2016年7月31日日曜日

German Grand Prix Final

 skysports.com


このところ 自身の体調不良で、通常のブログ記事をかくことが出来なかった。
ただし F1 だけは待ったなしなので、何とか書かせて頂いている。
遠からず復調できると思う。 よろしくお願いします。

さて Mercedes と Rosberg にとっては、母国グランプリ。 前回 Hamilton に奪われた年間タイトル
の首位の座を 今日のレースで奪い返すことが出来るのかという話題がある。 6ポイント差だ。
そして フェラーリが 何処まで食いつくことが出来るのだろうか。
www.formula1.com/en/championship/races/2016/Germany.html

今、ドイツ国歌が斉唱される。 間もなく フォーメーションが始まり、一周4574Km、全67周の
twitter.com/McLarenF1/status/759714642763538433?ref_src=twsrc%5Etfw

現地14:00ちょうど、フォーメーションが始まった。
14:03、レーススタート !

Hamilton が好スタート !!  Red Bull の2台が続く。 Rosberg は4番手に落ちた。
Rosberg のスタートは 失敗した。 Red Bull 同士も軽く接触したようだが、大丈夫か。

Lap  2) Button は9番手にいる。 Alonso 11位。 Rosberg は Ricciardo に仕掛けたが アウト !
Lap  6) Alonso が Massa を交わしている。
Lap 13) Ricciardo と Rosberg が同時にピット。 Verstappen は2.2秒でコースアウト。
Lap 14) Button がピットへ。
Lap 15) Raikkonen とAlonso もピット。  Raikkonen は5.5秒とタイムロス。
Lap 17) Grosjean が8番手にいる。 Button 11位、Alonso 13位。
     Button は Haas のGutierrez を追いかける。
Lap 18) Button が Gutierrez を交わす。 Grosjean がピットに入ったので、Button は9位に。
     Alonso も Perez を交わして11位に上がった。
Lap 21) Rosberg は伸び悩み !? 4位のままだ。
Lap 22) Alonso が Gutierrez を抜いて10番手に。 McLaren-Honda は今のところ順調 !
Lap 25) MacLaren の2台は Bottas に10秒以上の差があるも、ペースは維持、
     Bottas と Hulkenberg を抜けば フェラーリに追い着くのだけど。
Lap 28) Massa がピットで 手こずっている。 Rosberg がピット、2.6秒。
Lap 29) Verstappen もピット、Rosberg の前で復帰。 しかし Rosbergu がコーナーで仕掛け、
     Verstappen を抜いた。 でも、Rosberg はターン・インを遅らせた様にも見え、
     Verstappen はカーブの外に押し出される格好になった。
      Rosberg は審議の対象になる。
Lap 32) Vettel がピットに。 3秒。 決して速くない。
Lap 33) Raikkonen もピット。 2.6秒。
Lap 34) Rosberg に5秒ペナルティー。  Ricciardo はピットで スーパーソフトに。
     Button は9位をキープ、Alonso 10位。  レースは後半戦に。
Lap 38) Massa はピットに行き、リタイアした。 ルノーの Palmer に追突されたことが仇になったか。
Lap 40) Grosjean は無線で、リアから煙が出ていると言うが。
Lap 41) フェラーリの2台は、取りあえず安定走行。5位、6位。
Lap 42) Verstappen は右フロントのタイアのヘタリで、ややオーバー・ステア。
     Ricciardo はラジオで、"Rosberg は まだ5秒ペナルティーを取ってないから、攻めろ ! "
     と言われている。
Lap 45) Rosberg はピットでペナルティーを消化。 しかし 12秒もかかったのは おかしい。
     リアの調整に手こずったか。
Lap 46) Verstappen がピット。 タイアを整える。
Lap 47) Ricciardo と Vettel がピット。  Raikkonen が取りあえず2番手に。 Rosberg 5位。
Lap 48) Hamilton ピット、2.1秒。 速い !!  Raikkonen もピット。 Ricciardo が2番手に。
Lap 50) Hamilton、Ricciardo、Verstappen、Rosberg、Vettel、Raikkonen、Bottas、Hulkenberg、
     Button、Alonso の順。 マクラーレンの2台は、10位以内に食いついて欲しいところだ。
Lap 58) あと10周。 Button が何らかの不安を訴えた様に聞こえたが。
Lap 59) 上位10台は順調だが、最終まぎわに 雨の可能性も。
Lap 61) Sauber の Nasr がコース上でリタイア。
Lap 62) 雨か。  Hulkenberg が Bottas を交わしている。 Bottas はタイアが厳しいか。
Lap 63) あと5周。 Alonso に Perez が近づいているが。
Lap 65) Alonso が Perez に交わされてしまった。 Button は Bottas に仕掛けている。
     そして Button が Bottas を交わして8位に上がった。
Lap 67) ファイナルラップ !!
twitter.com/McLarenF1/status/759744396321394689?ref_src=twsrc%5Etfw

余裕で、Hamilton Wins !!

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twitter.com/MercedesAMGF1/status/759746152531013636?ref_src=twsrc%5Etfw
twitter.com/redbullracing/status/759749024157147136?ref_src=twsrc%5Etfw

1) Hamilton  2) Ricciardo  3) Verstappen  4) Rosberg  5) Vettel  6) Raikkonen  7) Hulkenberg
8) Button  9) Bottas  10) Perz    [Full Race Results]

少なくとも Red Bull は、ここで Ferrari を完璧に抑えた。
Ricciardo は嬉しさのあまりか、表彰台でシューズを脱いだと思いきや、
やおら シャンパンを靴に注ぎ込み、飲み干した !!  いつもながらの いい性格だ。

同様に McLaren-Honda も、Williams を押さえて Button が8位に入っている。
Alonso は、Verstappen と Perez に挟まれてつまづき、10位入賞を逃した。 不運だ。
しかし チームとしては、Ferrari を狙えるポジションに着いたと言っていいかも知れない。

Rosberg は、スタートのミスと Verstappen をコーナーで押し出してしまったペナルティーで、
手こずってしまい、せっかくのポールポジションだったが 4位という結果となった。
そして Ferrari は、課題を残したと言っていいだろう。 なぜ勝てないかという命題を精査すべきだ。
イタリアの夏休みは、厳しい休暇になるかも知れない。

Hamilton は再び Rosberg を 年間のスタンディングでひき離し、嬉しい休暇を過ごせるだろう。

2016年7月30日土曜日

German Grand Prix Qualifying

 skysports.com


明日のポールポジションは、Rosberg だった。 もちろん !  2番手は Hamilton だ。
2列目は 2台共 Red Bull である。 Ferrari の2台は 3列目。  [Full Qualifying Results]
しかし 当のフェラーリは、自分達は レッドブルより うわ手だと考えているらしい。
いや、そう想いたいに違いない。
でも 最近のフエラーリはおかしい。 何処かに問題を抱えているに違いない。

メルセデスが 手を付けられないくらい スゴイというのは、誰もが疑う余地はない。
しかも 昨年は どうしょうもなかったレッドブルが、いまや フェラーリを超えている様にも見える。
そこまで厳密に判定する必要はないかも知れないが、でも 多くの人が腹の内では感じてる。

同じく、最近の McLaren-Honda は Williams を超えてしまったのではないか。
しかし 他より一年出遅れた事もあり、まだ不安定な面は隠せないし、先ほど終了した公式予選
でも Q3進出は出来なかった。 残念ながらホンダのPU は、まだ問題を抱えているし、
今日の Button のクルマは、トラクションに不満が有った様だ。

それでも これらの状況が続くのだったら、マクラーレンは 年内にはフェラーリを超える
(ことが有る)かも知れない。 そして来春以降は表彰台を狙ってくるだろう。
ホンダとは、そういう会社である。

以上が 妥当な観測ではなかろうか。  私はそう想いたい !!


"黒い森" の中のサ-キット、Hockenheimring Barden-Wurttemberg は 1932年に始まり、
3度の大きな改修を経て 現在のカタチになった歴史あるサーキットだ。   [Maps]

明日は 決勝前の様子を含めて、20:30からフジテレビNEXT(CS) で放映が始まる。
決勝スタートは、21:00(現地 14:00、 時差7時間)から。

レース終了後には約一ヶ月の夏休みがある。
次回 8月末の Spa-Francorchamps は、ホッケンハイム以上の高速サーキットだから、
McLaren-Honda にとっては、どちらも まだ苦手なコースであるのは、い止めない。
でも その Bergian GP で、ホンダは エンジンのアップグレードを考えている。
だから 彼等はきっと、夏休みも忙しい !!   暑い夏 ........... , だろう。

2016年7月24日日曜日

Hungarian Grand Prix Final

  skysports.com / photos


取りあえず Sauber の Ericsson は昨日のクラッシュでシャシー交換となり、ピットスタート。
Sauber チームは スイスのファンドが新たに加わり、危惧されていたチームの存続に確約を得た。
レースは 一周4.381Kmのコースを70周で戦う。
昨日の予選とは打って変わって雨は無く、気温が上がって 路面温度は 53度を超えている。
メルセデスは、唯一このコースで勝利を味わっていない。

現地 14:00、フォーメーションがスタートした。
そして 14:03、決勝がスタート !

Lap  1) 1コーナーのトップ争いが激しい。 一瞬 Ricciardo が頑張ったが、結局 Hamilton が
     先頭に。 2位 Rosberg。  Alonso は1ポジション上げて6番手に。 Button 8番手。
Lap  5) Button がおかしい。 スロットルの不具合か、大きく後退している。
   スロットルを作動させるハイドロの状態が変らしい。 圧が下がったか。
Lap  7) Alonso は6位をキープ。 Button のペースが戻ってるか。
Lap  8) Button は取りあえず タイア交換、だったが例の無線のやり取り違反で、
   10秒ペナルティー。 原因はピットからの "シフトするな ! " という指示。
Lap 10) 1位 Hamilton、以下 Rosberg、Ricciardo、Verstappen、Vettel、Alonso の順。
Lap 11) Button はピットでペナルティーをこなす。 Button は最後尾まで下がってしまった。
Lap 14) Button、再び。 今度はブレーキペダルもおかしい。 Alonso は6位をキープしている。
Lap 15) Vettel ピット。 Raikkonen の前でコース復帰。
Lap 16) Ricciardo がピット。 2.9秒。 
Lap 17) Hamilton ピット、2.4秒。 Verstappen もピット。 Vettel は4位に。 Raikkonen が5位。
Lap 18) Rosberg ピット、2.1秒 !!
Lap 20) Hamilton のペースが少し遅いか。 Rosberg が迫る。 Riacciardo も速い !
Lap 22) 取りあえず Hamilton 逃げる。 Alonso は先ほどのピットイン以降 10位まで下がってる。
Lap 25) Button は今一つペースが上がらない。 Alonso も10位のままだが、前を走る2~3人が
     ピットに入れば 少しづつ順位を上げるかも知れない。
Lap 27) Alonso は9番手に。 Button 変わらず、最後尾は Ericcsson。
Lap 28) Alonso 7位に。 Verstappen が 5位の Raikkonen を追いかける。
Lap 29) Raikkonenn がピット。 2.4秒。 スーパーソフト。 Alonso の後ろで戻った。
Lap 31) やはり Raikkonen は Alonso を交わした。 Alonso 7位。
Lap 32) Button は微妙にペースは上がったかも。 しかし 相変わらずトラブったままだろう。
Lap 34) Ricciardo ピット、2.9秒で Verstappen の後ろで5位復帰。
Lap 37) Vettel が Massa を周回遅れにしたが、ブルーフラッグが出なかったことに不満 !
Lap 39) Verstappen がピットに。 2.4秒。 Alonso の前で6位復帰。
Lap 41) Hamilton がピット 2.7秒、Vettel も。 2.4秒。
Lap 43) Rosberg もピット、3.1秒。 Button は取りあえずワンポジション上げて20位。
     今日のマクラーレンの体調だったら、もう少し速く上位に復帰出来たろうに、
     やはり トラブルのままか。
Lap 45) Alonso ピット、2.7秒。 7番手をキープ。 今のMcLaren-Honda は Williams を超えたか。
Lap 47) Hamilton は周回遅れのルノーをラップしている。Vettel も相変わらずブルーフラッグ無しに
     不満をあらわに。
Lap 49) ルノーの Palmer はスピンを期し、ポイント圏内からハズレたか。
Lap 50) 1位 Hamilton, 以下 Rosberg,  Ricciardo,  Raikkonen,  Vettel,  Verstappen, Alonso。
Lap 55) Raikkonen は前々周にタイア交換して好調、Versttappen を追う。
Lap 57) Raikkonen はVerustappen に仕掛けたが、コースからはみ出してしまった。
Lap 59) Raikkonen はオジさんの意地で Verstappen を追うも、この18歳は手ごわい。
Lap 61) 前方では、Vettel も Ricciardo を追いかけている。 あと10周。
Lap 62) Button はピットへ戻る事を連絡、リタイアか。 19位を走っていたが。
Lap 64) コース上では、Hamilton と Rosberg、Ricciardo と Vettal、 Verstappen と Raikkonen の
     追いかけっこが続く。 その後に Alonso が7位キープ。
Lap 66) あと5周。 Hamilton 逃げる。
Lap 68) Raikkonen 仕掛けるも、またもコースをはみ出す。 Verstappen しぶとい !
Lap 69) Vettel も 4位で Ricciardo を追うが、こちらも しぶとい !!
Lap 70) 最終ラップ、 Hamilton と Rosnerg の差は2秒に開いた !

そして Hamilton Wins !!!  48回の勝利。 ハンガリーでは5回目の優勝。

twitter.com/MercedesAMGF1/status/757211305241669632/photo/1
twitter.com/HillF1/status/757203467765178369?ref_src=twsrc%5Etfw

1) Hamilton  2) Rosberg  3) Ricciardo  4) Vettel  5) Verstappen  6) Raikkonen  7) Alonso
8) Sainz  9) Bottas  10) Hulkenberg     [Full Race Results]


コースマーシャルが5人、肩を組んでダンシング !  最後を周回するドライバー達をねぎらう。
バックルームでは、メルセデスの二人は 相変わらず言葉を交わさない。
一方 3位 Ricciardo はスポーツドリンクで咽(むせ)ながら大笑い。 嬉しさ満載だ。

これで Hamilton は年間のスタンディングで、Rosberg を追い抜いた !!
Ricciardo も年間3番手。  [Standings]

Button はレース初盤5周目から重大なトラブルに見舞われるも、60周を超えるまで
トラブルを抱えながら あきらめずに レースを続けた。 不運だが、この行為は称賛されてよい !! 
今年の McLaren-Honda は、レース毎に着実にアップグレードしている。
年内の表彰台も視えてきたのだろうか !?

そして 一週間後には、German GP が HockenheimRing で開催される。 今月は忙しいね。

2016年7月23日土曜日

Hungarian Grand Prix(Practice and)Quallifying

 skysports.com


メルセデスの速さは しょうがないとしても、Red Bull のフリー走行は、スタッフの目にも落ち着きが
感じられる。 Hamilton は今回 何らかのトラブルを抱えるのか、今ひとつ切れが無い。
昨日は リアを縁石に乗り上げて壁に張り付いていたし。
McLaren は上位陣に喰らい着くまでも無いが、まあまあか。
twitter.com/McLarenF1/status/756782377582661632?ref_src=twsrc%5Etfw

でもフリー走行だから、各人まだ お試し期間(時間)かも知れないので、本当のところは判らない。
このあと 現地14:00(時差7時間)から始まる公式予選の Q1 が見ものだ。
でも Verstappen は限りなく Rosberg の近づいて FP3 2番手か。Rosberg に0.002秒まで迫った。
まるでゴーカートを操るが如く。 18歳で免許も取ったので、新車のポルシェGT3 を買ったらしい
から、ルンルンだろう。

[Friday Press Conference]
http://www.formula1.com/en/latest/headlines/2016/7/fia-friday-press-conference---hungary.html
[Technical for each]
https://www.formula1.com/en/latest.html?type=Technical
[Circuit Data]
http://www.formula1.com/en/championship/races/2016/Hungary.html

そして 始まった Q1。 FP でも好調だった Red Bull の二人が引き続き いいタイムを出している。
もちろん メルセデスの二人は速いんだけど。  Alonso もいいタイムを出している。

Q2 は当初 Alonso がトップを取っていたが、実力者がそれなりにタイムを更新、
結果、Alonso 4位、Button 7位、Hamilton はギリギリの10番手だった。
そして フェラーリに問題が。 Raikkonen が Q3 に進出できなかったのだ。

そして最後の Q3 12分間。 明日のポールは Rosberg だろうか、それとも Ricciardo ?
いや、Rosberg だった。 2位Hamilton。 最前列は メルセデスの2台だ。
Ricciardo 3位。 7,8は Alonso、Button。

明日の決勝は 事前の30分、20:30から フジテレビNEXT(CS)で放映開始。
決勝スタートは 21:00(現地14:00)。
尚 17:50~20:00まで、今日の公式予選 Q1~Q3 を再放送する。

2016年7月16日土曜日

Apple, Rumor in Foumula 1

 digitaltrends.com
apple automotive f  bid rumors logo

Apple Inc. が Formula 1 の株式を取得するのでは、という噂がしきりだ。 まだ ウワサ !!
今週、F1 ブロガーの Joe Saward の記事により、噂が盛り上がった。
https://joesaward.wordpress.com/2016/07/12/notebook-from-middle-england/

2006年以来、 F1関連グループ(企業)の過半数の株式を握っているのは、
ルクセンブルグを拠点とするファンド・CVC Capital Partners である。
www.cvc.com/Our-Portfolio.htmx?itemid=1431003124601

比率は定かでないが アップルがその株式の一部に対し、かなりの(巨額な)投資を行うのでは
ないかと 言われている。 アップルにとっては 今後の ITコンテンツを用いた事業、
特に、既に参入の意志を示している電気自動車の開発などの分野でのメリットを期待する向きも
考えられるが、Saward のブログは微妙な言い回しをしている様にも見える。

最先端の技術開発により レースを戦う F1は、アップルに十分なフィードバックをもたらす事
だろうし、F1 を通じて 業界トップの自動車メーカーや関連企業と接することは、
アップルにとっては この上ないメリットが得られることになろう。

更に この件に関しては、当然の如く F1界のボス・Bernie Ecclestone も関与してくるハズだから、
状況は益々 "魑魅魍魎(ちみもうりょう)" に違いないし、現段階では互いにコメントを拒否している
らしい。 その商業権も含めて、毎年 巨額なカネが動く F1だから、様々な思惑がうごめきながら
進む話だろう。  我々レベルには、果たしてどんなメリットが有るのか(殆んど無いか !? )。
まあ、メリットと言うよりも "恩恵" でしょうね。

http://appleinsider.com/articles/16/07/13/rumor-apple-latest-bidder-for-formula-1-racing

http://uk.businessinsider.com/why-people-are-passing-around-that-crazy-apple-formula-1

http://fortune.com/2016/07/14/apple-formula-one/

2016年7月14日木曜日

Theresa Mary May

  telegraph.co.uk
Theresa May, U.K. home secretary, reacts during a news conference in Birmingham, U.K., on Monday, July 11, 2016

   Wishing UK a future filled with happiness !!  

 さあ、イギリスよ、....... , 頑張ってください。

これからも どうぞよろしく !!

2016年7月12日火曜日

10 of Evora Limited Edition


Blue & Orange Evora 400 Exclusive - Front 3/4

Lotus は Facebook、Instagram、Twitter 等を通じ、ファンからの応募でクルマのイメージを募集し、
それを反映させた特別仕様の Evora 400 を10台限定でリリースする旨、週明けの昨日に発表
している。 Hethel の工場の50周年を記念しての事である。
www.lotuscars.com/node/54227

ブルーをベースに オレンジと白のストライブを配し、インテリアはブラック・レザーにオレンジの
ステッチを施す。 60年代のロータス車をイメージしたと言うが、当時 こんな配色が有ったっけ !?
いつ、どんな要領で この10台をリリースするのか定かでないが、もし この限定版が欲しかったら
直ぐにでも 声をかけておいた方がいい。 Evora は 決して悪いクルマではない。 売り方が悪い。

昔 エリーゼが発売されて間もなく、ヘーゼルの工場内を訪れた際に目撃したのは、
女性の職工さんが、革の捲きロールから部材を切り出して 手作業で座席を造っていた。
普通、座席ユニットは外注するものだが、ロータスは 今でも似た様な事をやっているのだろうか。
だから10台限定でも、問題なく対処できるのだろう。

現行のロータスの旗艦は、この Evora 400 である。 エスプリは無い。
だから ロータスは あの手この手で、既存モデルに限定版のデコレーションを施し、
一台でも多く販売することを試み、モデル全体のボリューム感を上げて、世界中にデーラーを
増やし続けている。 今の持ち駒では、これでしか 売り上げ増は望めない。
これでは 居酒屋に入って、"取りあえず ビール ! " と言ってるようなもんだ。
(英国のパブでは、圧倒的に ビールだけど。)

今や F1のシーンから ロータスの名は消えてしまった。
WEC(世界耐久)などの大きなレースでも、ロータス車を見掛けることは 殆んど無くなった。
ここ2年ばかり、バーミンガムのレーシングカー・ショーで、ロータスはブースを構えていない。
(ケーターハムも同様。 両社の財政は、決して楽ではないハズである。)
レースから立ち上がったロータスの伝統は消え失せ、常識的なクルマ販売の道を辿っている。

ここ2~3年の内に、SUV と セダンを発表すると言っているが、益々普通の会社になってしまう。
つまんない~ !!   創業者チャプマンの意志は どうなったのか。
レースとライトウェイトのコンセプトは、何処へ行ってしまったのだ !?

Blue & Orange Evora 400 Exclusive - Front high

当ブログでも 度々申している通り、ロータスは マツダのロードスター・クラスの 軽くて小さい安価な
FRの2シーターを、一刻も早く用意すべきである。 今のエリーゼは(我々的には)重すぎる。
初期のロードスターは、かってのロータス・エランの雰囲気を摸したと言われて久しいが、
ロードスターは今や、通算100万台の売り上げを達成できるまでに成長している。

そして、全く生まれ変わって レースの世界に足を踏み入れた Ginetta や、順調に販売を伸ばす
Ariel Atom や Nomad。 新生ジネッタは 会社としては、まだ従来からの クルマ以外の部門の方が
大きなウェイトを占め、クルマ造りは ここ数年始まったばかりだ。 財政的には ロータスより余裕
だろう。 Ariel だって、10~20年のスパンで考えれば、ケーターハムを追い抜くのではないかと
思うほどだ。 これらは、私自身が両社を訪問してみて、つぶさに感じた事である。

でも、ロータスには頑張って欲しい !  40年前に一度手放してしまった スーパー・セブンの版権
を取り戻したらどうか。 軽いクルマが創れないのだったら、ケーターハム社を吸収して
統合したっていいじゃないか。 今や ロータスもケーターハムも、スポンサーはマレーシア資本だ。

マレーシアのプロトンを経由して、現在 ロータスを統括する 同国のコングロマリッド・DRB-ハイコム
は、ボチボチ 次の手を考えた方がいい。 潤沢な資金は有るだろうから。  今でしょ !!
問題は、ロータスやケーターハム、及びイギリスの現状を熟知し、従来のロータス・ユーザーの
マインドを理解しながら会社を発展に導く事ができる人間を、マレーシア側が 送り込めるかどうか
だろう。   さあ、どうする ....... , Lotus !!

2016年7月10日日曜日

British Grand Prix Final

 dailymail.co.uk
Silverstone

チケットは Sold Out !  どんよりとした曇り空の Silverstone Circuit。
雲の切れ間から青空が覗けるも、黒い雲が。  象徴的なレースが 間もなく始まる。
タイアの選択も重要になる。  14万人の観客が見守る。
twitter.com/fergieweather/status/752096036022263808
twitter.com/pirellisport/status/752071309283254272?ref_src=twsrc%5Etfw

Vettel は5グリッド降格、Sauber の Ericsson はピット・スタートか。 
やはり雨が。 風も少し。  今、急に来た雨はスコールか。 現状では間違いなくウェット。
セフティーカー・スタートも有り得る。 コースはほぼ全域が濡れているが、一部で晴れ間も。
しかし 多くの観客は、傘を用意していた。 普段は ちょっとした雨では 傘を差さない彼らなのに。
観客は、シルバーストーンの天候の豹変を熟知しているのだ !
そして晴れてきた !      ~ん、むずかしい。  上空には RAF(Royal Air Force)の Red Arrows が
飛来している。 twitter.com/SilverstoneUK/status/752098823095320576


Alonso は9番手スタート。 Vettel は11番手(ギアボックスの交換で5グリッド降格)。
Verstappen は レース前のインタビューで、"走ってみると 最高に楽しいサーキットだ。" と。
18歳の彼は、なぜここまでの余裕なのか。

現地13:00、セフティー・カー先導でレースは始まった。 このままではタイアに熱が入らない。

Lap 3 で セフティーカーのまま。 セフティーカーのスピードが遅い !  風も少し強まった。
Lap  4) Hamilton は、"行けるよ、チャーリー ! " と言うも セフティーカーは引っ込まない。
Charlie Whiting は、FIA の F1技術部門の責任者、兼安全委員会の代表である。

Lap  5) Ferrari を先頭に数台がピットにむかった !  Alonso も。 インターミディエート。
     Safety Car is out !  上位4人は入らず。 
Lap  6) 4番手 Ricciardo がピット。 Massa、Kvyat も。
Lap  7) Wehrlein がコースアウト。 ハイドロを起こして滑った。 インターに履き替えたのが
     仇になった。 バーチャル・セフティー。 リタイア。
Lap  8) Hamiton、Rosberg、Verstappen がピット。 全車 インターミディエートに。
Lap  9) Alonso は少し滑っている。 Aonso 11番手、Button 14番手。
     インターには まだ早かったか。 Perez は10番手スタートで、4位まで上がっている。
Lap 11) Bottas がスピン。 結果、Button に追いかけられるハメに。
Lap 12) Alonso 10番手。 Verstappen が頑張る。 3位。
Lap 13) 8位 Massa を Hulkenberg が追う。 Vettel は、まだ11位を走っている。
Lap 14) Verstappen が 2位 Rosberg に食いつく。
Lap 15) Alonso が 9位の Hulkenberg を追う。
Lap 16) Vettel がピットに。 ドライに交換 ! 勝負 ! 
     コース上では Verstappen が Rosberg を交わした !!  拍手が起こる。
     Rosberg がミスったか。
Lap 17) Raikkonen もタイア交換。 ミディアム。
Lap 18) Hamilton と Rosberg も入った。 Ricciardo も。 Verstappen ピット。 2位で復帰。
     そして Vettel がスピン。
Lap 19) Haas の Grosjean がスピードダウン。 止まった。
Lap 20) 9位 Alonso が Massa に仕掛けたが。 Side by Side。
     1.Hamilton、2.Verstappen、3. Rosberg、4.Perez、5.Ricciardo、6.Raikkonen の順。
Lap 21) 引き続き Alonso が Massa を追う。 McLaren-Honda は遠からず Williams のポテンシャル
     を抜く事になるだろう。 今季後半には メルセデス、レッドブル、フェラーリ に次ぐ勢力に
     なるか。
Lap 22) Ricciardo が4位に上がっている。 Button 12番手。
Lap 24) Alonso がスピン !  ウォール寸前でストップ。Bottas に抜かれたが、抜き返した。13位。
Lap 26) Haryanto が1コーナーで大きくコースアウト。
     真横のまま 大きく滑って、ウォールに当たって止まった。 リタイア。
Lap 27) レースは後半戦に。 11位 Vettel は、Kvyat が邪魔で なかなか前に進めない。
Lap 28) Hamilton は1コーナーを出た直後、バランスを崩した。 3秒の損失。
     Verstappen も同じコーナーで。  ここは滑り易い。
Lap 29) Vettel が 一瞬でインを突き、Kvyat を抜いて やっと10位まで上がった。
Lap 31) Hamilton は周回遅れの Haas を、そして Renault も抜いて 前が やっとクリアに。
Lap 32) Rosberg は2位の Verstappen を追うも、...... 。 差は 0.3秒ほど。 でも逃げられる。
Lap 33) Perez も1コーナーで滑る。 Verstappen と Rosberg は前を行く周回遅れの Runault を
     抜いて ........ 。
Lap 34) Verstappen と Rosberg は、300キロ超えで Tale to Nose。
Lap 35) 18歳が逃げる。 後ろにいる Rosberg は彼の動きが気に入らない。
Lap 37) Rosberg は時たま仕掛けるが、まだ抜けない。 Ricciardo は、後方で一人旅。
Lap 38) Massa がコーナーで Vettel に押し出された !?
   そしてやっとのことで Rosberg が Verstappen を追い抜いた。 メルセデスのピットで拍手 !
Lap 39) Massa はソフトに変えて 残り周回数で勝負をかけるか。
Lap 40) Alonso ピット。 3.0秒でミディアムに交換。 Vettel は Massa との件で5秒ペナルティー。
Lap 42) Alonso が Bottas を交わして 13位に。 メルセデス・パワーのクルマを抜いた !
Lap 43) あと10周。 上位6人は 安定走行。 Alonso(13位)、Button(11位) はあと一歩。
Lap 44) 後方では先ほどから、5位 Perez を Raikkonen が追いかける。
     Ferrari は Force India を簡単には抜くことが出来ない ! 今季の Force India は調子いい。
Lap 46) Ferrari はまだ Perez を抜くことが出来ない。
     往年のチャンピオン、Jackie Stewart が目を細めながら観戦している。
Lap 47) Rosberg がギアボックス・トラブルを訴えている !! 7速がダメか。
     あ、っと。 7速がスタックしたか。 何とか切り抜けるも、Verstappen が追う !!
Lap 49) メルセデスのチームラジオは、7速を使わない様に( ? )Rosberg に伝えるが、
     Rosberg はかまわず 7速を使用している。 ドライバーに アシストしてはマズイけど !
Lap 50) Rosberg 耐える。
Lap 51) Button が Massa に抜かれた。12位。 Alonso 13位。 ポイントの獲得は厳しい。

そして 最終ラップ。

観衆が総立ちの中14:35、 Hamilton Wins !!  3連勝。 
Rosberg、Verstappen が続く。 Hamilton は、来年も優勝すれば、Jim Clark の4連勝に並ぶ。

1) Hamilton  2) Rosberg  3) Verstapen   4) Ricciardo  5) Raikkonen  6) Perez  7) Hulkenberg
8) Sainz  9) Vettel  10) Kvyat     Button 12位、Alonso は13位で終わった。

[Full Race Results]

しかし McLaren-Honda は、Williams を超えたか。 次に超えるべきは Ferrai か、Red Bull か。
そのシーンは、今季後半に観ることが出来るだろうか。 鈴鹿で ....... !?

ホンダの首脳陣は、現場責任者の長谷川を強烈にプッシュしている様だが、
今の F1は、そう簡単にはいかない。
むしろ ホンダ本社の F1参戦の決断の遅れが、今の状況を招いているとも言えるだろう。
かってホンダが F1で常勝していた時代に比べると、レースのオペレーションの難易度は格段に
レベル・アップしているのだ。 簡単ではない。 でも ホンダは やるだろうけどね !!

さて、Rosberg には一抹の不安が残っている。
ギアボックスの操作基準に抵触したか。 それよりも、ピットからの指示の方法に問題か。
レース後に審議の対象になる可能性が。 もし この件で Rosberg に5秒ペナルティーが加算
されると、彼は3位に後退する。 それは 取りも直さず、年間のスタンディングを Hamilton に
抜かれるかも知れないという危惧を意味する。

今年からの新たな規制として、ピットからのチーム・ラジオに関し、走行中のドライバーに対して
ドライバーの動向を補佐する様な助言を発してはならない、という(変な)規則が有るからだ。

Hamilton は大喜び !  ガードレールを乗り越えて芝生に入り、観客に丁寧なおじぎをしている。
そして、バックルームに入り、Hamilton、Rosberg、Verstappen が集う。
Hamilton は あまりの嬉しさか、ドリンクで咳込んでいる。 落ち着かないのだろう。
そんな事は全く気にせず、Verspappen は臆せず 涼しい顔で大先輩に話しかける。
一方 Rosberg は無視。 一言も口を利かないで 知らん顔 !

表彰台の上では、Mark Weber がインタビュアー。 3人を称える。
最後の瞬間に Hamilton は、"(チャンピオン争いで) Rosberg を抜くよ" と一言。
Hamilton は、今日の結果が もの凄く嬉しかったに違いない。 Hamilton の為の週末だ !!
ここには 世界最高のファンがいるよ、 と。

skysports.com

気になっていた天候は、レース初盤のウェットな路面で スピンが続出したものの、
大過なく過ごすことが出来たのは幸いだった。
www.formula1.com/en/latest/headlines/2016/7/fia-post-race-press-conference---great-britain.html

さあ、次は 22~24日のハンガリー戦である。
そして 月末の 29~31日には、"Silverstone Classic" が開催される。
http://www.silverstoneclassic.com/
やはり 新も 旧も、 ヴィンテージ・レースから 最高峰のFormula 1 まで、
レースは イギリスの国技でしょ !!  今朝は 8:00頃から、既に観客席には満員のファンが !
凄いよ、イギリスは .......... !!!


PS ;  さて Rosberg に対するレース終了後の審議で、10秒ペナルティーが決定した。
    FIA からの公式な通知は、Matt Morlidge(ジャーナリスト)のツィートによると 次の通りだ。
    twitter.com/MattMorlidge/status/752193992457093120?ref_src=twsrc%5Etfw
    これにより Hamilton は年間のスタンディングで Rosberg に たった1点差に迫っている。
    www.bbc.com/sport/formula1/drivers-world-championship/standings
    www.autosport.com/news/report.php/id/125242

    尚、12~13日には、同じシルバーストーンで Test Day が開催され、
    次期を目指す育成ドライバーも含め、走行テストが繰り返される。
    その中に18歳が二人、17歳が一人いる。 日本の高校生は 何をしているのか。 スマホ !?

2016年7月9日土曜日

British GP Qualifying

 skysports.com

50回目の開催を迎えた British Grand Prix。
明日のポールを得たのは Hamilton だった。
Alonso は予選10位だったが、6位 Vettel のギアボックス交換で 5グリッド降格により、
Alonso は9番手スタートとなろう。  www.formula1.com/en/latest.html

Button は 最初のアタックの途中でリアウイングに破損が起こり、Q1 で敗退した。 不運だ。
しかし この高速サーキットでも、McLaren-Honda は確実に進歩しており、フエラーリに次ぐレベルに近づいていると言われる。 今回もダブル入賞が期待される。

それにしても 18歳の Verstappen。 Ricciardo を抜いての予選3位は、評価されてよい。
まだ不安定な面も残るが、今後どこまで熟成していくかは 見ものだ。
また、このところの Force India の安定性は 注目に値する。
www.fia.com/news/f1-2016-british-grand-prix-friday-press-conference

明日の天候は 今一つ不安定が予想されるが、レースの結果は 神のみぞ知る。
チケットの販売状況も好調である。  tickets.formula1.com/en/3226-silverstone/
私自身は このところの体調不良で、通常のブログ記事の記載が滞りがちだ。
レース記事ばかりが目立ってしまうが、こればかりは タイムリーな記載が欠かせない。
書くべきネタは 山ほど有るのだが、しばらくは 御容赦 !

決勝のテレビ放映は 直前の様子も含めて、日曜日20:30から フジテレビNEXT(CS)で。
決勝スタートは21:00(現地13:00。 時差8時間)。
一周5.891km のシルバーストーンのコースを 全52周で争われる。
www.formula1.com/en/video/2016/7/2016_Circuit_guide_-_Silverstone.html

それにしても、先週のオーストリアから 1500キロを超える距離の移動は、
我々の想像以上の大移動だ。 今月末は、また ハンガリーまで戻らなければならない。
www.mclaren.com/formula1/partners/volvo-trucks/keep-trucking-5122556/

McLaren-Honda and NTT Communications

 www.nttict.com
NTT Tetsuya Shoji Mclaren
McLaren-Honda と NTT Communications は 8日(金)朝、
今後3年間に渡る テクノロジー・パートナーシップ契約を締結した旨、発表した。
www.mclaren.com/formula1/partners/ntt-communications/mclaren-honda-and-ntt-communications-announce-technology-partnership/
www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2016/20160708.html

twitter.com/McLarenF1/status/751343809880088576?lang=ja
twitter.com/McLarenF1/status/751310901794467840

Ron Dennis(Chairman and CEO, McLaren Technology Group)と Tetsuya Shouji(庄司哲也 : President and CEO, NTT Comunications)は、MTC(McLaren Technology Centre)に於いて
会合を持ち、両社の間で NTT 及び同社グループの持つ通信ネットワークやクラウド、
データ転送の技術・その他革新的なノウハウを活用し、F1の様々な現場で IT技術を駆使する
システムをマクラーレンとホンダに提供するものとした。
www.youtube.com/watch?v=gVGlqjCufMY [about MTC  26:05]

これまでも使っている、走行中のデータをリアルタイムにフィードバックさせるシステムを強化、
MTC(in Woking)のエンジニアリング・チーム、及び ホンダのSakura(栃木県・さくら)を中心に、
スペインやアメリカ、シンガポールにも在る拠点までも含めて、それら拠点間での情報を共有し、
レースの現場での情報を瞬時に把握、活用できるシステムの強化に応用する。

イメージ

実は マクラーレンとホンダは、既に ほぼ同様のシステムをレースの現場で使用しており、
各々の拠点で、走行中のクルマからのデータを瞬時に解析し、それを現場に即刻反映させながら
戦っている。 今は各チーム共、似た様なシステムでレース運営をしている事だろう。
britishgreenyokohama.blogspot.jp/2015/12/mclaren-honda-mp4-31-next-season.html

更にホンダは、既に80年代後半から 例のセナ・プロ時代に、上記システムの原型と言ってよい
"テレメトリー・システム"を駆使してレースを戦っていた。
britishgreenyokohama.blogspot.jp/2013/12/sound-of-honda.html

今回 今さらながら NTT とのパートナーシップ契約を発表したという事は、
現行のシステムを更に強化し、より緻密な解析を行う事が可能になった、という事なのだろうか。
もしくは 正式に NTT の名を表記して、広告収入や資金的な援助を目的としたスポンサーシップ的
な措置なのではなかろうか。

いずれにせよ、システムをアップグレードしつつ、今後の研究開発を両社共同で行っていく
と言うことに変わりはなかろう。 これらの主旨のもとに マクラーレンとホンダは、
あらゆるデータをクラウド基板上で一元的に管理できるCMP(Cloud Management Platform)の提供
を NTT から受けて、それをレースに反映させる事になる。
www.businesswire.com/news/home/20160708005158/en/McLaren-Honda-NTT-Communications-Announce-Year-Partnership

さあ、いよいよ明日は British GP(in Silverstone)の決勝だ !
www.silverstone.co.uk/events/2016-formula-1-british-grand-prix/

2016年7月7日木曜日

AM-RB 001 revealed !



AM-RB 001、つまり Aston Martin - Red Bull 001。( ...... いずれ 002 も ? )
ま、ともかく  とんでもないクルマが出来上がるという事だ。
2ヶ月前にも このブログで伝えた様に、私も この話は2年近く前から気にはなっていた。
britishgreenyokohama.blogspot.jp/search?q=AM-RB+001

しかし、フェラーリやランボルギーニがどうしたとか、フォードGT を発売するとか しないとか、
そんなレベルの話ではなさそうだ。 Koenigsegg や Pagani も 真っ青に違いない。
これが ほぼ最終型だろう。    www.youtube.com/watch?v=37AjQ1_EKn4

2018年には発売になると言う この真のハイパーカーは、V12 を積んで アストンマーチンの拠点、
Gaydon で生産される予定だ。 プロトタイプを含めて99~150台をロード・カーとして創り、
25台をトラック用のレース・カーとして用意するらしい。
かって無いほどのダウンフォースを得ており、エンジンは ターボでもなく NA だと言う。
そして 変速機と足回りは レッドブルによって構築される等、様々なシーンで 両社の合作となる。

アストンマーチンは Marek Reichman と David King、レッドブル側は Adrian Newway が主導する。
Newway は、"両社が持つシナジーは明確で、Red Bull は高度なパフォーマンスをコントロール
する能力を有し、Aston Martin のリソースは、美しくて速く 快適なGT Car を創造する
十分な経験を持つ。" とし、他では得られない最高の組み合わせであると コメントしている。
価格は 200~300百万ポンドとも言われが、多分3億円を超えるかも知れない。

さあ、AM-RB 001 は、現時点で考えうる 最高の市販型ロードカーとなるだろう。
エアコンの付いた F1で、公道を走る様なもんだ。
早ければ 来年3月のジュネーブ・ショーでも プロトタイプを観れるのではなかろうか。
もし そうであれば、私も再度ジュネーブを訪問せねばなるまい。
( いえいえ、仕事ですから !!  遊びに行くとか、観光でウマいものを食いに行くのではありません。
 昨年初めてジュネーブ・ショーに行った時だって、ホテルと会場を4日間 往復しただけです。
 会場から20分位で行く事が出来るジュネーブの街だって、観たことがない。
 自慢じゃないが、20年以上通ったイギリスでさえ、観光なんか したことがない。 仕事です !!
 バッキンガム宮殿の衛兵だって、観たことはありません ! )
britishgreenyokohama.blogspot.jp/2015/03/geneva-something-special.html
britishgreenyokohama.blogspot.jp/2015/03/geneva-5th-mar-2015.html
britishgreenyokohama.blogspot.jp/2015/03/hall-6-hall-6-hall-7-volvo-citroen.html

そんなワケで、期待高まる "AM-RB 001" なのです。 (やっぱり、観に行こう ! )
telegraph.co.uk/cars/news/aston-martin-and-red-bull-to-build-the-worlds-fastest-car

2016年7月3日日曜日

Austrian Grand Prix Final

 skysports.com  /  photos


21:00(日本時間 21:00)にスタートする 2016 Austrian GP。
今、オーストリア国家が流れている。

気温 15度。 天候の心配もある。  雨の確率は20%。  タイヤの選択も 微妙だ。
ウルトラ・ソフト、ソフト、スーパー・ソフト と、選択の幅が広い。
周辺の山影には、低い雲が漂う。
Massa と Kvyat は、ピット・スタート。  1周 4.326km、全71周で戦われる。

3番手スタートの Button の活躍も期待されるが、神のみぞ知る !!

そして 14:00 ちょうど、 フォーメーションが始まった。

14:03、レース・スタート !


Hamilton は いいスタート。 Button は頑張って 2番手に着いた。 次に Raikkonen。
せっかくの2番手スタートの Hulkenberg は、1コーナー後は 5番手に落ちた。

Lap  2) Rosberg が 早速5番手に上がった。
Lap  3) Kvyat が止まった。 今回 彼は ついてない。
Lap  4) Button は2番手を保っている。
Lap  5) Hamilton、Button、Raikkonen、Hulkenberg、Rosberg、Verstappen の順。 Alonso 13位。
Lap  6) Rosberg が Hulkenberg を抜いて4位に。 Raikkonen が Button を狙っている。
Lap  7) Raikkonen が Button を交わした。
Lap  8) Rosberg が Button を抜いて3位に。 更に Verstappen が Button を ...... 。
Lap 10) Button はピットへ。 ソフト。
Lap 11) Rosberg ピット。 ウルトラ・ソフトから ソフトに交換。
Lap 13) Massa がピット。  雨が来たか !?
Lap 14) Verstappen 速い、3位。 Ricciardo 5位。
Lap 15) Ricciardo はピット。 ソフト。 Grosjean が5位に上がっている。
Lap 16) Verstappen がピット。 Rosberg は4位に復帰している。
Lap 17) コース上では、部分的に雨が。 特に2コーナー。
Lap 18) Button は 今 10番手を走る。 ...... , と、Gutierrez を交わして9位に。
Lap 19) Hamilton は、当初の ウルトラ・ソフトで頑張っている。
Lap 20) Vettel は3位を走る。 Alonso 13位。 Button は 8番手の Nasr を狙う。
Lap 21) Rosberg がファーステスト。 1:09.929。  Button は8番手に上がった。
Lap 22) Hamilton ピット、 遅い ! 4.2秒。 左リアの交換に手間取った。
Lap 23) Vettel がトップ。 Raikkonen がピットへ。 Rosberg は更にファーステストを更新。
Lap 24) Button 8位。 順調だ。 Alonso 11番手。
Lap 25) Hulkenberg はソフトに交換。
Lap 26) Alonso は11番手。 Vettel はまだピットに行ってない。 Alonso が Nasr を狙っている。
Lap 27) Vettel に異変。 グランドスタンド前、スタートライン直後で 右リアがバースト、
     ガードレールでノーズも破損した。 イエロー。 コース上に止まったままだ。
     タイア交換せずに我慢しすぎたか。 この時点でリタイア。  Button はこの際にピット。
     9番手で復帰。 Alonso も入った。
Lap 29) まだ イエロー。 Safety Car。 コース上には Vettel のデブリが残っている。
Lap 30) Rosberg が タイアのカスを拾ったまま走る。  ヘリの映像、美しいサーキットだ。
Lap 31) Safety Car Out !  再開。
Lap 33) Button 8番手。 Alonso 12番手。 
Lap 34) 先頭は Rosberg、Hamilton、Verstappen。 その後に Ricciardo、Raikkonen。
Lap 36) レースは後半戦に。
Lap 37) Button は引き続き 8番手。
Lap 39) Button は Nasr を抜いて7番手。  僅かに雨が。 
     先ほどの Vettel のバーストは、デブリを拾ったものと判明 !?(ピレリの判断 ?)
Lap 40) Alonso は12位。
Lap 41) メルセデスの2台は、ほぼ同じペースで走っている。
Lap 42) Grosjean が8番手に上がった。
Lap 43) Red Bull は Verstappen の方が Ricciardo より確実に速い !
Lap 45) Alonso 11位。
Lap 47) Rosberg の左ポンツーンの前のパーツが破損している。 Vettel のカーカスが絡んでる。
Lap 49) Button が Bottas を追う。 
Lap 50) Hulkenberg が Alonso を追うが、バイブレーションを抱えながら。
Lap 51) Hulkenberg がピットに向かった。 タイア交換をしながら5秒ペナルティーをこなす。
Lap 52) Bottas ピット。 2.8秒。 スーパーソフト。  Button は6番手に。
Lap 53) Rosberg は、このタイアのまま 走り切るのか。
Lap 54) 4位 Ricciardo を Raikkonen が追っている。
Lap 55) Hamilton がピットに入った !   3番手で復帰。 Rosberg も入った !! 2.3秒。
     Rosberg は2位で、復帰。 1位 Verstappen。 タイアは大丈夫か !? 40周以上走ってる。
Lap 56) Rosberg がピット、スーパーソフトで2番手復帰。 1位は Verstappen !!
Lap 57) Alonso 11位。 
Lap 58) Raikkonen が Ricciardo を抜いて4番手。
Lap 59) Alonso は10番手で走っている。
Lap 60) Rosberg が1位 Verstappen を追う。
Lap 61) Rosberg がVerstappen を交わした。 Hamilton も彼を狙っている。
     Ricciardo はピットでもたついてしまった。
Lap 63) Rosberg、Hamilton の順になった。 Verstappen 3位。 Button 5番手 !
     あと10周を切った。
Lap 64) Ricciardo が5位の Button を追っている。
Lap 65) Massa が諦めたか。 リタイア。 Alonso が遅い !?
Lap 66) 6位 Ricciardo は Button を抜いた。 Alonso ピット。 トラブルか。 クルマを降りた。
Lap 67) Button の後ろには Grosjean が居るが、何とかこのままゴールして欲しいものだ。
Lap 68) Rosberg の前には、後方集団の4台がいる。 
Lap 69) Hamiton が Rosberg を狙った。 
Lap 70) 残り2周。 メルセデス2台の前はクリアになった。 Hamilton が僅かに遅れた !
Lap 71) Hamilton が仕掛けた !! が、..... Rosberg が接触 !!  Rosberg 壊れた、火花が上がる。
     コース上ではPerez が止まっている。 3コーナーで コース・アウト。 頭から突っ込み
     フロントタイアを飛ばしている。
     Hamilton はアウト側に居たが、Rosberg が突っ込んだ格好だ。
     更に Verstappen が Raikkonen を抜いている。  最後に大波乱だ !!

そして ....... Hamilton  Wins !!   2位 Verstappen。 3位 Raikkonen。

Rosberg は、4位に落ちた。 そして Button が6位入賞 !! 年内の表彰台が見えてきたか。
今日のレースでは、McLaren-Honda は Williams を十分超えていた。

バック・ルームでは、Verstappen が Hamilton に、"なにが あったの !? "
そして、Hamilton が Verstappen に詳細を説明する様子を Raikkonen が ジッと眺めているが、
相変わらずの無表情。 Verstappen に抜かれてしまったし !!  腹の中で "コイツめ" ..... か。
Verstappen は涼しい顔 !

表彰台での Verstappen のレーシング・スーツが やけに目立つ。 面白いデザイン。
上記 "Lederhose" を模したものだろう。 ドイツ南部やオーストリアのチロル辺りの伝統衣装で、
実際は ショルダーが付いた革の半ズボンらしい。  Red Bull のディレクター・Christian Horner も
着用していた。 今日は 地元でのレースだし。   www.youtube.com/watch?v=2rU2HqJ7Kg0
Hamilton は表彰台で、余裕で帽子を指でクルクル廻している。
そして Verstappen と Raikkonen から、シャンパンで狙い撃ちにされた。


1) Hamilton  2) Verstappen  3) Raikkonen  4) Rosberg  5) Ricciardo  6) Button
7) Grosjean  8) Sainz  9) Bottas  10) Wehrlein

[Full Race Results]

Manor の Wehrlein は いい結果を得ている。 初ポイント !
twitter.com/ManorRacing/status/749598539911663617?ref_src=twsrc%5Etfw

さあ、来週はシルバーストーン だ !!

2016年7月2日土曜日

Austrian Grand Prix Qualifying



Rosberg on Friday  /  skysports.com

たった今、公式予選のQ1 が始まった。   時差7時間。
既に Vettel と Rosberg は、ギアボックスの交換で 5グリッドの降格が決まっている。
www.youtube.com/watch?v=payvhaTisFg
twitter.com/RachelBrookesTV/status/749205087910764544?ref_src=twsrc%5Etfw

気温27度、路面温度は53度。 昨日の大雨とは打って変わった天候となった。
今 コース上には、12台のマシンが入っている。
今年は コースを再舗装しているので、路面の状態はすこぶる良い。
www.formula1.com/en/championship/races/2016/Austria.html

さて、Hamilton は早速 1:07.014 のタイムを記録している。 全車、タイアは ウルトラ・ソフト。
会場には、ジョージ・ルーカスの姿が見える。
Hamilton が更にいい 6秒台のタイムを出している。
Rosberg はやっと準備が出来て、ピットを離れた。
Perez のマシンのリア・アッパーアームが完全に折れている。
Rosberg は Hamilton のタイムを上回った。 昨日も最速だった。
Vettel も いいタイムで、Q1 2番手である。

Kvyat が大クラッシュ !!  赤旗。 エンジンからは水蒸気っぽい白煙も上がっているので、
ラジエーターも壊したか。

8コーナーの縁石に乗り上げ、その振動で右リア・タイアがもげて、
更に回転しながら フロントの2輪も ほぼ脱落状態である。
縁石の段差は 50mmだと言われるが、これだけでサスペンションが壊れるのはめずらしいかも。
ここは通常の段差だが、以前から問題視はされていた。

ここでトラブルが起こる原因だが、この段差が有るコーナーに突っ込む際の角度により、
通常より長い時間(長い距離)を(ギザギザの)段差に乗り上げてしまう為に、
強いストレスが掛かってしまうものだと考えられる。

上位陣は 十分なタイムを確保しているので、既にピットに戻っている。
下位の連中が最後のアタックを試みるが、Toro Rosso のもう一人・Sainz が白煙を上げて
ストップ、ターボのトラブルだろうか。
現地14:35、Q1 終了。

そして 14:41、  Q2 が始まった。  急遽、天候に不安が !  あと10分で雨の予想。
但し 小さな雨雲が 二つ、三つ。
レッド ブルは、スーパー・ソフト。  ウルトラ・ソフトの人気はあまり良くない。
そして、雨が。 残り1分だが、コース上には誰も居ない。  ~Q2 終了。
Button は10番手で Q3 進出。 Alonso は進出ならずだが、詳しい情報がない。
多分、タイヤの選択と雨の絡みがマッチせず、早々にピットに引き上げたのか。
観客は 雨合羽を着始めている。

15:04、Q3 始まる。 各車インターミディエートか。 裏面温度は36度。 一部 日が差す。
Button が2番手のタイムを出しているが、残り3分で メルセデスやフェラーリはじめ、
タイアをウルトラに交換したので  Button は順位を下げるだろう。
Hulkenberg が速い。 1分10秒台。  しかし Hamilton がトップタイムで明日のポールを獲得。
残り1分で、数秒おきにトップタイムが入れ替わった。 Hulkenberg は3番手。
そして Button は最終ラップ寸前、4秒前に最後のアタック。  5番手で終了。

しかし、Vettel と Rosberg は5グリット降格だから、なんと Button は決勝2列目からのスタート !!
さあ、McLaren-Honda は どんどん良い方向に向かい始めた。
でもこれは 二人のドライバーは、だいぶ前から実感しており、常にその発言を繰り返してきた。
そして マクラーレンとホンダを信頼仕切っていると言う。 その結果が徐々に出てきたのだ。
楽しみではある !!  そして 期待していい。

[Full Qualifying Results]

明日の決勝戦は、決勝直前の状況も含めて 20:30(現地13:30)からフジテレビNEXT(CS)で
放映(生中継)される。  決勝のスタートは 21:00(現地 14:00)から。