期の ePrix から シトロエンがパワートレーンを開発、ヴァージンのクルマに搭載して
"DS Virgin Rascing" の名で 参戦していく事を発表した。
(DS Automobiles は、昨年 シトロエンから独立した 新プレミアム・ブランド)
さて、日本における公道レースはというと、2007年には 三宅島でのバイク・レースの開催計画や
小樽市の公道レース計画、また最近でも沖縄の豊見城(とみぐすく)市が Super GTを誘致する
計画があったが、いずれも頓挫している。 また かっては横浜の青年会議所の発案で、
みなとみらい地区で F1レースを開催するべく奔走したことがあった。
これらは 多くの場合、警察の道路使用許可が下りなかったり、民間の市民団体が懸念を示したなど、
官民両方の理解が得られなかったのが主な原因である。
日本では官民とも、公道レースについては全くと言っていいほど 知識も経験もなく、
これらに関して 両者ともに 圧倒的な 意識レベルの低さ が、海外と大きく違うところだ。
海外の公道レースを見る限り ル・マンは 1923年から、モナコは1929年、マン島TTレースに
至っては1907年から開催されており、行政の許可と指導のもとに公道でレースが開催され、
毎年10~20万人を超える観客が訪れて、その経済効果は抜群だ。
そして 日本では昨年あたりから、再度 公道レース開催に向けて大きな進展がはじまりつつある。
今月、自民党の"モータースポーツ振興議員連盟" は、"モータースポーツ推進法案" を
9月27まで延長された第189回通常国会に提出する方針を固めた。
同連盟の会長、古谷圭司 元国家公安委員長が党の合同部会で発言、
公道を使用するモータースポーツの開催をスムーズにとり行う事を主旨とし、同法案の今国会中の
成立を目指す。 道路使用に関して手続きを迅速化する様に施策を講じるという。
この動きには もちろん、国内外の観光客をはじめとする地域の振興が大きな目玉だろうが、
昨年あたりから急増する外国人観光客や、2020年開催のオリンピックが念頭にあるに違いない。
要は 日本経済活性化の為の "国策" である。
これらに関しては、海外での歴史と伝統に基づいた公道レースにおけるコンセンサスと、
日本での民意とのギャップを どう解決に導くかが 最大の焦点だろう。
F1や INDY の市街地開催は 全然 難しいと想う。 レース自体のレベルと内容が格段に違うし、
行政・民間共々 それを真に理解し、実行する為には かなりの時間と知識の吸収が必要だろう。
せめて 今回の法案が廃案にならない様に願わずにはいられない。