2015年7月29日水曜日

Evora Roadster is coming soon, but next January


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Lotus は、Evora 400 / Roadster Version の販売を 早期に開始すべく 準備をしている。
アメリカ国内でのセールスの半分以上は、ロードスターになるだろうと言われる。
US デビュー は、来年の1月(January)を予定し、このロードスターを含めたエヴォラの販売は、
(アメリカだけで)年間600台前後が予想される。 これは エヴォラ全体の約半分をアメリカで
販売するという事か。 特にロードスターは、米国市場が有望だろう。
来年3月までには エヴォラの英国での生産は、1週間で32台が可能になるという。

エヴォラは 元より、接着剤を使って組み上げたアルミ・バスタブ状のシャシー で構成され、
そのストラクチャーは非常に強固なものなので、ほぼ そのまま屋根を取り払っても
Supercharged・400bhp のパワーを受け止めるのは、さほど問題ないとされる。

ロードスターのルーフは、(縦型に)2分割される構造で、その各々の重量は3Kg しかなく、
脱着されるルーフは フロント・シートの背後に収納できる。
尚 今回は、特に T バールーフだという説明は無いし、ルーフの詳細な構造はまだ不明だが、
何らかのカタチで 2分割される様だ。 その方が 収納は楽だろうから。
PS ; [Video] here

Lotus のボス・Jean-Marc Gales によれば、Elise、Exige についても 間もなく次期モデルの生産が
開始され、それらも (馬力アップで)速くなり、軽量化も施されるらしい。

ロータスは、Gales が来る以前、一昨年は全車種で年間1200台しか生産されてなかったのが、
昨年の Gales の就任以降、2014年には2000台、今年は3000台が予定されている。
それらは 主にデーラー数の増加によるところが大きく、今年は既に 50 Dealer、年内は更に
あと20デーラーの追加を目論む。

これらは、今迄のロータスとは 明らかに "異質" な状況で、既に その車輛は ライトウェイトとは
言い難く、価格も大幅に上昇している。 そこへもって、デーラー数が増えれば 必然的に
売上高も上がるだろう。 恐らく そのデーラーでさえ、従来のロータス・デーラーとは "異質" な
連中だろう。 もちろん、客層も変わってくるハズだ。

そして今後のキモは、ロータス自身が これらのデーラーと顧客に対して、満足できる内容の
クルマを提供し続けることが出来るかどうかだ。 Gales も 当然そこまで考えているハズである。
だから SUV や 4ドア・セダンまで売ろうとしているのだ。
....... 策士(Intriguer, Tactician)だねェ~ !!

Gales によれば、今季、来年4月までの ロータスの財政状況は大幅に改善され、
同社60年の歴史の中で、過去最高の収益になるだろうと言っている。

よかった、よかった ........ 。  さあ、次は 早いとこ Esprit を造ってくれ !!

 Evora 400 debut in Geneva this March( ↓ Click to enlarge)
British Green Yokohama in Geneva
- Jean-Marc Gales -