2014年2月15日土曜日

Saturday Music / Gary Moore

 [guitaraficionado.com]
遂に盛り上がってきた Sochi Olympic 2014
そんな中、弱冠19歳で世界のトップに上り詰めようとする Yuzuru Hanyu   そして優勝。
素晴らしい !!  更に 高橋の6位入賞。 お疲れさま。 あなたの努力は 金メダルものです。
さて、その羽生が 第一戦で選んだのがこの曲、"Parisienne Walkways" だ。
唄うは 北アイルランドの首府、Belfast 出身の Gary Moore である。

52年生まれの彼は 14歳で 父のクラブのレギュラーとなり、72年に 自身のバンド、
"The Gary Moore Band" を結成する。

78年には "Parisienne Walkways" が 英国シングル・チャート8位になる。
83年に初来日。 テレ朝の "ベストヒット USA" にも出演。
90年代に入ってからは、B.B. キング、ジョージ・ハリスン等とも共演。
"Guitar Crazy" と称された ムーアだが、何と言っても その真骨頂は "泣きのギター " だった。
その曲想は、ソチの羽生の演技でも 遺憾なく発揮されているではないか。

しかし ちょうど3年前の2月、惜しくも 心臓発作から 58歳で他界してしまった。
15年間暮らしたブライトンで葬儀が行われ、やはり ミュージシャンである息子・ジャック・ムーア
がダニーボーイを演奏しつつ、埋葬されている。

余談だが ジャズ好きの私は、縁あって日野皓正(tp)のコンサートの招致をサポートした事から、
彼の弟君、元彦(ds) や、別途 八城一夫(p) の葬祭にも参列、
トコさん(元彦)の葬儀では 兄・皓正のトランペットの曲に始まり、参列した つのだ☆ひろ の歌唱
と共に、今も自身の脳裏から消えることはない。

そして先月、私は バーミンガムのレーシングカー・ショーで "Crossle " に遭遇。
Gary の生地 アイルランド・Belfast の近郊で生まれた そのレトロなレーサーは、
今も抜群の存在感を示す。  奇遇だ !   [Place of Crossle ・ Town / Holywood]

これを機に、Crossle の日本への "招致 " を 是非実現したいと想っている この頃ではある。
MooreCrossle も、絶対 且つ 絶対の おススメ だ。  どちらも 本当に素晴らしいから  !!

[Parisienne Walkways / Live]   Still Got the Blues   Enough of the BLues
with B.B.King   Story of the Blues   Red House
[Live at Montreux Jazz Festival / 1990]
[Live Blues Ballads and Blues]  必聴2時間 !!


PS ;  今年から Sochi で開催される "Russian GP " (10月12日・決勝)。
    日本のメディアは オリンピックに夢中で、
    今世紀 ロシアで初めて開催される F1グランプリについては、この会期中
    一言も話題にしていない。 [F1 GP / 2014]
    Sochi のGP関連の施設は、その9割が 完成間近かだ。 [UK Reuters.com]

    日本は今だにモータースポーツ後進国、もっと 世界に目を向けなければいけない。
    これに限らず、我が国は あまりにも世界に対して 疎(うと)すぎる。 心すべきである !