2016年4月5日火曜日

Caterham become more lightweight !

 www.autocar.co.uk
Caterham Seven butted tubing
このたび Caterham Cars は、Seven のボディーに使用するパイプ・スペースフレームを
10%も軽量化する事に成功した。 但し 今のところ、全ての車輛のフレームを軽量フレームに
置き換えるわけではなく、顧客の選択によるオプション扱いとする。
同社では 来年初頭から、これらのフレームを使ったセブンを市販化したい意向だ。

同社は、自転車用の鋼管を扱う Reynolds Technology (in Birmingham)、及び CAD / CAM による
設計企画やシュミレーションをコンピューターで行う Simpact Engineering(in Worwick)と一緒に
Seven 270 のフレームを試作し、車重540kg の270 のスペース・フレーム(55kg)を
5.5kg 軽量化する事が出来た。
( Simpact は Ariel Atom にも参画している。 simpact.co.uk/new-vehicle-technology 

もとより "ライトウェイト"を信条とするセブンで、フレームを "10%も" 軽くする事の意味は大きい。
今回は レイノルズ社の "453 High Tensile Butted Tube"(両端が肉厚になっている高張力鋼管)
を用いて Seven 270(1.6 litre Ford Sigma / 135bhp)のフレームを製作(試作)した。
ケーターハムの Simon Lambert CTO は、より軽量な部材を使える可能性も有り、
もっと軽く仕上げる事が可能だろう、と言っている。 但し £1000~£2000 程度のコストアップに
なる様である。

Reynolds の製品は ツール・ド・フランス(Le Tour de France)でも多用された実績を持つ。
かって ヒラリーが、エベレスト初登頂の際に使用した酸素ボンベも 同社製だった。


www.motortrend.com/news/caterham-uses-bicycle-technology

尚、Caterham は2年前に、London と Brighton のほぼ中間に位置する Crawley に、
(本社機能を兼ねた)新しいショールムをオープンしている。 今度行ってみよう。
uk.caterhamcars.com/news/caterham-south-moving-new-home
(M25 の内側、ケーターハム駅に隣接したショールーム は閉鎖された。)


Past Caterham Showroom beside of Station(Station is right back)