roadandtrack.com/honda-s600-jay-lenos-garage/
一見、ボロボロな 1964年 Honda S600。 エンジン・レスで手に入れた Matt Brown が、
新たなエンジンを組み込んで Jay Leno のガレージに持ち込んだ。
RHD(右ハンドル)だし、尻に JAF のスティッカーが張り付いてるので、日本で走っていたのを
アメリカの誰かが入手して、かなり永いこと 放ったらかしにしておいたのだろう。
Matt は ドンガラの S600 に、2007年 Honda CBR1000RR のエンジンを詰め込んだ。
アメリカ人は あまりオリジナルに拘らない。(こだわるヤツもいるが。)
速けりゃいいんだ ! という事だ。 いゃ、観ると 実際 速い !!
実は 速い理由が もう一つある。 ガソリンタンクの横にニトロメタン(nitromethane)のボンベが
見えるから、それをガソリンに添加しているのだろう。
リポートの文中に "nitrous" とあったが、直訳すると 亜酸化窒素(Nitrous Oxide)で、
笑気ガスとも呼ばれ、化学式的には この同列が ニトロメタンである。
エンジン吸気に混合して爆発的なエネルギーが得られる。 戦時中の戦闘機にも使用され、
やがて時が経って レースの世界でも使うようになった。 よく言う Nitrous Oxide System(NOS)だ。
NOS は、Holley Performance Products製の呼称であり、亜酸化窒素自体に 爆発性はない。
(ニトログリセリンとは全然 別物。) "Holley" は、例の キャブレター屋のHolley だ。
日本でも マネしてみたらどうか。 NOS の代理店もあるし、いいかも。
Matt をしたがえて、"S" をドライブする Jay は、いつになく上機嫌だった。
ところで 英国のキット・カーは、バイク・エンジンをよく使う。 Suzuki の Hayabusa が多いけれど、
Jay がビデオの中で運転中に思い出したのは、Yamaha FZR1000 を積んだ "Rocket" だった。
20年前から造られていたが、そこそこの数(それも 大した台数じゃない。)しか販売されてないし、
日本には 多分20台ちょっとしか生息していないと思う。
http://britishgreenyokohama.blogspot.jp/2013/09/rocket.html
http://grassrootsmotorsports.com/
つい最近も 国内登録してある20年前のロケットが、フレームと足回りをかなり損傷してしまった。
当時の製造者に やっとのことで連絡取り、かなりの量のパーツをかき集めて 無い物は発注して
貰った。 来週には 新品のフレームも エア・カーゴで届く事だろう。
いや、結構大変でした。 相手は 既に気難しいガンコ爺じいになってしまってるから、
気分を損ねると売ってくれない。 でも 何とかフレームまで用意してもらいました。 目出度し !
もし、ロケットのパーツでお困りの方は、どうぞ 私共にご連絡を。 なんとかします !!
バイク・エンジンは 今回 S600 に積んだにせよ、馬力はあっても トルクが小さいから、
スタート時に大変気を遣う。 エンストしやすい。
でも、車体さえ軽ければ、一度繋がってしまえば 爆発的に加速を始めるから、痛快だ。
S600 は ボディーが頑丈な分、重いからちょっと辛いだろうが、ニトロの効果はいいかも知れない。
ま、とりあえず Video でも !! https://www.youtube.com/watch?v=UsbfzmPCYX4
一見、ボロボロな 1964年 Honda S600。 エンジン・レスで手に入れた Matt Brown が、
新たなエンジンを組み込んで Jay Leno のガレージに持ち込んだ。
RHD(右ハンドル)だし、尻に JAF のスティッカーが張り付いてるので、日本で走っていたのを
アメリカの誰かが入手して、かなり永いこと 放ったらかしにしておいたのだろう。
Matt は ドンガラの S600 に、2007年 Honda CBR1000RR のエンジンを詰め込んだ。
アメリカ人は あまりオリジナルに拘らない。(こだわるヤツもいるが。)
速けりゃいいんだ ! という事だ。 いゃ、観ると 実際 速い !!
実は 速い理由が もう一つある。 ガソリンタンクの横にニトロメタン(nitromethane)のボンベが
見えるから、それをガソリンに添加しているのだろう。
リポートの文中に "nitrous" とあったが、直訳すると 亜酸化窒素(Nitrous Oxide)で、
笑気ガスとも呼ばれ、化学式的には この同列が ニトロメタンである。
エンジン吸気に混合して爆発的なエネルギーが得られる。 戦時中の戦闘機にも使用され、
やがて時が経って レースの世界でも使うようになった。 よく言う Nitrous Oxide System(NOS)だ。
NOS は、Holley Performance Products製の呼称であり、亜酸化窒素自体に 爆発性はない。
(ニトログリセリンとは全然 別物。) "Holley" は、例の キャブレター屋のHolley だ。
日本でも マネしてみたらどうか。 NOS の代理店もあるし、いいかも。
Matt をしたがえて、"S" をドライブする Jay は、いつになく上機嫌だった。
ところで 英国のキット・カーは、バイク・エンジンをよく使う。 Suzuki の Hayabusa が多いけれど、
Jay がビデオの中で運転中に思い出したのは、Yamaha FZR1000 を積んだ "Rocket" だった。
20年前から造られていたが、そこそこの数(それも 大した台数じゃない。)しか販売されてないし、
日本には 多分20台ちょっとしか生息していないと思う。
http://britishgreenyokohama.blogspot.jp/2013/09/rocket.html
http://grassrootsmotorsports.com/
当時の製造者に やっとのことで連絡取り、かなりの量のパーツをかき集めて 無い物は発注して
貰った。 来週には 新品のフレームも エア・カーゴで届く事だろう。
いや、結構大変でした。 相手は 既に気難しいガンコ爺じいになってしまってるから、
気分を損ねると売ってくれない。 でも 何とかフレームまで用意してもらいました。 目出度し !
もし、ロケットのパーツでお困りの方は、どうぞ 私共にご連絡を。 なんとかします !!
バイク・エンジンは 今回 S600 に積んだにせよ、馬力はあっても トルクが小さいから、
スタート時に大変気を遣う。 エンストしやすい。
でも、車体さえ軽ければ、一度繋がってしまえば 爆発的に加速を始めるから、痛快だ。
S600 は ボディーが頑丈な分、重いからちょっと辛いだろうが、ニトロの効果はいいかも知れない。
ま、とりあえず Video でも !! https://www.youtube.com/watch?v=UsbfzmPCYX4