2015年5月31日日曜日

Mazda MX-5 / Balance !!


2016 Mazda MX 5 Miata Balance Ad Screenshot

いつの世も、物事のバランスは 大事なことだ。
MAZDA は この事について、見事なまでに証明して見せている。

まずは、この Video を。  https://www.youtube.com/watch?v=7RbmKDUfkjQ
実は、前期モデルでも 同様な事が起こっている。
https://www.youtube.com/watch?v=7rCvfOAxiMk

当初、"ユーノス・ロードスター" の名で販売を開始した Mazda MX-5 Miata。
現在 国内では、"マツダ・ロードスター"、 海外では "Mazda MX-5" の名で呼ばれる。
本年3月5日、マツダの宇品第一工場で 新型 Mazda Roadster の生産を開始している。
まずは 日本国内向けだ。 今月から デーラーの店頭にお目見えしている。

89年5月に まずアメリカで販売開始、国内では同年9月1日に販売が始まって以来、
今年1月末までに、累計の生産台数は 95万台を超えた。
これは、二人乗りのスポーツカーとしてのギネス記録であり、いまだ更新し続けている。

当初 このロードスターは、ロータス・エランをモチーフにしたと言われていたが、
今となっては そんな事はどうでもいい。 当のエランは  とっくに消滅してしまった。
私が毎日チェックしている海外のサイトでも、ほぼ毎日 ロードスターの話題が掲載されている。
日本車で 此処まで話題になるクルマは、まず 無い。 画期的なことだ。
(余談だが 最近の同様な規模の話題は、タカタのエア・バックのリコール問題だけだ。)
一時 イギリスでも アメリカでも、多くの Miata を見掛けたものだが、これでまた 再燃するだろう。

言うまでもなく、スポーツカーにとって 最大の懸念は、前後の重量バランスである。
操縦性に重大な影響を及ぼすものだ。
マツダは 軽量化と共に、見事にこの命題を解決した。 素晴らしい !!
軽量化と同様、スポーツカーとしてのキモは 前後の重量配分であることは 言うまでもない。

これらにより MX-5 は、世界標準のクルマとなった。 本当にスゴイことだと思う。
しかも 低価格だ。 カネをかければ誰だって いいクルマは創れるだろう。
これは ホンダのエンジン技術と共に、日本が世界に誇っていいものである。


"普段の足に" 一台持っていてもいいかも知れない。
でも  我々としては、あくまで  "普段の足に" ですが !!

2015年5月30日土曜日

Art Grand Prix



http://www.grandprixtimes.com/news/display/10309

2016年の F1 グリッドは、現在の20台から24台になるかも知れない。
FIA は、来季から新規参戦するチームの "募集" をしている様だ。

来期は 既に Haas F1 Team の参戦が決まっているが、追加で もう1チームを募集するという。
そして 今からの追加は、時期的に考えても 新たなチームが新規に企画するのは間に合わない
から、実績があり 資力も含めて間違いのないチームでなくてはならぬ。
Caterham F1 の轍を踏んではいけない。

そこで浮上したのが、現在 GP2 や GP3、DTM等で幅広く活動している Art Grand Prix だ。
フランス・ベースのチームは、既に FIA に連絡を取っていると言われている。
6月30日までに 企画書を提出し、9月末の決定を待つことになる。
www.facebook.com/ARTGrandPrixOfficiel?fref=nf

Art GP は McLaren-Honda の B-Team として参加することも予想される。
ということは、Magnussen も Art から参戦する可能性も出てくるだろう。
Honda にとっても 更なるデータ収集が出来そうだ。

Art GP は 先週の Monaco の GP2 でも、変わりやすい天候の中、ソフトとハードをうまく使い分て
チーム・ドライバーの Stoffel Vandoorne が優勝した。
日本の Nobuharu(信治)Matsushita も走る。 Vandoorne はマクラーレンの育成ドライバーだし、
松下は ホンダのサポートも受けている。  www.art-grandprix.com/news/monaco-3

同チームは、FIA 会長の Jean Todt の息子である Nicolas Todt が中心となって運営するものだ。
チームは、96年に Frederic Vasseur が ASM の名で F3 を走らせたところから始まり、
2004年に Nicolas が共同経営者となって、Art Grand Prix を名乗るようになった。
Nicolas は Massa のマネージメントも行っている。

Art GP には 錚々たるメンバーが在籍もしていた。 Sebastien Buemi、Jules Bianchi、
Paul Di Resta、Adrian Sutil や Hulkenberg、Bottas、Grosjean、Hamilton、Vettel、Rosberg 等々。
また 日本の 伊沢拓也や小林可夢偉も走っていた。
資金力の有る Haas とは別な意味で、Art GP も確信できるチームとして 期待してもいいだろう。

今 FIA は レース中の給油を復活させ、1000馬力まで許諾するなどの画策をしているところだ。
難解な車輛規則で つまらない音になり、ラップ・タイムも 以前より遅くなってしまった Formula 1。
視聴者や観客動員数が激減してしまった F1 に カツを入れるベく、熟考しなくてはならぬ。

F1 は メーカーのテスト現場ではない。 モータースポーツ界の最大のショーなのだ。
一部の関係者は、ハイブリッド化された現在のF1 技術が 生産車に活かされる例は無い とまで
言い切っている。 素人考えではあるが、日常的な一般車の技術基準をはるかに超えている
と思う。 確かに 長い目でみてのフィードバックは有るかも知れないが、
それが F1 本来の役目ではなかろう。 F1 だけが その役目を背負う事ではない。
世界のレースは、全て同様な事が言えるだろう。

Honda は、"走る実験室" と言っているが、それは 自身のエンジン技術を高揚させる場である。
そして 世界一の資質を持つエンジン・ビルダーになった といっても過言ではない。

つまらないレースを誰が 喜んでテレビ観戦し、高いカネを払って サーキットまで観に行くのか !?
遊び心と楽しさが無くなり、興奮して一喜一憂しないスポーツは 長続きするハズがない !
野球もサッカーの試合も そうでしょ !!   心すべきだ。

そして、いい人生の時間を 送ろうではないか !!   その為のクルマを ウチは用意しますから。

2015年5月28日木曜日

1964 Honda S600 / Jay Leno's Garage

 roadandtrack.com/honda-s600-jay-lenos-garage/


一見、ボロボロな 1964年 Honda S600。  エンジン・レスで手に入れた Matt Brown が、
新たなエンジンを組み込んで Jay Leno のガレージに持ち込んだ。
RHD(右ハンドル)だし、尻に JAF のスティッカーが張り付いてるので、日本で走っていたのを
アメリカの誰かが入手して、かなり永いこと 放ったらかしにしておいたのだろう。

Matt は ドンガラの S600 に、2007年 Honda CBR1000RR のエンジンを詰め込んだ。
アメリカ人は あまりオリジナルに拘らない。(こだわるヤツもいるが。)
速けりゃいいんだ !  という事だ。  いゃ、観ると 実際 速い !!
実は 速い理由が もう一つある。 ガソリンタンクの横にニトロメタン(nitromethane)のボンベが
見えるから、それをガソリンに添加しているのだろう。

リポートの文中に "nitrous" とあったが、直訳すると 亜酸化窒素(Nitrous Oxide)で、
笑気ガスとも呼ばれ、化学式的には この同列が ニトロメタンである。
エンジン吸気に混合して爆発的なエネルギーが得られる。 戦時中の戦闘機にも使用され、
やがて時が経って レースの世界でも使うようになった。 よく言う Nitrous Oxide System(NOS)だ。

NOS は、Holley Performance Products製の呼称であり、亜酸化窒素自体に 爆発性はない。
(ニトログリセリンとは全然 別物。) "Holley" は、例の キャブレター屋のHolley だ。

日本でも マネしてみたらどうか。 NOS の代理店もあるし、いいかも。
Matt をしたがえて、"S" をドライブする Jay は、いつになく上機嫌だった。

ところで 英国のキット・カーは、バイク・エンジンをよく使う。 Suzuki の Hayabusa が多いけれど、
Jay がビデオの中で運転中に思い出したのは、Yamaha FZR1000 を積んだ "Rocket" だった。
20年前から造られていたが、そこそこの数(それも 大した台数じゃない。)しか販売されてないし、
日本には 多分20台ちょっとしか生息していないと思う。
http://britishgreenyokohama.blogspot.jp/2013/09/rocket.html


http://grassrootsmotorsports.com/

つい最近も 国内登録してある20年前のロケットが、フレームと足回りをかなり損傷してしまった。
当時の製造者に やっとのことで連絡取り、かなりの量のパーツをかき集めて 無い物は発注して
貰った。  来週には 新品のフレームも エア・カーゴで届く事だろう。
いや、結構大変でした。 相手は 既に気難しいガンコ爺じいになってしまってるから、
気分を損ねると売ってくれない。 でも 何とかフレームまで用意してもらいました。 目出度し !

もし、ロケットのパーツでお困りの方は、どうぞ 私共にご連絡を。 なんとかします !!

バイク・エンジンは 今回 S600 に積んだにせよ、馬力はあっても トルクが小さいから、
スタート時に大変気を遣う。 エンストしやすい。
でも、車体さえ軽ければ、一度繋がってしまえば 爆発的に加速を始めるから、痛快だ。
S600 は ボディーが頑丈な分、重いからちょっと辛いだろうが、ニトロの効果はいいかも知れない。

ま、とりあえず Video でも !!   https://www.youtube.com/watch?v=UsbfzmPCYX4

2015年5月25日月曜日

Ladies and Gentlemen, start your Engines !!

 autoblog.com
IndyCar Indy 500 Auto Racing

第99回を迎えた Indy 500。
今年は 最後の3周で、トップを走っていた Will Powe を押さえて 同じ Chevrolet Engine を積んだ
チームメイトの Juan Pablo Montoya が優勝した。 Team Penske の1-2・フィニシュとなった。

Takuma Sato は スタート直後にクラッシュしてピットでクルマを修復、約3周遅れてレースに復帰、
最後は トップから6秒差の13位でフィニッシュしている。   [Official Results]

来年は100周年か。  スゴイな !!

2015年5月24日日曜日

Grand Prix de Monaco Final

       BBC Sport
Nico Rosberg and Lewis Hamiton
今日はこんな感じ !

1929年に Bugatti の優勝で幕を開けた Monaco Grand Prix。
Automobile Club de Monaco(モナコ自動車クラブ)が主催し、人口約3万人の小国に20万人
が訪れる。

レースは 主に第二次大戦の影響で中断し、38年~47年の間、49年と、51年~54年の間を
除いて 同じコースで開催されている。 コースを変えないのはモナコのみだ。

現在、モナコGP だけは木曜日にプラクティスが始まり、キリスト教の昇天祭、復活祭の関連から
慣習として、だいたい第3週の木曜日に日程を合わせる。 金曜日は休息日とする。
レースは、一周3.34Kmのコースを78周 / 270.52Km で争われる。

Vintagecarconnect.comions

長い歴史の中で、何回となくコースを改修したが 基本的なレイアウトは変わらず、
最短で3.145Km、現在は最長の3.340Km である。
73年には、トンネルを 117mから 倍以上の 376m に延長して 照明設備を充実させている。

60年、61年には Stirling Moss が、Lotus を優勝に導いた。
このコースでは Graham Hill が5回、Schumacher が5回、Senna が6回優勝している。

さあ、今日は 現地 14:00(日本時間 21:00)に レースがスタートする。
昨年と一昨年は Rosberg が優勝、果たして今日は ロズベルグの3連勝が成るかどうか !?

当ブログでは引き続き この欄で、現地のレース終了後15~20分以内に結果をお知らせします。


そして、14:00 にフォーメーション スタート。 14:03、Race Start !!
トップ・スリーは予定通りのラインを。 Vettel が Rosberg に肉迫する。
と、Hulkenberg と Alonso が Mirabeau で絡んでしまったか。 Hulkenberg はノーズを欠いた。
彼はこの後、ピットでノーズを交換。 Alonso はこの接触で 5秒のペナルティー。

Lap 5、 1) Hamilton   2) Rosberg   3) Vettel   4) Kvyat   5) Ricciardo   6) Raikkonen
Button は 10位を保っている。

スタート10分後、Button 9位、Alonso 10位。  さらに 5分、Lotus のMardonad が
ブレーキ・トラブルでリタイア。
しかし、Hamilton のブレーキも少しおかしいか。 (その後回復したかも。)

Lap 40,レースは既に中盤に。
1) Hamilton   2) Rosberg   3) Vettel   4) Kvyat   5) Raikkonen   6) Ricciardo
7) Perez   8) Button   9) Alonso   10) Nasr

レース開始1時間後、イエローフラッグ。 Alonso が Sainte Devote でクルマを止めた !
メカニカル・トラブル の様だが、終わってしまうか !?  (ミッション・トラブルらしい。)

50周を過ぎて Hamilton は Rosberg に11秒近くのマージンを保つ。
一方、今日の Bottas は今一つ調子が上がらない。
それに比べて 好調なのが 一番若い17歳の Verstappen だ。
"Vettell のスリップ・ストリームに入れば、彼をオーバーテイク出来ると思うよ、 間違いない !! "
とは本人の弁。  今は、前を走る Grosjean を狙っているのだろう。

と、思いきや、Verstappen が Grosjean の尻にヒット !  しかし 双方共 そのまま続行か。
いや、Verstappen の左フロントタイアは吹き飛んだ。 破片が散らかっている。 リタイア。
この事故により、Verstappen は 次の カナダで5グリッド降格の処分を受ける。
本人は、Gresjean がブレーキを踏むのが早すぎたためと説明しているが、
Verstappen のブレーキングが遅すぎたという見方もある。

FIA は 2016年から、F1 を走るスーパー・ライセンスの発給を満18歳以上に引き上げる。
autoweek.com/article/formula-one/fia-refines-criteria-f1-super-license

さて、残りあと10周。 しかし Hamilton がVettel の後ろ 0.5秒に迫っている。
1) Rosberg   2) Vettel   3) Hamilton   4) Kvyat   5) Raikkonen   6) Ricciardo
7) Perez   8) Button   9) Nasr   10) Sainz


そして 最終ラップから ゴールへ。  Chequered Flag !!

1) Rosberg   2) Vettel   3) Hamilton   4) Riccardo   5) Kvyat   6) Raikkonen
7) Perez   8) Button   9) Nasr   10) Sainz

Rosberg は3年連続で Monaco を制した。
尚 チームは、Hamilton のサポートを ミス・ジャッジしたことを認めて 彼に謝っている様だ。
"To Lewis, It was all our mistake today, Lewis"

McLaren-Honda は Button が10位スタートし、順調にレースをこなして 8位フィニッシュ。
チームに初ポイントをもたらした。 今日は二人ともポイント獲得を目論んでいたので、
アロンソのリタイアは惜しかった。
Red Bull の Kvyat も いいレース展開を見せた。

Verstappen は  Lotus の Grosjean に追突した際に一瞬 ロータスを飛び越えたと、
Grosjean が証言。  若気の至りか。
実は Grosjean も、デビュー後しばらくは皆んなに迷惑をかけていた。
britishgreenyokohama.blogspot.jp/search/label/gsj
彼は やはり2012年の Monaco でも多重衝突の原因をつくり、Alonso のクルマを飛び越えて
いる。 まあ、若者は経験を積むしかないか !?

[Full Race Results]    テレビは この後すぐ、BSフジで 23:30 から。

2015年5月23日土曜日

Monaco, this Weekend

  Photos / BBC
Monaco Harbour

やはり Mercedes か。
明日のポールポジションは またしても Hamilton だ。  もちろん !?  2番手は Rosberg。
その次に Vettel が続く。
このパターンは、今年いっぱい変わらないのか ?

Button が比較的 好調だった。 12番手。 しかも、これは 予期せぬイエロー・フラッグに苛まれた
結果だ。 それさえなければ もっと上位を狙えただろう。
Alonso は 残念ながら電気系のトラブル。 でも、明日までに解決できれば。
Button のクルマも、ここ2~3日 不調だったし。

Rosberg lock up

2015年5月21日木曜日

Ariel Nomad

  Click to enlarge ↓ (all Photos)

in Birmingham,  this January

1月のバーミンガムでは、まだプロトタイプだった Ariel Nomad だが、
この夏頃のリリース開始に向けて、だいぶ準備が整ってきたことだろう。
[and Ariel Factory / Crewkerne]
それに先んじて今週、EVO UK の Henry Catchpole が試乗のレポートを寄せている。
www.youtube.com/watch?v=Gpd_s8XOdLU
(Ariel の社長、Saunders の息子も Henry だ ! )

それにしても、イギリスのカントリー・ロードの羨ましいことよ !  こんなとこ、いくらでもあるゾ。
しかも、道があまり混んでなければ、この片側一車線の道路を 皆んな 80~100Km/h 近くで
走っている。 のんびり走っていて 追い越された瞬間、相手のクルマを視ると バァちゃんだったり !
かたや 日本の道路、少し走ると もう信号。 誰も来なくても ジっと待っている。
街中だと、Km 走るのに5回も6回も信号待ち。 イギリスと比べると、まるで "ままごと " やってる
みたいだ。 時間とガソリンは 2倍以上使ってる !!

ところで ノマドは四駆のオフローダーに見えるも、実は二駆なのだが、別のビデオでも見ての通り
四駆に劣らぬ走破性を見せる。 やはり、軽いからだ。
www.youtube.com/watch?v=GIPMLDMhS9M
www.youtube.com/watch?v=aG01ya2cTbk  one more Top Gear

しかも 軽さ故、Ariel Atom 同様に オン・ロードでも申し分ない走りをしてくれる。
だから 実は、オンもオフも 一台で楽しめてしまうのだ。
Atom も オプションで フロント・スクリーンが着けられるようになったが、
Nomad はありがたいことに、スクリーンもワイパーも最初からついているので
多少の雨でも "目の前は" クリアな走行が出来る。 但し、サイドはご覧の通りだから、
冬は寒いし、濡れまくるに違いない。

しかし、そんな事を気にしてたら、この手のクルマは乗れない(乗る資格がない ! )から、
無視、無視 !!   それ以上の快感を得るのは間違いないのだから。
そういう意味では、今迄にないカテゴリーのクルマとも言える。
しかも よく視ると、オーバーヘッドのルーフも、サイド・ドアも、自作することさえできそうだ。
さらに、足元、両サイドのカバーも設(しつら)えれば、通常のアトムより "快適な" クルマに
することが出来るだろう。 もっと考えれば、フロントにラジエーターが有るのだから、
その排熱をうまく足元に導けば 冬の寒さも凌のげそうだ。  ん、......, 我ながら迷案じゃ !

この軽さで Honda / 2.4 liter・235hp、 きっと ノーマル・エリーゼ位の走りは十分出来るだろう !?
0-60mph は、3.4秒である。  これは 楽しそうだ !
さあ、乗ってみましょう。  既に、予約可。  注文下さい !!
なんなら サマーセットの田舎の工場まで、自分のクルマを造っている最中に観に行きませんか !?
私が案内しますヨ。 ...... そうだ、イギリスに行こう !!

駅前の Cafe "MJ's"

PS ; EVO のビデオを見ると、オフ・ロードで、ショックに泥やほこりを巻き込まないような
   ブーツ・カバーも考えたみたい。 オプションでしょ。

[Souce ; EVO UK]

Henry Siebert-Saunders / right
アトムより、少しだけ "快適" そうな !? シート。
15 inches Yokohama Geolandar

Options,  others of course too

at Factory / とても清潔です。
Factory Outside
駅まで 10分、上の赤いクルマで送って貰いました。

2015年5月20日水曜日

Old Alpine and New Challenge !

 Autocar.co.uk

Renault Alpine / A110-50 Concept


Renault は2016年、Alpine Brand のロード・カーを発売する準備を進めている。

ルノーは このところ 自身のスポーツカーへの回帰 !?  を強く意識している様に見える。
来月末から開催される Goodwood Festival of Speed にも、1955 A106、A110、
1978年のLe Mans A442b、A450b etc. を展示する。
(今年のグッドウッドのテーマは "Flat-out and Fearless: Racing on the Edge" だ。)
https://grrc.goodwood.com/festival-of-speed/info/flat-fearless-racing-edge-2015

当初 2012年に、ルノーは Caterham とのジョイントで 新たなロードカーを立ち上げる構想を
実行しようとしたが、2年後にはこの話は解消してしまい、
結局 両社が別々に自身のクルマを開発していくことに為ったものだ。
http://britishgreenyokohama.blogspot.jp/2012/11/renault-caterham_6.html
http://britishgreenyokohama.blogspot.jp/2014/02/caterham-renault-or-renault-caterham.html
http://britishgreenyokohama.blogspot.jp/2014/03/caterham-renault_31.html

上記写真の "110-50" は、まだコンセプトだが、当初 ケーターハムと一緒に開発を進めると
言っていた時点で、ケーターハムとの絡みか、ロータスのベア・シャシーを使うような話だったが、
Renault-Caterham の連携は壊れたので、その話は無くなった。

ルノーは A110 のイメージを引っさげながら、新たなクルマは革新のスペックで仕上げるだろう。
但し、ケーターハムほど ニッチな市場は狙わないだろうから、250馬力くらいから始めるのでは
ないか。 でも、コンセプト・カーの 110-50 は、3.5 liter・V6 で 400馬力近かったけど、
ロータスも 最近は、全てのモデルでパワー・アップを仕掛けているから、300馬力スタートか。
それと 以前の DeZir も微妙に絡んでくるかもしれない。
https://www.youtube.com/watch?v=MK5ya6fjL18
https://www.youtube.com/watch?v=1pFUYDSLQwg

更に 最近は Vision Gran Turismo に こんなイラストまで寄せているから、それなりの本気か。
最終的に どんなカタチのクルマになるのか、楽しみだ。
carbuzz.com/news/2015/1/28/This-Is-The-Alpine-Vision-Gran-Turismo-Concept-7725118

一方 Caterham は、ドイツの Artega のプラットフォーム と生産設備を使うのではという噂もある。
此処しばらく、ケーターハムの工場を訪れていないものの、多分 今迄の生産設備の中では、
新たなミッド・シップを造っていく余裕はないのかもしれない。

アルピーヌだって、ルノーの看板を背負って作るからには、これから出来上がるクルマは、
ルノーのスポーツカーとしても 十分な資質を持つものでなくてはならないし、
当然、価格と販売台数の按分を鑑みながら、利益も しっかり確保せねばならぬ。

結局、両社のジョイント企画が四分五裂になってしまったのも、各々の会社の規模や思惑が
うまくかみ合わなかったという事だろう。 当然マーケットだって違うし。
しかし 幸いにも双方とも独自の企画として存続させている様なので、それはそれで良い。
まあ、この調子だと ルノーの方が先んじて商品化、完成させることが出来そうではないか。

価格は、around £50,000 - という話も。  廉いかも !
Evora を食うか !?  期待していい !!

2015年5月17日日曜日

Red Bull Air Race / Chiba Final

 redbull.com/red-bull-air-race
L-R Matt Hall, Paul Bonhomme and Matthias Dolderer on the podium

日本初開催、千葉の幕張海浜公園を舞台に繰り広げた Red Bull Air Race。
冷静沈着な飛行を行った 英国の Paul Bonhomme が優勝した。
ちなみに彼は、British Airways で Boeing 747 を駆る現役の機長でもある。

日本の室谷は、最後のトライで オーバー・G を喫し、8位で終わった。
室谷は Round of 8 では ボノムを凌ぐ最速タイムをだしていただけに、残念な結果となった。

1) Paul Bonhomme   2) Matt Hall   3) Nigel Lamb  4) Pete McLeod
5) Matthias Dolderer   6) Nicolas Ivanoff

    [Full Results]

2015年5月16日土曜日

Saturday Music / King of the Blues

Eric-Capton-and-B.B.-King-Riding-with-The-King-Rolex-Watches
5月14日夜、Riley Ben King(B.B. King)が逝く。 89歳。  永年患った糖尿病(Diabetes; Type2)
が原因とみられ、多発梗塞性認知症(MID; Multi Infarct Dementia)も併発していたと思われる。
昨年の秋以来 体調を崩し、Las Vegas の自宅に戻って療養を続けていた。
彼の愛娘 Patty King によれば、このところ 在宅介護を受けていたが、脱水症にも悩まされて
いたらしい。   www.bbc.com/news/entertainment-arts-32747861  BBC News Yesterday

彼は 若い頃にメンフィスでDJ番組に出ていたが、当初そこで the Pepticon Boy を名乗っていた。
その後 Beale Street Blues Boy となり、その略称である Blues Boy が "B.B." の名の由来
であるという。

キングは永年に渡って Fender Telecaster ギターを使っていたが、やがて メインのギターを
Gibson ES-355 に変えていく。 80年、Gibson は ES-355TDSV をベースに F ホールも無く、
ネックもボディーもメイプル材で造られた B.B. King Lucille Model を発売、
2005年には 限定80台の "80th Birthday Lucille" をリリース、
そのプロトタイプは バースデイ・ギフトとして ギブソンからキングに贈られた。
以来彼は それを愛用する。  (Lucille の名の由来については、話が長くなるので割愛する。)

多くのミュージシャン、ギタリストに多大な影響を与えた 歴史に残る彼の偉業に、
我々は ただ 感嘆するのみである。
語りつくされた彼の生涯には 有り余るものがあるが、まずは冥福を祈ろう。

www.youtube.com/watch?v=4fk2prKnYnI  The thrill is gone

www.youtube.com/watch?v=S1upbgyd9lo  Blues Boys Tune

www.youtube.com/watch?v=3xnq-Tjyh-A  Lucille Full / 59:15

www.youtube.com/watch?v=jfuO3IVzMPw  Riding with the King / 1:01.20

Obama
Obama singing in the East Room

and .....,  www.youtube.com/watch?v=x_ZViZ7N3gQ

2015年5月15日金曜日

Ford GT spied on road

  Click to enlarge ↓

These 9 Photos are in Geneva Show this March by British Green Yokohama

昨日来、現在開発中の 2017 Ford GT のスパイ・ショットが掲載されて話題になっている。
ミシガン州 Dearborn のフォードのファシリティー近くの路上を走っていた。
ナンバーも着いていたので、買い物にでもいったか !?
[Viewed by "Car and Driver" ]

しかし このクルマ、リアのディヒューザーも無いし、バックミラーも 間に合わせの様に見える。
開発中の最新のバージョンというよりも、ある程度 役目の終わったクルマじゃないのか ?
やっぱり 買い物か、メシでも食いに行ったに違いない。 マフラーも突き出したままだ。
今の段階で、そう簡単に人目に曝(さら)す事は無いだろう !  (勝手な推測ですが。)

Ford は、この1月の Detroit Show に登場させて以来、新たな GT を2017年には発売したい
意向だ。  フォードの 新たな広告塔となるこのクルマに対する期待は大きい。
www.youtube.com/watch?v=-JYLHPpH3Lc

All New Ford GT in Geneva

2015年5月13日水曜日

Land Rover SVX

   Click to enlarge ↓
in Geneva this March

Jaguar Land Rover は、"格別な走行性、能力" を持ち合わせるともいうべき "SVX" シリーズの
別仕立ての Defender を用意するらしい。
これは、同社の "Special Vehicle Operations" と称する部門で "調理" されるという。
今回は、かっての Camel Trophy を彷彿させようという事か !?
www.youtube.com/watch?v=UGWp8R-IqoE   [1:31:00]

この3月のジュネーブに展示してあったオレンジ色の 110 がそれを意味する様で、
同列に並んでいた 90 サイズのモデルも、同様かもしれないが、
Defender は、現行のデザイン・モデルを遠からず終わらせて、モダンな Defender に生まれ変わ
ろうとしている。  その前に "一花咲かせよう" というのだろうか。


でも 現場にいたスタッフに聞くと、限定版だと言っていたが。 いや、コンセプトか !?
Kahn Design が展示していたスペシャル・モデルに気を取られていて、SVX の詳しい説明を
聞き忘れてしまった。


by Kahn Design

Land Rover は 2008年の60周年あたりから、SVX の名を冠したモデルをリリースしてきた。
そのほかにも SVA、SVO、SVR など、直ぐには判りずらい名を冠したモデルを販売している。
いずれにせよ、"SV" は Special Vehicle か !?


1948年に端を発するディフェンダー。  www.youtube.com/watch?v=ayo9E0IHzDE  [Old One]
法規格上の理由という事で、本年12月には 現行モデルは終わってしまう。
いつの時代も、法の名のもとに 我々の楽しみを奪っていく 時の為政者は、
きっと 人生の楽しみ方を知らない つまらない輩(やから)に違いない。
規格にはまった人生を選択するのは、怠惰で不毛な時間を無意味に過ごしてしまう様なもんだ。

たった一度の人生を 楽しく有意義なものにするかしないかは、あなた次第でしょ !!
例えば Defender を駆って 自身の時間を演出するのも、また ひとつの方法ではないか。

さあ、あなたも "SVX" な人生を !!