McLaren-Honda のFernando Alonso は、バルセロナのカタルニア・サーキットで行われていた
F1合同テストの最終日(22日・日曜日)、午前中のセッションが終わろうとする寸前の12:35頃、
同サーキットの第3コーナー出口付近で クラッシュを期し、4コーナー手前のウォールに沿って
停止した。 150Km/h 近くのスピードででクラッシュしたと思われる。
アロンソは当初、サーキットのメディカル・センターに救急車で運ばれ、ドクターにより処置を
受けたが、会話もできる状態の様だという。 しかし念のための検査を受けるべく、
メディカル・ヘリで病院に搬送された。 https://twitter.com/McLarenF1
Vettel は アロンソのクラッシュの際に すぐ右後ろを走行していたが、 "スピードはそんなに
出ていない、多分150Km/h位だったろう。 直後、彼は右にターンしながら突っ込んでしまったが
その動きは、ちょっと奇妙に感じた。" と言っている。
いまのところ ドライバーのミスなのか、マシンの不調によるものなのかの 正式な発表は無い。
しかし この付近は 通常240Km/h ほどで走行しているはずだといわれ、この時点で既に
アロンソ自身、またはマシンに異常があったのではないかとの憶測もある。
午後には Button が乗る予定だったが、マクラーレンは これにより 午後のセッションを中止
している。 クルマは、フロント・ウイングが離脱したが、それ以外の大きな損傷は無い模様。
右フロント・タイアを強打しているが、四輪とも クルマに留まっており、
ボディー右側面の損傷は無い。
また、初日と二日目に 問題となっていた不具合のパーツも、新たにリ・デザインした新しい
モノに交換はしたものの、やはり同じ個所に問題をかかえたまま 今日の走行を行っていた。
これにより マクラーレン・ホンダは、来月のオーストラリアで行われる シーズン初戦までに、
完調を目指すとしていた事に懸念が持たれることになるが、この月末には 同じサーキットで
もう一度 最終のテスト・デーが予定されていることもあり、マクラーレンとホンダは、
最後の望みに期待をかけることになる。 同じく アロンソの回復も強く望みたいところだ。
PS ; 病院に搬送されたアロンソは、その後CT や MRI の検査を受け、予防措置として
一晩病院に泊まることになった。(その後も、退院の予定は ハッキリしないままだ。)
26日(木)から始まる 最後のテスト・デーで走ることも 危ういかもしれない。
www.mclaren.com/formula1/car/report-barcelona-test-day-four/ Sun 22, Feb
www.mclaren.com/formula1/further-update-regarding-alonso/ Mon 23, Feb