Morgan は、既に予約受付をしている"Eva GT" について、
その生産開始が約2年 ずれ込む予定である旨、公表した。
従来の"Aero SuperSport" をベースとした 近未来のクラッシックな
+2 ・スポーツクーペは、その容姿とは裏腹に、
最新のテクノロジーと生産技術を駆使し、こんな少ロットのクルマを
手作りするメーカーとしては、稀に見る取り組みを行っている。
今回も その遅延の理由は、シャシー廻りに使う予定のマグネシューム・
アロイ合金の処理技術の確立に時間が掛かっている為だ。
彼等は 決して GM やトヨタではない。 日本だったら 町工場に毛の生えた
程度のファシリティーで、これだけのクルマを 造り上げているのである。
でも、GM でも トヨタでも出来ない、もしくは やらないクルマを 世の中に
送りだしている。 そして、我々は それを享受しているのが実際のところだ。
これは、殆んどイギリスに特化された状況で、アメリカや一部のヨーロッパで
僅かに見受けられるが、日本では絶対に出来ない事を 彼等はやっている。
クルマ造りは 単に技術だけの問題ではなく、永年に渉るスキルの積み重ね
と、意気込み、歴史的な感受性とセンスが必要で、特に こういうクルマに
関しては それが絶対条件であろう。
ロータスは、この辺から脱却しようとして 苦慮している。マクラーレンとも違う。
フェラーリでもポルシェでもない、ロータスはロータスであるべきだろう。
クルマ趣味を自負する諸氏は これ等の状況を鑑み、鷹揚な心を持って
自分の中に取り込まなければならぬ。 でないと 期待はずれと勘違いして
しまう事になる。 自分だけの悦楽にはまり込むには 必須の心構えだ。
British Green Yokohama は、他では なかなか味わえないクルマを発掘し、
それを手元にお届けするするのが 自分達の役目だと考えている。
これからも、このブログを中心に 興味深いアイテムを紹介していくので、
それらを是非、自分の車庫に収めて 良い時間を過ごしていただきたい。
また 併せて当ブログを 引き続きご愛読頂ければ 幸いである。
それでは、今後とも どうぞ宜しくお願い申し上げます。
さあ、明日から "Happy New Year !! "
britishgreenyokohama@gmail.com
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