2016年7月24日日曜日

Hungarian Grand Prix Final

  skysports.com / photos


取りあえず Sauber の Ericsson は昨日のクラッシュでシャシー交換となり、ピットスタート。
Sauber チームは スイスのファンドが新たに加わり、危惧されていたチームの存続に確約を得た。
レースは 一周4.381Kmのコースを70周で戦う。
昨日の予選とは打って変わって雨は無く、気温が上がって 路面温度は 53度を超えている。
メルセデスは、唯一このコースで勝利を味わっていない。

現地 14:00、フォーメーションがスタートした。
そして 14:03、決勝がスタート !

Lap  1) 1コーナーのトップ争いが激しい。 一瞬 Ricciardo が頑張ったが、結局 Hamilton が
     先頭に。 2位 Rosberg。  Alonso は1ポジション上げて6番手に。 Button 8番手。
Lap  5) Button がおかしい。 スロットルの不具合か、大きく後退している。
   スロットルを作動させるハイドロの状態が変らしい。 圧が下がったか。
Lap  7) Alonso は6位をキープ。 Button のペースが戻ってるか。
Lap  8) Button は取りあえず タイア交換、だったが例の無線のやり取り違反で、
   10秒ペナルティー。 原因はピットからの "シフトするな ! " という指示。
Lap 10) 1位 Hamilton、以下 Rosberg、Ricciardo、Verstappen、Vettel、Alonso の順。
Lap 11) Button はピットでペナルティーをこなす。 Button は最後尾まで下がってしまった。
Lap 14) Button、再び。 今度はブレーキペダルもおかしい。 Alonso は6位をキープしている。
Lap 15) Vettel ピット。 Raikkonen の前でコース復帰。
Lap 16) Ricciardo がピット。 2.9秒。 
Lap 17) Hamilton ピット、2.4秒。 Verstappen もピット。 Vettel は4位に。 Raikkonen が5位。
Lap 18) Rosberg ピット、2.1秒 !!
Lap 20) Hamilton のペースが少し遅いか。 Rosberg が迫る。 Riacciardo も速い !
Lap 22) 取りあえず Hamilton 逃げる。 Alonso は先ほどのピットイン以降 10位まで下がってる。
Lap 25) Button は今一つペースが上がらない。 Alonso も10位のままだが、前を走る2~3人が
     ピットに入れば 少しづつ順位を上げるかも知れない。
Lap 27) Alonso は9番手に。 Button 変わらず、最後尾は Ericcsson。
Lap 28) Alonso 7位に。 Verstappen が 5位の Raikkonen を追いかける。
Lap 29) Raikkonenn がピット。 2.4秒。 スーパーソフト。 Alonso の後ろで戻った。
Lap 31) やはり Raikkonen は Alonso を交わした。 Alonso 7位。
Lap 32) Button は微妙にペースは上がったかも。 しかし 相変わらずトラブったままだろう。
Lap 34) Ricciardo ピット、2.9秒で Verstappen の後ろで5位復帰。
Lap 37) Vettel が Massa を周回遅れにしたが、ブルーフラッグが出なかったことに不満 !
Lap 39) Verstappen がピットに。 2.4秒。 Alonso の前で6位復帰。
Lap 41) Hamilton がピット 2.7秒、Vettel も。 2.4秒。
Lap 43) Rosberg もピット、3.1秒。 Button は取りあえずワンポジション上げて20位。
     今日のマクラーレンの体調だったら、もう少し速く上位に復帰出来たろうに、
     やはり トラブルのままか。
Lap 45) Alonso ピット、2.7秒。 7番手をキープ。 今のMcLaren-Honda は Williams を超えたか。
Lap 47) Hamilton は周回遅れのルノーをラップしている。Vettel も相変わらずブルーフラッグ無しに
     不満をあらわに。
Lap 49) ルノーの Palmer はスピンを期し、ポイント圏内からハズレたか。
Lap 50) 1位 Hamilton, 以下 Rosberg,  Ricciardo,  Raikkonen,  Vettel,  Verstappen, Alonso。
Lap 55) Raikkonen は前々周にタイア交換して好調、Versttappen を追う。
Lap 57) Raikkonen はVerustappen に仕掛けたが、コースからはみ出してしまった。
Lap 59) Raikkonen はオジさんの意地で Verstappen を追うも、この18歳は手ごわい。
Lap 61) 前方では、Vettel も Ricciardo を追いかけている。 あと10周。
Lap 62) Button はピットへ戻る事を連絡、リタイアか。 19位を走っていたが。
Lap 64) コース上では、Hamilton と Rosberg、Ricciardo と Vettal、 Verstappen と Raikkonen の
     追いかけっこが続く。 その後に Alonso が7位キープ。
Lap 66) あと5周。 Hamilton 逃げる。
Lap 68) Raikkonen 仕掛けるも、またもコースをはみ出す。 Verstappen しぶとい !
Lap 69) Vettel も 4位で Ricciardo を追うが、こちらも しぶとい !!
Lap 70) 最終ラップ、 Hamilton と Rosnerg の差は2秒に開いた !

そして Hamilton Wins !!!  48回の勝利。 ハンガリーでは5回目の優勝。

twitter.com/MercedesAMGF1/status/757211305241669632/photo/1
twitter.com/HillF1/status/757203467765178369?ref_src=twsrc%5Etfw

1) Hamilton  2) Rosberg  3) Ricciardo  4) Vettel  5) Verstappen  6) Raikkonen  7) Alonso
8) Sainz  9) Bottas  10) Hulkenberg     [Full Race Results]


コースマーシャルが5人、肩を組んでダンシング !  最後を周回するドライバー達をねぎらう。
バックルームでは、メルセデスの二人は 相変わらず言葉を交わさない。
一方 3位 Ricciardo はスポーツドリンクで咽(むせ)ながら大笑い。 嬉しさ満載だ。

これで Hamilton は年間のスタンディングで、Rosberg を追い抜いた !!
Ricciardo も年間3番手。  [Standings]

Button はレース初盤5周目から重大なトラブルに見舞われるも、60周を超えるまで
トラブルを抱えながら あきらめずに レースを続けた。 不運だが、この行為は称賛されてよい !! 
今年の McLaren-Honda は、レース毎に着実にアップグレードしている。
年内の表彰台も視えてきたのだろうか !?

そして 一週間後には、German GP が HockenheimRing で開催される。 今月は忙しいね。