2014年4月6日日曜日

650S Track Model




マクラーレン12CのGT3を駆動
















[12C]

McLaren 650S の発売開始から まだ間もないが、早くも 次期 650S GT Sprint(仮称)
について、その開発に入っていることを示唆している。

既に12C に於いては、12C GT SprintGT Can-Am Edition、更にGT3 version
あって、顧客でもあるレーシング・チームの手で、ピレリ・ワールドチャレンジや
ヨーロッパ・ルマンシリーズ等に参戦してきた。

このたびの 650S GT Sprint や いずれ用意されるであろう Can-Am Edition 等、
従来の 12C のラインを踏襲するだろうが、今後は 650S を主力として展開される
ことになるだろう。
早ければ 今年の後半には その姿を現すだろうが、実戦への投入は 来季からか。
レース・シーンで培ったマクラーレンの伝統は、絶える事なく 続くハズだ。


そして、もう一つ 重要な発表が。

650Sの市場投入を最優先する為、12Cの生産は一時中断されるも、遠からず再開
する旨のコメントがあったが、やはり今回、12Cの生産は 終了される事が決定された。
但し、マクラーレンは、既に 12Cを購入して乗っているオーナーに対して、
この6月以降、無料で アップグレード・パッケージを提供することになる。
これは 12Cの中古車を購入したユーザーにも適用される様だ。

12Cは これまでに約3500台が販売され、今月からリリースが開始された 650S は、
既に 6ヶ月分のバック・オーダーを抱えており、12Cの終了は 650Sの開発と生産に
集中する為だとしている。

提供される内容のひとつは、Active Aero software で、DRSモードを含む高速域及び、
急減速に際しての リアのエア・ブレーキのコントロールを司どるものだ。
もう一つは、12Cの後期モデルに関するもので、IRIS system の改善に関連する。

さらに 有償だが、650Sにも装備されるバックアップ・カメラと DRBラジオ(欧州版)と
Sirius Satelliteラジオ(北米版)が 特別価格で提供される。
但し 年式によってセッティングが異なるので、地域のデーラーに相談する必要がある。

これらの事は マクラーレンとして、既に購入したユーザーに対しても、最新のテクノロジーを
共有してもらいたいとの強い意向だという。