2016年7月2日土曜日

Austrian Grand Prix Qualifying



Rosberg on Friday  /  skysports.com

たった今、公式予選のQ1 が始まった。   時差7時間。
既に Vettel と Rosberg は、ギアボックスの交換で 5グリッドの降格が決まっている。
www.youtube.com/watch?v=payvhaTisFg
twitter.com/RachelBrookesTV/status/749205087910764544?ref_src=twsrc%5Etfw

気温27度、路面温度は53度。 昨日の大雨とは打って変わった天候となった。
今 コース上には、12台のマシンが入っている。
今年は コースを再舗装しているので、路面の状態はすこぶる良い。
www.formula1.com/en/championship/races/2016/Austria.html

さて、Hamilton は早速 1:07.014 のタイムを記録している。 全車、タイアは ウルトラ・ソフト。
会場には、ジョージ・ルーカスの姿が見える。
Hamilton が更にいい 6秒台のタイムを出している。
Rosberg はやっと準備が出来て、ピットを離れた。
Perez のマシンのリア・アッパーアームが完全に折れている。
Rosberg は Hamilton のタイムを上回った。 昨日も最速だった。
Vettel も いいタイムで、Q1 2番手である。

Kvyat が大クラッシュ !!  赤旗。 エンジンからは水蒸気っぽい白煙も上がっているので、
ラジエーターも壊したか。

8コーナーの縁石に乗り上げ、その振動で右リア・タイアがもげて、
更に回転しながら フロントの2輪も ほぼ脱落状態である。
縁石の段差は 50mmだと言われるが、これだけでサスペンションが壊れるのはめずらしいかも。
ここは通常の段差だが、以前から問題視はされていた。

ここでトラブルが起こる原因だが、この段差が有るコーナーに突っ込む際の角度により、
通常より長い時間(長い距離)を(ギザギザの)段差に乗り上げてしまう為に、
強いストレスが掛かってしまうものだと考えられる。

上位陣は 十分なタイムを確保しているので、既にピットに戻っている。
下位の連中が最後のアタックを試みるが、Toro Rosso のもう一人・Sainz が白煙を上げて
ストップ、ターボのトラブルだろうか。
現地14:35、Q1 終了。

そして 14:41、  Q2 が始まった。  急遽、天候に不安が !  あと10分で雨の予想。
但し 小さな雨雲が 二つ、三つ。
レッド ブルは、スーパー・ソフト。  ウルトラ・ソフトの人気はあまり良くない。
そして、雨が。 残り1分だが、コース上には誰も居ない。  ~Q2 終了。
Button は10番手で Q3 進出。 Alonso は進出ならずだが、詳しい情報がない。
多分、タイヤの選択と雨の絡みがマッチせず、早々にピットに引き上げたのか。
観客は 雨合羽を着始めている。

15:04、Q3 始まる。 各車インターミディエートか。 裏面温度は36度。 一部 日が差す。
Button が2番手のタイムを出しているが、残り3分で メルセデスやフェラーリはじめ、
タイアをウルトラに交換したので  Button は順位を下げるだろう。
Hulkenberg が速い。 1分10秒台。  しかし Hamilton がトップタイムで明日のポールを獲得。
残り1分で、数秒おきにトップタイムが入れ替わった。 Hulkenberg は3番手。
そして Button は最終ラップ寸前、4秒前に最後のアタック。  5番手で終了。

しかし、Vettel と Rosberg は5グリット降格だから、なんと Button は決勝2列目からのスタート !!
さあ、McLaren-Honda は どんどん良い方向に向かい始めた。
でもこれは 二人のドライバーは、だいぶ前から実感しており、常にその発言を繰り返してきた。
そして マクラーレンとホンダを信頼仕切っていると言う。 その結果が徐々に出てきたのだ。
楽しみではある !!  そして 期待していい。

[Full Qualifying Results]

明日の決勝戦は、決勝直前の状況も含めて 20:30(現地13:30)からフジテレビNEXT(CS)で
放映(生中継)される。  決勝のスタートは 21:00(現地 14:00)から。