Max Verstappen。
ベルギー出身のオランダ人。 若干17歳の現役 F1 Driver である。(今月末で18歳)
Red Bull の育成ドライバーだった彼は 昨年の鈴鹿で F1 のコース・デビューを経験したが、
その時は まだ16歳だ !! そして 今年のオーストラリアGP から、Toro Rosso で初参戦した。
当初、彼を F1 レースの本戦で走らせることについては、各方面から賛否両論があった。
しかし FIA も この件を承認、まだ ラフなドライビングが随所に残るものの、
新人としては意外なほどの好成績を残している。
来週9月22日 連休中の火曜日、Singapore GP の帰りに フジスピードウェイに立ち寄り、
Renault Japon が行うビデオ撮影で 彼は Lutecia RS に乗る。 [Fuji Speedway Overview]
www.facebook.com/RenaultJapon/posts/928937623844194
撮影後は、その日のうちに鈴鹿の日本GPの会場に向かうことに為ろう。
あらためて 鈴鹿で彼の走りを観ることが出来る。
まだ十分空席があるハズだから、彼に興味のある方はサーキットまで足を運ぶのも良かろう。
でも、私は鈴鹿には行かない。 レース自体が以前より面白くないだろうと想うからだ。
少なくとも私の場合 現場まで行くという事は、そこで展開されるレースもともかく、
そこでしか 絶対に味わう事の出来ない ”音と臭い" が有るからだ。
既知の如く、昨年の車輛規則の改定以来、ハイブリッド化された以降の F1の発する排気音は
以前と比べて バカバカしいくらい つまらないものになってしまった。
結果、リアルなレースを見ても感動が無くなってしまったのだ。
(それでも 多少は感動もするけどネ。) [past F1 Sound] [one More]
このブログで、何度もこれについて論じるのは 甚だ心苦しくもあるのだが、やむを得ない。
britishgreenyokohama.blogspot.jp/2014/06/ratings-of-tv.html
話は別だが、私は ジャズ・オーディオに関して、客が それを聴いて身震いするくらいの
感動を与える音場(おんじょう)を創る自信がある。(さほど高価な装置は必要ない。
でも 50~100万円位は必要だが。 10万円以下ではリアルな感動は無いだろう。)
人が感動するには それなりの根拠と理由があるのだが、今の F1には それがない。
残念だ ........ 。 だから今月末の鈴鹿でも、十分に空席が有ると思う。
既にお気付きだと思うが、私は ホンダ・フリークでもある。
本田宗一郎の著書、"得手に帆あげて" を若い時に読んで以来、彼の心意気に傾頭した。
だから、ホンダが経営する鈴鹿サーキットの事でも、空席が有るだろう なんて言いたくはない。
でも それはホンダが悪いのではなく、F1 を統括する FIA の問題なのだから。
多分 大枠の理由は、時代の流れだ。 つまり、エコやハイブリッドを追い求めるあまり、
F1自体が時代の流れに "乗ってしまった" のである。
でも 今日はこれ以上、この件に関して論じるのはやめよう。
とにもかくにも、若い Verstappen は エライ ! 大したもんです。 ........ という事です。
[about Verstappen]
bleacherreport.com/f1-2015-head-to-head-max-verstappen