この看板が描かれた時代は
約50年前です。
おそらく、この価格はエンジン・レス
(駆動系無し)の値段だと思いますが、
それにし、てもこんな値段だったので
すね。
FOR ROAD or COMPETITIONと
書かれてますが、GINETTA G4の
素性は最初からon road もできる
草レース(サンデーレース)用の
キットカーだったのです。
同じころスタートしたロータス6や7も
同様でした。
そしてG4 はここにある通り、数々の
戦績を残しています。 エンジンは
フォードの997cc、1200cc、1500cc
から選べた様です。
ジネッタは、現代のCaterham Sevenの前身であるLotus Seven等とともに、素人が おそらく日常の足として使える
範囲を保ちつつ、サンデー・レースまで楽しめるバックヤード・スペシャルでした。
(英国の都市住宅はロンドン市内でさえ、ほとんどの家に裏庭・バックヤードが有り、そこでクルマ好きたちが
自分仕様のスペシャルなキットカーの組立を楽しむことができるスペースが有る。)
この状況は、もちろん今のジネッタやケーターハムにそのまま引き継がれています。
我が国では一部を除いて、この様なバックヤードは無いので、完成車で輸入しますが。
日本のお父さんたち! 頑張ってください。 老後はこれで楽しみましょう。