明日(土曜日)から一般公開される 東京モーターショーで デビューさせる。 [Video]
"モティフ " は いわゆるシティー・カーとして位置づけされ、
新しい発想の "都市型パーソナルビークル " として開発された。
ゴードンマーレーデザイン のコンセプト・ "i-Stream"(F1ベースの最適、安全設計技術)
による 軽量 且つ 高剛性のスケルトン・フレームとボディーは、様々なタイプのボディーや
パワーユニットの展開に 柔軟な対応が出来、バイク感覚の軽快な走りを実現するとしている。
"モティフ " は、エンジン車、EV のどちらに も対応でき、1000cc・ツインカム3気筒エンジンと
25Kw のEV ユニットの両者の開発を行っている。 エンジン仕様では 80馬力程の出力で
6速デュアルクラッチ・ミッションを介し、最高速は160Km/h になる。
今回 出品されたものは 英国Zytek 製をベースとするEV ユニットを搭載し、車重730Kg、
リチューム・イオンバッテリーで駆動される35馬力相当のモーターで、最高速105Km/h、
3時間充電で160Kmの航続距離を有し、また 1時間のクイック・チャージも可能である。
Smart For Two より 車幅で5cm 狭く、車高は6cm 低く、100Kg 軽い RR の二人乗りだ。
従来の自動車工場の僅か2割程度の投資で生産システムを構築することが出来、
新感覚のシティーカーを目指して、ヤマハなりのアプローチで 2016年をメドに 四輪市場に
参入する意向だ。 ヤマハと GMD は 5年程前から このクルマについて検討を始め、
2011年からプロトタイプの試作を始めていた。
尚、これによってヤマハが 今後どの程度の意向で四輪市場に本格的に進出するのか否かは
定かでないが、まずは ショーの反応を見ながら 社内の調整をしていくものとみられる。
かって ロータスも シティー・カーの開発を進めるなど、世界的に 都市型スモール・カーの
開発が盛んである。 その後、ロータスは社内の諸問題から中断(?)しているが、
ケーターハムもこの分野に進出する旨、公表している。