2012年7月13日金曜日

BMW Mini

[automotivenews]


BMW は、好調なミニ・シリーズの将来を鑑み、BMW Mini の拠点である
オックスフォード工場を中心に、3.88億ドルの設備投資を追加する。
また、創業を終了する三菱のオランダ工場を引き継ぐ計画も含む様だ。

BMW Mini シリーズは、今回の Clubvan を含めて、既に八つのバリエーション
を抱えており、最近確定した "Paceman" と、 これも 最近確実視されている
シリーズ最小モデルの "Rocketman" までの生産を交えて、設備の充実を
図ることにした。 但し 今後、Countryman 以上の大きさのミニを造る事は
考えていないと言っている。
そして、シリーズ10番目のモデルとなる Rocketman あたりで、
ミニ・シリーズの展開は ぼちぼち終了することになるのであろう。
ま、充分でしょ !

BMW は、カントリーマンや ペース・マン を含めた"大型" のシリーズ用には、
第三世代となる 2014年以降、BMW 1 シリーズの次期モデルのプラットフォーム
を共用することで、生産の効率化も図る。
BMW シャシー部門の主幹に言わせると、この新しいプラットフォームは、
前輪駆動用としては世界のベスト・ワンだよ、 ということらしい。

世間では ミニというと、" あ、ミニクーパーね ! " と言われるくらい、
そのブランドは 日本でも浸透している。
("ミニクーパー" が 何たるかは、その長い歴史までは判って貰えないのだが ... 、)
(同様に、ロータス というと " あ、ヨーロッパね ! " と言われるのは修正を要する。)

今後さらに ニュー・モデルを加えたラインアップで、ミニ・ブランドの定番化が
なされ、"不滅のミニ・シリーズ" が出来上がっていくに違いない。


PS ; 昨日のAutocar によると、"Countryman Coupe""Paceman"
呼ばれることになる様だが、今迄 メディアによっては、これらの どちらかの
呼び名で記載されていた。 さて、どっちに落ち着くのか。
出来れば、Paceman の方が 判り易いのだが。