2014年3月16日日曜日

2014 Formula 1 Start !!


06:00GMT、(日本時間・午後3時)フォーメーション・ラップを開始。

しかし、各選手がグリッドに着いた直後、Masrussia の Bianchi が原因し、
スタートが中断。  58周の予定は57周になることに。
もう一度 フォーメーションを行う。


そして、スタート !
Hamilton、レッドブルの Ricciardo が1コーナーへ。

ハプニング、 Kamui が ウイリアムズの Massa に追突、
そのまま 真っ直ぐ、1コーナーの奥深く消えた。 可夢偉のミスか。
波乱のスターットとなった。
さらに RiccardoMagnussen が ハミルトンを外側から抜き去る。

   [Pic. BBC Sport]


Vettel は エンジンの調子が良くない。

そして2周の後、ハミルトンがピットへ。 ステアリングを外して、リタイアか !?
Lap 6、ベッテルがピットへ。  なんと 彼もリタイア !!
Raikkonen は可夢偉 との接触で(?)何らかのダメージを受けたかも知れない。
Rosberg が レースをリード。 ハミルトンはスタート直後からエンジン不調だった。

小林可夢偉
Lap 10 で Bottas が 10コーナーで壁に接触。 ピットでタイアを交換後コースに復帰。
これにより Lap 12 から Lap15 まで セフティーカーが入る。
3コーナーでは 軽い雨が。

Lap 24、引き続き ロズベルグが 2位のリカルドを7秒離してレースをリード。
この時点で Raikkonen は 8位。  ロータスは (毎周)5秒、ロズベルグより遅い。

Lap 28、CaterhamEricsson がストップ。 オイル・プレッシャーが上がらない。
更に 31周で LotusMaldonado もコース上でストップ。

昨年はピレリ・タイアの問題が多く発生したが、今年はやはり 改定されたエンジンの
トラブルが多発している。

Lap 43、マクラーレンの Magnussen が 2位の リカルドをプッシュ !
Lap 45、Grosjean がコースを外れて ストップ。

Alonso は トップから10秒遅れで5位にいる。

Lap 54、ロズベルグは 2位を23.8秒差でリード。

そして 日本時間 午後4時42分、チェッカー・フラッグ !!
メルセデスのRosberg が 今年のF1第一戦を制した。

[Full Race Results]

Nico Rosberg
Mercedes のテクニカル・ディ レクター Paddy Lowe は レース後、
Hamilton のエンジンは スタート前から 問題を抱えていたことを示唆している。
彼は、フォーメーション・ラップの時点で それに気付いていた様だ。

Bettel のリタイアについて Renault のエンジン・マネージメントの担当者は、
その責任は ルノー側にあるとし、次回に向けて この問題に鋭意取り組んでいくとコメント。

可夢偉は ブレーキ・システムに異常が有ったことが判明し、ペナルティーにはならなかった。

尚、サーキットに居合わせたファンやF1関係者やドライバーでさえ、改定されたエンジン音の
静かだったことに驚いたと コメント。 テレビの視聴者も 同様だった。 感動が無いという。
これについては 今後 大きな問題になるかもしれない。 入場者、視聴者の減少が懸念される。
筆者も、今年の鈴鹿には 行かないかも知れない。   2013 VS 2014

[夢と感動]

PS ; 当初 2位入賞だったレッドブルの Daniel Ricciardo は、自身のクルマの燃料流量が
   規定を上回っていたとして、FIA から レース失格処分を言い渡された。
   これにより、Magnussen が2位、Button が3位昇格となった。

   レッドブルは、規約違反は無かったとしてFIA に対し不服申し立てを行う旨 表明している。
   これに対しFIA の担当者は、いかなる理由があっても 我々の許可なく、
   別途、燃料の流量測定の方法を変えてはならない、との見解を示した。
   レッドブルは、FIA の指定した流量計には問題が有るとして、"正確な流量を測る為 "
   独自の流量計を使用していたものだ。  ........ さて、結論は !?

   BBC Report