2012年7月29日日曜日

"P.U.R.E."



当初のFIA の決定から紆余曲折し、結局 2014年から変更になる
F1 のエンジン規定。
ルノー、メルセデスらの大手エンジン・コンストラクターのほかに、
F1 エンジンのサプライヤーを目指していた Graig Polllock 率いる
"P.U.R.E." だが、投資家からの資金の流れが頓挫し、その開発が
ストップしている。 Pollock は 現状を打開すべく各方面に働きかけるも、
いまひとつ 先行きの不安が隠せない。

今回の大きな原因の一つは、現在は、ケルンにある旧トヨタ F1 のファシリティー
で開発作業を行っているが、アメリカからの資金の流れが、スイスの税制の
絡みで 滞ってしまった事による様だ。
今、完全に停止してしまった状態を、なんとか今月中に再開したい意向だが、
難しそうだ。  [source ; yallaf1.com / UAE]
     
今週、ニュルブルクリング への資金提供(購入?)を考えていることが噂される
エクレストンに、この件も お願いしたらどうだろうか。
ここは 一つ、高齢である彼の人生の総仕上げとして、一肌脱いで貰いたいものだ。
ニュルに限らず、London GP の開催についても前向きみたいだし。

周知の如く、エンジン 一つを新たに開発するということは、その技術と資金
を含めて、並大抵のことではない。 ほとんどの場合、大手のメーカーに限られる。
日本でも、大手以外で 可能性と実績が有るのは、"HKS" 等、極く一部だけだ。

ロータスも次期エスプリ用に、新しいV8 の開発を行ってきたが、おそらく、
ここしばらくの社内の騒動(?) で、今後の会社運営の正常化の為と称し、
DRB-HICOM は、その開発を中止させることになるだろう。

かって ロータスは、旧エスプリ用に V8 を自社開発したことが有るが、
多分、その困難な状況から、其の熟成をやめてしまったことだと思う。
かって、工場を覗きに行った際に、工場の外で キャストされた V8のブロックが
雨ざらしで何基も転がっていたのを"発見" したことがある。
どのみち、それはエスプリに搭載して出荷されたことだろうが。 ..... 余談だ。

さて、それはさておき、あと2、3時間もすると、ハンガリーでF1 の決勝が始まる。
テレビ放映は、BSフジで 23:00 から。   [おまけ F1 ドライバーの目線]
ところで、今 インターFM で、Fuji Rock をやっているぞ ! 
そのまま パソコンで聞けるから、好きな人は 是非。
23:00 までだから、其のあとBS で F1 を観れば !!