"Winning, the Racing Life of Paul Newman" が Adam Carolla の手でドキュメンタリー映画化され、
5月22日にアメリカで公開される。 http://adamcarolla.com/newmanracingfilm/
40歳を過ぎてからレースにのめり込んだ Paul Newman。
Watkins Glen Racing School で腕を磨き、72年に Thompson International Speedway で
"プロ" としてデビュー、SCCA のレースに勤しんだ。
実際、70年のセブリング12時間で2位、77年のデイトナ24時間で5位や
79年のル・マンでは、Dick Barbour の Porsche 935 で2位になる等 結構な成績を残している。
70年代半ばから90年初頭にかけての長きにわたり、 BobSharp Racing では 主に Datsun を駆り、
Trans-Am Series を走った。
さらに 76年から サンタバーバラがベースの Bill Freeman と組んで "Newman Freeman Racing"
を企画、Bill はポールがプロの連中と走るための手助けをしている。
そのせいか、シボレー・エンジンのCan-Am Car でも多くの成功を収めた。
また、75年には Carl Haas と共に Newman / Haas Racing を結成、CART にも参戦して
80年代中頃まで Haas とチームを共にしている。
こうして プロとしても 十分通用する腕前を馳せた彼は、レース界でも 30年以上のキャリアを
誇る ナイスガイだ。 25年生まれ。 2008年9月26日、83歳で没。
一方、21016年に公開が予定されるのが、Robert De Niro 主演の映画、"Ferrari" である。
90歳で世を去った Enzo Ferrari が、79年に出した自叙伝 "Ferrari 80" をもとに描かれる。
映画は イタリアの Triworls Cinema と デニーロの Tribeca Enterprises が関わって企画し、
かなりの製作費をつぎ込んだ伝記映画になるという。 期待できる。
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