2014年2月12日水曜日

Caterham-Renault, or Renault-Caterham


Caterham Renault (Immagine da Autocar)
Autocar makes Image Caterham side

Alpine ブランドの復活を機に実現した(しつつある !?) ルノーとケーターハムのジョイント。
しかし、ここにきて ルノー側は やや慎重になってきた様だ。
もちろん 計画自体が頓挫したとか、そういう話ではなく、どうやら 両者の企業規模の
違いから派生したわだかまり、もしくは見解の相違とでも言おうか。

本来であれば 双方同時期に各々のブランドで、近似した別々のクルマの発売を予定する事
であろうが、ケーターハムとしては 早めのイメージアップを狙って、2015年中の発売を
考えていた様だし、ルノーとしては、やはり大メーカー故に 間違ったモノは出せないから、
再度 充分な検討をして 2016年頃をメドに発売開始を考える様にしたいらしい。
まあ、双方無理からぬところだろう。

Caterham のボス、Tony Fernandes は、F1 をベースケーターハムを手中に収め、
彼なりのビジネスモデルを構築し、ケーターハム・ブランドで SUVCity Car の発売を
目論んでいる。 (バイクはどうなった .....  !?)
かたや Renault は、F1 にエンジンを供給しつつ、ルノー・スポールを中心に 一般ユーザーの
スポーツ・マインドを鼓舞している。

もとより この計画は、ルノーのファシリティーを利用して ルノーのパワー・プラントを用い、
各々別ブランドで それなりにコアなスポーツ・モデルを創り上げようという企画だから、
そのプラットフォームは共用するだろうが、別々の外観を持ったクルマが出来上がるハズだ。

だから サイズ的には ほぼ同等で 車重も 1100Kg 位をメドとするも、ルノーは250馬力、
ケーターハムは300馬力程度を考えるだろう。
車重からして、Elise より やや大きい、Exige S 位の大きさになるのではないか !?
そして、いずれ ルノーも 300馬力、ケーターハムは 380馬力までは出してくるに違いない。
つまり ルノーとしては 手堅く、ケーターハムは よりコンペティティブな結果となるだろう。
恐らく 今年のジュネーブ、もしくは パリのモーターショーまでに、ある程度のカタチが見える
かも知れない。

ケーターハムの Fernandes、ルノー側のボス Carlos Tavares の両者のせめぎ合いか。
まあ、出来れば 同時発表して欲しいところだが。