2011年12月31日土曜日

Eva GT


2010 Morgan EvaGT. Image by Morgan.

Morgan は、既に予約受付をしている"Eva GT" について、
その生産開始が約2年 ずれ込む予定である旨、公表した。

従来の"Aero SuperSport" をベースとした 近未来のクラッシックな
+2 ・スポーツクーペは、その容姿とは裏腹に、
最新のテクノロジーと生産技術を駆使し、こんな少ロットのクルマを
手作りするメーカーとしては、稀に見る取り組みを行っている。

今回も その遅延の理由は、シャシー廻りに使う予定のマグネシューム・
アロイ合金の処理技術の確立に時間が掛かっている為だ。
彼等は 決して GM やトヨタではない。 日本だったら 町工場に毛の生えた
程度のファシリティーで、これだけのクルマを 造り上げているのである。
でも、GM でも トヨタでも出来ない、もしくは やらないクルマを 世の中に
送りだしている。 そして、我々は それを享受しているのが実際のところだ。

これは、殆んどイギリスに特化された状況で、アメリカや一部のヨーロッパで
僅かに見受けられるが、日本では絶対に出来ない事を 彼等はやっている。

クルマ造りは 単に技術だけの問題ではなく、永年に渉るスキルの積み重ね
と、意気込み、歴史的な感受性とセンスが必要で、特に こういうクルマに
関しては それが絶対条件であろう。
ロータスは、この辺から脱却しようとして 苦慮している。マクラーレンとも違う。
フェラーリでもポルシェでもない、ロータスはロータスであるべきだろう。

クルマ趣味を自負する諸氏は これ等の状況を鑑み、鷹揚な心を持って
自分の中に取り込まなければならぬ。 でないと 期待はずれと勘違いして
しまう事になる。 自分だけの悦楽にはまり込むには 必須の心構えだ。

British Green Yokohama は、他では なかなか味わえないクルマを発掘し、
それを手元にお届けするするのが 自分達の役目だと考えている。
これからも、このブログを中心に 興味深いアイテムを紹介していくので、
それらを是非、自分の車庫に収めて 良い時間を過ごしていただきたい。
また 併せて当ブログを 引き続きご愛読頂ければ 幸いである。
それでは、今後とも どうぞ宜しくお願い申し上げます。

さあ、明日から "Happy New Year  !! "
britishgreenyokohama@gmail.com


for Reference  one more Morgan

Saturday Music / 男と女


男と女 特別版 [DVD]

"Un Homme Et Une Femme"邦題 "男と女" ) は、
主題曲の 軽い気だるさの中での、女の微妙な心理描写が手堅く、
忘れ得ぬシーンとして記憶に残る。

そして 何よりも、私にとって 目に焼き付いているのは、
テスト・トラックで Ford France カラーのGT40 Mustang が絡んで
併走するシーンがあり、そのBGM と共に 頭から離れない。
下記 Youtube の 23:05 辺りから 約8分間、GT40 のシーンが登場する。
http://www.dailymotion.com/video/x24vcce_un-homme-et-une-femme-1966-1-2_lifestyle

もちろん、映画全体の出来映えも 秀逸で、66年のカンヌ映画祭の
グランプリを獲得している。  オススメ !!

2011年12月30日金曜日

Morgan 4/4

[TopSpeed]
morgan 4 4 75th anniversary edition picture

Morgan は、1936年からスタートした 4/4 の販売が75周年を
迎えるにあたり、"75th Aniniversary Edishon" を発売する。

伝統を受け継いだ、とてもオーソドックスなスタイルと馬力で、
2リッター・Ford Duratec / 145馬力を積む。

クローム・ミラーと15インチで黒のスポーク・ホィール、
ウッド仕上げのダッシュボードとモト・リタのステアリングを装備する。

ボディー・カラーは、Black Sport、Sport RedOld Espanol White で、
各々に、フードから伸びてラジエーター・グリルを囲むように
マット・ブラックのストライブが着く。  [source, topspeed]

永年にわたり 働きつめて リタイアし、ボチボチのんびり過ごそうか
という世代には ピッタリのクルマだろう。
もちろん、若い人が乗っても "粋" なもんです !!


検付 諸費用別 580万円(全国一律 当店価格)
britishgreenyokohama@gmail.com

i1 Supercar Series

[pic. demotix]


来季から またひとつ興味深い レース・シリーズが アジアで 始まることになる。
既に この8月5日のDemotix のニュースで 公表されていたが、普段は あまり
接することのないメディア・ソースで、気が付かなかった。

2012年1月22日に、マレーシアのセパン・サーキットで始まるレースを
皮切りに、インドの"Machdar Motorsports" がオーガナイズする 新規の
"i1 Supercar Series" で、事実上 Radical SR3 のワンメーク・レースだ。

レースは 各チーム2名のドライバーで構成され、一人は 元F1ドライバーで、
もう一人は 若手インド人ドライバーと組み合わせる。
ジャック・ビルヌーブやフィジケラ、アレジ、ミカ・サロ、山本左近らの名前が
連なる。

3月10日のアブ・ダビでのレースまで、バーレーン、カタール、インドの
各F1サーキットでの5戦が 決まっているが、全部で10戦 になる予定だ。
勝者には、2万ドルの賞金も用意されるらしい。

来年のインディーカー・シリーズに組み込まれた 中国・青島でのレースなど、
今回のような アジア・インドでのモータースポーツも 活気を帯びてきた様である。

尚、"Radical SR3 SL" はロード・カー( !) だ。 あなたもドライブ。
お問い合わせを !!
britishgreenyokohama@gmail.com

SR3 VIDEO   Radical Home





[source;  zigwheels India]

2011年12月29日木曜日

Lotus / Proton























この年末年始は、ロータスは 難しいコーナリングを強いられることに
なるかもしれない。 重くなってしまったロータスは どうやってコーナーを
攻めていけばよいのか !?
もちろん、クルマではなく 会社自体の舵取りについてである事は
言うまでもない。

マレーシアのプロトンは、96年にロータス社を 取得して以来、
いまだ その投資に対しての見返りは 殆んど無いまま 過ごしてきた。
しかも、今後更に投資が必要になるのは、明らかな状況である。
この10月には 新たな決意を 表明したばかりだが、
今、プロトンは真剣に悩んでいるに違いない。
まだ、売却の意思表示はしていないものの、マレーシア政府の監督下にある
プロトンとしても、新たな投資家が現れた場合は、決断の時かも知れぬ。
また その時は Bahar としても 何らかの腹づもりをしなければならないだろう。

今季 ロータスの総販売台数は 1985台で、昨年のパリ以来、Bahar
考える Five Year Plan を遂行しつつ、目標とする利益を生む為には、
近い将来 年間8000台の販売を維持していかなければならない。
いずれにせよ、今後 目標通りに推移したとしても、2014年までは
黒字回復することは 望めそうもない。

そんな中、F1 を中心に投資してきた ルクセンブルグのGenii Capital 
中国で MG Rover のブランドを保持する上海汽車工業総公司らが、
ロータスの買収に取り組むのではという、まことしやかな噂も飛び交ったが、
現時点では その両者とも これを否定している。
また、マレーシアのアナリストは、プロトンがロータスと取り組む "相乗効果"は
無いとまで 言っている。    [reference data; Bloomberg]

ロータスの創業者、チャプマンが目指した"Light Weight" の思想は、
永年に渉って 世界のスポーツカー・シーンで受け入れられ、
そのフレーム・ワークと足廻りの設計技術は、"Handring by Lotus" として
確固たる地位を築いてきたものである。

しかし Bahar の計画は、チャプマンの意志は尊重すると言いつつも、
当面それはさて置いて、"新時代の" ロータスへと 脱皮してゆかねばならぬ。
自社開発のV8を積む 次期エスプリ の登場は、まだ2年先になる。
正に、Bahar にとって 難しいコーナリングを強いられることになろう。
彼は あと4年間の続投を 公表したばかりだし、プロトンからの投資の継続を
強く 希望している。
これからのロータスは 彼の双肩に懸かっている、と言っても過言ではない。

状況は 微妙だが、ロータスみたいに面白いクルマは、
我々にとって 手の届く範囲で 世界中を捜しても、錚々 有るものではない。
(当ブログには、面白いクルマがたくさん 載ってますけど !! )

東北も大変だけど ロータスも大変だから、世界中のロータス・ファンは
今こそ一致団結して、色んな意味で ロータスを支えるべきだ。
Exige がダルい, って言ったヤツは 誰だ !?
Exige S もあるし、最速のEVORA だって有るのだから。
そうだ、ロータスに乗って 京都に行こう (!?)
...... 失礼、筆者は 横浜の次に 京都が好きなもので。)
britishgreenyokohama@gmail.com

Lotus / Proton  Goodwood 2012

Next Abarth


2011 Abarth Scorp-Ion Concept by IED wallpaper image

アルファ・ロメオ 同様、フィアット・グループの"Abarth" は、
アルファの"4C" とは別に、独自に開発するFF(?) のスポーツカー
を、アバルト・ブランドで 発売したい意向だ。

関連のニュースは、既に昨年後半から囁かれていたものだが、
引き続き、折に触れてメディアの報道が絶えない。

そのデザインは、60年代後半に登場している"Abarth Scorpione"
モチーフにしているというが、本年2月に提案された,ミラノの"IED Design"
の学生達が、ピニンファリーナやマセラッティのデザイナーの助言を
受けながら制作した "Scorp-Ion Concept" も有力候補みたいだ。
ジュネーブ・ショーにも 1/4 のスケール・モデルが 展示されていた。

しかし、現段階で これらのクルマについての より詳しい情報は、
エンジンが2リッター前後の200~250馬力だろうという程度で、
その最終的な デザインやスペックについての詳細は、まだ判っていない。
一部では、EV の可能性もある。

だから、いま暫らくの時間が必要なのであろうが、大変興味深い
"ネタ" であるには 違いないから、 もう少し待つことにしようか。

アバルト

abarth scorp-ion concept by ied picture

[Source TopSpeed]

2011年12月28日水曜日

Exige R-GT / Rally

[pic. autoguide]
lotus_r_gt_5.jpg

ロータスは、"Exige S R-GT" のシェイク・ダウンを 先週の金曜日に
伊・トリノで行っている。 スタッフも いい感触を得たようだ。

このクルマは 2012年 FIA World Rally Championship のカテゴリーに
則 り、3.5リッター・V6 / 300馬力 のスーパーチャージ・エンジンを積む。
まずは モンテ・カルロ、ツール・ド・コルス、サンレモの各イベントを目指す。

ロータスは 来年以降、インディーでも ラリーでも 多忙で、
次期エスプリの開発も含めた "Five Year Plan" も有って、大忙しだ。

Exige R-GT

The Ring


Nurburgring news report

世界の名だたる メーカーが 馳せ参じる ドイツのニュルブルグリング
のテスト・トラック。
しかし、その維持存続や管理に関しては、なかなか 難しいものが
有るみたいだ。

地元と世界の 摺り合わせや関わりは、各々の思惑に隔たりも在る
ようで、少なからず難問を抱えている。

但、これに代わる施設は そう簡単には 有り得ないのだが、
その辺の事情について ドイツのテレビ局が リポートしている。
さて、どうしたものか。

IndyCar 2012


2012 dallara indycar chassic concepts


2012年の "IZOD IndyCar Series" の年間スケジュールが発表されている。

アジアでの開催は、本年度で ツインリング もてぎ でのレースが終了し、
来季は新たに、中国山東省の青島のストリート・コースが追加された。

また、2006年以来、ホンダ・エンジンのワンメイク だったものが、
シボレー(イルモア)と ロータスの参加が決まり、3社体制となる。
サイズは、3.5リッター・NA / V8 から、2.2リッター・V6 ツインターボに
変更された。

シャシーは、引き続き Dallara のものが使われるが、前後のウイング類や
エンジン・カバーはチームで用意した独自のものが使える事になり、
ロータスもエアロ・キットを開発している。



Schedule 2012

2011年12月27日火曜日

Lotus / Indy

[autoguide]
lotus_r_gt_1.jpg

先週、Lotus は イタリア Palma に在る Dallara の本社で、
グループ・ロータスのモータースポーツ部門のディレクター、Claudio Berro
達の監修のもと、新規に開発したインディー・カー用のロータス・エンジン
組み込みを終え、来月 アメリカでスタートする フル・テストに向けて送り出した。

来季は まず、"Bryan Herta Autosport"、 "HVM Racing"、
"Dreyer and Reinbold Racing" の3チームに供給される。

Goodwood




来年 6月28日から7月1日にかけて West SussexGoodwood House
を根城に 開催される 来年度の "Goodwood Festival of Speed" は、
Lotus がフィーチャーされ、主役となる。

ロータスは、2013年に予定する 次期エスプリの発売開始を始め、
ロード・カー及び様々な レーシング・シーンに於いて、活発な動きを
展開しつつある。

1952年にコーリン・チャプマンがロータスを創設して以来 60年、
F1の世界だけでも 6回のドライバーズ、7回のコンストラクターズ・
チャンピオンシップを勝ち取り、Mark に始まり、セブン、エリート、
エラン、エスプリ等の歴史に残るロード・カーやレーシング・カーを
輩出してきた。

また、それらのクルマのコンセプトを引き継ぐ EliseExige を 今、
我々は享受している。 "Light Weight" を主眼とする その動きは、
もはや 欠かせないものとなった。
それなくして、ロータスの存在意義は語れない。

そんな ロータスの全てを垣間見ることが出来るのが、
来年の Goodwood である。
さあ、今から 準備万端、6月末のイギリスに行く準備を始めよう !!




Classic Team Lotus

2011年12月26日月曜日

Mini / WRC

[autocar]
Sport:

BMW・Mini は、来季も WRCラリーに フル参戦する予定だが、
チームのDani Sordo は全戦に出場するものの、イギリス人(北アイルランド)
ドライバーの Kris Meeke はチームのテスト・ドライバーとしては留まるが、
当面、来月のモンテカルロ・ラリーには出場できない事になった。

理由は 主に チームの予算面で、ミークを 走らせることが出来ない為の様だ。
ミニのラリー選手権のオーガナイズをしている プロドライブは、この件について
コメントを避けているが、2台目のチーム・カーは 地元ドライバーが乗り、
3台目が用意できる場合に限り、ミークが乗れる事になるようだが、
現状ではまだ 目途が立っていないという。

但し、BMW・ミニとミークの契約は2013年末まであるが、今後の処遇は
微妙なところである。

尚、"Mini JCW World Rally Car" は、"Autosport Rally Car of the Year"
に耀いている。

2011年12月25日日曜日

London Bus 21st Century



約2年前に、ロンドン市長 Boris Johnson の肝いりで 計画された
新しいロンドン・バスが この16日に、改めて披露されている。

新型バスは、Heatherwick StudioWrightbus
コラボで実現した。 3カ所のドアと2階に通じる 2つの階段を持つ。
1階部分に22席、2階部分に40席、立ち乗りで25~27人の
約90人乗り。
4460cc の4気筒ターボ・ジーゼルと、最新のハイブリッド・システムにより、
今迄のバスより CO2 とNOx は約40%以上もカットされた。

まずは、来年2月末から、ビクトリア・ステーションとハックニーの
間を走る ルート38でスタートし、ロンドン・オリンピック に向けて、
順次配備される予定だ。

日曜日は Mini




Mini Coupe が順調みたいだ。

ミニのコマーシャル・ビデオは、多数 紹介されているが、
Mini USA のおススメが、このビデオである。

いまや 日本の路上では、イギリス本国より たくさんのミニが
見受けられている様に思う。
日本人のミニ好きは、これからも変わらない !?


more VIDEO 1  2  3    

2011年12月24日土曜日

Ford / Eco

[autoguide]


Ford は、GM に比べてやや出遅れた感があるEV やエコに関して、
今日は サンタも動員して、"ウチも しっかりエコに取り組んでいる"
ということを アピールしている。

その主たる取り組みとは、Ford が開発した"EcoBoost Engine" による。
今後 このエンジンを搭載するクルマを 積極的に増やしていくことで、
年間、相当数のCo2 をはじめとするエミッションの低下に貢献する
という。

いまのところ、シボレーの "Volt"Nissan Leaf ばかりが目立ってるが、
Ford も頑張っているということか。

さあ、今宵も 楽しいクリスマス・イブ を !!
私は、 ....... 風邪で寝込んでいるので、今日のブログは これでおしまい !

Ford Ecoboost logo (on Ford Flex)

Saturday Jazz / Charlie Haden


Now Is The Hour      /Vrv

珠玉のベーシスト、Charlie Haden。

テナーの Ernie Watts とストリングスを携えて 演奏したのが
下の曲で、95年 "Now is the Hour" に収録。
下記のビデオは、アルバムと同じメンバーで2000年に撮った
ライブであろう。

Here's looking at You  There in a Dream  Palo Alto

またHaden が、ギターのPat Metheny とのデュオで創ったアルバム、
"Beyond the Missouri Sky" は、スイング・ジャーナル誌の別冊で、
私が 一頁のライナー・ノーツを寄稿しているので、機会があったら
紹介したい。 取りあえず、一曲だけ 聴いて下さい。
尚、このアルバムは グラミーを受賞している。

Our Spanish Love Song


2011年12月23日金曜日

クリスマス・ソング


ホワイト・クリスマス(紙ジャケット仕様)

年の瀬も 迫った、クリスマス。
クリスマス・ソング と言えば、Bing Crosby だが、
その他にも 数えきれない程の 曲が出てくる。

私なりに 厳選(?) したのが 下記のレパートリーです。

Chris Rea  Michael Buble  Michael Bolton  Beach Boys
Christina Aguilera  Chicago  Eagles  Bon Jovi
Lady GaGa  Stevie Wonder  Ella Fitzgerald  Wham !
山下達郎  Carpenters  John Lennon


ところで 山下達郎君はその昔、私の自宅で 練習していた。
彼が 中学~高校の頃だが、弟の同級生だったので、
チョクチョク 私の部屋に来て、ピアノやドラムを叩いていて、
私は "兄貴~ ! " と呼ばれていました。

例の裏声は その頃から変わらずに 保たれている。
当時は ビーチボーイズのコピーを 一生懸命 やっていた様に記憶する。
大貫妙子さんも 時たま 見かけたように思う。
シュガー・ベイブ時代の 村松や鰐川 も来ていた。 いい時代だった。

ちなみに、達郎のファースト・レコーディングは、ウチの車庫で、
私の ティアックのオープン・リール / 4010S で採ったものを
"Add Some Music to Your Day" のタイトルで、東芝のスタジオに
頼んで 100枚だけ LP化したものだ。 その後、CD もある。
何故か 私は、新宿・厚生年金会館の楽屋で、チック・コリア
このLPを 手渡している。 知らなかったでしょ !!
また、チックの虎ノ門コンサートにも 行っていた。

more Spain   おまけ Return to Forever   about Chris Rea

2011年12月22日木曜日

Luca di Montezemolo

[pic. autoblog]


昨日、Ferrari の総師 Luca di Montezemolo(64) は、
2013年のイタリア大統領選に出馬の意向を 発表した。

きのうの "La Gazzetta dell Sport"に語ったところによると、
Montezemolo は2013年の大統領選に出馬する旨、 表明した様だ
彼は、イタリアの将来には、"New Ideas and new Faces " が必要だと言い、
イタリアの改革に意欲を示しているという。    ........ ン、ついに出たか !?

(しかし この後、フェラーリの会長職を3年間 続投することを決めた。)

Luca Cordero di Montezemolo, 64 anni. LaPresse
[pic. LaPresse]

"Le Mans"


Steve-McQueen-Le-Mans-Racing-Suit-3.jpg
autoguide.com

映画 "栄光のルマン"Steve McQueen が着用したレーシング・スーツが
カリフォルニアのオークションで、80万ドルで落札されている。
買った人は 税金やオークションの手数料などを含めて、98万4千ドルの
支払いになったという。 当初の予想は 30万ドルだった。

ヒトの価値観とは、なかなか 奥深いものだ。 ま、........ いいかも。

[source, SpeedTV]

Le Mans  1969 GT40


"Grand Prix"




マックィーンの"栄光のルマン" 以前に、絶対に忘れる事の出来ない
映画が、この"Grand Prix" だ。

この映画の撮影には、GT40 にカメラを据えて 併走したり、
当時のF2 をF1 に見立てて 撮影に用いた。
また、Greham Hill を始め、実在のドライバーも出演し、
短いがセリフ も残している。 "矢吹" こと、日本のホンダをイメージした
チームに 三船敏郎を起用し、話題になった。

主演は、ジェームス・ガーナー、イブ・モンタンとエバ・マリーセイント。
歌手のフランソワーズ・アルディ も登場していた。

最近、ブルーレイ・ディスクで 入手できる様なので、是非。

2011年12月21日水曜日

Evora GTE 2012

[zercustoms]
Lotus Evora GTE

Lotus は、今年のPebble Beach デビューさせた"Evora GTE" を、
フランクフルト・ショーでは 確実なものとし、エスプリの登場を待つまでの、
旗艦モデルとした。
但し、2年後に登場するであろう 次期エスプリは、色々な意味合いで
別格であるので、走りを重視すべき ロータスとしては、
今 考え得るトップ・エンドは、この "Evora GTE" をおいて他ならない。

3.5リッター・V6 から派生する 444馬力のパワーは、
これまでのロータスが市販するモデルとしては 最高位に掲げられる。

両サイドのドアとルーフ、レカロ・シートの骨格も カーボン仕様とし、
そのアグレッシブな顔付きと併せて、"走り" を感じさせる。
Elise、Exige を上回る そのポテンシャルは、何ものにも替えがたい。
もちろん オン・ロード、サーキットとも "Ready to Goだ !!

よって、このクルマを入手しておけば、後悔することは何もない。
いずれ エヴォラ には V8 を積むことになるかもしれないが、
それは また別の話だ。 たぶん、こっちの方が 面白い !!

britishgreenyokohama@gmail.com

2012 Lotus Evora GTE wallpaper image

Mini は元気だ

[insideline]


Mini jump.jpg
この寒さの中、Mini は 跳ねまわっている。

X-raid / Monster Energy チームのカントリーマンは
来年の ダカール・ラリーに向けて、準備万端だ。

まずは、ビデオを !!

VIDEO 1  VIDEO 2  and More

2011年12月20日火曜日

Savage


Savage Rivale Roadyacht GTS

オランダの話題を もう一つ。

Savage Rivale が造る "Roadyacht GTS" は、跳ねあげ式の
4ドアで、しかも イラストを見る限りは、フロント・エンジンと
トランス・アクスルの組み合わせで駆動する 異色のクルマである。

そのエンジンは、6.2リッターV8/670馬力で、変速機は
オートマティックだ。 更に、たった20台の 限定だという。
0-60mph は3.4秒、最高速は330Km/h。

その特異なシャシーは モリブデン鋼を使用するというが、
詳細は よく判らない。 ボディー・パネルはカーボン・ファイバー。
インテリアにも カーボンとアルミを多用し、シートも同様である。
各所のデザインは、海を走るヨットをモチーフとしたと言われる。

ディスク・キャリパーも素晴らしく(?)、フロントは8ポッド、リアが
4ポッドで、各々2ピースのディスクを用いる。

何から何まで スペシャルな このクルマの 予想される価格は、
約4300万円で、最初のデリバリーは、2013年になってから。
来年は 富裕層を狙って、中東のオート・ショーにも出品する
ことを考えている。
今 入っているオーダーの一つは、トラック・オンリーの"GTR"
バージョンらしい。 さて、あなたは どちらを オーダーします !?
britishgreenyokohama@gmail.com


VIDEO  and More   おまけ Spyker


1974 dodge monaco dash board

Savage Rivale Roadyacht GTS interior img_9

Donkervoort D8 GTO




昨年末、Donkervoort (オランダ) は、同社の新しいフラグシップ・モデル
となる "D8 GTO" の発表を匂わせていたが、その後 約一年かけて
練り上げ、ここに 彼らが言う 新時代のスポーツカーとして、
2.5リッターAudi TSFI 5気筒のエンジンを用いた"ハイパー・スポーツ"
を完成させた。  このクルマ用のインテークの開発には、
アウディのエンジニアも協力している。

Audi TT-RS から移植したエンジン自体は、余計な(?) ものを取り除き、
30Kg も軽量化してある。 結果、車重は 700Kg に納まる。
また、通常 340馬力のエンジンは "Race Module Switch" を押すことで、
またたく間に 400馬力まで パワーアップされるという。 何をしたのか。
さらに トラクション・コントロールも備わり、この 危ないほど速そうなクルマを
制御してくれるようだ。 0-100Km/h は3秒、最高速は 255Km/h。

チューブラー・スペースフレームにカーボン仕上げのボディーをまとい、
特に、両サイドのドアーは カーボンのワンピースで、僅か980g だという。

最初の25台は スペシャル・バージョンで、まずそれを先に生産し、
"レギュラー・バージョン" は、2013年からになる。
詳しい インプレッションは まだ無いが、開発途中のビデオ がリリース
されている。 とても真面目に、真剣に創っている様に見受けられる。
但、価格もスペシャルで、税別 1000~1500万円程にもなる。

まあ、これはこれで良い。 乗ってみれば納得できるということだろう。
創業者 Joop Donkervoot は、"わが社の集大成だ。" と言っている。
確かに、クォリティーの良さを感じるものがある。

まだ 同社を訪れた事は無いが、ウェブで観る限りは、
社屋も設備も立派に見える。 意外だ !
ケーターハムには、ここまでのファシリティーは無い。
イギリスとオランダのモチベーションの違いだろうか。
でも、単に オランダ版ケーターハムというワケではなく、
独自のマーケットを築いているのであろう。 いいかも。

britishgreenyokohama@gmail.com







2011年12月19日月曜日

i-oniq / Hyundai


Hyundai:

Hyundai は、来年3月の ジュネーブ・ショーで、"i-oniq Concept"
を披露する。
デザインと試作は、ドイツ Russelsheim にある Hyundai
ヨーロッパ R & D センターで行われる。

最近の Hyundai-KIA グループのデザイン・センスは 格段に
向上しており、しばしば ヨーロッパやアメリカのメディアの話題に
挙げられている。
殆んどニュースに触れられない我が国でも、もっと注目すべきだと
思うが、いかがなものか !?

2011年12月18日日曜日

GT40

[pic. autoguide]
1966_gt40_mk_2_23.jpg

"Ford GT40"。
1960年代後半に フォードが 渾身の力を込めてレース界に
登場させたレーシング・スポーツ。 一部は ロード・カーとして
市販されたものもある。

当時の名だたるレーシング・チームから エントリーし、
ル・マンでの優勝を含め、数々の勝利を勝ち取っている。
中でも、キャロル・シェルビー率いる "Shelby American" は、
僅か133台のみ 生産された中から10台以上をデビューさせ、
輝かしい戦歴を残した。

今回、米ノース・カロライナのRK Motors が 紹介しているのは、
その シェルビー自身が オーソライズしたコンティニュエーション・カーで、
"Superformance" が リリースしている中の、GT40 MK-Ⅱだ。

SAAC(Shelby American Automobile Club) も認定する このクルマは、
現在 生産され 入手できる GT40 の中でも、一番オリジナルに近いもの
として認知され、他のレプリカとは 一線を画すものである。

オリジナルGT40 のシャシー番号は、頭に"P" が着く1000番台から始まるが、
Superformance のクルマは その流を汲み、2000番台から記録される。
尚、80年代後半から Ford の認可を得て生産された"SAFIR GT40" は、
GT40 P/1086 から始まり、オリジナルの続き番号を踏襲していた。

さて、このSunset Red のSuperformance GT40は、
Roush 427 IR / 5.8リッター・560馬力を積み、ZF RBT 6速ミッション
を装備して ロード・カーとしても通用するが、もちろん サーキット走行も
Ready to Go ! である。
約2000Km を走行し、一通りの落ち着きを得たばかりの このクルマは、
$129,900- で売りに出ているので、かなりの お買い得だから、
急いで 当店に ご連絡を !!  ナンバー登録して 納車致します。

このニュースは、既に ネットを通じて世界中に配信されているので、
売り切れゴメンだから !

britishgreenyokohama@gmail.com

Video ・ original  P / 1043  on Track

This is HONDA


History of Honda Racing Picture

"History of Honda Racing" のピクチャー・ギャラリーを
"InsideLine" が公開している。

ホンダは 日本の大手メーカーで、唯一 レーシング・コンセプトを打ち出し、
F1 参戦を "走る実験室" として主張し、
そのスピリットは しばしば生産車にも反映されてきた。

創業者、本田宗一郎 の強力なリーダー・シップのもと、
その個性は 今でも 企業イメージに色濃く、
"Honda" イコール→ レースの発想は、世界中の だれもが思うことだ。

東洋の日本に HONDA が存在することを、我々は 誇りに思うべきである !!

History of Honda Racing Picture

たまには アルファ


Alfa-Romeo-4C-Concept-411

Alfa Romeo は、"4C" の開発を進めている。
プロトタイプが来年中頃に、プロダクション・モデルも 来年中の発売を
目指すが、2013年にずれ込む可能性もある。

予価は 約£38000-で、ExigeCayman 辺りがターゲットか。
メイン・シャシーは Veyron8C を手掛けている レーシング・シャシー
のコンストラクター、Dallara が担当するカーボン・タブだけれど、
前後のサブ・フレームはアルミ・ストラクチャーとなる。

生産型は 内外装とも、その出来映えは ショーに登場している
コンセプト・カーに ほぼ準ずる様だ。
約900Kg の車重に 1.8リッター直噴ターボ・230馬力を積み、
パドル・シフト、ツイン・クラッチを介して、0-100Km/h は4.5秒を
確保する。
また、オープン・ロードスターや 300馬力バージョンも予定される。

我には チョット重く感じないでもないが、普通の人(?) には充分だろう。
さて、イタリア版 Elise、Exige になり得るのだろうか。

[Souce, Top Gear]

Alfa-Romeo-4C-Concept-414

2011年12月17日土曜日

Cygnet




"Aston Martin Cygnet"。
ハイエンドなシティー・コミューターとでも言おうか。

このクラスとしては、超豪華な仕上がりである。
Toyota iQ が ベース車輌だが、およそ かけ離れた
上等な出来映えになっている。 150時間もの人の手間を
かけた ハンド・メイドだ。 従来のアストン・マーチン同様、
"上質" を味わうことが出来る。

今回は、新旧のプロモーション・ビデオがアップされてるので、
ご覧頂ければ。

Video 1  Video 2

尚、アストン・マーチンの購入、もしくはご検討については、
アトランティック・カーズの中村さんまで。 どうぞ宜しく。

Saturday Music / あがた森魚


噫無情(レ・ミゼラブル)

74年にリリースされた "噫無情"。
あがた森魚 は、自分にとって 若かりし頃の メタモルフォーゼか。

その頃は、前年に発売された "神田川" が流行っていたように思うが、
少し ひねくれていた私は、こっちを聴いていた。
やはり、だいぶ ひねくれた "緑 魔子" のナレーション入りであった。


永遠のマドンナ K  蒲田行進曲  キネマ館に雨が降る
星降る郷  上海リル  最后のダンスステップ


おまけ 赤色エレジー  五つの赤い風船(Message for 東北 ! )


あがた森魚の二十世紀映画館

5-year, 5-model plan




この一週間は、Esprit について 各メディアとも 多数の記事を寄せており、
それによると、2013年の夏に 発売予定のベース・モデルとなるクルマは、
NA のV8・500馬力前後で、100馬力のモーターを搭載する
ハイブリッド仕様となるらしい。 V8については 自社開発のものとなろう。

また、ハイパワー・バージョンは、ツインターボ・V8 / 600馬力超で、
ボディーも カーボンを多用し、軽量化を図ったものとなる。
こちらは ノン・ハイブリッドか。

詳細については、来年3月の ジュネーブ・ショーを待たなければならない。
さて、......... 。

[autoguide]


Video