2015年9月22日火曜日

Mono Marine Edition for Superyacht


  autoguide.com


世界的な Super Yacht のメーカーである Camper & Nicholsons
Briggs Automotive Company(BAC)は、同社とのコラボで "Mono Marine Edition" をリリースする。
www.bac-mono.com/news.php?newsID=107

もちろん BAC が ヨット型の Mono を創るハズもなく、
超高級ヨットと Mono が有れば、素晴らしい時間と最高の人生を 謳歌することが出来ると言う話だ。
勿論、その為のカネと時間は必須だけれど。

"I started my career in the luxury yacht design field," BAC のディレクター・Ian Briggs が言う。
BAC は その Briggs 兄弟が 2009年3月に創設した会社で、"Mono" が 最初のモデルである。
BAC は Ian の兄の Neil Briggs が社長を務める。

2011年3月に Mono が発表されて以来、私自身 Mono については強烈な印象を抱いていた。
彼らとは2年前に バーミンガムの Autosport International で初めて出会っている。
彼ら兄弟については とても実直な感じを受け、兄の Neil とはその後 何度も会っているが、
Neil の前歴については聞き忘れたままだ。
しかも この1月に同社工場を訪問した際には、まだ "Marine Edition" の気配は無かった。
britishgreenyokohama.blogspot.jp/2015/01/bac-mono-one-of-kind.html

今回、Ian のキャリアを生かした "Mono Marine Edition" は、彼ら兄弟ならではの発想であり、
二人が一番やりたかったことであろう。

Marine Edition のベースとなる Mono は、今年になって スープアップしたバージョンで、
6月末の Goodwood で登場し、(Cosworth に代わって ? )Mountune による Ford Duratec
2.5 litere / 305bhp を積む。   youtube.com/watch?t=109&v=_5Nlzl7WFLg
従来通り、F3 から持ってきた Hewland FTR Gearbox を備えて、車重はわずか 580Kg だ。
これでも スタンダード・Mono より 40Kg 重くなり、馬力は 25馬力 ほど高くなった。
www.autocar.co.uk/car-news/new-cars/more-power-2016-bac-mono

でも この重さだったら、ヨットに備え付けたクレーンで吊り上げるのは 大したことない。
Mono 専用のクレーンはカーボンファイバー製で、ヨット側への 取り付けの汎用性は高い。
クルマ吊り上げの為のポイントは、コクピット後ろのロールバー部分に設置される。
彼らが Environmental Control Container System と呼ぶ 船内でのクルマの保管方法は、
海上に於いても塩害を心配することなしに 温度と湿度をコントロールしつつ、安全な環境で保管
することができるものだ。 クルマは 内外装とも 好みの色とデザインにオーダーが可能で、
必要箇所は対腐食性のコーティングが施される。

但し、一つだけ懸念が無いワケでもない。 それは £500,000 - といわれる価格だ。
勿論これには、カーボン製のクレーンや 船内の保管システム一式も含まれるだろう。
BAC は、このクルマと船側のシステムを 月産4台分まで対応できるという。
ということは、リバプールの工場の生産レベルは かなりスピード・アップしたという事か。


これほどのスーパーヨットのオーナーなら、Mono を自身の船に載せて置けば、
陸と海を自在に動き回ることも可能で、色濃い人生の時間を過ごすことが出来るに違いない。
これほどセンセーショナルなライフスタイルは 他になかろう。
BAC も これまでとは別の、新たな顧客層を獲得することが出来る。
"Mono Marine Edition" は、明日から開催される Monaco Yacht Show で (船と共に ? )
観ることが出来るだろう。

ところで 私は犬掻きで泳ぐことしか出来ないし、Mono だけあれば十分 最高で 色濃い人生を
過ごすことができるのですが。 (スーパー・ヨットなんか とても買えない。)
ま、年末ジャンボに当たれば、Marine Edition と ヨットの組み合わせを 考えないでもないけど。
(上記 Camper & Nicholsons 社の中古艇の値段を計算してみたけど、
 日本の宝クジでは 到底無理だ。  ジャンボを10回くらいは当てないといけない。
  確か、日本は豊かな国だと聞いていたが !?  モナコに船なんか見に行っている場合じゃない。
 やはり 新国立競技場を 2000億円出して創る国力は、日本には無いのかも知れない。
  britishgreenyokohama.blogspot.jp/2015/08/olympic-national-stadium-again.html

人生には 夢(とカネ)が必要だ !!  夢だらけの私は、今後 どうしたらいいのか !?