このクルマも、先日のVenom GTと同様、
British Chassis with American V8 だが、また一味違う
出来ばえになっている。
但し、そのスペックはあなどれない。約990Kg のボディーに720馬力の
シボレーの6.3リッターV8 を搭載し、ポルシェ用5速ミッションを介して
叩き出す数値は0-100Km/h を2.6秒、0-100マイルは5.3秒、
最高速370Km/h。0-400M を9.9秒で走り切る。
Whoo........! まったくイギリスは美味しい。
もちろんUltima GTRはロードカーで、グランド・クリアランスは
120mmを確保している。
ロータスやケーターハムもそうだが、
この手のクルマは自走でサーキット迄で行きそのままコースを走れてしまう。
まさに一粒で2度美味しいのである。
そのままの状態で、公道もサーキットも走れてしまうので、特別な出費は
必要ないから実に気楽に両刀使いができる。楽しいこと この上ない。
昨日のブログで見てのとうり、
Ultima社は一見、弱小なキットカー・メーカーに見えるがその技術力と
クォリティーは英国でも最上級の部類に入る。
工場内はとても清潔に保たれていた。日本ではあまり知られていないが、
是非、紹介しておきたい一台である。 御検討いただきたい。