[Pavilion 2 Stand 2042 / Geneva]
実は Ermini は、戦後間もなく 僅かな数の生産から始まり、一時は Mille Miglia や
Targa Florio 等に参戦するも、1962年には その幕を閉じていた。
http://de.wikipedia.org/wiki/Officine_Ermini
しかし 50年の歳月を経て、2007年末に 再度計画がスタートし、
2012年には 今回とほぼ同等な素案が出来上がり、そして この発表に至った。
Guilio Cappellini の描いたボディーワーク・デザインとエンジニァリングは、
Osella の協力を仰ぎ、エンジンを含めて 最終的に 686Kg の車重に仕上げた。
当面の生産台数は 50台以下で、非常にニッチなマーケットを目指す。
しかし、具体的に その発売時期や価格については まだ詳しいコメントは無いが、
多分、そこそこ高価なクルマになるのではないだろうか。
[diseno-art.com]
Sadev 6速シーケンシャル、足回りは Brembo のキャリパーと OZ Racing、
タイアは TOYO R888の Front 215/45-17、Rear 245/40-17 を履く。
これらの組み合わせで、0-100Km/h は 3.5秒、最高速は 270Km/h に達する。
それにしても イギリスも イタリアも、何が この様なクルマの創造を鼓舞するのか。
私的には "こだわりと情熱" だと想うが、それだけではない、身体の中の血を騒がせる何かが、
それとも 日本には無い、これまでに至る 歴史の流れによるものなのか !?
でも これは買いだ。 新たな レジェンドと為り得る !