4-Eleven

　　　　　　photo / Top Gear

まだ 結果も出ていないのに、このところ Lotus は アグレッシヴに見える。

まだ ３-Eleven の発売も開始されていないのに、もう "４-Eleven" の話が囁かれる。

まだ 登場していない Evora 400 には、ロードスター・モデルも用意すると言っている。

脱着できる Twin（carbon fiber）Roof Panels はその各々が 僅か３Kg らしい。
（合計 ６Kg ? 　タルガか）。　ロータスは既に、ロードスターの生産の準備に取り掛かってるらしい。
シャシーは アルミ・バスタブ状なので、現行のルーフを取り払っても 強度には殆んど影響しないので、
思いのほか早く その生産を開始することが出来る様だ。 特に 北米市場での拡販を狙っている。

昨年の着任以来、Lotus の Gales 社長は 諸々の改革を試みる。

いまのところ、ロータス本来の lightweight ではなく、当面 Power UP でそれに対処するつもりだ。

もちろん、この方がコストはかからない。　ある意味、今のロータスには真っ当な方法かも知れない。

更に SUV や ４ Door Sedan も 予定しているし、"４-Eleven" は２年以内にやる と言っている。
また 既に発表している様に、次期 Elise や Exige についても軽量化を図り、
より速くコントローラブルなモデルとして企画して、これらについても 準備にぬかりはないという。

しかし、3-Eleven を超える "４-Eleven" とは何ぞや !?
トラック専用で、ワークスでは LMP2 当たりを目指すのか。
それよりも、New-Esprit を早く登場させてくれないか。　 やるべきことは いっぱいある !

this is 3-Eleven yet,  ........ 。
www.autoguide.com/lotus-evora-400-roadster-4-eleven-in-the-works.html

Gales は コストをかけないし、且つ 口には出さないけれど 結果的にクルマの販売価格は上昇し、
これによって年間のトータル売り上げも上向いて、上手くすれば 顧客層のグレード・アップも目論む
ことが出来るだろう。

それは 会社の利益にとってはいいことかも知れないが、我々が求める本来のロータスとは
かけ離れていく様な気がする。　つまり、安価なライトウェイトの事だ。
さて、これからのロータスは どんな会社になっていくのか !?

Gales は、前任の Bahar とは別な意味で "策士" だから、最終的には ライトウェイトのことも視野に
入れるだろうが、まずは 会社の立て直しが先決だ。　そして それは正しい選択でもあるのだが。

そして 今年は更に２０店舗の新規デーラーを設置する予定で、来年４月までの今季売り上げの
財務状況としては、ロータスとして かって無いほどの売り上げ目標を達成出来る見通しだと言う。

さあ、Gales の思惑は どこまで正しく作動していくのか。　見ものだ !