Vijay Mallya から出された話として、現在 同氏と Aston Martin、及び Johnnie Walker との間で
話し合いがもたれており、2016年からは フォースインディアの名を取りやめて、アストンマーチンと
ジョニーウォーカーの名を冠したチームが誕生する事になるらしい。
timesofindia.indiatimes.com/Force-India-in-talks-with-Aston-Martin-Johnnie-Walker
この事に関し Mallya は、3者の間で 未だ正式な契約には至ってないが、
今後もインド国籍のチームとして存続し、エントリー名だけが替わるのだと言う。
まだ 現時点で正式なチーム名称は決まっているワケではないが、
関係者の間では、かなり精度の高い話として認識されている様だ。
これにより マシンのカラーも変更され、現在同チームが使用しているメルセデス・エンジンは、
アストンマーチンの名を冠したものになるのかも知れない。
もう一つ 別件として、Red Bull が ルノー・エンジンを使いたくないという問題はかなり明確なもの
となっているが、これに代わるものとして、チーム代表の Christian Horner は ホンダ・エンジンを
強く所望しているという。
というのも、フェラーリとメルセデスからのエンジン供給は断わられてしまった経緯があり、
もし 来季のエンジンを見つけることが出来ない場合、レッドブルは F1からの撤退、もしくは
一時休止を考えざるを得ないからだ。
ホンダも この件は否定してはいないものの、マクラーレンのロン・デニスは これを拒否している。
当初 ホンダは F1に復帰するにあたり、2~3年の内には 他のチームにもエンジンの供給を
していきたいと説明していたが、ロン・デニスは、ウチには拒否権が有ると言っており、
両者の間では 見解の相違があるようにも見受けられる。
autosport.com/news/report.php/id/121468
マクラーレンにしてみれば、今季から参戦を始めたホンダ・エンジンが思いのほか苦戦している
のを鑑み、せっかくホンダと共に苦労して開発を進めてきて、どうにか来季は表彰台を狙える
目途がついてきたところで 他のチームに "いいとこ取り" されるのは心外だとの考えが頭を
過(よ)ぎったのだろう。
裏を返せば Dennis も Horner も、ホンダ・エンジンが来季はイケるとの確証を感じ取ったのかも
知れない。 各チームは、既に来年の準備を始めているハズである。
来季は新しいチーム、"Haas" も加わり、2017年からはエンジンの規格も一部変更になる。
更に Renault が Lotus F1を買収し、新たなチームとして発足する可能性も 同じく確証に近い。
britishgreenyokohama.blogspot.jp/2015/09/haas-selects-grosjean-as-driver
それにしても、日本企業の名を冠した F1チームが無い事には 一抹の寂しさを感じ得ない。
今週いっぱい開催されている東京モーターショーの規模と内容は、
この3月に観たジュネーブ・ショーの半分以下だ。 鈴鹿の観客数も低迷している。
それに比べ、今回しばらくぶりに復活した Mexican GP の会場は大変な盛り上がりを見せ、
鈴鹿のそれを遥かに上回っていた。
この2年ばかり低迷していた F1 は、諸策を尽くして 新たな感動を生み出す事になるだろう。
formula1.com/latest/an-unforgettable-weekend-sergio-perezs-mexican-grand-prix.
期待したい !!