2014年7月20日日曜日

German GP third Practice & Qualifying Yesterday

    [BBC Sport]
Lewis Hamilton

昨日 土曜日に行われた3回目のプラクティスと予選。
午後の予選 3回のセッションのうち、第一セッションの始まった直後、
Hamilton が激しくクラッシュした。

セッションの始まった約10分後、ハミルトンはスタジアム・セクションの
Sachskurve Hairpin にはいったところで 突然 クラッシュ、バリアに突っ込んだ。
200Km/h 位出ていた様だ。
原因は右フロント・ブレーキのトラブル(破損 ?)で、ピットではToto Wolff、Paddy Lowe
Niki Lauda、ハミルトンのエンジニア Jack Clear らがデータ・スクリーンを観て、
リ・プレイをチェックしている。

クラッシュの直後に赤旗、セッションのタイム計測は中断される。
メルセデスのエンジニアが すぐさまチーム・ラジオでハミルトンに問いかけたが
すぐには返事が無かった。  しかし 間もなく、" Yeah、オレは大丈夫だ。
多分ブレーキか何かの故障だ。 ....... あァ、ブレーキだ。" そして 自身で車外に。
すぐに サポート・カーでメディカルセンターに行く。 セッションは5分後に再開された。

メディカルから戻った後 チームは、"ハミルトンはOK、少し(膝に)痛みがあるけどね "。
ハミルトンも、"多分 瞬間的に 30Gくらいは かかっていたろう。
少し痛みは残っているが でもそれはしょうがない。 レースの本番は 大丈夫だ。"
Toto Wolff は、ブレーキは出走前に新品に交換したものだと言う。
"それはカーボン・ブレーキの材質的な問題だ。 レースでは こういったことは起るものだ。"

メルセデスの二人のドライバーは、各々が自分のフィーリングで 異なるメーカーの
ブレーキ・システムを採用している。
しかしチームは今日の決勝で、ハミルトンに ニコと同じブレーキを使う様に提言する
可能性がある。

さて、土曜日午前中の Practice 3 では、ロズベルグがハミルトンに コンマ5秒以上の
差をつけて1位に、4位 5位には ウイリアムズの2台が、マクラーレンはかろうじて
6位にマグネッセンが入った。  [Full Practice Results]

そして、その日の午後の最終予選の結果は、ハミルトンが このトラブルで 16位に、
一位はやはり ロズベルグで、今日の決勝のポールを獲得した。
2位は ボッタス、3位マッサと、ウイリアムズ勢が快調で、4位にはマクラーレンの
マグネッセンが上がってきている。  [Full Qualifying Results]

決勝は 現地時間の午後2時(日本時間午後9時; 時差7時間)にスタートする。
当ブログでは 現地決勝スタート直後に(21時から)リポートを開始するので、
10~15分毎にクリックし直してしてみて下さい。

テレビは、BSフジで 23:30から、CSは20:50から生放送する。
(先ほど、BS は21:30からと 間違ってお伝えしました。 大変失礼いたしました。)