2015年2月4日水曜日

The New Kids at Le Mans

www.automania.hr
TAG Heuer, Motul i Michelin predstavljeni su kao Nissanovi partneri u programu LM P1

今週初め NISSAN は、米スーパーボールのコマーシャルタイムの中で、
Le Mans 24H の参戦車輛である "NISSAN GT-R LM NISMO" を公表した。
www.youtube.com/watch?v=Bd1qCi5nSKw

既に 昨年5月に、下記写真の状態のままのビデオを公開、11月には走行テストを開始、
徐々にその内容を明らかにしてきた。
www.youtube.com/watch?v=r05BhTXoqL0


3リッター・V6 Twin Turbo を積むこのクルマは、極めて特異な構成で成り立つ。
駆動はエンジン縦置きの前輪駆動、エネルギー回生システム(Kinetic Energy Recovery
System)を併設する。 車重は規定最小値に近い880Kg、1200馬力を超えるというパワーを
5速シーケンシャルで駆動する。 消化システムにまで 軽量化がなされている様だ。

NISSAN は、このクルマで Le Mans 24h に参戦、特異な技術を持つクルマの特別枠ではなく、
Audi や Toyota、Porsche 等が凌ぎを削る LMP1クラスで参戦、
その中で 他とは違うアプローチで、勝利を目指す。


日産は、WEC全線に参戦するかどうかは明言してないが、おそらく それを目指すだろう。
このためかどうか、ヨーロッパに加えて 米インディアナポリスにも拠点を置く。
また レースを通じての技術開発の価値を高く評価し、その持続性を強調している。

これらにより、レース以外でも NISMOブランドの強化と、同ブランドを冠したロードカーの
販売の増加を目指すことになる。

日産は、今年から新設される ELMS(ヨーロピアン・ルマン・シリーズ)と AsLMS
(アジアン・ルマン・シリーズ)に於ける "LMP3" にもエンジンを供給していく。