[formula1.ferrari.com / official]
先週金曜日、Ferrari の代表 Luca di Montezemolo は、
2020年以降 フェラーリは、F1 から離れて Le Mans を含む WEC 等の世界耐久に
シフトしていく旨を示唆した。 今の F1 にイヤ気が差してしまったのか !?
それとも、FIA に対する フェイントか ?
[Source ; Wall Street Journal]
Montezemolo は、今年から変更になった F1 の技術基準やルールに対して、
強い懸念を表明しており 、その事を FIA やメディアにも 公言してはばからなかった。
" FIA は ファンや観衆が何を求めているのかを忘れている " と言い、
F1 のレース中にも、途中で退席して サーキットを後にするなど、
かなりの苛立ちをつのらせていた様子だ。
そして、F1 に関与する幅広い分野の企業や人達、例えば 各メディアや Google、Apple、
SNS 等の世界的なネットワークを持つ連中とも 話し合いを持ちたいと言い、
本来の F1 を取り戻すため、会社を挙げてこれに取り組んでいくという意向を示している。
彼がここまで言うからには、相当な危機感と強いコミットを感じさせるものだが、
これに呼応して、F1 を運営する団体や関連の業界、各関係者らが
どこまでの動きを見せるのか、注目したいところである。
F1 は、これからも未来に向かって 輝き続けるのだろうか。
それとも フェラーリのいない F1 は、気の抜けたビールになってしまうのか、
ここからが正念場だろう ........ !!
[Our Opinion]
ところで フェラーリの Alonso は、今年のル・マンで ゲスト・スターターを務めていた。
ちょっと ぎこちない振り方だったが、無事 その大役を終えた。
かって Montezemolo も、Le Mans の旗を振ったことがあり、
歴史的にも フェラーリは、ル・マンに長い間 関わりをもってきた経緯がある。
Alonnso 自身も、いつの日か Le mans の舞台で レースをやってみたいと語っている。
[NBC Sport.com]
PS ; その後 Montezemolo は、態度をやや軟化させる様な発言もしている。
とにかく 彼は、F1 が、数あるモーター・スポーツの中で 最高峰となるレースであり、
特別(格別)なものであるという事を 彼自身が強く認識しており、
それを 維持発展させる為に尽力したい、という事だろう。
それを 維持発展させる為に尽力したい、という事だろう。
特に、フェラーリが長年に渡って F1 に関与してきたことを 捨て去るものではなく、
これまでの発言は、彼自身も F1 を愛し、全ての人達と それを共有したいという
気持ちの発露から 導かれたものであると理解したい。
気持ちの発露から 導かれたものであると理解したい。
尚、F1 を より魅力的にする為、以前の様に スキッド・パンを装着して、
接地面から火花を散らすとか、フォーメーション・ラップ後の スタート方法を再検討
するとか、FIA は 幾つかの改善策を考えている様だが、
そんな小手先の"改善" ではなく、
とにかく、"つまらない音 " の問題 を解決しない限り、全ては無駄であろう。
新規格で出来上がってしまったエンジンを 練り直すのは、半端じゃない努力と試み、
費用が必要と思われるが、それを何とかするしかないだろう。
官能的で 心地よいエンジン音を取り戻さない限り、
既に失ってしまった分の観衆を 呼び戻す術(すべ)は、他に無いに違いない。
すくなくとも私は、そう思いますがネ !! .......... いかがなモンでしょうか !?
[Sound of HONDA / 1989] [Description, Sound of HONDA]