2012年7月13日金曜日

Aston Martin

[msn Cars UK]
Aston Martin launches V12 Vantage Roadster















Aston Martin は、V12 Vantage Roadster を発表している。

517馬力、6MT0-100Km/h 4.5秒、最高速305Km/h を誇る
アストンマーチンのフラグシップだ。
世界でも最高峰のロードスターと言ってよい。

価格は 英国で £150,000- くらいらしい。
限定101台だと言うから、今週中にも決断して、アトランティックの
山中さんか中村さんまで 連絡を取った方がよい。
だって、世界中からのオーダーだから !!  101台はスグでしょ。


ちなみに、アトランのサービスセンターのスタッフ・ブログも 面白いので、
当ブログと併せて ご愛読を !

Aston Martin V12 Vantage Roadster (© Aston Martin)
 [ msn  Click  ↑ ]

BMW Mini

[automotivenews]


BMW は、好調なミニ・シリーズの将来を鑑み、BMW Mini の拠点である
オックスフォード工場を中心に、3.88億ドルの設備投資を追加する。
また、創業を終了する三菱のオランダ工場を引き継ぐ計画も含む様だ。

BMW Mini シリーズは、今回の Clubvan を含めて、既に八つのバリエーション
を抱えており、最近確定した "Paceman" と、 これも 最近確実視されている
シリーズ最小モデルの "Rocketman" までの生産を交えて、設備の充実を
図ることにした。 但し 今後、Countryman 以上の大きさのミニを造る事は
考えていないと言っている。
そして、シリーズ10番目のモデルとなる Rocketman あたりで、
ミニ・シリーズの展開は ぼちぼち終了することになるのであろう。
ま、充分でしょ !

BMW は、カントリーマンや ペース・マン を含めた"大型" のシリーズ用には、
第三世代となる 2014年以降、BMW 1 シリーズの次期モデルのプラットフォーム
を共用することで、生産の効率化も図る。
BMW シャシー部門の主幹に言わせると、この新しいプラットフォームは、
前輪駆動用としては世界のベスト・ワンだよ、 ということらしい。

世間では ミニというと、" あ、ミニクーパーね ! " と言われるくらい、
そのブランドは 日本でも浸透している。
("ミニクーパー" が 何たるかは、その長い歴史までは判って貰えないのだが ... 、)
(同様に、ロータス というと " あ、ヨーロッパね ! " と言われるのは修正を要する。)

今後さらに ニュー・モデルを加えたラインアップで、ミニ・ブランドの定番化が
なされ、"不滅のミニ・シリーズ" が出来上がっていくに違いない。


PS ; 昨日のAutocar によると、"Countryman Coupe""Paceman"
呼ばれることになる様だが、今迄 メディアによっては、これらの どちらかの
呼び名で記載されていた。 さて、どっちに落ち着くのか。
出来れば、Paceman の方が 判り易いのだが。

2012年7月12日木曜日

Sunbeam Tiger

[Tiger at Jay Leno's Garage Pic. Carbuzz]


1966年 "Sunbeam Tiger Mk 1A" Jay Leno が リポートしている。

53年に初代モデルが登場した サンビーム・アルパイン。
60年代初頭、当時 英国ルーツ・グループの傘下にあったサンビームは、
59年に再登場させたアルパインを生産していたが、ACコブラが成功したのを
ヒントに、63年、ルーツUSA の西海岸デビジョンは、アルパインにアメリカ製の
V8 を搭載したクルマの開発を、キャロル・シェルビーに依頼する。

シェルビーは、英国リスター(会社は 54-58年まで存続)とともに開発を行い、
リスターは、サスペンション、ブレーキを改良し、フォードの4.3 リッターV8
164馬力(後に Mk-Ⅱ200馬力) を搭載した "タイガー" が 64年に誕生した。
尚、シェルビーは このエンジンを、275馬力までアップさせたものの、
いまひとつのコンディションで、最終的には採用せずに終わっている。

また、ルーツは 64年にクライスラーに買収され、"クライスラーUK"、67年には
"クライスラー・ヨーロッパ" となったが、77年に終焉している。
この間、64年から 67年までに 7085台のタイガーが生産されることとなった。

ちなみに、コブラと このタイガーは、ベースとなるクルマは 共に英国にあったが、
コブラは 思いっきりアメリカンな変貌を遂げたのだが、一方 タイガーは、
色濃く英国色を残した。 結果、その後の大きな違いとして、コブラの方は、
かなりの数のレプリカが発生し、タイガーの生産台数を軽く超えてしまったと
想像するが、タイガーのレプリカは皆無かもしれない。
でも、それは それぞれに相応しい生き方のような気がするし、良しとする。

余談だが、この頃は既に GM ・フォード共に、英国やヨーロッパで
充分な基盤を構築していたが、米ビッグ・スリーの中で クライスラーだけが
世界戦略から大きく遅れをとり、その後 米国内でも 衆知の結果となった。

ACコブラに触発されて誕生したタイガーは、コブラ同様 小柄なボディーに
アメリカン・V8 を積み、それなりのマッスル・カーとして 今でも世界中に
かなりの数が存在し、熱心なファンに愛され続けている。
日本でも もっと注目されるべきクルマであろう。      [Praises of Tiger]

2012年7月11日水曜日

Hamilton / Lotus !?

[pic. ausmotive]
Lewis Hamilton, 2012 Australian Grand Prix

マクラーレンの Lewis Hamilton は、今年いっぱいで契約が切れる為、
継続についてチームと交渉中だ。
年俸やトロフィーの所有についても、まだ決着がついてない様である。
そこにきて にわかに、ロータスと交渉する気持ちが有ることを
ほのめかしているようだから、思わぬ方向に話が展開するかも知れぬ。
マクラーレンに対する "牽制" だろうか ?
[Daily Mail]

今年のマクラーレンは、二人のドライバーにとっても 対応が "いま一つ"
な感があるが、チームを統括する M. ウィットマーシュは、
若干の懸念は示すも、ハミルトンが残留することは期待できるという。

これに対して 今年のロータスは好調で、後半のポイントも充分期待していい
状況にあるし、二人のドライバーも いいコンビネーションを保っている。
しかし、そこへハミルトンが加わると、必然的にどちらかが弾かれることに
なるワケで、別途 懸念が生じてしまう。

読者としても、どのドライバーの肩も持ちたいと思うところだが、
ルーキーのグロージャンを欲しがるチームが有るかも知れないし、
さあ、どういう決着になることやら ...... 。  もう暫らくの様子見か !?

2012年7月10日火曜日

Power UP Evoque !?

[Paul Tan's]


Range Rover は、好調な "Evoque"3 リッター・V6 スーパーチャージャー、
340馬力の ジャガーの新しいエンジンを積むことを示唆している。

現在 Evoque のガソリン・エンジンは、2 リッターの240馬力のみのラインアップ
なので、かなりのパワーアップとなり、誰もが欲しくなってしまいそうだから、
実現の可能性は高い。
当然、あちこちのチューナーが これをベースに スペシャルを用意してくること
だろう。  期待していい !!

2012年7月9日月曜日

Defender

[ZerCustoms]
2013年ランドローバーディフェンダーXTech

Land Rover は、2012 Defender XTech のスペシャル・バージョンを
発売している。 同名のモデルは 2011年にもあるが、今回は 2013年版。

エンジンは昨年同様、2.2 リッター・120馬力ディーゼルで 6速マニュアル。
新色として、Orkney Grey Nara Bronze を用意しているが、
出来れば、"Hi-land Silver" とか "Orkney Bronze" としてくれた方が、
ウイスキー通には 受けるだろう。  旨そうな名前になる。  ... 余談。

ホィール・アーチとルーフは黒、フロント・グリルはボディーと同色となる。
室内のセンター・スイッチパネルも外装と同色。
標準で、ABS、トラクション・コントロール、リモート・セントラルロック、
ヒーティッド・シートとウインド・スクリーン、エアコンが着く。

価格は、90 Hard Top£27995- 110 Utility Wagon£32995- から。

ちなみに110サイズは、日本のミドル・クラスのワンボックスに近い荷室
の容量があるから、リアのサイドパネルに自社のロゴを入れて、
設計事務所や工務店さん等が これで現場に足を運ぶなんてのは、
オシャレな使い方だ。

110 だと大きすぎる際には90も有るし、更に小さい "Mini Clubvan"
選択肢もあるから、適宜選んで お使い下さい !!

2012年7月8日日曜日

Silverstone Final

   [BBC Sport]
Red Bull

13:00(日本 21:00)、つい いましがた始まった British Grand Prix 2012。
好天に恵まれ、まずは フォーメーション・ラップ。
そして スタート !!  全52ラップの戦いが始まる。
1コーナーは、やっぱり アロンソ。 グロージャンに接触があり、フロント破損か。

7周目にして、シューマッハは 依然、3位をキープ。
10周を終わって、アロンソ、ウェーバー、シューマッハ、そして8位にハミルトン
の体制は変わらない。 一時、ライコネンが 大きく遅れた。
しかし その後、グロージャンと共に 徐々に復活、上位に食い込みつつある。

20周を超え、依然 アロンソ。 可夢偉が 9位まで上がってきた。
22周でハミルトンは ピット・ストップ。 一時、7位に後退する。


そして ........、 最初に チェッカーを受けたのは、M. ウェーバー。
2位 アロンソ、 3位 ベッテル。  ロータスは5-6 位となった。

尚、可夢偉には、ピット・クルー3人を 跳ねるアクシデントがあった。
いずれも 大事には至らなかったが、€250,000- の罰金が科せられた。
ピット・エリアに停止する際、タイアがロックし、ブレーキングが遅れたという。
多分、ブレーキングが遅れた為、ロックさせてしまった という事だろう。

Silverstone Final  [Race Video]

PS ;  ハミルトンは Luton のタウンセンターからスタートするコースで、
レース翌日 聖火ランナーとして走った。 当初、故郷の街で走る予定だったが、
シルバーストーンのレースと重なった為、急遽変更となった。
しかし、ケーターハムのチーム・オーナーであるTony Fernandes は、
自分でレースを走るワケでもないので、決勝当日、サーキットに行く前に
Hantingdon で聖火を携えて ランナーを務めている。
何でも やってみるもんだ !!

F1 Soccer !?

[autoguide]



Caterham F1 Team のKovalainen と Petrov は、
Queen Park Rangers FC のClint Hill、Djibril Cisse らと一緒に
Caterham Drive Experience のイベントで、F1 レベルのサッカー(? )を
楽しんだ。  [Video]
    
"F1 ドライバー" は、スーパーセブンの後ろ脚を使って 見事なキック・オフを
披露した。
Hill は コバライネンらのキックを見て、自身もプロのサッカー選手だが
その "妙技" には感服する。  ま、お互いに 大したもんです !!
   
QPR FC は、かって バーニー・エクレストンやブリアトーレが出資していた
こともあるチームで、現在はケーターハム F1 チームのボス、
来月から 日本でも就航する "Air Asia"Tony Fernandes
チーム・オーナーとなっている。  [Air Asia Japan]
Air Asia Japan は、今月3日に就航した LLC、ジェットスター・ジャパンと共に、
格安航空券で 話題を呼んでいる。

2012年7月7日土曜日

Silverstone Today

   [BBC Sport]

今日は チョット忙しいので、結果だけ。

アロンソの勢いが止まらない。 シューマッハも根強い。
今日は雨が一時きつくなる。  明日の可夢偉は 苦しいスタートとなった。
グロージャンもスピン・トラブル !   さて、あしたは ........ !?

Qualifying Today   Satarting Grid Tomorrow

New Vanquish !

[carbuzz]


Aston Martin は、今週水曜日、Covent Garden にある  London Film Museum
に於いて、次期 VanquishDr. Ulrich Bez CEO の手で "お披露目" した。
多数の有名人が訪れ、先月新しいショールームをオープンしたアトランティックカーズ
の山中さんも 駆けつけました。   [アトランティック代表 ; 野澤さんのブログ]

リッター・V12 / 565馬力のエンジンを積み、0-100Km/h 4.1秒で駆け抜ける
このクルマは、本年末から £189995- で発売開始します。

では、どうぞ山中さんに お申込みを !  これで あなたもアストンのオーナーです !!



2012年7月6日金曜日

Dark Knight Rises

[carbuzz]


Lotus は、昨日 シルバーストーンで、今月20日にワーナー・ブラザーズが
公開するバットマン・シリーズの完結編 "The Dark Night Rises"
(邦題 : ダークナイト ライジング / 28日公開)とパートナー・シップ契約を結び、
今日から予選の始まったシルバーストーンで、F1車輌やドライバー・スーツ、
ヘルメットやガレージに そのロゴを表示する。
そういえば 新宿の地下通路、地下鉄・丸の内線に通じるあたりで、
この映画の予告ポスターを見かけた。

さて、グランプリ期間中、会場にはBatmobileBatpod Motorcycle も展示され、
レースに花を添える。
今日午前中のフリー走行では、グロージャンが バットマンの力添えで(! )、
トップ・タイムをマークしている。
14:00 からは、2回目のフリー走行が始まった。 まもなく雨も上がりそうだ。

PS ; 午後のフリー走行では、ハミルトンに次いで 可夢偉が2番手につけている。

[Dark Knight Rises 予告編]   Results Today   BBC Radio5 Live

[wired]

British Grand Prix


ILMC - 6 Hours of Silverstone - Track 
F1 の聖地、Silverstone で行われる "British GP 2012"。
現地時間の今日(金)、10:00 からプラクティスが始まる。
決勝のスタートは、日曜日の13:00 から。 時差はマイナス8時間。

テレビ放映は、土曜日24:00-25:00(予選)、
決勝は8日・日曜日23:00-24:50 にBSフジで。

Fri 06 July 2012
Practice 110:00 - 11:30
Practice 214:00 - 15:30
Sat 07 July 2012
Practice 310:00 - 11:00
Qualifying13:00
Sun 08 July 2012
Race start13:0

ロンドンからクルマで 現地に向かうには、M1 モーターウェイを北に
Northampton まで、ジャンクション"15A" で降りて A43を南下、
12Km程行って Dadford Rd. を左折するとすぐ左側にサーキットの
ゲートが見える。 ロンドン市内から約100Km だから、一時間半位か。
ちょうど、都心から御殿場インター経由、富士スピードウェイくらいの感じだ。
でも、レース当日は混むだろうから 2時間以上みた方がいいかもしれない。
[Map to Silverstone]
   
M1 を 15Aでコース・アウト(!) すると、200m先の右側にサービス・エリアが
有るので、そこで給油とコーヒー・タイムをとることが出来る。 マックも有る。
M1 を離れて SA 直前の小さなRoundabout を左折し、すぐ先にある
やや大き目のラウンド・アバウトを右に行くとA43 でサーキットに向かう。
道路に 信号なんか有りません !!
[日本での取り組み]   http://www.iidacable.tv/livecamera/98/

今、地図を見ながら発見したのだけれど、15A からサーキットに向かって
3.5Km先の右側には、"Gayton Marina" がある。
マリーナといっても 運河に付随するボート・ヤードで、例のナロー・ボートが
停泊している。 ヤードの約3.5Km先で右折してSt.Johns Rd. に入り、
戻る様なかたちで "マリーナ" に向かうのが判り易い。
もしくは、ジャンクション15Aから側道で行けそうだが、未確認だ。

イギリスでは、ナロー・ボートで航行できる幅の狭い運河が古くから存在し、
東京から名古屋位の距離は運河づたいに移動が可能である。
ロンドン市内にも運河はたくさん有って、多数のボートが浮かんでおり、
指定されたヤードで ボートに居住してる人もいて、給水もできるし手紙も届く。
日本では この様な居住許可は下りないが、イギリスはOK だ。
大した問題も無いと思うが、日本のお役所は "おりこうさん" だから !?
[Regent's Canal]   [Little Venice]
   
今度、シルバーストーンまでの運河ルートを調べておきます。
ナロー・ボートでF1 観戦に行くなんて、素敵だ。
モナコやスペインの豪華クルーザーとは またひと味違って、いいかも。
但し、各マリーナは小さいので、2-3日の停泊は よく確認した方がよい。
それと、ボートは時速15Km/h位で航行し、水門もたくさんあるので
充分な日程が必要だ。  [のんびり ぶらり旅]

さて、腹が減った時は、サーキットから北へ5分ほど、A43 を通り越して
シルバーストーンの小さな町(村 ? )に行くと、"White Horse" というパブ
が有り、レースの開催時には大賑わいだ。 もちろん 商店街なんか無い。
天気のいい日は 裏庭に出て、のんびりとエール(ビール)を味わうといい。

"村" には、"Graham Hill Rd." なんてのがあって、
さすが シルバーストーンだ。 途中、家5軒分の 短い行き止まりの路地が
あるが、そこは "Brabham Close" と名づけられる。
Graham Hill の路は、少し奥にいくと "Stewart Dr." に変わったりする。

では、今日からの予選スタートで、レースを お楽しみ !

PS; Silverstone Final

2012年7月5日木曜日

GranSport


Maserati 911 rival front

2-3日前から このクルマの事は知っていたのだけど、相手はイタリアだし、
でも その後ろ姿を見たら、"どこかで見た様な " カタチだったので、
段々気になりだしてきた。   これ、...... エヴォラでしょ !?
イエ、"Maserati GranSport" です。。
エヴォラとアストン・マーチンと4C を混ぜたような感じだ。

でも、アルファの"4C " のシャシーがベースだと言う割には、
値段も£90000- 位らしいし、911 のライバルになると言っているので、
しかも エンジンは V6 で、車重は 1200Kg というから、想像する大きさと
価格が いまひとつ ちぐはぐで、益々判らなくなってきた。

しかし、よく読んでいくうちに、サイズは 4C シャシーをストレッチして、
ホィールベースも延長し、エンジンはフェラーリが新しく設計するというので、
段々、そのサイズと車格のバランスが、呑み込めてきたようだ。
詳しいデータは無いが、どうも サイズはエヴォラで 値段が 911クラス
ということらしい。 1200Kg の重さは、ツイン・ターボ 4.7 リッター / 450馬力
のエンジンでフォローするみたいだ。 デカイ !!

そして、ツイン・クラッチと7速パドル・シフトで、最高速は305Km/h だから、
これはもう、エヴォラの車格ではないことが、判ってきたものだ。
当然、それだけの車重を 気持ち良く減速させるからには、
フロントは3ポット・キャリパーが必要だし。

さあ、あとは 2015年の発売開始まで 待ってれば いいだろう。
じっくり考える時間はある。
ではまた、その頃になったら リポートします !!

[source ; autoexpress]

2012年7月4日水曜日

Mugen CR-Z GT

[pic. autoguide]
mugen-cr-z-gt-5.jpg

無限ブランドを統括する "M-TEC" は、今月末、28-29日に菅生で開催される
日本スーパーGT選手権の第四戦から、"Team 無限" の名でGT300クラスに
参戦していく旨、発表した。
会見の行われた ツインリンクもてぎ には、昨日シェイクダウンを済ませた
"Mugen CR-Z GT" が披露され、ドライバーは 武藤英紀・中嶋大祐の2名で戦う。

エンジンは、LA郊外Santa Clarita にあるHonda Performance Development
が開発した LMP2 用のHonda Racing 28TT / 2.8 リッター・V6 ツインターボが
ベースで、ホンダ栃木研究所と Zytek が協同開発したレーシング・ハイブリッドの
システム本体を 助手席に設置し、エンジンは ミッドシップとする。    [Video]

[forcegt.com]
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12C / GT3


McLaren MP4 12C GT3

今年から プライベート・チームが参戦を始めた "MP4-12C / GT3 "
プライベートといっても、どのチームも準ワークスほどの戦力を持つ
経験豊かなチームが殆んどである。

それに先立って マクラーレンは、昨年来 自身でも耐久レースに参戦し、
データの蓄積と開発に努めてきた。
まだ目立った結果は出ていないが、必ず その成果は反映され、
各々のチームが上位に食い込んでくるに違いない。
だって これはビジネスだから。  遊びでやっているワケではない。

今年は 本社と同じエリアに、レース車輌専門のファシリティーも用意し、
サポート体制を強化している。
更に、"12C" のロードカーの販売についても順調に推移し、
先月も "McLaren Tokyo" がオープンしたばかりだ。既に35店目となる。

スポーツカーとレース車輌の開発を専門に手掛け、サーキットで得た
データを 市販車輌にフィードバックさせるポリシーは、
同じ英国のロータスも同様だが、両社の性格と その中味はだいぶ異なる。
経営基盤としても、マクラーレンの方が だいぶ上手をいっている様に
見えるが、どうだろうか。

いずれにせよ、世界的に見ても 類い稀な体制を持つこの2社は、
今後も 進むべき方向性は変わることはないであろう。
いや、 ロータスは変わろうとはしているのだが、ここ2-3年、
かなり無理をしてしまった様で、ここしばらくは立て直し、もしくは社内的な
方向転換を迫られるかもしれない。

でも、同じものが二つ出来ても " つまんない" ので、
ここは 各々独自の路を歩んでもらいたいものだし、多分そうなるだろう。
ま、 取りあえずは、頑張れ !! ロータス ! ..... というところか !?

Shakedown   in Navarra / Spain   Auto Car 

McLaren MP4 12C GT3

MP4-12C / Spyder


2013_mp4-12c-spider_prf_mclaren_ns_9998_0703123.jpg
マクラーレンは、 かねてより噂に上っていた "MP4-12C Spider"
詳細を発表している。

この新しいスパイダー・モデルは、たった75Kg しかないシャシー・タブ、
"Carbon MonoCell" を引き継ぎ、2 ピースのリトラクタブル・ルーフが
追加されたにもかかわらず、クーペに比べて僅か40Kg の車体重量の
増加にとどまる。
ルーフは、30Km/h までの範囲で センター・コンソールにあるスイッチ
で開閉が可能で、動作は17秒で完了する。
ルーフを納めた状態でも、グラス・スクリーンを通してエンジンが覗ける。
若干の空気抵抗の増加で、SS 1/4 Mile はクーペより0.2秒遅い11.2
となる。 0-100Km/h 3.1秒で、同じく クーペより 0.1秒遅いだけだ。

ルーフを上げたあとには、52 リッターのラッゲージ・スペースを確保する。
また、座席の後ろには "Roll Over Protection System" が内蔵され、
事故等で強い衝撃を受けた際に上昇する。
オープン・トップ状態にすると、小さなリア・ウインドグラスが自動的に
上昇し、風邪の巻き込みを和らげることが出来る。

オプションとして、低速走行時に、フロントで40mm、リアで25mm、
地上高を持ち上げ、60Km/h を超すと元に戻るような装置がある様だが、
詳しい内容は未確認。
また、外気の状態に応じて、車室内をエアーコントロールする機能を
持ち合わせるらしいが、これも詳しい動作は未確認だ。
更に ルーフの開閉に応じて、オーディオのボリュームと音質を補正する
システムを持つ。

車体色は、Volcano RedVolcano Yellow が追加され 全部で17色となる。
価格については、クーペより £19,500- 高い£195,500- が標準価格だ。
最初のデリバリーは 今年の11月とするが、アメリカ市場については
年末か年明け早々になる予定だ。

公式なデビューは この 8月17日(金)で、
Pebble BeachConcours d'Elegance に合せて開催される予定の
"Gooding & Company" イブニング・レセプションでお披露目される。
しかし その前に、早くも予約が殺到することになるだろう。

尚、Gooding のレセプションの翌日、18-19日に開催されるオークションには
56年の オレンジの "Lotus 11"18万ドルで、68年の "Toyota 2000GT"
(白)が50万ドルで出品される予定である。



2013_mp4-12c-spider_actprf_mclaren_ns_9998_070312.jpg

2012年7月3日火曜日

BAC Mono

[BAC]























BAC Mono は、先月行われた "Pageant of Power"スーパーカー・クラスで
優勝している。
Goodwood の事ばかり頭にあったので つい見過ごしてしまったが、
僅か 2.3 リッター / 280馬力のシングル・シーターは、抜群の存在感を示していた。

540Kg の車重と 48 / 52 の前後バランスは、卓越したハンドリングを可能にする。
パドル・シフトの6速シーケンシャルとAP Racing の組み合わせが、
その一助となる。 又、ATL のセイフティー・タンクも備える。

ご覧の通りの容姿と そのドライバビリティーは、オーナーにとって 非日常を
演出する恰好のアイテムとなろう。 自身のオリジナリティーを保ちつつ、
飽きのこない 持ち応え感のある 数少ないクルマのひとつだ。

britishgreenyokohama@gmail.com

2012年7月2日月曜日

London Grand Prix

       [formula1blog.com]
Santander 588

先月の Telegraph の記事では、エクレストンの談話も織り込み、"London GP"
の可能性を示唆している。 この時点では、オリンピックのメイン会場である
Stratford 周辺を考えていた様だが、 第二案は、ロンドンの ど真ん中だ。

また、F1 の冠スポンサーであるスペインのSantander 銀行は、同じく この計画の
可能性を鑑み、バトンとハミルトンを交えた ビデオを作成し
併せて、バーチャルな走行シーンも 提供してくれた。
コースは バッキンガム宮殿の門前をかすめて、ロンドンの中心部を一周するものだ。
(宮殿の庭で 大ロック・コンサートをやる国だから、問題はなかろう !
 BBC News UK、 and [Prince Cahrles Speech]  

大の大人が ここまでのレベルで公表している事なので、
あながち 単なる絵空ごとではないのかも知れない。
エクレストンは、私財を叩いてでも やりたいと言っている様だ。
しかし、今回予定されるコースは ロンドンのほぼ中心地であり、提供できるサービス
のファシリティーや観客席の準備など、他のロードコースと比べて 狭い市街地で
どの様にレースを構築していくかは、かなりの困難も予想される。

ロンドン市長は 自身の立場を踏まえ、"大気や騒音の問題さえクリア出来れば
市の活性化の為には 興味が有ることだ" とコメントした。
しかし、緑の党は 懸念を表明している。
また、シルバーストーン・サーキットのスポークスマンは、"当サーキットは
世界的に見ても F1 開催の為の充分な要件を満たしている。” とし、
ロンドン開催については、あまり いい顔はしていない。

ところで、レースの開催はTokyo でも考えられない事ではなかろう。
ロンドンと東京の中心部 は、その煩雑な状況に於いては かなりの共通点が有り、
むしろ 皇居を中心として考えられるコースの方が、道幅を含めた余裕は
かなり有るものと思われる。
但し 一番の困難な事柄は、日本の警察や消防、公共や市民、メデイア等が、
ロード・コースでのレースの開催について、全くと言っていいほど知識と経験に
乏しく、それが 実現の為の大きな障害となってしまうことだろう。

でも、さらなる障害は やはり 公共を含めた日本の意識レベルの低さ にある。
"おりこうさん" な日本では とても難しそうだ。
ぼちぼち、もっと大人の社界を目指す事を真剣に考えるべきではないのか。
こんな"夢" を観ているのは 私だけか !?


[Telegraph]

2012年7月1日日曜日

Lotus Elan / Goodwood




今年のGoodwood は、ロータスが主役として テーマ・カーとなったが、
併せて "Lotus Elan" の生誕50周年という 象徴的な機会でもあった。

現行のElise シリーズは また別な意味として、コード・ネーム "Lotus 26"
エランは、ロータス創業以来 一番の商業的成功を納めたクルマとなった。
1962年10月の英国モーターショーで エリートの後継として登場してから
生産終了まで、"Elan +2" の生産を最後として、17392台のエラン・シリーズが
世に送り出された。
FR "Light Weight" スポーツカーとして、ロータスの名を不滅なものとする。

昨年亡くなった Ron Hickman がデザインを担当した。
彼は、例の Black & Decker の工具シリーズにも係わっている。

生産開始当初は、フォード・コルチナがベースの1.5 リッター・ツインカムは、
まもなく 1558cc にス-プ・アップされ、"1.6 リッター・Lotus Twin-Cam"
として 主役の座に就いた。
当時の小排気量スポーツ・カーとしては 画期的な構造を盛り込み、
バックボーン・シャシーをファイバーグラス・ボディー で包み、
天然木目のダッシュボードを備え、それまで無骨だったスポーツカーの
コクピットに、粋なデザイン・センスを与えている。

更に、4輪独立懸架、4輪ディスク・ブレーキの足と、ポップアップ・ヘッドライト、
ヒーターを標準装備し、わずか 670Kg の軽いクルマに仕立て上げた。
後に パワー・ウインドが着くようになったのも、軽量化の為だという。

62年当初、オープン・トップのS1・ドロップヘッド・ロードスターとして始まり、
一部 キット・フォームでの販売も行われた。
翌63年には、ハードトップをオプションで追加する。
65年には S2・Fixed Head クーペが登場し、66年にはS3 となって、
パワー・ウインドが着くようになり、 ロードスターにはウインド・サッシが備わる。
67年からは "+ 2 " が加わるが、68年にS4 に発展、細かい変更が為された。
71年には、腰下を 白を基調として塗り分けた "Sprint" も登場する。
" +2 " は、72年のS4 の生産終了後も 2年間、生産を継続している。

尚、89年から、同じエランの名で 1.6リッターのIsuzu ・エンジンを積んだ
FF モデルが生産されたが、圧倒的に支持された初代エランとはまったく別の
構造とカタチで 人気を得ず、95年に終了した。
但し、FF のスポーツカーとしては "Handling by Lotus" も卓越しており、
"Fun to Drive ! " を実現している。

Lotus Elan Forever !!

Lotus in Goodwood


今年のGoodwood で、テーマ・カーとなっている ロータスは、
2010年のジュネーブ・ショーで公表した "Evora 414e Hybrid" のカット・モデルを
Goodwood で展示し、クルマは既に Hethel で 様々なテストを開始している。
発売についても "そんなに遠くない時期" とコメントするが まだ明確な答えは無く、
果たしてどんなものだろうか。

"414e" はリアに2基のモーターで合計 414馬力を有し、併せて充電用の
 3気筒のエンジンも積んで、電気だけで56Km、ハイブリッド走行では480Km
の航続距離がある。

Hybrid Evora 414 Evolution

更に、クルマとしてのスタビリティーもさることながら、ロータスらしい気の使い方も
している。
Lotus Engineering とオーディオのプロである HARMAN Automotive
コラボして開発した "HALOsonic Sound Synthesis System" は、
無音のEVが周囲に対して その存在感を伝え、街中の歩行者に対しての
"意思表示" をするものだ。 EVが 真近かに迫っても 気がつかないなんてことが
無くなる。

ちなみに、ロンドン市内は どんな路地裏でも歩道の無い道路は皆無だが、
煩雑な日本の都市の街路で、歩道が無いところはいくらでも有るので、
かなり有効なシステムであろう。
その音は "7速パドルシフト" の操作に合せて 車内でも聞こえ、
ドライバーも 高速走行時には、それなりに雰囲気を楽しむことができる。
車外に対しても、75Km/h までの範囲だったら、クルマの前方60の範囲で
その"意思表示" ができる様だ。


HALOsonic: Sound Technology with Vision

Lotus and HARMAN have created a next generation intelligent pedestrian warning system, integrating the advanced HALOsonic sound synthesis system with video technology. This cutting-edge enhanced version of the HALOsonic safety system incorporates input from imaging sensors to enhance the quality of the sound synthesis system. HALOsonic has been developed specifically for electric vehicles and hybrid electric vehicles.
The system on this latest version of HALOsonic , a collaboration between HARMAN and Lotus uses a single camera to determine the distance, trajectory and speed of pedestrians and other road users, calculating the risk of collision by comparing this information with the car’s path. The new HALOsonic system uses this data to actively control the volume of the External Sound Synthesis to warn pedestrians of the vehicle’s location, thereby improving pedestrian safety and reducing noise pollution. Under certain conditions the system will generate an audible and visual warning for the driver using the Internal Sound Synthesis and instrument panel.
The new active system is optimised to operate in urban environments where there is the greatest risk of a collision with a pedestrian. It is calibrated to actively control the volume and pitch of the sound synthesised while the vehicle is travelling from 0-75 km/h, continually evaluating the risk of a pedestrian collision and operating in an area up to 60 metres ahead of the vehicle. All of the HALOsonic systems are designed to use low levels of power and with the new active version there will be less power consumed as the system will only increase the volume when there is a risk of an impact.
This innovative new active safety system is integrated into the HALOsonic range of products, which includes: External Sound Synthesis, Internal Sound Synthesis, Road Noise Cancellation and Engine Order Cancellation. The HALOsonic range has been designed by Lotus Engineering and HARMAN Automotive and offers a production ready technology as a stand-alone or integrated ICE system solution.
Governments around the world have acknowledged the increased risk posed by almost silent vehicles and are in the process of drawing up legislation to compel car manufacturers to equip vehicles with pedestrian warning systems like the HALOsonic system.

尚、ジャガーの"XJ-e" とインフィニティの "Emerg-E" は、ロータスと共に
政府の技術戦略委員会から開発資金の援助を受けながら プロジェクトを進めて
おり、今回、これら3社のクルマは Goodwood の各々のブースに展示されている。
   
[Pic, Paul Tan's]

Goodwood / Land Rover

[autoguide]


Land Rover は、本日最終日を迎える Goodwood Festival of Speed
の会場で、英国赤十字社に 100万ポンドの小切手を手渡した。
これは、この春先に敢行した "Journey of Discovery" のドネーションで、
バーミンガムの工場を出発し、50日間・8000マイルを超える旅をこなして
"Auto China" の会場にゴールしたものだ。

貧困と水不足に喘ぐ ウガンダの現状に協力する。
100万台目にラインオフしたディスカバリーも "旅" に参加して、
今回、Goodwood の会場に展示されている。

2012年6月30日土曜日

Saturday Music / Concierto de Aranjuez


Miles Davis Sketches of Spain album cover

先週の"Valencia GP" に続いて、スペインにちなんだ曲、
"アランフェス協奏曲" を聴いてみよう。
1939年に Joaquin Rodorigo によって作曲された不滅の名曲。

今日は、ジャズ・サンバと 更にその先の名曲へ イメージをつなげて。
できるだけ 順番に聴いてみて下さい。
でも、長くなるから 適当にスキップ !

Miles Davis  Jim Hall  Paco de Lucia  Laurindo Almeida
D.Jango / MJQ  and Milt Jackson  Wynton Kelly
Bud Powell  Mal Waldron  and Spain  Santana
Europa  and More  Fenix
 
おまけ Valencia

Fantastic for London, Good for England

[autoguide]


まだ オリンピックも終わっていないロンドンだが、そこをストリート・コースとし、
既に F1 界のボスの地位を退任する意思表示をしているにも関わらず、
Ecclestone は、自費をはたいてでもいいから レースをやりたいらしい !!
ロンドン ・オリンピック をやるよりも よっぽどいい、と言っている。

3.2マイルが予想されるそのコースは、バッキンガム宮殿やハイド・パーク、
London Eye の対岸にまで足をのばし、時速280Km/h で市中を駆け巡る。
東京だったら、皇居周辺から霞ヶ関、東京タワー界隈に相当し、
日本では有り得ないシチュエーションで 計画される。
ニューヨークだって F1 開催の予定が有るのに。

しかし 10年前の女王即位50周年の時には、バッキンガム宮殿の中庭で、
女王一家の観賞を前にして、大ロック・コンサートをやってしまう国だから、
あながち 夢物語ではない。 [Party at the Palace +,  2002]
皇居でロック !? .......... 有り得ない。
ホワイト・ハウスだって、Jazz ・パーティーをやっているゾ。
さらに オバマ大統領夫人も。

ま、とりあえず、 ロンドン・オリンピックの成功を祈ろう !
しかし、筆者は 以下のコースでの "東京 GP " を提案したい。

皇居前をスターティング・グリッドとし、日比谷交差点が第一コーナー、
右折して桜田門へ向かい警視庁前を通過する。 警備も完璧だろう。
次に三宅坂に向かい
左折して赤坂見附を通過、国道246・青山通りを渋谷に向かって 本田技研本社前で右折、
外苑東通りを四谷三丁目まで、右折して新宿通りに入り四谷駅前を通過して半蔵門に向かう。
突き当たったら左折、英国大使館前を通過して靖国通りへ。
九段下から、再び内堀通りに右折、千代田区役所前を通って皇居前に戻る。
以上、警視庁・本田技研・英国大使館・千代田区役所にも協賛してもらい、大会を盛り上げる。

皇居前では パドック も広く確保できるし、ついでに二重橋が表彰台っていうのがいい。
ロンドンのコースよりも、道幅に余裕がある。  [Maps]
東京オリンピックを もう一度やるよりも よっぽどいい。 毎年出来るし。
私の勝手な試算(想像) によると、F1 では レース毎に1000億円を超えるカネが動いている。
経済効果はデカイ !!

石原都知事、お願いします~ !  あなたでなければ出来ないことです。
日本を変える事が出来るのはのは、これしかない。 本当だ !!
チャールズ皇太子、 お口添えを !!

Fantastic for Tokyo、Good for Japan。
  
[Prince Cahrles Speech at the Palace]   国を愛するというのは こういう事だろう 。
それと、 いい加減に 子供っぽい政治はやめた方がいい。
30年前、初めてアメリカに行った際、"日本人って 子供ネ ! " と、
オバちゃんに言われたことが、いまだ頭 にこびりつく。 
"日本は 素晴らしい国ですネ ! "  と言われても 本気にしてはいけない。
よ~く 考えるべきだ。
そうでないと、いつまでたっても 日本で公道レースは "絶対に" 出来ない。
... 、今日は土曜日で 少し飲み過ぎたか !?

The Spider / McLaren


McLaren MP4-12C Spider

マクラーレンは、かねてから噂のあった MP4-12C のスパイダー・モデル
について、自社のサイトで言及している。 数日中に 正式な発表をするらしい。
よって 今週のGoodwood には、スパイダーは顔を出さないと思われる。

新しいスパイダーは、従来のカーボン・モノセルの強固なシャシーに
アップグレードした 625馬力(616ps)のV8 を積み、0-60mph は3秒で到達する。
このシャシー については、今月20日にオープンした "McLaren Tokyo"
ショールームで展示していたから、まだ見ることが出来ると思うので
確認後に、青山まで出向いてみるとよい。 思いのほかシンプル且つ緻密な
造り込みに驚かされる。

また ジェンソン・バトンが、オープンエア・モータリングの感覚について、
コメントしている。  [Video]
当然、新しいスパイダーも 試していることだろう。

2012年6月29日金曜日

The "Great" McLaren


GREATマクラーレンMP4 12C GT3

"Great" なカラーリングのMP4-12C GT3 が 今週のGoodwood に登場し、
会場の"Fomula One Paddock" に展示される。
これは、"Great" なイギリスを演出する 国を挙げてのキャンペーンの一環
として準備され、今日から3日間 走行も行う。
今年は 女王即位60周年ロンドン・オリンピック もあって、
イギリス中が "Great" になっている。
  
そして 明日30日(土) には、ジェンソン・バトンのドライブで2013モデルの
MP4-12C が走行する。

生産型は625馬力(616ps) にパワーアップされ、スロットルとギア・シフト廻りを
リ・デザインされ、Volcano Yellow のカラーが追加される。
トランスミッションの作動についても リ・マップしている。
  
室内は、高品質なパンチング・レザーにアルカンタラのインテリアで、
ダイアモンド・カット・スタイルの軽量アルミ鍛造ホィールも用意される。
ニューモデルは、会場の一角にある "Supercar Paddock" でも
間近かに観ることができる。
   
唯一 残念なことに、価格もアップ・グレード(!)して 約一万ポンド高い
£241800- となった。

土曜日、日曜日の12:35 から、"Michelin Supercar Run" では、
マクラーレン・チームのレーサーの運転で、二人の著名な英国人ゲストが
最新のMP4-12C に乗り込むというが、 ... はて、誰だろうか。
まさか、また 例のあの ......!?

2012年6月28日木曜日

GT86 / Goodwood




Gazoo Racing は、今日から始まる Goodwood Festival of Speed に、
GT86 にツイン・チャージャーを施し、"Gazoo Racing Sport FR Concept"
として 会場に持ち込む。

通常の200馬力を320馬力にスープ・アップしたもので、エアロ・キットと
大型のリア・スポイラー、大径のホィール、強化されたブレーキ廻りに
ロアーマウント・サスペンションを備える。

GT86 は、Subaru BRZ と共に 海外のメディアでも注目の的で、
この半年 殆んど毎日、様々なカタチで あちこちのサイトに露出している。
Goodwood では、この価格帯のクルマが登壇することは非常に少なく、
それだけに注目度が高いことも伺える。

ただ 老婆心ながら想うことだが、Goodwood の観客は、
先月のニュルブルクリングで クラス優勝したSTi のクルマならまだしも、
コスト・パフォーマンスに優れ、信頼性も兼ねそなえた廉価なクルマに
期待して観に来ているのではない。
年代物のクラッシック・スポーツだろうが、または ハイエンドなスポーツカー
であろうが、普段めったに観ることが出来ない"何か" を求め、
それを期待して遠路、ときには他国から訪れるのだ。

今回 GT86 以外にも "Mazda MX-5 GT Concept" が出場するが、
やはり その"Concept" は、今言ったような期待感を満足させるには
いま一つ強烈な "Something Special" を持ち合わせてはいない。

確かに Goodwood のイベントの一部は、メーカー・サイドのパフォーマンス・カー
の発表会となっている感じが しないでもないし、もちろんそれはトヨタやマツダ
に限った事ではない。 しかし、それを賞賛する観客はごく少ないことだろう。

実は私自身、まだGoodwood に出向いたことはない。
そんな私が とやかく言う筋合いではないのだが、少なくとも 過去の経験上、
"アタリ" をつけて見にいったイベントで、自分の期待をハズしたことは一度も無いし、
むしろそれ以上の素晴らしい結果を享受できたことは 何度も体験してきた。
でもそれは、単に私が "感じ易い" だけの事だろうか !?
それとも 単に私自身の憧れなのだろうか !?

おそらくGoodwood も、現場に行ってみれば 多大な充足感を満たして
帰路についたに違いないのだが、 今回は私事で そのチャンスを遺っしてしまった。
残念でならない !

gazoo-racing-twin-charge-gt-86-18.jpg
[autoguide]