2010年4月20日火曜日

再び KIT CAR について






















この写真はしばらく前のDare UK
工場ですが、英国のキットカーもしくは
手作りで生産されるクルマは、
そのほとんどが50坪位から、大手(?)
のケーターハムやウエストフィールドでも
2~300坪の倉庫型工場で製作されています。
工房といった方が判りやすいかもしれない。

なかにはCaparo T1のような、すばらしい
仕上がりのクルマも有るが、そういうのは
値段もまたすばらしく、通常はFactory Buildの
クルマでも決してその出来ばえはあまり
誉められたものではない。

但し、Caterhamや一部のメーカーは,とても良い
クォリティーを保つようになってきました。
ひと頃のローバーミニの新車より壊れないくらいだ。

結局キットカーは造り手の方も、キットなのだから最後の仕上げは自分でやってね、みたいな感覚があって、
ドアの建て付けやボディーのチリ合わせ等の細かい部分はあまり気にせずに造っている場合が多いので、
高価だからといって出来がいいとは限らない。高価な理由は生産台数が極端に少ないからだ。
その辺さえ承知して買えば逆にこれほど面白いクルマは無い。だって、居住性なんかはほとんど犠牲にして
走り中心に振っているので、ライトウェイトの極致みたいなクルマばっかりだから、走ってて楽しくないハズがない。
エンジンや駆動系、前後のライト廻りのプラスチックパーツ等は量産車の部品が使われてる場合が多いので、
普段の修理代や継続の車検代等は国産車並みだと考えてよい。
維持費は思ったより安いし、軽いから燃費も良い。

極めつけは、オレって、なんていいモノ 手に入れてしまったんだろう !” と思うこと請け合いなのだ。
但し、助手席に座る女性の中には、喜んで又乗る人と 2度と乗ってくれない人かのどちらかなので、
念のため申し添えておきます。