[Pic. auto123.com]
先週の Indianapolice Business Journal によると、
今季から インディーカー・シリーズにエンジンを供給し始めたばかりのロータスは、
今シーズンいっぱいで、エンジン・サプライを中止する可能性があると報じている。
ロータスは、2年前の パリで 5台ものコンセプト・カーを発表し、
D. Bahar が画期的なビジネス・プランを公表した直後に、インディーへの参戦も
表明していた。 今思えば、インディーを含めた Bahar の周到な作戦だった。
この4月には Reinhold Racing と Bryan Herta Autosport が、今後、ロータスからの
正常なエンジン供給は 期待薄だとして、リレーションシップを解除している。
その後、Bryan Herta は ホンダ・エンジンに戻ることになった。
ロータスのインディーカー・マネージャー Olivier Picquenot は、
"今季が終了するまでは、参戦していくことになるが、来季以降 どうするかは
親会社である DRB-HICOM が どの様に判断するか 不透明のままだ。
残り4年間の契約を履行するのは、非常に難しいだろう。" とコメントしている。
ロータス自身とインディーカー側は、これについて まだノーコメントのままだ。
今年のインディー500 では、John Judd 製のロータス・エンジンの力不足が
露呈し、現在 Simona de Silvestro がドライブする HMV Racing のみが、
残り4戦を走る予定だが、今後 DRB-HICOM が 残り4年の契約を解除することに
なれば インディーカー側と協議が必要となり、今年後半からの "新生ロータス" は、
本来 会社のポリシーでもある レースを行うことによる ブランド・マーケッティングが
全体的にトーン・ダウンせざるを得ない事態になりかねない。
もとより、今季のインディーへの投入が、開発不足を含めて かなり出遅れた事が
主な原因だろうが、この期に及んで 現状を回復させることは 困難であろう。
せめて、F1 が好調なだけに、LMP2やラリー等、他のレース・シーンでの活躍を
期待するのが いまの状況だろう。 しばらくは、慎重な会社運営が望まれる事だ。
先週の Indianapolice Business Journal によると、
今季から インディーカー・シリーズにエンジンを供給し始めたばかりのロータスは、
今シーズンいっぱいで、エンジン・サプライを中止する可能性があると報じている。
ロータスは、2年前の パリで 5台ものコンセプト・カーを発表し、
D. Bahar が画期的なビジネス・プランを公表した直後に、インディーへの参戦も
表明していた。 今思えば、インディーを含めた Bahar の周到な作戦だった。
この4月には Reinhold Racing と Bryan Herta Autosport が、今後、ロータスからの
正常なエンジン供給は 期待薄だとして、リレーションシップを解除している。
その後、Bryan Herta は ホンダ・エンジンに戻ることになった。
ロータスのインディーカー・マネージャー Olivier Picquenot は、
"今季が終了するまでは、参戦していくことになるが、来季以降 どうするかは
親会社である DRB-HICOM が どの様に判断するか 不透明のままだ。
残り4年間の契約を履行するのは、非常に難しいだろう。" とコメントしている。
ロータス自身とインディーカー側は、これについて まだノーコメントのままだ。
今年のインディー500 では、John Judd 製のロータス・エンジンの力不足が
露呈し、現在 Simona de Silvestro がドライブする HMV Racing のみが、
残り4戦を走る予定だが、今後 DRB-HICOM が 残り4年の契約を解除することに
なれば インディーカー側と協議が必要となり、今年後半からの "新生ロータス" は、
本来 会社のポリシーでもある レースを行うことによる ブランド・マーケッティングが
全体的にトーン・ダウンせざるを得ない事態になりかねない。
もとより、今季のインディーへの投入が、開発不足を含めて かなり出遅れた事が
主な原因だろうが、この期に及んで 現状を回復させることは 困難であろう。
せめて、F1 が好調なだけに、LMP2やラリー等、他のレース・シーンでの活躍を
期待するのが いまの状況だろう。 しばらくは、慎重な会社運営が望まれる事だ。