2014年12月31日水曜日

Union Jack on Driving Licence

  [Pic, Autocar]

英国内(England、Scotland、Wales)に於いて 2015年の夏以降、新規に免許証を取得
する者、もしくは 更新する場合、新しい免許証の右端に ユニオンジャック(英国旗)が添付
されることになった。

英国の運輸当局によれば、"イギリス国民は すべからく国旗に対する愛着と誇りを持ち、
国家としてのアイデンティティーと団結を強く意識することになります。" と。
まあ、いいことですナ !

尚、1998年以来、免許証の左上に添付される EU を意味する紋章は、引き続き表示
される。 これらの新しい表記は、来年6月以降の新たな取得分から順次 切り替わって
いくことになる。  ちなみに 英国の免許は 10年更新らしい。 いいネ !!

PS ;  私は現在、人生初のゴールド免許になっております。
    いや~、これまでに いったい どれほどの罰金を納めてきたことか !!
    何とか この状況を温存せねば !  正直、あまり自信はありませんが。

2014年12月30日火曜日

AirAsia Indonesia flight QZ8501 is missing



www.nbcnews.com/

今年最後のニュースは 凶と出てしまった。

この7月まで、Caterham F1 Team 所有していた Tony Fernandes が CEO を務める
AirAsia Indonesia の "QZ8501便"(Airbus A320-200)が、現地時間 28日(日)の早朝、
5:20 にインドネシアの Juanda 国際空港(Surabaya)を出発、シンガポールの Changi 空港
に向かう途中、6:17 に交信が途絶えて消息を絶った。

そして 30日夕方までに、最後の交信があった地点から 約10Km 離れた海上で、複数の
破片と遺体が発見されている。 乗員・乗客 162人の中には、16人の子供と1人の赤ん坊
が含まれる。 機長、副操縦士と客室乗務員の5人、計7人のクルーが搭乗しており、
フランス人の副操縦士を除き、他の乗員はインドネシア人。 乗客の大半もインドネシア。
機長は 20,000時間を超えるフライト経験があるベテラン・パイロットだった。
http://www.wired.com/    

当時、朝6時を過ぎた頃、機長は管制に対して 前方の積乱雲を避けるため、進路の変更と
高度を6千フィート上昇させる許可を求めた。 しかし 管制は 進路変更は認めたものの、
高度を上げても悪天候は避けられないと判断し、上昇許可をすぐには出さなかった。

この様な場合、通常は様子を見ながら 2千フィートづつ上昇させるのが普通だが、
恐らく、同機は積乱雲の発見が遅れたか、その状況を読み違えた為、
乱気流に巻き込まれて コントロールを失いそうになっていた考えられる。
事実、機長からの問い合わせに対し その数分後に、管制塔は 2千フィートの上昇許可を
与えていた。 また、考えられる状況として、機体外部の計器センサーに氷が付着した為に、
計器類に正常な表示がされていなかった可能性も指摘される。

A320-200 には最新鋭の気象レーダーが備わっており、200Km先の積乱雲を探知できる。
6千フィートの上昇を求めたという事は、機長は相当な危険を感じ取っていた、もしくは
機体のコントロールを失いそうになり、一刻も早く正常な状態に戻したかったのではないか ?

この様な状況で コントロールを失うと、機は一気に5千フィート(1500メートル以上)も下降
してしまうことがあり、姿勢を自動制御するシステムは備わっているものの、
操縦のための機器が作動しなくなることも有り得る。
多分 これらの状況が重なり、機体を正常な姿勢に保つことに失敗したと思われる。
操縦士は 機体の立て直しに必死で、救難信号の発信までは 手が回らなかったハズだ。

30日、ロイター通信は これまでに40人の遺体を回収したと伝えた。
インドネシア空軍機は、機体の "影" らしきものが海底にあるのを見ることが出来たという。
現場付近の海域は水深が浅く、2~30メートルとの見方もあり、比較的早い時期に
機体の発見やフライト・レコーダー等の回収が可能と見られている。
http://prelive.aljazeera.com/    www.bbc.com/news/    [Tony Fernandes Twitter]

そして、起こってしまった事は 元に戻す術(すべ)もなく、あとは粛々と対処するのみである。

今年の自動車業界も、いくつかの暗いニュースや不遇な出来事はあったにせよ、
我々は 常に明るい未来を想い描いている。
10月の F1・鈴鹿でも、Marussia の Jules Bianchi が大事故にみまわれ、
意識不明のまま帰国したが、いまだ 闘病を続けている。  www.autoblog.com/2014/12/30/

2014年の最後、あと一日を大過なく過ごし、来年は素晴らしい年になる事を信じてやまない。

来る年を 期待ハズレに終わらせてはならない。   心しよう !!


Tony Fernandes (left)

2014年12月27日土曜日

Secret Santander / "Jenson" Button

dailymail / uk
The British driver left customers stunned following a 'Secret Santa' stunt by banking giants Santander 

今年のクリスマス、スペインの Santander 銀行(Banco Santander Central Hispano)は、
洒落たクリスマスプレゼント を実施した。   [UK Santander]
同行は マドリードから真北に300Km 程行った、ビスケー湾に面したサンタンデールに本店
を置くスペイン最大の商業銀行グループで、現在 ヨーロッパ最大級の金融機関でもある。
これまでも F1に強い関心を示しており、現在は マクラーレン、フェラーリのスポンサーを
務める。  [Planning London GP]

ATM の "Jenson" Buttonボタン)を押すと、突然 Buttonバトン) 本人が現れ、
客に直接 現金を手渡して、クリスマス・プレゼントまで配ってくれるという サービスだ。
詳しくは、下記の YouTube で。
https://www.youtube.com/watch?v=4Don2bq1_ww( ← Click )

彼は 来期も、McLaren-Honda に乗って F1人生で最後の(!?)花を咲かせようと目論む。
そんな中、ちょっとした気配りとサービスをしたワケで、誰からも愛される F1ドライバーは
これからも 我々を楽しませてくれることだろう。

期待しましょう !!

2014年12月26日金曜日

Ariel "Nomad" will be able to do that Atom never could



さて クリスマスは終わってしまったが、ここで Ariel Motor からクリスマス・プレゼントが !
その名を "Nomad " という。 年明けの6日(火)、同社のサイトにも詳細が。
(そういえば ちょうど4年前、こんなことも ありました。)

"Nomad " は、もちろん "Atom " をベースとするが、ご覧の通り、だいぶ様子が違う。
但し、一見 オフロードの四駆の様に見えるが、実は アトム同様 後輪の二駆だ。
例のラダー・フレームは、この Nomad では かろうじて アトムの片鱗を見せているが、
アンダー・ボディーは補強され、デカくてゴツい オフロード・タイアと、極めて強固な
ロール・ケージを備える。  そして フロント・スクリーンとワイパーを標準装備する。

アリエル・モーターの創業者 Simon Saunders の息子・Henry Saunders は、
いまや すっかり父親の片腕となって 会社を切り盛りしているが、
彼は Autocar のインタビューに答えて、 "ノマドは、ラリー・ステージを含めた様々な
テスト・トラックでの試走を繰り返してみたが、その動きは とても俊敏で安定したものだった。
泥地や岩だらけのコンディションでも、従来の四駆と比較しても 満足のいく結果を得る事が
出来た。" と語っている。

2.4 liter・Honda / 200hp は、約720Kg の車重に対して 十分にトルク・フルで、
日本の軽自動車よりも軽い車体に、200馬力を積んだようなものだから、
通常の オンロードでも "very quick and very happy " な走行を楽しむことが出来る。
もちろん、ノンスリップ・デフも装備している。 面白い、楽しい and  素晴らしい ..... !!
足には、15インチ・アロイと 235 / 75 のタイアを履く。

普通の四駆の半分以下の車重と、Land Rover Defender の四分の一ほどのパワーウェイト
・レシオは、爽快なハンドリングと加速をもたらすに違いない。
また 従来通り、ホィールやボンネット、エンジン・カバーやフレームの色もチョイス出来る。

Henry によれば、NomadAtom ほどクイックではないが、アトムには出来ない動きを
するヨ ! " と言っている。
まるで、Caterham SevenOff-Road 版じゃぁないか !  面白いに決まっている。
アトムと オフ・ローダーの中間に位置すると思えばいい。 だから オンロードでも楽しい !
価格は £30,000 - 前後と想像される。 最初のデリバリーは、来年中頃を予定している。

これが 日本の路上で走っている姿を想像してみたまえ !  ...... いいじゃん(横浜ことば) !!
多分、GT86(BRZ)以上の走りを体感出来るだろう。
そう考えたら 私もウズウズしてきたので、来月には もっと詳細な写真をアップしようと思う。
乞う ご期待 !   一号車、予約しときます !?   早目に連絡ください。  ...... では。

britishgreenyokohama@gmail.com

2014年12月21日日曜日

Christmas Songs


christmas-christmas-decorations-backgrounds-wallpapers


今週は 不摂生が祟ってか、風邪をひいてしまいました。
そんな中、間もなく クリスマスがやってきます。
皆様に於かれましては、今年は いかがなものだったんでしょうか !?

色々とあったこととは存じますが、それはさておき 来年こそ 素晴らしい時間をお過ごし
頂きます様、ご祈願申し上げます。
私共に於きましても 新たな展開を期すべく、思案中ではありますが、
果たして どんなことになりますやら !!

さて、今日は日曜日でもありますので、時節柄 クリスマス・ソングでも と想いまして。
せっかくですから、出来るだけ普段耳にしないようなモノを集めてみましたが、
皆様のお耳に合いますかどうか、勝手な選曲を致しました。 ....... では !

Driving Home for Christmas / Chris Rea
Blue Christmas / Beach Boys
Hey Santa / Carnie & Wendy Wilson
Please come Home for Christmas / Eagles
One little Christmas Tree / Stevie Wonder
Mary Christmas Baby / Chuck Berry
Merry Christmas Baby / Ray Charles
I want to come Home for Christmas / Marvin Gaye
This Christmas / The Whispers
Silent Night / Michael Bolton
Christmas Bop / T. Rex
Thank God It's Christmas / Queen
Merry Christmas Baby / Bruce Springsteen
O' Holy Night / Aretha Franklin
Christmas All Alone / The Lettermen
Princess Diana Tribute / Inessa Galante
Silent Night, Holy Night / Mahalia Jackson
Christmas Time is Here / Tony Bennette & Count Basie 
Christmas Waltz / Frank Sinatra
Jingle Bells / Manhattan Transfer

and ....., [Honda's new Sled for Santa]


昔、ニューヨークの Radio City Music HallManhattan Transfer を聴きに行った。
舞台がハネて 外に出てみると、タクシーを拾うことは もちろん、
2頭建ての馬車が 数台、ホールの外に待っていて、これから レストランか ナイトクラブ
にでも行くんだろうと思わしき客が乗り込み、夜の街に消えていった。

そのときは まだ私も若かったが、" なんて 大人の街なんだろう " と思ったものだ。
街そのものが エンターテインメントだった。 
その わずか一週間前、あるアメリカ人女性から、"日本人って子供ネ ! "  と言われたばかり
だった。  いまだに その言葉は 耳に付いて離れない。

時がたった今、日本は大人になったのだろうか !?

さあ、来年は自分も もっと 大人になろう。 ...... でも、いつまでも 夢見る少年のようにネ !!
そして、世界は平和にならなくてはいけない。 同じ人間同士が争い、殺し合ってはならない。
何故か大人には それが出来ない。 心すべきだ !!

Happy Christmas(War is Over) / John Lennon     "We are the World ! "

2014年12月17日水曜日

New KTM Racing X-BOW, Ready to Race 2015 !


Motorcycle Maker KTM to go Sports Car Racing in America

ひと月ほど前に、Reiter Engineering GmbH & Co.KG と KTM Sportcar GmbH は、
来季からのGT4クラスのカテゴリー向けに、新たなレース用車輌を開発するというニュースが
リリースされていた。 そして今回は それについて、もう少し詳しい内容が発表されている。

クルマは引き続き KTM X-Bow をベースとするが、現状で明らかな ディテールは、
いまだ さほど詳しいものではない。 しかしX-Bow とは異なるクローズドのクーペ・モデルだ。
まだ レンダリング程度だが、実際は さらに開発が進んでいることであろう。

また、従来からもそうだったが、KTM のデザインとブランドのクリエーターとして、
オーストリア・ザルツブルグに近い St.Leonhard / Niederalm に所在する KISKA GmbH が、
このレース用車輌についても、内装の一部 及び、主にエクステリア・デザインのレンダリング、
空力を含むテクノロジーの開発等を受け持つことになる。  [about KISKA]

エンジンと駆動系の基本スペックは、AUDI・ベースの 2.0 liter TFSI / 320hp で、
オーストラリア Holinger6 speed Sequential / Paddle shift と、レース・スペックの ABS
システムを持つ。  (このクルマ、エンジンをデチューンして ロード用に使えそうだ。)
[about Audi 2.0 liter TFSI]   [TFSI / PDF]   [by TASG Blog / TFSI]

参加クラスとしては、SRO Motorsport Group が管轄するレースの GT4クラス 及び、
Pirelli World Challenge(PWC) のGTSクラスへの参戦を目指す様だ。
尚、当面は 来春、SROBoP(Balance of Performance : 性能調整)テストにパスする事を
目標とする。 (SRO= Stephane Ratel Organisation)
[SRO with GT Association /Japan]    [PWC / Car Facts]

2014年12月14日日曜日

Paramount London include BBC Theme Park

BBC News
Paramount Pictures entertainment resort

BBC は、米国 Paramount Pictures のプロジェクトに参加、
パラマウントが創るテーマパーク、"London Paramount Entertainment Resort" の中に、
人気番組の "Downton Abbey""Dr. Who" のアトラクションと共に、
"Top Gear" のエキジビジョン・コーナーを設ける。

尚、このプロジェクトの進行に当たっては、Magic Circle 傘下の 法律事務所である
Slaughter and May も、法的なコンサルティング・サービスの面で関与していく。
[their Work]

Richard Hammond, Jeremy Clarkson and James May

具体的には、BBC Worldwide Ltd. が London Resort Company Holdings(HRCH) の
推し進める企画に賛同して契約、ロンドン郊外・ダートフォード 近くのテムズ川の河口近く、
川に沿った Swanscombe の三角地帯のエリアに建設されるテーマパーク内に展開する。
[Dartford Map] (現場は、ダートフォードの街から東に5Km の地点。 A226で東に向かって
M25 を横切り、テムズ川対岸の Grays に向かって三角に飛びだした地帯。)

"London Paramount" は、BBC の看板番組を基調としたアトラクションの他にも、
ハリウッド映画のエキジビジョン・スペースも計画されており、2020年の開業を目指す。
該当の土地は、364万㎡(110万坪)の広大なスペースで、水際のアトラクションや、
計2000席のシネコン、合計5000室のホテル群も混在する。 [London Paramount : PDF]

クルマでも、ロンドン市内から一時間弱で行くことができ、
我々にとっては CaterhamDartford 工場も至近で、大変 "便利な" ロケーションだ。
さらにパラマウントから、M25 を使って ジャンクション#3 から A20 に入れば、
Brands Hatch のサーキットまで 30分くらいで着いてしまうじゃぁないか !!
[Way to Brands Hatch]

    ※ 実は、ブランズ・ハッチに向かうには、チョッとしたコツがある。
    ロンドン市内から A20 を下ってサーキットへ行く分には、M25のジャンクション#3 のラウンドアバウトから
    再びそのまま A20 を 6Km ほど下れば 左手にゲート入口の看板が見えてくる。

    しかし、大まかな地図を頼りに ダートフォード方向から M25で来た場合、"M25からM20に入ればいいや "

    と考えて M20に入ってしまうと 、M20から直接サーキットに入る事は出来ないので、
    右手にサーキットがチラっと見えるだけで M20からは降りられないから、やむなく そのまま通り越してしまう。
    その場合はしょうがないから、チラ見してから 約6Km先の M20の ジャンクション#2で 左に降りてからすぐに
    小さなラウンドアバウトが在るから、そこから A20 を逆行して、5分くらいで 一旦 M20をくぐって、
    さらに3Kmほど行った右手に、やっと サーキットの入口看板が見えてくる。

    つまり、ロンドンの外郭環状であるM25を、ダートフォード方向から ブランズハッチに向かった場合、

    M25の ジャンクション#3 から M20には入らずに、M20へのエントリー・ロードの看板を一旦通り越してから
    1.2Km先まで行くと(M25の内回りからは500m先に) ジャンクション#3ラウンドアバウト が有るから、
    そこで A20 に入って 、その道(通称 Londn Road / A20)を東に下ればよい。
    私も初めてブランズハッチに行った時は、うっかり M20に入ってしまったので、サーキットを横目で見ながら
    通り過ぎてしまいました。 (でも その際に、まだ発売前のルノー・スポール・スパイダーを発見してしまった ! )

    尚、イギリスで "M" の名が付く道路は 日本で言う高速道路だし、一見 高速かなと見間違うほどの "A" の

    ランクの道路も含めて 高速道路は全て無料だから、万が一 目的のジャンクションを通り過ぎてしまっても、
    料金の心配はしなくていいから、"安心して" 通り越して、次のジャンクションのラウンドアバウトから、
    また戻れば良い。  何度間違っても タダだから !!
    
    それに どのラウンドアバウトにも、そこから分岐する道路に対して、その道路番号、大まかな行き先の
    標識があるから、周回しながら その番号を見落としてしまっても、それを読み取れるまで 何度でも、
    (心置きなく ! )クルクルと周回すればいい !  だから始めて訪れる際にも、道を間違うことは まずない。
    また、殆んどの M(モーターウェイ)道路には サービスエリアが有るので、食事やトイレ休憩が出来る。
    (宿泊施設も有ったりする。)

いゃ~  とにかく、 これでまた一つ 楽しみが増えてしまいましたね。
首を長~くして 待つことにしましょうか。 アトラクションの完成は 5年先の事だし !

Doctor Who

2014年12月11日木曜日

Alonso, Button ... & Magnussen !!




Embedded image permalink
www.bbc.com/sport/0/formula1

This is Today !   It's all right !!

さあ これで全員、気合が入ったことだろう。
彼らの後ろに並ぶクルマが、その意気込みを物語っているようにも見える。
そして その前に立つ5人のサムライが、これから出陣するワケだ。
(若干一名、足らないような気がするが ..... ま、いいか。)

我々の期待は 絶大だ ..... !!    [McLaren Announcement  11, Dec 2014 / 10:30 GMT]
www.mirror.co.uk/sport/formula-1/mclaren-team-announcement
[about McLaren People]   [Alonso talks ... ]      [Button talks ... ]

Sportauto.fr

さて、上記の"若干一名" は、マクラーレンの Eric Boullier だが、
現場の開発責任者である彼は、先月のアブダビ・テストに於いて マシンが不調だった
主な原因である リカバリー・システムについては、既に先月中には ほぼその確証を
掴んでおり、Working に帰還しているマシンは 更なるテストを実行していると言っている。

derapate.it


日本には Honda があり、Suzuka がある。 素晴らしいじゃないか !!
( Honda and Suzuka, both in Japan.   It's so Fantastic !! )

skysport.com

 そして、我々には夢がある !
 ( ... and We have Dreams ! )


 [Sound of Honda 1989]   [onboard Senna 1989]   [on this Blog] 
(上記 Sound of Honda は、今年の "Cannes(カンヌ) Lions" の Titanium 部門のグランプリを受賞)

2014年12月10日水曜日

Toleman F1 TG183B / Ayrton Senna, You get it or not !?

www.f1fanatic.co.uk/goodwood-2010

Toleman TG183B (Chassis #5)。

1984年、Sennaこのクルマで Formula 1 のキャリアをスタートさせている。
セナが F1で 初めてレースをしたのが、このクルマである。

今回、Swindon に近い "Cars International" が、このクルマの持ち主となる新しい顧客を
探している。  だから、あなたが 次のオーナーになるチャンスは 有るかも知れない。
多分このニュースは、先週末位から 世界中に流れているだろうから、クルマがクルマだけに、
即決する必要がありそうだ。 (もう、遅いか !?  ...... い、やってみる価値はある。)

しかし運良く残っているとしたら、ウチに連絡いただければ 速攻で動きますので、
すぐにでも メールをいただければ !  britishgreenyokohama@gmail.com
まずは連絡後、来週にでもデポジットを送って、相手から契約書を送って貰いましょうか。
そして年末か 来年早々にでも、私が現地に 向かいますので。 現車を確認しましょう !!
ヒースローから クルマで一時間位のところなので。

[Toleman F1 / TG183B]  主なスペックと概要は 以下の通り。
Original Hart 415T / 1459cc Straight 4 Turbo 580Hp
with Spare Engine Block from original Toleman Team stock
Hewland 5-speed   Carbon Fibre Monocoque  570Kg Weight  Full Documentation



この TG183B は、85年にセナが ロータスに移籍した後も、少しの間はチームがキープして
いたが、やがて アメリカに売却され、90年初頭に LA の Mike Earl の所でレストアされた。
現在は イギリスに戻って、前述の 英・Berkshire の Cars International が保持し、
新たなオーナーを募っているところだ。


さて、ここで Senna の レースでの生い立ちと戦績を 少し述べておく。

セナは 13歳でカートレースを始め、やがて南アメリカのカート・チャンピオンとなった。
その後 81年に渡英、名門 Jim Russell Racing Drivers School で腕を磨き、
その年の Formula Ford 1600 で優勝している。
翌82年には Formula Ford 2000 のチャンピオンになった。 さらに83年、Dick Bennett
主宰する West Surry Racing Team から F3 / Ralt RT3 Toyota でデビュー、
Martin Brundle と好戦してその年の F3チャンピオン を勝ち取ってしまった。

また セナは同年、初めて F3規格となった Macau Grand Prix で、地元セオドール・レーシング(Theodore Racing) から参戦して 優勝した。  [Macau Grand Prix]
(80年に ドン・ニコルズの Shadow Racing Cars を買収した香港の実業家・セオドールこと
 Theodore "Teddy" Yip は、78年と81~83年まで、F1 も走らせていた。)

そして セナは84年、当時上り調子だった Toleman Groupe Motorsport から F1 デビューする
ことになる。 その際に トールマンがセナに用意したのが、今回の "TG183B / #5" である

セナが トールマンのテストを受けた際、前年までのドライバーだった Derek Warwick
乗っていたTG183 を走らせてみたところ、Warwick より速く走ってしまい、
これを見ていた チームのデザイナー・Rory Byrne は、"This is the Guy ! " と叫び、
Byrne は クルマの開発をしていく上での セナの必要性をすぐさま見抜いて、
結局 チームは セナとの契約を即決した。

当時 セナは、ブラバムに行こうとしていたが、チームは、No1ドライバーだったピケの同意が
得られず、結果 トールマンに加入することになったものだ。
でも セナは、マクラーレンとウイリアムズのテストも受けていたらしい。 彼は したたかなのだ。

さて、トールマンから 84年に F1デビューしたセナは、その年の初戦・3月25日の Brazil GP
から F1キャリアをスタートさせるが、ターボの不調で初戦は10周でリタイアしてしまった。
しかし、第2戦の 南アフリカ GP(Kyalami)では 早速に6位入賞、デビュー初のポイントを
稼いでいる。

続くベルギー(Zolder) でも6位、第6戦のMonaco では なんと2位入賞し、その後も同年中に
イギリスGP と 最終戦のポルトガルで 各々6位に付けている。
F1初年度としては、上々の出来映えだった。

つまり 今回の TG183B、84年の初戦から 4戦目の San Marino(Imola)までを セナが
ドライブし、初戦のブラジルを含めて、その年の最初からの4戦を このクルマで戦っている。

5戦目から、チームは セナに TG184 を用意、以後その年は最終戦まで TG184 で参戦した。
セナは F1初参加の84年、年間のスタンディングは ドライバーズ・9位で終了している。

そして セナは翌85年、Lotus に移籍、その後の3年間をロータスで過ごした。
87年には 中嶋悟がチーム・メイトとなる。
それに付随して ロータスも Honda・Engine を搭載し始めたが、この頃 前後して
Williams-Honda が台頭して善戦、セナは次第にホンダ・エンジンに憧れを持つ様になっていく。

かって 私は、ロータス本社の敷地の片隅にある Classic Team Lotus の館を訪れた際、
一室に キャメル・イエローの中島が乗った F1が置いてあった。
これを買わないか、とチャプマンの息子である Clive から言われて、取りあえず コクピットに
座って見て感触を確かめたが、エンジン・レスであったし、価格的には 安くも高くもなかった
ように記憶するが、即決は出来ずに そのままになってしまった。
今 想えば、買っておけば良かったかも知れない。
http://britishgreenyokohama.blogspot.jp/2010/05/blog-post_6655.html

そしてセナは、88年から93年までの6年間を McLaren で レースをすることになり、
セナの加入した88年から、マクラーレンもホンダ・エンジンを積むようになった。
その際、ホンダがマクラーレンにエンジンを供給する事の条件として、
ホンダは、セナを マクラーレンに引っ張ってくる事を強く所望したと思われるフシがある。

そして McLaren-Honda は、Senna-Prost 体制のもと、チームは その黄金期を謳歌する。

さあ、....... 歴史は繰り返す !!
来期 2015年から、McLarenHonda・Engine を搭載することが決まっている。
その際、ホンダは Alonso にドライブさせる事を強く希望していると言われる。
しかも その為に、ホンダは マクラーレンにエンジンを無償提供し、場合によっては
アロンソも丸抱えで、McLaren-Honda を走らせるべく 画策しているとも言われているのだ。
http://britishgreenyokohama.blogspot.jp/2014/10/alonso-where-to.html

今、30年近く前の状況が、McLare-Honda-Alonso の組み合わせで再現されようとして
いるのか !!  アロンソがセナに置き換わっただけじゃないか  !!!
ということは、かっての Senna-Prost のように、Alonso-Button の確執が始まるのか !?
Nicht !  いや、それはない。  Button の性格からして、それは有り得ない。
それは繰り返さなくていい。 余計な心配はしたくない。
(先週のマクラーレンの取締役会で、ButtonMagnussen の処遇が決まるハズだったが、
 今日現在は まだ未定のままだ。 ..... でも、そう遠くないだろう。
 ロン・デニスと、大株主であるバーレーンの間で 意見の食い違いが有ると言われるが。)

89年の鈴鹿のシケインで、セナとプロストが 因縁の接触をした時、
私は ヘアピンで観戦していて、それを目撃することは事は無かったが、
当事者でない観衆は 本人同士の心の内などは 知る由もない。
[Prost explained 1989 Suzuka]   以来 私は それから10年以上、鈴鹿に通い詰めた。

あ~、頭がボーっとしてきた。 私の頭の中の走馬灯は、もうじき 火が消えようとしている。
とっくに 夜は明けてしまったが、もう眠ることにしよう。
それしかない ..... と想いつつ 浅い眠りを繰り返しながら、..... 午後3時を過ぎてしまった。
きょうはもう、仕事なんかどうでもいい。

では、また 今晩 .................. 。    [Tears in his eyes]

http://britishgreenyokohama.blogspot.jp/search/label/Eternal Senna


P.S.  ; セナは その後、94年に Williams F1に移籍、開幕3戦目の5月1日・San Marino GP
     (Imola)で、セーフティーカー後に再スタートしたセナは 首位を走行中、現地14時17分、
     300キロ超えで Tambrello コーナーに差しかかる直前、コントロールを失い、
     一瞬で220キロ位まで減速するも、ほぼ直進したまま コンクリートの壁に激突した。

     彼の乗る FW16 は大破し、意識不明のまま ヘリでボローニャの病院に搬送されたが、
     18:40Senna は 帰らぬ人となった。   [in memory of Senna]

2014年12月8日月曜日

London Motor Show 2016

 telegraph.co.uk
London Motor Show

2008年の開催以来、ながらく開催が中断されていた London Motor Show
2016年5月5~8日に、市内 Battersea Park で再び開催されることが決まり、
Prince Michael of Kent (ケント公、王子)により アナウンスされた。

英国のモーターショーは、かって バーミンガム等でも開催された経緯はあるが、
地理的にも ロンドンの開催が望ましいという事は、誰しも思っていた事である。
やはり、Paris や Geneva で毎年開催されるヨーロッパの大規模なモーターショーが存在
する限り、その同列の中で イギリスのモーターショーが無いのは片手落ちであろう。
                                                       
Prince Michael of Kent (right)

Hulmesupercars.com
                                                        
ケント公は その点についても言及し、"他のヨーロッパ諸国と同じレベルのモーターショー
となる事については 誇るべきことであり、多くのメジャーなメーカーの参加を期待している "
とコメントした。

2008年のロンドン・ショーには、私も運よく 顔を出している。 ....... そう、出しました !
その際は Tower Bridge の近くに滞在し、DLR(Docklands Light Railway) で Beckton 行き
に乗って、開催場所の Excel London に 2日間 "通勤 "した。  [Maps]

本当は、Tower Gateway 駅の方が近かったのだけど、当時 工事中で閉鎖されていたので、
やむなく 一つ隣の Shadwell 駅まで 15分くらい歩かざるをえませんでした。
(でも その道すがら  いいモノを発見してしまったが、それについては また別の機会に ! )

当時 会場のゲート前には、Suzuki"Kizashi "(兆し)のプロモーション旗が多数なびいていて、
会場内でも コンセプトとして展示されていた。 "オ~、" と思ったが、"兆し " はその後日本で
発売されるも、残念ながら いま一つの結果に終わっている。
英国で発売されたかどうかは未確認だ。

Suzuki は イギリスでも たまにだが 見かけることがある。 Alex Moulton の工房を訪ねた
時にも、中庭に とても小さなトラックが停まっていたが、それが スズキの軽トラだった。
但し、"Rascal "(わんぱく小僧の意)のエンブレムが貼ってあって、多分 Bedford 系列で
リリースされたものだと思うが、さすがにイギリスでも その小さな車体は、なるほどラスカル
だなと 妙に感心したものである。  (Rascal は、Vauxhall 系列の ベドフォード・ブランド、
又は、一部 GME としてルートンの工場で 86~93年まで OEM生産された。
日本名・キャリー、現 エブリィー。  但し、英国版のエンジンは 970cc)  余談でした !

(実は、ロンドン市内には あまり 居たことが無い。 もちろん、観光なんか したことがない。
 クルマの本屋に行く程度だ。 [about "Motor Books" and others]
 以前 Harrods の向かい側の路地裏に、HR Owen の ロータス・デーラーが有ったが、
 そこは Tesla のロンドン・ショールーム になった。今は それも別の場所に移動してしまった。 
 そういえば、路地裏じゃなくて、直ぐ近くの表通りに McLaren のショールームが その後オープン
 している。)

それでは 再来年、...... いざ London へ !!

2014年12月7日日曜日

Enjoy it on Sunday !



今年も間もなく終わろうとしている今日この頃ですが、皆様に於いてはいかがお過ごしで
しょうか !?   とは言っても、あと3週間は 必死で仕事に追い込みを掛けねばなりますまい。

そこで今日は 小休止の意味で、上司のいない間に オフィスや倉庫で、こんな事をしながら
楽しんじゃって、明日からの年末商戦に備えて鋭気を養い、気合を入れてみるのもいいかも
知れません。 でも、間違っても社長の耳に入らないように。
でないと貴殿の職場のイスは 年末を待たずに 無くなっていることでしょう !!
..... では、気をつけて !

at the Office .......... youtube.com/watch?v=i6pwFx13tO8
in Warehouse ........ youtube.com/watch?v=sKOaF7esBFY#t=245
real Ken Block .....  youtube.com/watch?v=LuDN2bCIyus
about Crazy Cart ... toysrus.com/buy/toys/razor-crazy-cart



2014年12月6日土曜日

Saturday Music / Best Music suit myself today




以下は 表題の通り、私の身勝手で選んだ曲ばかりだけれど、一度 聴いといて欲しいなと、
思うモノを選んだつもりではある。 但し 厳選ではないから、気楽にどうぞ。
取りあえず、ロックとジャズがほとんどだけど、聞いて欲しいのは いくらでも有るので、
...... とりあえずだ !

どれも 5~20分位の長さなので、週末のひと時に 時間を見計らって聴いてもらえれば。
年末を迎えるにあたって、気合を入れなくちゃ という意味も込めて、
それなりにコアなヤツを揃えてみました。  まあ、そんなに珍しいものではありませんが。
一応、並べた順番に聴いてもらうと いいんじゃないかなと思ってます。

最後の、マイルスの "Jack Johnson" は、Full Album を掲載した。
何故かというと、A面の曲 "Right Off" を聞いて欲しいワケだが、その1曲目だけのYouyube
が2~3個 出てくるのだけれど、どれも途中で終わってしまい、肝心の聞いて欲しい部分が
記録されてない。  "Right Off" は全編一曲で 26:53 あるのだけど、その中で、18分30秒を
過ぎたあたりから始まる John McLaughlin のギター・リフを聞いて欲しかったわけで、
やむなく フル・アルバムを掲載した。
もちろん、2曲目(LP だとB面)も 悪くはないので、時間がゆるす限り 聞いて頂ければ。

このアルバムが録音された Manhattan, New York の "CBS(Columbia) 30th Studio" は、
81年まで East 30th Street に存在し、当時としては最高の音響を備えたスタジオだった。
マイルスの "Kind of Blue"  の収録もここで行われている。 その他 "West Side Story"
(Leonard Bernstein)や "The Wall"(Pink Floyd)も ここで収録した。
[上記バーンスタイン/ CBS SONY・見開きジャケットの日本盤(B面 Dave Brubeck)は必聴 ! ]

多分、Jack Johnson のアルバム収録が行われた時期より もう少し後に、
私は新宿の厚生年金会館へ マイルスのライブを見に行っているが、当時は彼の絶頂期で、
今でも そのコンサートの様子は 目に焼き付いて離れない。
その際の マイルスの存在感は圧倒的で、まるで舞台の上を黒豹が歩き回っているような、
獣(けもの)的な威圧感を感じたものだ。 すごかった !!
黒光りしていた。 い、光ってはいないのだけれど、そう感じさせてしまうのがスゴイ !
その時 共演していた Sonny Sharrock のギターも、いいリズムを刻んでいた。

"Jack Johnson" は、映画にもなった伝説のボクサーで、映画制作当時、
マイルスが 音楽を担当し、当初 LP盤で発売されたものだ。 後にCD化も され、
DVD も存在するが、ほとんど入手は難しいと思われる。
[Style of Jack Johnson]

さて、すごいコンサートは たくさんあるが、今日は この辺で。
....... では いい週末を !!

[Dire Straits / Sultans of Swing 10:47]   [Tina Turner / Proud Mary 09:57]
[Joe Cocker / With a little help from my Friends 05:58]
[Gary Moore / Parisienne Walkways 11:18]
[Santana & Gato Barbieri / "Europa"/ 08:03]   [Gato Barbieri / Fenix 09:14]
[Black Woman / Sonny Sharrock]   [John Coltrane / My Favorite Things 17:36]
[Phil Woods & European Rhythm Machine 14:03]
[Miles Davis / Jack Johnson  Full Album 52:27]

2014年12月5日金曜日

Koenigsegg Agera R




ここ2~3日 忙しかったので、ブログを仕上げてアップするのが つい遅くなってしまう。
だから 今日はこのビデオでも観てもらって、簡単に済ますことにしよう。
https://www.youtube.com/watch?v=2yMViBuKB-s    (04:22)
https://www.youtube.com/watch?v=qp_qxKWMsVw (30:23)

スエーデンの このクルマ 、好きです !  でも 軽く一億円は超えるので、自分では買えません。
でも、輸入して 登録納車するのはウチの本業ですから、どうぞ ご注文下さい。
このクルマに限らず、購入後のメンテ等についても 対処します。
(あ、もう日が変わって 金曜日の明け方になってしまった。)

実は、ブログ・ネタも その日の最終が上がってくるのは、時差の関係もあって こんな時間、
明け方の4時、5時になってしまう。 また アメリカのサイトの場合は、翌朝の10時過ぎ
だったりする。 ネタのほとんどは イギリスかアメリカなので、どうしてもそんなことになる。
そんなワケだから 寝込んでしまって次の日の晩にアップしたりするので、ご容赦 !!

だから晩メシを食ってから一度寝てしまい、夜中に起きたりしている。
それに普段の仕事が絡んでくるものだから、場合によっては 3回に分けて寝たりすることに。
まあ、プロのブロガーでもないので、そこまでしなくてもとは思うが、
つい、最新のニュースを、なんて考えてしまうので、こんなことになってしまう。
それに 時々 難解な文章に出くわしたりすると、一応 クルマ屋としてはプロだから、
間違った事は書けないし、他のサイトも視て確認しながら  翻訳にエライ時間がかかったり
するので、なおさらだ。  英語なんか習ったこと無いし。
...... そしてまた、眠くなる。  あ~ ........... !

ちなみに、エジソンは 一日数回に分けて眠っていたのは有名な話で、世間ではこれを分眠、
短眠、もしくは ショート・スリーパーと言うらしい。 でも、こんなんで長生きできるのか !?
(エジソンは84歳でした。 私の目標は、あと50年だ。 これからも 世の中 面白そうだし。
 自分的には、日本以外にイギリスとアメリカに集中しようと考えている。 それ以外はムリだ。
 50年では短すぎる !  やりたい事、いっぱいあるし。 具体的には、ロンドン、ニューヨーク、
 サンフランシスコ、横浜、京都、北海道、沖縄を足場とします。 ..... いャ 、したい !!
 心は豊か 、カネは常に貧乏。  さあ、..... どうする !? )

でも おかげさまで、このブログも これまでに50万回もヒットして、最近はアメリカから
毎日200回位のアクセスがあったりします。 多分 現地の日本人の方だとは思うけれど、
このところ ウクライナで 5~60回も見てたりするので、本当かよ、... って思うが、
...... なんなんでしょうか、コレ !

そんなワケで、日々のタイトルは必ず英語で書くようにしているし、文中にも できるだけ英字を
入れるようにしています。  タイトルは ネタの文中から引用したり、自分でも考える。
また 私は音楽好きなので、たまの土曜日に ジャズやロックの記事を挿入したりします。
今月は クリスマス・ソングです !  でも その前に、当ブログ・ベストテンをやりましょう。
もちろん、私の独断と偏見で !! (明日は土曜日か~、間に合わないナ。 ネタ捜し大変だし。)

それと、本業はクルマ屋なので、問い合わせだけでもかまいませんので、どうぞ遠慮なく
ご連絡下さい。 メールを頂くと 有難いです。  britishgreenyokohama@gmail.com

そして、これからも このブログを ご愛読のほど、どうぞよろしくお願い致します。
尚、書いてから2~3日中の文は、何度も読み直して校正したり、必要に応じて記事を追加
したりしているし、文章の語尾を直したりするるので、かなり読み易くなっていると思います。
又、取りあえずアップしておいて、その日のうちに文章を追加したりします。
行間を変更したり、読みやすい様に、文字間に 半角のスキマ を入れたりも してます。
さらに、リンクを貼ったり。 (オレンジ文字。 グリーンは動画。 ブルーは強調のみ。)

さて、では、....... 寝ます !

2014年12月3日水曜日

Next Gen NSX sold out in UK



来年1月の Detroit Auto Show で、発売前の最終型が登場する Acura(Honda)NSX だが、
£5,000- のデポジットで予約受付していた英国で、当初予定していた初年度の割当て
台数の100台に達し、完売してしまった為、イギリス国内デーラーのオーダー・ブックを
締め切っている。   [about First Concept on Detroit  2012]
[Shake Down / Aug. 2013]   [Nurburgring / July 2014]

次世代NSX は、ホンダの米・オハイオ工場Marysville)に隣接する敷地に 7000万ドルを
投入して建設中の新工場に於いて、来年の中頃(もしくは秋頃)から生産が開始される。
初代のNSX の生産は、栃木県芳賀町の Honda R&D に隣接する専用の工場で行って
いたが、今後は オハイオでの生産に限られる。 来年度は まず北米を皮切りに販売を始め、
イギリスと日本は2016年初頭(?)から販売(納車)開始の予定らしい。
但し 日本は もう少し早いかもしれない。

ちなみに筆者は、97年頃 (特別な用事が有って ! )ホンダの栃木研究所を訪れ、
その際に短時間ではあったが、テストコースで NSX Type R の試乗をさせて頂いている。
小雨まじりだったが、その安定した走行性には 素晴らしい印象を受けた。
当時 NSX は英国で、フェラーリと同等のステータスだと聞いていたが、これで納得できた。

今でこそ 量産車でもアルミ・ボディーは珍しいものではないが、初代NSX もボディーはアルミ
で出来上がっており、制作過程で 裸のシャシーを観ていると、電蝕技術等にも 細かい配慮
をしていたのには感心したものだ。 ホンダは当時から アルミ・ストラクチャーに対する造詣は
深く、ロータスの アルミ構造物の汎用技術にも 関心を寄せていたと想われる。

これも私自身の体験だが、激しい雨の中 100Km を超すスピードで、転倒こそ しなかったが
スポーツ・エリーゼで2回転のスピンを期し、ガードレールに張り付いて クルマは大破した。
ちょうど 昨日のブログに書いた様に、インテルラゴスで ウェバーの乗っていたポルシェと
ほぼ同様な壊れ方をしてしまった。

左後輪は ちぎれ飛んで、20メートルも先に着地し、カーボンのリア・カウルも吹き飛んだが、
例のアルミ・バスタブ状のシャシーは すこぶる強固で、その状態にも拘わらずコクピット廻りの
変形は無く、ドアは何事も無かったように普通に開閉が出来た。 此れには感心してしまった。
幸い 額を少し切っただけで、着ていたシャツこそ血だらけになったが 大事には至らず、
自力で脱出して歩くことが可能だった。
(雨中、高速でシフト・アップしながら、僅かにハンドルを左に切ったのが原因だった。)

さて ホンダは 初代NSX の販売を始めて以来、これまでに全世界で1万8千台をリリース、
英国では そのうちの290台を販売している。
来年度はいよいよ 新たな McLaren-Honda も始動、今季からハイブリッド化されている F1
その技術をアピールしていく。 既に先月から その走行テストも始まったところだ。

ホンダは F1 をフラグシップとして、来季から 既に発表した S 660 の販売を開始、
次に この新生NSX 、そして まだ詳細は発表されていない S 1000S 2000 を含めて、
国内他社には無いスポーツ・シリーズのライン・アップで、そのレーシング・スピリットによって
培ってきた伝統の魂を 量産車にも反映させていく。

今回の 新型NSX は そのトップ・エンドとして君臨し、日本を代表するスポーツカーとして、
量産型スポーツ・モデルとしては世界初ともいえる 最新のハイブリッド技術を満載して
登場する。  ....... 期待していい !!
(あ、 内容はだいぶ違うが やや類似するものとして、BMW i8 がある。)

[NSX Concept Movie / Detroit Jan. 2013]

2014年12月2日火曜日

Heavy Crash ... Webber is OK, satisfactory condition !!

 autosport.com

先週末の30日(日)、Brazil / Sao Paulo で行われた FIA WEC 最終戦、残り30分の時点で
6位を走っていた Mark Webber#20 Porsche 919 Hybrid が、
最終コーナーにさしかかった際に #90 Ferrari / Matteo Cressoni に絡んで コース外側の
外壁に接触、Webber のクルマは コース上を横切って 内側のガードレールにぶつかった後、
コースの内側で後ろ向きに止まったが、漏れたオイルに引火して 車体後部が炎上した。
[Webber, injured in crash & safety car]

ウェバーのクルマは 上記写真で見られる様に 後部が大破したものの、 コクピット廻りには
大きな変形は認められず、ウェバーはストレッチャーに乗せられてメディカルセンターに
運ばれたが 大過なかった。 一方 Cressoni は自力脱出、 二人はメディカル・チェックを受け、
ウェバーは念のため地区の病院に搬送され、精密検査で様子を視ながら 病院に一泊する
ことになった。 [Mark Webber is on Facebook]   [Jenson Button tweeted]
昨年 F1から転向してきた Webber は今年38歳になり、この10月には Button を WEC に
誘(いざな)っていたものだ。  [Jenson,  How is your next season !? ]

そして、レースは セフティー・カーの先導のままチェッカーを受け、#14 Porsche 919 Hybrid
(Romain Dumas / Neel Jani / Marc Lieb)が優勝した。 [www.autosport.com]
2位には #8 Toyota TS40 Hybrid(Anhtony Davidson / Sebastien Buemi)、3位は  #1
Audi R18 e-Tron Quattro (Lucas di Grassi / Loic Duval / Tom Kristensen)が入った。
Kristensen は、今期で現役引退が決まっている。

Toyota は、#7の TS40 Hybrid も 4位に入り、今年の全8レース中 5勝し、全レースを通じて
表彰台を確保、WEC 始って以来初めて、日本のメーカーがマニファクチャーズ・チャンピオン
を獲得する事となった。 5位#2 Audi、6位#47 Oreca 03R Nissan(LMP2)が入った。

尚、イギリス勢は、LMGTE / Pro Class の Aston Martin Vantage V8 が 7位と11位、
LMGTE / AM Class で13位、14位に入り、安定した走行と順位を確保している。

今回のブラジルは 大きなクラッシュが相次ぎ、かなり荒れたレースで推移した。
[Video ; Toyota & Lotus]  [#26 Ligier TS P2 / Nissan]    [Results and Chrono]