2014年2月28日金曜日

Made in Mexico

[Pic. 3d-car-shows.com]




今 メキシコが北米の一大自動車生産拠点となろうとしている。

HONDA は今月メキシコシティの北西250Km にある Celaya で、2015年版 フィットの生産
を開始した。 既に稼働しているエルサルト市の工場に次いで、メキシコで二か所目の拠点だ。
ホンダ以外にも TOYOTA、NISSAN も進出しており、MAZDA も追随し、欧州勢も同様である。

メキシコ国内の安価な労働力も大きな要因だが、メキシコから北米・カナダへの輸送コスト、
欧州、アジアや中南米へのアクセスなどの好立地に恵まれ、
更に 94年に発効した 北米自由貿易協定(North American Free Trade Agreement :
NAFTAの効力によるところが大きい。 人の越境は非常に厳しいが、メキシコ→アメリカの
工業製品を積んだ列車の通関はわずか数分で終了する様になっている。
(TV Tokyo : WBS / 27 Feb. )

ホンダは この新工場に約816億円を投入し、フィットを中心に小型SUV も生産、
従業員3200名で 北米全体では年間192万台体制となる。
また、来年秋までには あと480億円を追加し、トランスミッション製造部門等を備えて
4700名体制とする。 日本の最新工場である埼玉製作所寄居工場の最新技術を導入、
省エネ設備のグリーン・ファクトリーになっている。。
但し 安い労働力も生かして、本来ならロボットで稼働させるところも、人力でやることにした。

[Honda New Plant : Celaya]


ホンダは 1959年、川島喜八郎を中心に たった8人の人員で LA で営業を開始している。
http://www.honda.co.jp/50years-history/pdf/p120-127.pdf
川島さんは 後に副社長に昇進したが、縁あって クリスマス時に何度かご自宅に伺った事が
ある。 お亡くなりになられた際には 葬儀にも参列させていただいた。

余談だが、ホンダの和光製作所の創設当時に、うちの身内の者が その土地の手当てか、
多少の尽力をして、無償提供されたホンダ・ドリーム(バイク)に乗って喜んで(?)いた。
また 近くの荒川の河川敷には、直線2キロほどのテスト・コースがあって、
マン島TTレーサーらしきバイクが テストを繰り返していたのを 土手の上から眺めていたものだ。
(多分、高橋国光や北野元らが乗っていたのかもしれない。)
それ故か、私は何気に ホンダ・フリークになってしまい、現在に至る。
HONDA には、初心を忘れず(! )に頑張ってほしいと思う。 (ロータスもネ !! )

2014年2月26日水曜日

World's Fastest !!




今月、7リッター・V8 / 1244馬力を積んだ Venom GT は、Brian Smith がドライブし、
プロダクション・カーとして世界最速記録 270.49mph を樹立している。
コースは NASASpace Shuttle Landing Runway 3.22miles コースを使用した。
[Video]

Brian は、8マイルのオーバル・コースでやれば、あと8~16Km/h の追加は可能だろうと
コメントしている。
NASA のコースは 今回 一回だけの使用許可であったが、ギネスに登録するためには
2回のトライアルが必要なので、その登録には至っていない。
ちなみに、ギネス最速を保持する Bugatti Veyron の版権を持つ VW Groupe は、
自社で Ehra-Lessien に 直線5.5マイルのテスト・トラックを持っている。

Venom GT をプロデュースする Hennessey Performance 社は、
今迄に 11台の Venom GT をリリースしたが、これまでに 計30台を受注し、
バックオーダーの状態が続いている様だ。
歌手の Steven Tylor Spyder Model を所有する。   [Blog Archives / Venom GT]

さて、31台目は あなたが発注するのだろうか。  いかがですか !?
2010年来 ずっとこのクルマを注視し続けてきたウチとしては、
とりあえず "Congratulations " を打電しときましたが。

britishgreenyokohama@gmail.com

                                         [Source; dailymail.co.uk]

WORLD'S TOP TEN FASTEST CARS

1. Hennessey Venom GT: 270 mph (434 km/h)
2. Bugatti Veyron Super Sport: 269 mph (431 km/h)
3. Koenigsegg Agera R: 260 mph (418 km/h)
4. SSC Ultimate Aero: 257 mph (413 km/h)  and the 9ff GT9-R: 257 mph (413 km/h)
5. Saleen S7 Twin-Turbo: 248 mph (399 km/h)
6. Koenigsegg CCX: 245 mph (394 km/h)
7. McLaren F1: 240 mph (386 km/h)
8. Zenvo ST1: 233 mph (374 km/h),
9. Pagani Huayra: 230 mph (370 km/h)
10.Gumpert Apollo and Noble M600: both at 225 mph (362 km/h)














2014年2月23日日曜日

Sector 111 / California

[Source ; carbuildindex.com]
57
Dear American Readers of My Weblog.

We have so many Readers in the world around 500,000 times of hit.
Most of them are Japanese, and next are American. Thanks !!

So,  I wish to introduce nice Shop in California.
....... "Sector 111, LLC "


Sector 111 は、カリフォルニアの ロングビーチとサンディエゴの ほぼ中間に位置する
Temecula の街に所在し、 Lotus Elise、Exige を中心に Ariel Atom や、
特に ここ2年の間は BAC MONO にも力を入れている著名なショップである。

約二年前に MONO の デーラーとなって以来、その販売と紹介に努めてきた。
そして 特筆すべきは、完成車の輸入にとどまらず、キット・フォームで入庫させ、
自身で組み上げる試みをして さらなる モノへの成就を目指している。

残念ながら 日本で同じ様な事をすると、車検を取得出来なくなる可能性が大なので、
当店としては完成車で輸入するが、今度改めて アメリカやイギリスのロード・レジスターの
状況を聞き取って、この手のクルマを国内で登録する為の一助になる様、検討する事にしよう。

何故かというと、MONO に限らず、これら少ロットのクルマを登録するにあたり、
日本では あまりにも高額な車検費用がかかり、それがエンド・ユーザーの負担になるにつけ、
見過ごせない状況が有るからに他ならない。



さて そんな中 先週、Sector 111 のCEOShinoo Mapleton は 自社のデモ・カーで
会社近くの De Luz Road に足を運んだ。  [to the Road]
周囲には 20を超すワイナリーが有って、さながらワイン・カントリーを彷彿させるが、
カリフォルニアの光と影を縫って、思いのままに操る事が出来る MONO とともに
自由奔放なひと時を過ごし、"Fun to drive ! " を満喫する。

少々高価と思われるアメリカでの価格だが、
MONO は それを上回る歓びと感動を与えてくれる。
日本でも ほぼ同等の価格になってしまうが、価格以上の満足が得られるのは間違いない。

さぁ、まずは MONO新しいファクトリーに 行ってみようか !

きっと いいことが有るから !!

                                      [Pic. lotustalk.com]

2014年2月18日火曜日

Italy, desirable !

[autobahnbound.com]
Ermini 686 Seiottoseiロードスター

イタリアの Firenze から 突如現れた "Ermini "。
まだコンセプトだが "Seiottosei" の名を付し、来月の Geneva Motor Show に登場する。
[Pavilion 2  Stand 2042 / Geneva]

実は Ermini は、戦後間もなく 僅かな数の生産から始まり、一時は Mille Miglia
Targa Florio 等に参戦するも、1962年には その幕を閉じていた。
http://de.wikipedia.org/wiki/Officine_Ermini
しかし 50年の歳月を経て、2007年末に 再度計画がスタートし、
2012年には 今回とほぼ同等な素案が出来上がり、そして この発表に至った。

Guilio Cappellini の描いたボディーワーク・デザインとエンジニァリングは、
Osella の協力を仰ぎ、エンジンを含めて 最終的に 686Kg の車重に仕上げた。
当面の生産台数は 50台以下で、非常にニッチなマーケットを目指す。
しかし、具体的に その発売時期や価格については まだ詳しいコメントは無いが、
多分、そこそこ高価なクルマになるのではないだろうか。
                                       [diseno-art.com]
Ermini 686 Seiottoseiスポーツカー

パワー・トレーンは Renault 2リッター・ターボ、F4RT/RS 4気筒 315馬力に
Sadev 6速シーケンシャル、足回りは Brembo のキャリパーと OZ Racing、
タイアは TOYO R888の Front 215/45-17、Rear 245/40-17 を履く。
これらの組み合わせで、0-100Km/h は 3.5秒、最高速は 270Km/h に達する。

それにしても イギリスも イタリアも、何が この様なクルマの創造を鼓舞するのか。
私的には "こだわりと情熱" だと想うが、それだけではない、身体の中の血を騒がせる何かが、
それとも 日本には無い、これまでに至る 歴史の流れによるものなのか !?
でも これは買いだ。 新たな レジェンドと為り得る !


Ermini 686 Seiottoseiロードスター

2014年2月15日土曜日

Saturday Music / Gary Moore

 [guitaraficionado.com]
遂に盛り上がってきた Sochi Olympic 2014
そんな中、弱冠19歳で世界のトップに上り詰めようとする Yuzuru Hanyu   そして優勝。
素晴らしい !!  更に 高橋の6位入賞。 お疲れさま。 あなたの努力は 金メダルものです。
さて、その羽生が 第一戦で選んだのがこの曲、"Parisienne Walkways" だ。
唄うは 北アイルランドの首府、Belfast 出身の Gary Moore である。

52年生まれの彼は 14歳で 父のクラブのレギュラーとなり、72年に 自身のバンド、
"The Gary Moore Band" を結成する。

78年には "Parisienne Walkways" が 英国シングル・チャート8位になる。
83年に初来日。 テレ朝の "ベストヒット USA" にも出演。
90年代に入ってからは、B.B. キング、ジョージ・ハリスン等とも共演。
"Guitar Crazy" と称された ムーアだが、何と言っても その真骨頂は "泣きのギター " だった。
その曲想は、ソチの羽生の演技でも 遺憾なく発揮されているではないか。

しかし ちょうど3年前の2月、惜しくも 心臓発作から 58歳で他界してしまった。
15年間暮らしたブライトンで葬儀が行われ、やはり ミュージシャンである息子・ジャック・ムーア
がダニーボーイを演奏しつつ、埋葬されている。

余談だが ジャズ好きの私は、縁あって日野皓正(tp)のコンサートの招致をサポートした事から、
彼の弟君、元彦(ds) や、別途 八城一夫(p) の葬祭にも参列、
トコさん(元彦)の葬儀では 兄・皓正のトランペットの曲に始まり、参列した つのだ☆ひろ の歌唱
と共に、今も自身の脳裏から消えることはない。

そして先月、私は バーミンガムのレーシングカー・ショーで "Crossle " に遭遇。
Gary の生地 アイルランド・Belfast の近郊で生まれた そのレトロなレーサーは、
今も抜群の存在感を示す。  奇遇だ !   [Place of Crossle ・ Town / Holywood]

これを機に、Crossle の日本への "招致 " を 是非実現したいと想っている この頃ではある。
MooreCrossle も、絶対 且つ 絶対の おススメ だ。  どちらも 本当に素晴らしいから  !!

[Parisienne Walkways / Live]   Still Got the Blues   Enough of the BLues
with B.B.King   Story of the Blues   Red House
[Live at Montreux Jazz Festival / 1990]
[Live Blues Ballads and Blues]  必聴2時間 !!


PS ;  今年から Sochi で開催される "Russian GP " (10月12日・決勝)。
    日本のメディアは オリンピックに夢中で、
    今世紀 ロシアで初めて開催される F1グランプリについては、この会期中
    一言も話題にしていない。 [F1 GP / 2014]
    Sochi のGP関連の施設は、その9割が 完成間近かだ。 [UK Reuters.com]

    日本は今だにモータースポーツ後進国、もっと 世界に目を向けなければいけない。
    これに限らず、我が国は あまりにも世界に対して 疎(うと)すぎる。 心すべきである !

2014年2月12日水曜日

Caterham-Renault, or Renault-Caterham


Caterham Renault (Immagine da Autocar)
Autocar makes Image Caterham side

Alpine ブランドの復活を機に実現した(しつつある !?) ルノーとケーターハムのジョイント。
しかし、ここにきて ルノー側は やや慎重になってきた様だ。
もちろん 計画自体が頓挫したとか、そういう話ではなく、どうやら 両者の企業規模の
違いから派生したわだかまり、もしくは見解の相違とでも言おうか。

本来であれば 双方同時期に各々のブランドで、近似した別々のクルマの発売を予定する事
であろうが、ケーターハムとしては 早めのイメージアップを狙って、2015年中の発売を
考えていた様だし、ルノーとしては、やはり大メーカー故に 間違ったモノは出せないから、
再度 充分な検討をして 2016年頃をメドに発売開始を考える様にしたいらしい。
まあ、双方無理からぬところだろう。

Caterham のボス、Tony Fernandes は、F1 をベースケーターハムを手中に収め、
彼なりのビジネスモデルを構築し、ケーターハム・ブランドで SUVCity Car の発売を
目論んでいる。 (バイクはどうなった .....  !?)
かたや Renault は、F1 にエンジンを供給しつつ、ルノー・スポールを中心に 一般ユーザーの
スポーツ・マインドを鼓舞している。

もとより この計画は、ルノーのファシリティーを利用して ルノーのパワー・プラントを用い、
各々別ブランドで それなりにコアなスポーツ・モデルを創り上げようという企画だから、
そのプラットフォームは共用するだろうが、別々の外観を持ったクルマが出来上がるハズだ。

だから サイズ的には ほぼ同等で 車重も 1100Kg 位をメドとするも、ルノーは250馬力、
ケーターハムは300馬力程度を考えるだろう。
車重からして、Elise より やや大きい、Exige S 位の大きさになるのではないか !?
そして、いずれ ルノーも 300馬力、ケーターハムは 380馬力までは出してくるに違いない。
つまり ルノーとしては 手堅く、ケーターハムは よりコンペティティブな結果となるだろう。
恐らく 今年のジュネーブ、もしくは パリのモーターショーまでに、ある程度のカタチが見える
かも知れない。

ケーターハムの Fernandes、ルノー側のボス Carlos Tavares の両者のせめぎ合いか。
まあ、出来れば 同時発表して欲しいところだが。

2014年2月9日日曜日

日曜日は "Rush"


ジェームス·ハント、ラッシュなどのクリスヘムズワースの映画

関東地方でも記録的な大雪となった昨日、予定していた仕事が出来なくなったので
何年ぶりだろうか、映画館に足を運んだ。
昨年9月に全米公開された Ron Howard 監督 "Rush" が、日本でも2日前から始まっている。

James HuntNiki Lauda、二人の間のライバルとしての闘争心と微妙な友情がおりなす
76年 F1シーズンにスポットをあてて描かれた秀作である。
モータースポーツに題材を求めた映画としては、私の中では John Frankenheimer 監督、
James Garner と Eve Montand 主演、66年公開の "Grand Prix " と Steve McQeen の
"Le Mans " が両翼だろうか。  [Grand Prix highlight]  [Le Mans Full Movie]

さて、James と Niki は その駆け出し時代、ロンドン市内のフラットでルーム・シェアする等、
互いに共感する部分もあった様だ。 やがて 両者とも F1で頭角を著わす。
"Super Rat" の異名を持つ ラウダと、プレイボーイの名を馳せた ハント。
そして ついに 76年、宿命の対決が到来する。 あとは映画を見てのお楽しみです。

その後、若くして世を去った Hunt(45歳)。 三度目の婚約を決めた直後の事であった。
一方 Lauda は、引退後に 航空機事業に参入し、"Lauda Air "、"NIKI Luftfahrt GmbH "
(ニキ航空)の経営者となる。
そして 2012年9月、航空会社の役員を辞任、"Mercedes AMG Petronas F1 Team "
執行権を持たない非常勤会長に就任している。

一度は明暗を分けた二人の人生。
寡黙なラウダは これから どのような人生を歩んでいくのだろうか。

[Lauda talks RUSH]  [Real James Hunt]  [Lauda versus Hunt]  [ '76 Japan GP]

2014年2月6日木曜日

Clossle 9S / One more Birmingham

[Pic. sportscardigest / Spa 2011]



















今年のバーミンガムでは 自分なりに大きな成果があったと思っている。
自身が目を付けた これだというクルマのブース・スタンドに於いて、
各々の会社の代表者やテクニカル・ディレクター、広報の面々と 親しく !? 面談し、
彼等のプロデュースするクルマについて 詳しい解説を受けることが出来た。
もちろん、そのクルマについての買い付けや輸入プロセスについても 詳細な打ち合わせを
行い、準備万端を整えてきた。

そんな中で もうひとつ、どうしても紹介しておかなければならないのが この "Clossle" である。
このクルマもそうだが、日本でも馴染みの深い LotusGinetta、Chevron 等々は皆、
50年代末から60年前半にかけて創業し、現在も その "テイストは" 脈々と受け継がれている。

但、北アイルランドで 1957年に John Clossle によって設立され、現在も同所で活動する
Clossle Car Company Ltd. は その地理的条件の故か、我が国では殆んど知られることなく
現在に至った。

見ての通り、Lotus 23Elva に近似するその容姿は この時代の定番だが、
ロータス23、エルヴァ共々 その生産はとっくに終わっているが、このクロッスルだけが
創業者の遺志を引き継ぎ、現在もオリジナルの工場で生産される唯一のクルマである。

クロッスルは 通常、"9S ""9S HTP " を用意し、ヒストリーこそ無いものの 新車として
入手可能だが、70年からの 当時のF2 である "18F " も同様に "新車" で手に入る。
しかも これらは フェイクではない。 当時から存続するリアルな会社の手によるものだ。
すごい じゃないか !  こんなクルマが アイルランドで生き続けているなんて !!

ちなみに 18F は、71年に 生沢 徹Bogota GP でドライブしていた記録が有る。
エンジンは Cosworth FVA のワンメイクか。
同レースには、Derek BellJoe Siffert らも出場。 生沢は このレースでは 12位で
終わっている。

尚、上記 "HTP"FIA公認の Historic Technical Passports を意味し、
現行のクロッスルも 当時のオリジナルと同等の資格で ヒストリック・レースに参加できるものだ。
また同社は 今月21~23日(日)に、Coventry 郊外の Stoneleigh Park で開催される
"Race Retro" にも出展する。

       [Pic. British Green Yokohama / Jan. 2014] Click

現行のクルマは "9S" のエンジンが Zetecであるのを除き、出来る限り "ほぼ "オリジナルに
近い状態で、全て新品パーツで組み上げられる。
HTP のツインカム・エンジンはリビルトだろう。)
ここで、"ほぼ " と表現したのは、各々の部材が 目に見えない所で 改良、もしくは強化
されているという意味である。 つまり、当時以上に 最高の状態でサーキット走行が出来る
ということだ ! (一部オーナーは、ロード・カーとしても登録している。)
[Track Days with Crossle]   [with Paul McMorran]

実は20年ほど前、レプリカだったが 新車のロータス23 で イギリスの田舎道を 隣り村まで
ドライブさせてもらった事がある。 レプリカと言えども 限りなくホンモノに近い。
いゃ~、 気持ちがいいの何のって、小気味よくきまる シフト・フィーリング !  ...... 最高だった !

さて 今回の会場では、現クロッスルのオーナー Paul McMorran と 彼を支える 重鎮である
Arnie Black にも会って話をすることが出来た。
情熱をもって語る彼らの意志には 並々ならぬ気合が感じられ、私の帰国後にも 両者から
丁重なメールが送られてきた。

PS ;  その後の Mr.McMorran からの連絡によると、Chassis No. 18F-70-03 の
   70年製18F・Formulaが入庫しているという。 
   BDA 1600cc、Hewland FT200 を積み、
    95年の HSCC Historic F2 Championship で 2位の成績を収め、
    その時の FIA Paper(公式記録)が付属する。
    興味のある方は、当方にメールを ! britishgreenyokohama@gmail.com

2014年2月3日月曜日

It's not tongue in cheek !


Ross Brawn: Looking to improve in 2012

大物であるが故え、その去就が話題となっていた F1界の名ディレクター、Ross Brawn(59)。
先週末、スコットランド・Aberdeen 州の釣りイベントの会場で 自身の引退を正式に表明した。

本来の "釣りキチ" でもある彼は、ヘレスで 各チームが必死になって プレ・シーズンのテストを
繰り返していた先週、 F1チームが一年で最も忙しいシーズンでもあり 且つ大事な時期だが、
Brawn は、Dee の Potarch 橋そばで 1日に開催された釣りシーズン解禁のセレモニーへ。
何百人もの釣り人や地元漁師らと共に参加し、彼にとって嬉しいひと時を過ごしていた。
[BBC News]


 [Brawn in River Dee]

一種開き直りとも取れる彼らしい行動は、この釣行に気づかなかったメディアをアッと言わせた。 今年いっぱいは 釣りを楽しむらしい。 それ以外はなにも決めていないと。

現役時代の彼は、ドライバーとコンストラクターに 各々8回の年間チャンピオンを授け、
2006年にシューマッハが引退するまでは、フェラーリの黄金期を築きあげた。

ロスブラウン -  EntretantoブラウンのadmitiuのQUE

その後、自身のBrawn GP でも ジェンソン・バトンをチャンピオンに仕立てあげる。
そして 彼はチームをメルセデスに売却するも、引き続きチーム代表に留まり 今日に至った。

しかし シューマッハのフェラーリ引退後にも、自身は約一年の休暇を取っていた経緯もあるし、
彼の身体に染みわたっているレース魂は そう簡単に消える事は無いだろう。
だから、再びこの世界に舞い戻って来るやも知れぬ。
そう想って 彼の再来を待つことにしようか。

いい人生じゃ~ないか !!

2014年2月2日日曜日

Pub open Motorway side !

[Source ; Autoblog]
BRITAINロイヤルPUBS

英国 食文化の象徴とも言える "Pub"
ロンドンはもちろん、イギリスには 全国的に無数の ! パブが存在する。
日本のファミレスみたいなチェーンは有るが その数は ごく少なく、特に市内には殆んど無い。

日本に同等の業態は無いし、日本で言うスナック風パブは イギリスのそれとは全然違う。
東京をはじめ、日本の都市部には英国風パブ、本格的 ? パブと自称するものは在るが、
やはり "造りモノ" であって、本物ではない。
"本物" は 判り易くいえば、立ち飲みビア・カウンターを併設した簡易レストランとでも言おうか、
もしくは 食事の提供はしない カウンターだけのものもあるし、やや高級な雰囲気のパブもある。
でも そのほとんどは大衆的、民衆的であり市町村民の日常に "張り付いている" と言ってよい。
郊外のパブには宿を併設するものもある。

[Pic. British Green Yokohama in SOHO / London] Click 


















さて先月、本当のパブが 英国を代表する高速道路、M40モーターウェイのサービスエリアに
オープンしてしまった。 もちろん 当局の認可が有ってのことだが、若干の ? 物議をかもし出す。
[News ; dailymail.co.uk]
ちなみに M40は、London を一周するM25の西側、Junction16 を起点に北西へ向かい、
Birmingham のリング・ロード M42 の ジャンクション3a に接続する高速道路だ。

" 問題の" パブは、ロンドンから行くと M40、BeaconsfieldJunction2 を左に降りて、
A355 を約300m ほど下った左側のサービスエリアにある。 
Heathrow 空港からも 約12マイル位の距離です。
http://www.extraservices.co.uk/location/beaconsfield/

イギリスの高速道路は全て無料だから、そのサービス・エリアは 場所によっては
 一旦ジャンクションを降りたところに在ったりする。
日本の"道の駅" が バイパスからちょっと降りたところに在るみたいなものだ。

東名高速の海老名サービスエリアみたいな高速道路上の専用エリアではないから、
今回のパブも 周辺住民が気軽に利用できる。
だから実際は 英国のどこにでもあるパブと、そのシチュエーションはあまり変わらない。

JD Wetherspoon が運営する このパブは、早朝4時から深夜1 時までオープンするが、
アルコールの提供は 朝9時からとなる。  [on the Pub]
同社は アルコールの販売にあたって、飲酒運転をしないように "出来る限り" の手段で
アピールすると決めているそうだ。 でも根強い英国のパブ文化、... 変わらないネ !!
あとは 大人の判断にゆだねる。 これ、常識 !

2014年2月1日土曜日

Liechtenstein to Geneva

   [Source, Autocar]
Quick news: Renault concept for Delhi; Electric sportscar to launch in Geneva
3月4日(一般公開は 6日~16日)から始まる Geneva Motor Show で、
リヒテンシュタインの nanoFlowcell AG は、"Quant e-Sportlimousine" という名で、
新たな エネルギーストレージ・システムを搭載した4人乗りのスポーツ・リモのコンセプトを
発表する。

このストレージは "Flow Accumulator Energy Storage"(FAES) と呼ばれ、
同社のNunzio La Vecchia が中心となって開発し、全長5.25m のQuanto に載せる。
Tesla Model S (4.978m) よりデカい !

実は 同社は2009年のジュネーブでも、スェーデンの Koenigsegg との共同開発で
2ドアの4シーター・サルーンを発表しており、今回とほぼ同等のストレージを用いて
わずか15~20分の充電で 480Km を走行可能なコンセプトを発表している。

今年(2014)の Geneva の展示は、Hall 4 / Stand 4243 で行われる。

注目すべきは、これらの画期的な技術が ヨーロッパの小国・Liechtenstein から発信
されていることだ。 但し、小豆島と同じくらいの同国には タックス・ヘイブンが集中し、
実際、nanoFlowcell AG のプレス・オフィスは Stuttgart に在るから、
実態は ドイツかスイスあたりに在るのかも知れない。

それにしても 日本は この手の研究開発を、もっと真剣に頑張らなければいけない。
留意すべきことだ !