HONDA は、今週末まで開催されている 東京モーターショーにおいて、
EV のスーパ-・スポーツ・バイク、"RC-E" を展示している。
250ccクラスの コンパクトな車体に EV コンポーネンツ 一式を搭載する。
これはまだ コンセプトだが、いずれ遠からず 発売に至るのではないだろうか。
クルマもバイクも ここ数年から10年くらいの内には、かなりのレベルで
EV化が進むと思われるが、....... ン、音も匂いも無いなんて 我々としては
素直に受け止めがたいものが有る。
しかし、スポーツカーやスポーツ・バイクの場合、モーターの起動力は
並々ならぬものが有り、予想外に速いのも また事実だ。
性能面ではエンジン車に勝るとも劣らない。 ネックは バッテリーのコストと
充電インフラだろう。 だから コストは二の次の スポーツ系EV に向いている
と言ってもよい。 日本では殆んど見受けられないが、海外のスポーツ系EV は
かなりの数の実例が有り、その開発は進んでおり 航続距離等は満足できる
レベルに達している。
話は違うが、このところ 真空管アンプの高級オーディオやLPプレーヤーが
全盛だ。 時代は確実に デジタル化されているが、オーディオの世界 同様、
マニアを自負する我々としては、レシプロ・エンジンの音と匂いは ハズせない。
Caterham に搭載した コスワースBDR エンジンの音なんぞ、それだけで
100万円の価値が有る。 人間なんだから 五感 は大事でしょ !!
だから 例え 時代の反逆児と言われようとも、それを求めて止まないものだ。
クルマ社会全体からすれば 微々たる数なので、大気汚染にも至るまい。
ま、我々が生きてるウチは、ガソリンとエンジンは 無くならない様なので
マニアックで高級化するであろうが、アナログを楽しむ事は可能だろう。
やっぱり 時代の反逆児か !?
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