2015年9月2日水曜日

Perfect for the Gentleman Racer

 autocar.co,uk
Kahn Speed 7

既存のクルマをベースに、デザイン・チューニングともいえる手法で 魅力的なクルマに豹変
させてしまう "Kahn Design"。 このところ、英国内での存在感が際立つ。
www.rapleysdetails.co.uk/details/mtrade/bradfordprojectkahn.pdf

今回 Kahn は、1930年代のグランプリ・レーサーをモチーフにしたスペシャル、"Speed 7"
登場を世に問うている。
これは まだ 40歳を超えたばかりの Kahn Group のボス、Afzal Kahn がここ数年、
彼の頭の中に仕舞っておいた構想を ボチボチ引っ張り出してきたものだ。
www.kahndesign.com/news/news_detail.php?i=961&css=0&lang=#.VebZjfntmko



クルマは、基本 Track Day Custom を標榜するが、ロードカーとしても通用するだろう。
実は 中身には 小型ガソリン・エンジン(彼の言う小型は、1.5~2.0リッターだろう。)と
Hybrid の組み合わせを考えているらしい。 価格は £70,000 - 前後(around 70,000 - )を
想定している。 ボディー外装は、アルミやカーボンを視野に入れる。

外見はレトロでも 中身は最新といういう事だ。 つまり、"Retro & Contemporary" である。
まあ せっかくだから 本当は その走りと雰囲気を考えれば、キャブ付きの 2.3リッター位が
欲しいところだが、この時点では まだ贅沢は言えない。

メーター・パネルは、時計仕様でレトロなものが用意できるかも知れない。

彼の会社は、時計のデザインとプロダクツも手掛けているからだ。 その辺は是非 期待したい !
http://www.kahndesign.com/watches/watches.php?w=0

Kahn グループは そこそこの実力を持ち合わせるが、決して オートメーカーではなく、
良く言えば この分野では "Coachbuilder" だろう。
だから この "Speed 7" を創るにあたって、実は社外パートナーを考えていると言う。
たとえば、ケーターハムやモーガンらしい。
但し どこまでジョイントするかは定かでないが、多分ベースとなるフレームが欲しいみたいだから
それが手当できれば、来年の Geneva Show には持ち込むことが出来るみたいだ。

Kahn in Geneva Motor Show 2015
m.autobild.co.id

という事は、私も来年のジュネーブに出向かなければならないか。(いい口実ができた ! )
今年のジュネーブは 安宿を探すのに苦労したので、次は前もって準備万端で考えよう。
ジュネーブは、クルマで20分も南下すればフランス国境を越えて小さな村のコテージが
有りそうだから、レンタカーで移動すればさほど難しくなかろう。
britishgreenyokohama.blogspot.jp/2015/03/hall-6-hall-6-hall-7-volvo-citroen.html
レンタカー代は宿の安さでカバーできる。 飛行機代は、多分 往復で10万円だし。
今回初めて訪れたので、40分離れたローザンヌで まあまあの宿を見つけたのだけれど。
とにかく、行こうと決めたのは 出発の4日前だったからね。   [Geneva and Palexpo Maps]

さあ、また一つ 楽しみが増えてしまった !!    ......., いえ、仕事ですョ、 仕事 !