2013年12月7日土曜日

土曜日は Radical



世間では とやかく、ニュルを何分で走ったとかいう  まことしやかな話が取り沙汰される。
まあ、それはそれでよい。 一つの目安として 判り易い。
でも、McLaren P1 のように 7分04秒だと言われるも、イヤ、実は7分を切っていたという証言
もあるが、マクラーレン自身は おくゆかしも それらの事実を明確な言葉にはしていない。
http://www.youtube.com/watch?v=E9IWiTpWeiM

更に Porsche918 Spyder も、前後して 6分57秒の "ほぼ同等な" タイムを叩き出している。
市販車最速という事か。
実は 2009年8月20日、Radical SR8LM(Le Mans Prototype)が 6分48秒、
翌年には Zonda R が 6分47秒5 というタイムを記録している。

それらは いわゆる市販車とは一線を画すものだが、市販車である "P1" にとっての
7分超えは、自身でも 今一つ  はがゆい数値かもしれない。
でも各々の数値は、よくよく考えると、同時期に同一のドライバーが乗り比べて出したもの
であれば判り易いが、その日の気象条件や諸々のコンディションやファクターで、
この数秒の差は 生まれるものだ。 これらハイエンドな世界で得られた各々の数値は、
我々にとっても 既に充分な意味を持つ。
だって もう一回やってみれば、同じ数字がでるかどうかは、甚だ疑問ではないか。

もう いいじゃないか、これでいい、....... とマクラーレンは考えたかどうかは定かでないが、
我々もこの事に 議論の余地があるのだろうか。
少なくとも私自身は これで充分だし、マクラーレンも これ以上は言及しないだろう。
1000馬力を超え、価格も一億円を超す Koenigsseg でも、7分は切っていない。
あとは、それを購入し、自身の手にしようとする顧客自身の考え方ひとつで、
必ずしも 価格や数値だけで決まるものでもない。

そんな中 今年リリースされた "Radical RXC" は、7分は間違いなく超えるだろうが、
その価格は一千万円を優に超えるも、決してハイエンドではない。
"P1" は完売 してしまったし、ここはひとつ "お買い得なロードカー" である "RXC"
考えてみてはどうか。
私は そう思うのだが、それとも 比べ方が おかしいですか !?  ( ....... ン、おかしいかも !! )
では、英国ノース・ヨークシャーの原野を駆け抜けるビデオでも眺めながら 想いを巡らしてみたら。
http://www.autocar.co.uk/car-video/pure-driving-experiences-radical-rxc-north-york-moors


さて 如何なものか、....... あなた自身の判断を仰ぎたいところです !

[参考]
http://www.youtube.com/watch?v=Bc9UUPNaOzE / Porshe 918 Spyder
http://www.youtube.com/watch?v=IiNdKtZM1VM / Radical SR8LM
http://www.youtube.com/watch?v=YPd0ATqvoJM / Pagani Zonda R