2015年12月10日木曜日

Ultra-light Drakan Spyder get access to the Brilliant World


Drakan Spyder。  どうやら とんでもない乗り物の様である。
早速  例の Jay Leno's Garage で紹介しているから、まずは Video を !
 youtube.com/watch?v=2z6OqN7hhAs

LA から約100km 南東の Temecula に在る Sector 111 が造り上げたこのクルマ、
Jay の運転で 同社のボス Shinoo Maplton も同乗、いつものコースに繰り出した。


"Drakan" は おそらく スエーデンの戦闘機、SAAB 35 "Draken"(スエーデン語で Dragon の意味)
からヒントを得たのだろう、同機の容姿から想像するに、なるほどと想わせるカタチである。
Drakan は、Play Station 2 に登場する 大きな翼を持つ龍の姿をした怪獣だ。
そして Palatov からのデザイン・センスも借りている。
www.sector111.com/cars/project-dragon/

"Draken"

Leno が操る "Drakan" の走る様は、6.2-liter LS3 V8 430hp の醸し出すドロドロとした野太い
低音と相まって ドラゴンをも彷彿させ、一歩踏み出せば まさに怪獣の動きが可能だろう。
この馬力に対しては、米ポートランドの Palatov がデザインするパイプ・フレームで構成され、
グラスファイバーのボディーを被った車重は僅か 907kg しかない。

プライスは$100,000 - 、今日の為替レートで換算すると 約1,230万円(現地価格)である。
もちろん これに船賃、8%の輸入消費税、バカ高いコストの日本の車検費用などを鑑みると、
日本での乗り出し価格は 軽く1600万円を超えてしまうだろう。
それでも 期待以上の満足感と爽快感は、この価格をも十分超えるハズである。

駆動系には Getrag (or Porsche) に由来する6速ミッションと併せて Anti-Lock Brakes、
Traction Control を駆使すれば、クルマの自在なコントロールが可能だ。
235/40ZR17・フロント と 315/30ZR18・リア のタイア・サイズは、このクルマにとっても十分な
レベルだろう。

クイック・リリースとフロントエンドのネジ込み式のファスナーにより、フロント・ボンネットは
簡単に脱着でき、袋ろ蓋の着いたヘルメットサイズのラッゲージと 35ガロンの燃料タンクが
現れる。  この辺は その入れ物のサイズといい、BAC Mono によく似ている。
実は Maplton の 会社 Sector 111 は、アメリカに於ける BAC Mono のサプライヤーでもある。
また 彼は、Ariel Atom も経験している。
britishgreenyokohama.blogspot.jp/2014/02/humming-to-sound-of-engine-roar.html

結局アメリカは 何でもやってしまう。 とんでもない事を考える連中がいるのだから !!
イギリス同様、アメリカのキットカー・シーンも侮(あなど)ってはいけない。 今後も注目すべきだ。
しばらく LA には行っていないから、この際 近日中にも Sector 111 を尋ねてみる必要があろう。
私自身もインスパイアされるに違いない。 心身ともにリフレッシュだ !
もちろん、日本に輸入する場合の下ごしらえもやってくる。  乞う、ご期待 !!


Concept !?



                  youtube.com/watch?v=1Obyh7XJ7XU
                  youtube.com/watch?v=ohvsWycfzk0