"Aston Martin V12 Zagato"。
100万ポンドの "One-77" に比べれば、バーゲン・プライスである。
車輌は 税込で 約£400000 にもなるが、納得の価格であろう。
日本の路上でも、時たま見かける事ができるフェラーリを、
2台 乗り継いだと想えば、判り易い 例え話だ。
その存在感は、周囲に異彩を放つに違いない。
内容と資質からすれば、"一生もの" と考えても間違いでは無いだろう。
アルミのストラクチャーを接着で仕上げたシャシーに、English wheel と
ハンド・クラフトで叩き上げたボディー・パネルとカーボンの部材とで
車体が組み上げられ、100年の伝統で培った雰囲気を醸し出す。
これらの工程は、本拠地であるGaydon で行われ、そのほとんどが
手作業で組み上げられる。そして、6リッター・V12・510馬力のエンジン
が架装されて 完璧なものとなるワケだ。
最初の2台はEndurance Race Cars として先月のNürburgring 24 に
出場し、それらのデータは ロードカーにもフィードバックされる。
アストン・マーチンのCEO Ulrich Bez も、V12 Zagato について、
“The perfect inspirationfor the next 50 years of Aston Martin.”
とコメントしている。
限定台数150台と言われている納車は、来年夏頃からスタートするが、
注文は 今からでないと多分、完売になってしまうこと請け合いだ。
さて、あなたの 心のうちは?