2015年1月30日金曜日

McLaren 675LT




日常の話題に戻ろう。

McLaren は、今年3月のGeneva Motor Show に向けて、新たに "675LT" をデビューさせる。
これは 従来の 650S をアップグレードし、P1 と650Sのギャップを埋めるモデルで、
650S より100Kg 軽い1330Kgに 675PS のV8を載せることで、かなりアグレッシブな性格を持たせ、
引き続きロードカーとしての位置づけは保つ。

ワンサイズ大きいタイア・ホィールにカーボンセラミック・ブレーキを履かせ、当然サーキット走行
も視野に入れる。 今回はスパイダー・モデルは造らない。
価格も かなり高めの設定になりそうだ。 デザインは650S に似るが、フロント・バンパー廻りが
特徴的だ。

"LT" とは、"Longtail"の意味で、かってのF1-GTR がロングテールと呼ばれていたことに
由来する。  発売開始は この秋ごろだろうか。
このところ マクラーレンの業績は順調で、アジアン・モデルの625C、P15プロジェクト、
より廉価な Sports Series 等、かなりバリエーションを増やしており、一見、その内容の把握に
戸惑うほどだ。  今年はMcLaren-Hond も投入され、話題には事欠かない。
ロードカー・ビジネスも これを期に加速させ、独自の市場を構築していくことだろう。

2015年1月29日木曜日

Islamic State




ここで 何も発せずに静観するのは 甚だ忍びないので、一こと言っておく。

イスラム国、 彼らのやっていることは 論外だろう。
しかし、今日この時点で、"強い憤りを感じる" とか、信じがたい悪行だと 言ってる場合じゃない。
そんなことは百も承知であるが、あと僅か9時間足らずしかない中で、日本政府とヨルダンは、
何をなすべきかは さほど難しいことではない。

後藤氏も言っている(言わされている)通り、話は 単純だ。
彼らの要求は後藤氏と女死刑囚の交換である。その理由が何かは今詮索している場合じゃない。

これが実現しない限り、彼らは まず、日没までにパイロットを殺害するとハッキリ言ってる。
ヨルダンが主張する様に、パイロットの交換が最優先という判断は、今は間違いだ
自分たちの体裁なんか、考えている時ではない。 

ヨルダン国民の心情は重々理解できるが、今はイスラム国が何を考えて どう行動するかを
考えれば、私は一目瞭然だと思う。 女死刑囚とパイロットの重さは、彼らにとって全然違う。
同等のカードだと考えてはイケない。 時間内に躊躇なくパイロットを殺すだろう。
事実、湯川氏はその通りに殺害された。

そして、彼らは人質の殺害になんの躊躇(ためらい)いもないはずだ。
今、パイロットが殺されたら、ヨルダン国民は どう納得するのか ? でもこのままでは殺される。
今、主導権は彼らが握っているのである。 鬼ごっこをやっているワケではない。 
今、そんな悠長な時間は無い。 何が優先かなんて言っている場合じゃない !
そこんとこを ヨルダン政府はよく考えなくてないけない。 殺されてしまったら、
優先もヘったくりもないじゃないか ! 優先すべきは、絶対に二人が殺されない事だ。
その為には どうしたらいいかで、さほど難しいことではない。

だから まず、一対一の交換を確実に終了させる。  その後、パイロットの解放は全く別の
カードで交渉すべきで、その順番を間違えると、二人が殺されて 話が終わってしまうだけだ。
本当は イスラム国は、後藤氏を殺したくはないのだ。 彼らは 後藤氏がどんな人間であるかを
よく理解していると思う。 彼らにとって 決して有害な人間ではない。
むしろ、後藤氏まで殺してしまう デメリットは それによって自分たちが被る世間の非難は
計り知れない。

一方、パイロットの殺害は 何の躊躇もないだろう。 だって、このパイロットの目的は、
空爆して甚大な被害を彼らに与えることにあり、憎っくき とんでもない野郎だからだ。
後藤氏が、彼らの女子供に対しても、優劣なく優しく接していたのは容易に想像できる。
その辺を彼らはよ~く判っているハズである。

この様な経緯について なぜ日本のメディアは一言もコメントせず、日本政府は何故ストレート
に、この流れをヨルダンに お願いしないのだろうか。 私には 理解しがたい。 
もちろん、水面下では、様々な手立てはしているだろう。 だから言葉を濁しているのか。

でも、後藤氏と一対一の交換は 最優先でやるべきである。 この順番を間違えてはいけない
彼らは 二対一の交換なんかには 応じない。 絶対に。
でないと、彼らは 今日の日没までに、まずパイロットを殺害するに違いない。 何の躊躇もなく。
ヨルダンは パイロットを殺されては、ものすごく困るハズだ。

何度でも言う、 ヨルダン政府は この順序を間違えてはいけない。
これを勘違いすると、ヨルダンにとって 最悪の事態になるだろう。 もちろん日本にとっても。
そして、結果的に 二人が生き延びれば、それが最良の結果であるに違いないのだから。

よ~く考えた方がいい !!  時間は もう無い !

2015年1月26日月曜日

BAC Mono, One of a Kind


  写真はクリックして拡大   Click to enlarge ↓

さぁ、最後は ロンドン ⇔ リバプールを日帰りします !
BAC Mono へ行ってきました。 もちろん、バーミンガムで しっかり アポを取っておきました。
今回の会社訪問は これが最後です。 本当は昨年 行くべきだったのですが、お互いの都合が。
何んせ、このブログで一番問い合わせが多いのが このクルマです。
だから ここだけで、写真は200枚以上 取ってきました。  昨日も一日 写真整理でした !

BAC Mono、 やはり最高のロード・カーだ !  決して廉くはないし、これに比べるクルマも無い。
ポルシェを捨ててでも いくべきだ。 まぁ、両方あれば理想的だが。
完璧な シングル・シーター。 荷室はヘルメット一個分しかない。 自転車かバイクだと思えばいい。
もしくは ハイ・エンドなオーディオと同じ感覚だろう。 他人から見れば 贅沢の極みかも知れない。
でも 誰が何を言おうが、気にしてはいけない。 自身の選択に間違いはないハズだ。

英国は何故こんなクルマが創れるのか ?  彼等は なんという感覚を持つのか。
スポーツ・カーとレーシング・カーの世界に於いて、イギリスは その頂点である事に違いはない。
限りなくレーシング・カーに近い Mono。  この価格で これ以上のクルマは無い !
自信をもって乗ろう、 ..... さりげなく。

既に国内車検の準備はやった。 制作現場を見たい人は、私がファクトリーに 案内致します。
買う気になった方には 英国版カタログを送付します。 ご連絡下さい。 是非、真剣に考えて欲しい。
自信をもってオススメ出来る、数少ないクルマだ。   britishgreenyokohama@gmail.com

この日も早起き、 5:30am London Euston。 Crewe で乗換
最寄り駅 ↓
10時の約束だから、ここで朝メシ。
さて、何 ?  リバプールのマスコット !?

空港からも至近。

Reception

under 5Kg(!?)だと思います。注文できそうです。

以下、ファクトリー。



Rear AP Racing & Brembo Side Brake ↓

Transmission Shifter

Front Section

Factory another side
↑ Mr. Briggs (left)

このフレームは車輛完成後、日本に向かう。

これ以上のロード・カーは無い。 欲しいでしょ !!


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