[Image Autocar]
Caterham は、Renault との合弁で 新しいスポーツ・モデルを開発、発売する事であったが、
今回 ルノーとの提携を白紙に戻し、各々が独自に開発を進めていく事になった。
尚、そうなるに至った理由の詳細は明らかでない。
多分 ケーターハムの Fernandes も、自説を曲げなかったのだろう。
当初の企画では、2012年の秋から、50/50の株の持ち寄りで合弁会社を設立し、
ジョイント・ベンチャーのカタチで、フランス・Dieppe にあるアルピーヌ・ルノーのファシリティーを
ベースとして両社が開発を進め、2016年ころをメドに各々のブランドで、新しいスポーツカーが
出来上がる予定だった。
しかし この2月頃から わだかまりが表面化し、今月 間もなく このジョイント・ベンチャーは
解消され、各々が独自の開発を進めていく事になった。
当面、ルノーは 2016年を目標に Alpine ブランドの新車の発売をするという。
ケーターハムについては、いつ どの様なカタチで 事を進めてて行くかについては、
今回 具体的なコメントは発っしていない。
両社は その規模と考え方には 日頃より 格差があるワケで、
仮に 共通のプラット・フォームやパワー・トレーンを使用するメリットはあるにせよ、
それぞれが考える最終的な目標(値)については、何気に異なるのも事実だろう。
かたや 世界でも指折りの大メーカーであり、一方 ケーターハムは キットカー・メーカーの域を
脱出して 自動車会社として ランクアップを図りたかったことだろうが、
そうは問屋が卸さない、容易なことではないハズである。
この2者の間の温度差が、今回の提携解消につながったのではないか。
当初、話のきっかけは 2012年に登場した Alpine A110-50 Concept で、
一時、ロータスの名まで 取り沙汰されたりしていたが、
どちらが話を持ちかけたかは定かでないにせよ、ケーターハムのボス・Fernandes は
これを視て、 "これなら ウチでも出来る " と踏んだのではないかと 私は想っている。
ルノーとしては "Concept" のつもりでも、ケーターハムにとっては、そのまま商品化しても
キットカー屋として 納得出来るレベルだ。
今回の "温度差 " は、この辺に端を発したものではなかろうか。
たぶん "解消 " に至ったのは、各々が "原点 " に戻ったことなのであろう。
やってみないと判らない事は多い。 その事に 両者が気が付いたのだ。
今後 両社は 別々の道を歩み、各々 納得の出来るレベルのクルマが出来上がる。
ケーターハムは、A110-50 をイメージしつつ、自社の技術とデザインを盛り込んだクルマを
完成させるだろうし、ルノーは Elise や 4C を気にしながら、もう一味を盛り込んだクルマに
仕上げてくるだろう。 運動性能的には ケーターハムがルノーを上回るはずだ。
それくらいは ケーターハムにも出来る。 ルノーと同じ性能では 意味が無い。
一方、ルノーは かなり広範囲な顧客層を意識せざるを得ず、
ケーターハムは そんなことに関係なく、コアな客層を取り込めばよい。
結局、連携を解消して よかったのだ。 各々が 好きなことをやればいい。
我々だって、好きなクルマで 好きなことをやりたいのだから。
尚、当面 Caterham F1は、ルノー・エンジンで勝負する。 それはそれで 良し !!
Caterham は、Renault との合弁で 新しいスポーツ・モデルを開発、発売する事であったが、
今回 ルノーとの提携を白紙に戻し、各々が独自に開発を進めていく事になった。
尚、そうなるに至った理由の詳細は明らかでない。
多分 ケーターハムの Fernandes も、自説を曲げなかったのだろう。
当初の企画では、2012年の秋から、50/50の株の持ち寄りで合弁会社を設立し、
ジョイント・ベンチャーのカタチで、フランス・Dieppe にあるアルピーヌ・ルノーのファシリティーを
ベースとして両社が開発を進め、2016年ころをメドに各々のブランドで、新しいスポーツカーが
出来上がる予定だった。
しかし この2月頃から わだかまりが表面化し、今月 間もなく このジョイント・ベンチャーは
解消され、各々が独自の開発を進めていく事になった。
当面、ルノーは 2016年を目標に Alpine ブランドの新車の発売をするという。
ケーターハムについては、いつ どの様なカタチで 事を進めてて行くかについては、
今回 具体的なコメントは発っしていない。
両社は その規模と考え方には 日頃より 格差があるワケで、
仮に 共通のプラット・フォームやパワー・トレーンを使用するメリットはあるにせよ、
それぞれが考える最終的な目標(値)については、何気に異なるのも事実だろう。
かたや 世界でも指折りの大メーカーであり、一方 ケーターハムは キットカー・メーカーの域を
脱出して 自動車会社として ランクアップを図りたかったことだろうが、
そうは問屋が卸さない、容易なことではないハズである。
この2者の間の温度差が、今回の提携解消につながったのではないか。
当初、話のきっかけは 2012年に登場した Alpine A110-50 Concept で、
一時、ロータスの名まで 取り沙汰されたりしていたが、
どちらが話を持ちかけたかは定かでないにせよ、ケーターハムのボス・Fernandes は
これを視て、 "これなら ウチでも出来る " と踏んだのではないかと 私は想っている。
ルノーとしては "Concept" のつもりでも、ケーターハムにとっては、そのまま商品化しても
キットカー屋として 納得出来るレベルだ。
今回の "温度差 " は、この辺に端を発したものではなかろうか。
たぶん "解消 " に至ったのは、各々が "原点 " に戻ったことなのであろう。
やってみないと判らない事は多い。 その事に 両者が気が付いたのだ。
今後 両社は 別々の道を歩み、各々 納得の出来るレベルのクルマが出来上がる。
ケーターハムは、A110-50 をイメージしつつ、自社の技術とデザインを盛り込んだクルマを
完成させるだろうし、ルノーは Elise や 4C を気にしながら、もう一味を盛り込んだクルマに
仕上げてくるだろう。 運動性能的には ケーターハムがルノーを上回るはずだ。
それくらいは ケーターハムにも出来る。 ルノーと同じ性能では 意味が無い。
一方、ルノーは かなり広範囲な顧客層を意識せざるを得ず、
ケーターハムは そんなことに関係なく、コアな客層を取り込めばよい。
結局、連携を解消して よかったのだ。 各々が 好きなことをやればいい。
我々だって、好きなクルマで 好きなことをやりたいのだから。
尚、当面 Caterham F1は、ルノー・エンジンで勝負する。 それはそれで 良し !!